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カラー戦略マガジン040:色をなす ~鮮やかに見え過ぎるのも良くない~

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こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

色をなす
いろをなす

こちらの意味は・・・

激昂して血色を変える。怒りで顔が紅潮するさま。

(出典:webio辞書)

だそうです。

こんなに怒ったイラスト、探すのに苦労しましたよ。。。笑

怒ると確かに顔は紅潮しますが、怒りの対象物も色鮮やかに見え過ぎてしまい、よけいに怒りが増大するのではないか!?ということが、本日のテーマです。

では、はじまり、はじまり~♪

決断力が無い上司に、鼻息フンガー! フンガー!だった私

こちらのメルマガで何回か書いていますが、私は会社員時代、とても生意気で、

「嫌いな上司に話しかけられても返事をしない」

ということをマイルールにしていました。

名前を呼ばれても、聞こえないふりをする。
2回呼ばれるまでは、無視。
3回目で、やっと顔を上げる。

と細かくルール設定していました。笑

アホですね。笑

そんなマイルールを作った背景には、

出世やお給料アップに、まるで興味が無かった

ということが一因にあります。

年に1回だったか2回だったか人事評価があり、その評価によって、ボーナスが基本給の何倍もらえるか、ということが決定されていました。

私は当時いただいていた基本給のことを「安い」と思っていたので(今から思えば、高くはないですが、平均的な金額です)、

そもそも原資となる基本給が小さいのに、そこに掛け算したって、たかが知れとるわい!

と、人事評価の季節になっても上司に気を遣わず、むしろ上司から疎んじられるのもへっちゃらでした。

その分、仕事にはストイックに打ち込んでおりましたので、自分にも人にも厳しく、チェッカーズの名曲「ギザギザハートの子守唄」の歌詞に「♪ナァイフみたいに尖ってはぁ~、さぁわるものみな、傷つけたぁ~♪」とありますが、まさにそんな感じの、いつも怒っている会社員だったと思います。

*「チェッカーズ」を知らない若手の皆様は、適当にググってね!笑

そんなある日、優しくてイケメンだけど、決断力が無い男性が、私の上司になりました。

宣伝部だったので「決断力が無い」というのは致命的です。

新聞広告を出すにしろ、電車広告を出すにしろ、必ず「○日までに入稿してください」という原稿の締切があります。

その上司は、まず、

「お金を使ってそこに広告を出して、果たして効果はあるのだろうか」

ということに人一倍悩み、悩んだ末に、やっと広告の出稿を決めて、私達が原稿制作に着手することができたとしても、

「このキャッチコピーで良いのだろうか」
「このメインビジュアルで良いのだろうか」

ということを一人で抱え込み、悶々と悩み、なかなか「ゴーサインを出す」という決断をしてくれないので、現場の私達は、どんどん仕事が遅れ、大変になっていきました。

締切があるのに、その上司が長い間悩んでいるので、原稿制作への着手が遅れ、制作スケジュールがタイトになり、広告代理店にも迷惑をかけました。

「決断力が無い」というのは、決断するのに必要な資料があるとか無いとか、同業他社で効果があったとか無かったとか、そんなことは関係無いんですね。

「やる」という決断が、とにかくできないのです。

その上司は、

「お金をかけて広告を出したのに、売上に繋がらなかったら、部長である自分の責任だ」

ということばかりを考えて、それが悩みになり、なかなか決断できなかったようです。

どんな仕事であっても、そして決断するのに必要な資料があっても無くても、自分の中のモノサシで測って決断し、進んで行かないといけないと思うのですが、その上司はそれが苦手だったようです。

今から思えば、ちょっとかわいそうなのですが、その上司の頭髪は見る見る間にどんどん薄くなり、外部の方と打ち合わせをする際には、とうとう頭皮に黒いスプレーをふりかけて、打ち合わせに臨むほどになってしまいました。

だけど、デスクに黒いスプレーが常備してあり、私達の目の前で、頭皮に黒いスプレーをふりかけて行くので、繊細なのか鈍感なのか、気にする人なのか気にしない人なのか、よく分からない人ではあったのですが。

(ちなみに私は、こんなスプレーがあることを、この時初めて知りました)

そして私は、この上司にイライラしていました。
毎日、イライラ大爆発でした。

決断もできない、したがって仕事もできない、こんな人が私の上司で、仕事をバリバリ頑張っている私よりも、たくさんお給料をもらっているなんて、許せないっ! あ~許せないっ!!

と息巻いておりました。笑
鼻息フンガー! フンガー!! でした。笑

そして不思議なことに、イライラすればするほど、その上司の一挙手一投足が気になって、見てしまうんですよね!

顔はパソコンに向いているのに、横目で見て、あ~またスプレー振りかけてる、あ~また悩んで溜息ついてる…と、イライラの火種を自分で作っておりました。

不毛な私でした。

「片目を瞑る」テクニック

そんなある日、年上の友人に、この上司のことを愚痴ったら、こう言われました。

「あなたが両目を開けて、その上司のことをジーっと見ていたら、よけいに悩んじゃうわよ。その上司に対しては、片目を瞑って接するぐらいがちょうどいいわよ」

この意見、私のアンテナを鈍らせるように感じて、手放しで賛成できなかったのですが、日々イライラするのに疲れていた私は、まぁとりあえず、やってみることにしました。

片目、片目、片目を瞑るんだ。。。

と心に念じながら、その上司と接することにしました。

そうしたら。

本当に、イライラしなくなったのです!!

その年上の友人が、

「あなたが気にするから、よけいにイライラするのよ」

ということを、

「片目を瞑る」

という言い方に例えて、教えてくれたのだと気付いたのは数年後ですが、この経験から、

鮮やかに見え過ぎるのも良くないな。ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともあるんだな。

ということに気付いたのです。

「終わったことをぼかす」テクニック

鮮やかに見え過ぎるのも良くない。
ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともある。

という考え方は、ステップを表すようなフローチャートを作成する際にも、活かすことができます!

例えば、こういうフローチャートですね。

このフローチャーを初めて見る方には、上記のように、全てのステップをお見せすれば良いと思います。

でも、2番まで終わって、次は3番からです…という方に対しては、もう1番と2番は終わったことなので、説明しなくて良いのです。

ということは、他のステップ同様の鮮やかさで見えなくても良いのです。

でも、全く見えないと、踏んできたステップが分からなくなり、それもまた不安だと思いますので、もう終わったステップは「ぼかしてある」「ちょっと見える」「薄く見える」ぐらいがちょうど良いと思います。

まさに、こんな感じですね ↓

このように、終わったことをぼかすフローチャートは、

次に何をすれば良いかが、一目瞭然になる

というメリットがありますし、

フローの中の、自分の現在位置が分かる

というメリットもあります!

作り方はとても簡単なので、この場でお伝えしますね!

上図のように、PowerPointでフローチャートを作成したら、

鮮やかに見え過ぎるのも良くない。
ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともある。

と思われる部分、例えば上記のフローチャートでしたら、もう終わった1番と2番に、

透明度30%の白の長方形をかぶせる

だけです!
これで終了です!

「透明度30%の白の長方形」の設定の仕方は、右側の「書式設定」で、

・「塗りつぶし」(単色)で、色は「白」を選択
・「透明度」を「30%」に設定
・「線なし」を選択

を設定するだけです!

「透明度30%」はお好みですが、「30%~40%」が、「ぼかしてある」「ちょっと見える」「薄く見える」を表現できる、ほど良い感じだと思います!

ほど良くぼかして、選ばれる!

私が片目を瞑って上司と接するようになったことで、私もイライラしなくなりましたが、その上司も私にビクビクしなくなり、以前より穏やかな関係になりました。笑

終わったことをぼかすフローチャートは、

次に何をすれば良いかが、一目瞭然になる

というメリットや、

フローの中の、自分の現在位置が分かる

というメリットがありましたが、

鮮やかに見え過ぎるのも良くない。
ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともある。

という考え方は、人間関係にも、フローチャートにも活かされますね。笑

この終わったことをぼかすフローチャートの作成方法が、「選ばれ力」アップのヒントになれば、とても、とても、嬉しいです!!

本日のカラー戦略的結論

色をなさないのも、また良し

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン039:色香に迷う ~お相手の印象に残りやすくするために~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

色香に迷う
いろかにまよう

こちらの意味は・・・

女性のあでやかな容姿に惑わされ自分を失ってしまうこと。

(出典:ことわざ辞典ONLINE.)

だそうです。

今回はこちらのことわざから、リアルで人とお会いする機会が増えてきた、最近の世情を踏まえまして、

お相手の印象に残りやすくなる方法

をお話しさせていただきます!

コロナ期間中、リアルで人とお会いできなかった分を取り戻しましょう!

私を「…ちょっと」と言って起こした強烈なお姉さん

今から20年前、超ブラック企業で投資用不動産の営業をやっていた頃の私は、毎日終電でしたので、常に睡眠不足でした。

当時は千葉に住んでいたので、通勤の電車の中でゆっくり寝られるように、わざと各駅停車の黄色い総武線で通勤していました。

今は寝過ごすのが怖いのと、周囲が気になるのとで、電車の中で寝るなんてほとんどありませんが、当時は若かったのと疲れていたのとで、座ると、夢を見るくらいにぐっすりと寝込んでしまっていました。

隣の方にもたれかかってしまって肘テツを食らったり、終点なのに目が覚めず、周囲の乗客に「着いたよ!」と起こされることもありました。

そんなこんなのある日、いつもの如くぐっすりと寝込み、隣の方にもたれかかってしまいました。

「…ちょっと」と言って起こされたのですが、その「…ちょっと」と言った方が、とっても綺麗で「きちんと」した感じの女性だったので、ものすごく恥ずかしい気持ちになったのを、今でも覚えています!

寝ぼけ眼でその女性を見た瞬間、思いついたキャッチコピーは、

「毎日シャンプーしてそうな人」

です。笑

当時の私はボロボロで、帰宅後メイクを落とす余裕も無く、メイクしたまま、なんならスーツも脱がずに、そのままベッドに倒れ込み、翌朝やっと前日のメイクを落とすという、ダーティでブラックな毎日でしたので(笑)時間が無い時は、シャワーを浴びない日もあったと思います…って言うか、ありました(白状)

さすがに「臭う」まではいかなかったと思いますが(…と思いたい。汗)、清潔ではありませんでしたし、「きちんと」もしていませんでした。

なので「…ちょっと」と言ったお姉さんを見た瞬間、反射的に、

私とは住む世界の違う人!

とボロボロの自分を振り返り、ものすごく恥ずかしくなったのです。爆

お姉さんは半笑いの表情で私を見ながら「…ちょっと」と言っていましたが、その「…ちょっと」の後には本当は「やめてよ」と言いたかったのだろうと思います。

でも私は、

毎日シャンプーしてそうな人だぁ!

と、恥ずかしく思いながらも憧れのまなざしを向けていました。

アホですね。

お姉さんはモノトーンの服装でキメていて、華やかではなかったですし、香水の香りなども漂っていなかったのですが、全体的に「きちんとしている」感が漂っていて、見た目からして、シャンプーのいい香りが漂ってきそうでした。

学年に1人はいる、高嶺の花の、美人優等生のような雰囲気です。

実際には香っていなくても、その人の周りには、良い香りが漂っているような雰囲気に包まれますよね。

それが

「毎日シャンプーしてそうな人」

というキャッチコピーとともに、20年経った今でも、私の脳裏に焼き付いていて、お姉さんの表情も髪型も服装も、全部覚えていますから、

香っていないのに、香っている雰囲気

というものは、とても強烈なんだと思います。

それが本日のお題の

色香に迷う

「迷う」の部分ですよね!笑

「視覚」からの情報は強化しよう!

「色香」って、「視覚」と「嗅覚」からの情報ですよね。

人間は五感から様々な情報を得ますが、対象物(相手)と近い距離で情報を得るのは、「触覚(触る)」「嗅覚(嗅ぐ)」「味覚(舐める)」ですね。

一方、対象物(相手)と近くない距離でも情報を得られるのは、「視覚(見る)」「聴覚(聴く)」ですね。

私の経験上、対象物(相手)と近い距離で情報を得る「触覚」「嗅覚」「味覚」は、なかなか忘れないような気がします。

やわらかかったーとか、くさかったーとか(笑)、甘かったーとかは、ずっと覚えていて経験として蓄積され、日々の生活のヒントにもなっていますよね。

でも、対象物(相手)と近くない距離でも情報を得られる「視覚」「聴覚」は、時間が経つと忘れることが多いのではないでしょうか。

ですので相手の印象に残るために、「視覚」からの情報を強化する必要があると私は考えていまして、それが私がいつもお話ししている「ビジネスカラー戦略(R)」です。

場面場面に合った色を身に着け、色のイメージに自分のメッセージを乗せて、相手に届けよう!というものです。

(説教くさくならないように、小難しい話をしないように頑張りますので、次のセクションも読んでね!笑

すぐできる!「簡単カラー戦略」で選ばれ力アップ!

本当は、ご自分のビジネスシーンを棚卸しして、

●●する時は→→→●色を身に着ける
■■する時は→→→■色を身に着ける

という風に、チャンネルを合わせるように、ご自分だけのビジネスカラー戦略(R)を組み立てられると、色のイメージに自分のメッセージを乗せる効果は最大なのですが、なかなか難しい時もありますよね。

そういう時には、ここぞ!という時だけでも良いので「こんな人に見られたい!」というイメージを持ち、そのイメージに合った色を、お顔の近くに持ってくることを、強くおススメします!

名付けて「簡単カラー戦略」です!

本日はこちらの記事をお読みくださっている方だけの特典としまして、「簡単カラー戦略」をたっぷりとお伝えしますね!

黄色…楽しい人
黄緑・緑…イキイキした人
紺…真面目な人
水色・青…爽やかな人
薄紫・紫…上品な人
ピンク…可愛い人
エンジ…成熟した人
赤…派手な人
オレンジ…元気な人
ベージュ・茶色…優しい人
グレー…もの静かな人
白…清潔な人
黒…カッコ良い人

という風に、上記の色を、ネクタイやスカーフ、上半身のお洋服など、「お顔周り」に持って来ると、それぞれのイメージを相手に伝えることができます!

「お顔周り」というのが重要ですよ!

靴の色を変えたりしても、あまり効果が無いのでご注意くださいね。笑

やっとコロナが収束しつつあり、リアルで人と会う機会も増えてきましたね。

コロナ期間中、お会いできなかった分を取り戻せるように、ビジネスカラー戦略(R)を日々に取り入れて、お相手を色香に惑わせる・・・いや、「香」は無いですけど(笑)そこはビジネスカラー戦略(R)でカバーして、お相手の印象に残りやすくなりましょう!

それが、あなたの「選ばれ力」になります!

本日のカラー戦略的結論

「香」の代わりにビジネスカラー戦略(R)

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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研修・講演系

具体的な話だった

講演

主催事務局

この度は大変お世話になりました。
とても具体的なお話しをして頂き
参加者は参考になったことと思います。

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研修・講演系

参加者全員が興味深く聞き入った

講演

主催責任者

このたびは大変素晴らしい御講話をしていただき、誠にありがとうございました。
参加者全員が大変興味深く聞き入り、質疑応答も大変意義深いものだったと感じております。
目黒社長のざっくばらんで親しみやすい性格も大きかったと思っています。
今後とも当会の運営にご協力賜れば幸いでございます。
ありがとうございました。

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カラー戦略マガジン038:青菜に塩 ~いったんしょげても、もっと美味しくなるために~

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特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

青菜に塩
(あおなにしお)

こちらの意味は・・・

青菜に塩を振りかけるとしおれるように、人が元気がなくしょげるようすをいう。

(出典:goo辞書)

だそうです。

今回はこちらのことわざから、

元気が出るワークスペースと、寛げるワークスペースの違い

をお話をさせていただきます!

が、その前に、私の長~い一人語りがあるのはいつもの如く!笑

私の手のひらに無言で小銭を落として去っていったビジネスパーソン達

日々、色々な方々のお世話になっていることを感じながら生きている私です。

今から20年前、超ブラック企業で投資用不動産の営業をやっていた頃の私は、毎日がいっぱいいっぱいのパツンパツンでした。

気持ちにも時間にも余裕が無く、朝は毎日ギリギリで、シャワーを浴びて濡れた髪を十分に乾かす余裕も無く、お化粧も途中のままで、家を飛び出すように出勤していました。

その日は雨だったのですが、いつもと同じようにギリギリだった私は、駅の中を改札までバタバタと走っていました。

そうしたら雨で濡れた地面に、滑って転んでしまったのです!

しかも人がごった返す改札前!

ズザザザザーッ!と、かなり派手に転んだので、鞄の中から財布が飛び出し、財布のガマ口も開いて、小銭がすごいスピードで散らばりました。

気持ちにも時間にも余裕が無い私だったので、財布の中が整理していないレシートでいっぱいで、パンパンに膨らんでいたので、ガマ口がゆるくなっていたのだと思います。

つまり、通勤ラッシュの時間帯、たくさんのビジネスパーソン達が行き交う中で、私は結構な醜態を晒してしまったのです(って言うか改札前だし大迷惑)

その瞬間、私は恥ずかしさと痛さで緊張の糸が切れてしまい、もう全てがどうでも良くなりました。

もう、泣きたい。
もう、今日はどうでもいいや。
会社行ってもしんどいし、って言うか最初から行きたくないし、今日は行くのやめよう。
適当に仮病使おう。
散らばったお金も、もういいや。
どうせ小銭だし、拾い集めるのも恥ずかしいし、もう疲れた。

べそをかきかき、そう思いながら体を起こしていると、通りがかった方々が小銭を拾い集め、無言で私に渡し始めたのです!

私は体操座りで、地面にお尻を付けたままだったのですが、次から次へとビジネスパーソン達が、転がっていった小銭を追いかけて拾って来て、私の手のひらに、チャリン! チャリン! と無言でお金を落としてくれ、何事も無かったかのように改札を通り抜けて行ったのです。

本当は笑顔でちゃんとお礼を言いたかったのですが、べそをかきかけだったのと、恥ずかしかったのとで、まともに顔を上げることができず、「あ、どうもありがとうございます…」「どど、どうもありがとうございます…」と、うつむきながらモゴモゴと、ひたすらお礼を言っていました。

そしてこの方々のお陰で、私は途端に元気百万馬力になりました!

優しくしてもらったことが励ましてもらったことにも感じ、とても嬉しくなったのです!

まさに「青菜に塩をふったように」しょげかえっていた私が、晴れ晴れとした気持ちになり、大っ嫌いだった会社に対しても、

よーし、今日も頑張るぞ!

という気持ちになりました!

朝の忙しい通勤時、ご自分達もお急ぎだったろうに、見ず知らずの私のために、小銭を追いかけて拾って来てくれて、無言で何事も無かったかのように立ち去るなんて、カッコ良すぎます!

しかし不思議なことに、その日は遅刻して怒られた記憶が無いんですね。

電車遅延で遅刻しても、

「その電車に乗ったおめぇが悪いんだよ!」

と怒鳴る、超ブラック企業だったのに。

当時は時間に余裕を持って出発していなかったので、改札前で10分もすったもんだしていたら、絶対に遅刻していたと思うのですが、何かミラクルが起きたのだろうか。。。

とにもかくにも、私の小銭を拾い集めてくださった方々のお陰で、あの日、私は会社に行くことができました!

そして今日があります!

あの方々には、今でもとても感謝しています!

バスの乗客達のファインプレーで世間の優しさに気付き、心トロトロ

もう一つ、似たようなエピソードがつい最近もありました。

つくづく、色々な方々のお世話になりながら生きている私です。

その日は、駅前のスーパーでお弁当を買ってバスに乗りました。

最寄りのバス停に着いて、バスを降りて数メートル歩いたのですが、降りた時から、背後で何かワーワー言っている気がしました。

私は移動中はたいてい、イヤホンをして音楽を聴いています。

なのですぐに気付かず、なにか、ワーワー言っている気がするな…というかすかな感触で後ろを振り返りました。

そうしたら、私の後ろの席に座っていたおじさんが、バスのタラップに立って、私に向かって、

「忘れてるぞー!」と大声を出していました。

私がなかなか気付かないので、怒鳴っているようになっていて、顔もちょっと怒っているように見えました。

そこでやっと私は、お弁当の袋を座席に忘れた! ということに気付いたのです。

すぐに「あっ、すみません!」と言いながら駆け寄ろうとしたら、そんな私を窓から見ていたバスの乗客達が、私が座っていた座席から、私が忘れたお弁当の袋をとって、リレーのように乗客の手から手に渡し、そのおじさんの手元まで届けてくれたのです!

私がおじさんの元に駆け寄るのと、おじさんの手元にお弁当が到着するのがほぼ同時刻で、私が言うのもナンなんですが、ものすごいファインプレー! でした。

おじさんは、怒ったままの顔で(もしかして元々そういう顔?)フン!といった風情で私にお弁当を渡すと、「ありがとうございました!!」と言っている私に何も言わず、ご自分もバスを降りて、どこかに行ってしまいました。

そしてその間、バスはずーっと停まったままでした。

おじさんが私にお弁当を渡すのを見届けると、運転手さんが「発車します」とマイクで言って、出発しました。

あの、、、なんて言うか、ホントすみません。

私の焼肉弁当のために、バスの発車が2分くらい遅れたと思います。

それにしても、なんてあたたかい方々なんだろうか。

20年前の、改札前で小銭を拾い集めてくださった方々と言い、つい1か月前の、私の焼肉弁当をリレーしてファインプレーで届けてくださった方々と言い。。。

こういう目に遭うと、世間は捨てたもんじゃないなと思います。

そして私だけが強運で、こういう目に遭っているのではなく、みんな平等に遭っていると思います。

ただ私は、辛い目にも遭っているので(苦笑)誰かに優しくしてもらうと、それがすっごく心に沁みると言いますか。

思い出にくっきり残ります。

「青菜に塩」で塩が沁み込んで美味しくなるどころか、トロトロに溶けて消化にも良くなっちゃいそうです。

エネルギー溢れる「色」

見ず知らずの方々から優しくしていただくと、あぁ私は、ここまで誰かに優しくできているだろうか、と思います。

答えは、Noです。

自分が急いでいる時などは特に、優しくできないですね。

見ず知らずの人に対しては、なおさら。

自分が優しくしていただく度に、自分の至らなさに気付きます。

そしてそういう目で見ると、「色」ってすごいな、と思うのです。

私は色を戦略的に組み立てて、企業や人のブランディングに役立てていただくことでご飯を食べていますが、いまだに「色」には慣れません。

自分でコンテンツを組み立てて、それでお代をいただいていますが、まだコンテンツとして卸せない未研究の部分が、「色」にはたくさんあるのです。

でも「色」って、人に優しくできる、または元気を出させてくれる手段だということは、確実に言えます。

「色」はそれぞれ固有の情報を持っているので、例えばプレゼン資料で一度にたくさんの色を使うと、情報が錯綜して、何を言いたいのか分からない資料になってしまいます。

ファッションでも、たくさんの色を一度にコーディネートすると、ものすっごく派手な人!という印象になるでしょう。

場合によっては、変人と思われる懸念もあります。

私は仕事上、「プレゼン資料を見やすく」とか「上品なファッション」をお伝えすることが多いので、よく「色数は絞りましょう!」と言っています。

こちらのメルマガでも何度もお伝えしています。

でも、「プレゼン資料を見やすく」とか「上品なファッション」ということが関係無ければ、たくさんの色数というのは、それだけ情報が詰まっている、つまりエネルギーが溢れているということなので、元気が出る!ということがあるのです。

例えば、大安売りの殿堂「ドン・キホーテ」に行ったりすると、気持ちが高鳴ったりしますよね。

あれはもちろん、たくさん商品がある! ということに胸がときめいているのですが、それを名脇役として演出している、たくさんの商品数に伴うたくさんの色数の効果もあるのです。

ドン・キホーテはカラフルなPOPでも有名ですよね!

それだけ「色」というのは、人を元気にするエネルギーがあるので、落ち込んで「青菜に塩」状態になった時には、ドン・キホーテのような、たくさんの色が使われている場所に行くと、落ち込んでいた気が、たくさんのエネルギーに気圧されて、元気になります!

ドン・キホーテじゃなくても、お花屋さんとか、文房具屋さん(特に画材売り場など)でも良いですね!

ただここでちょっと気を付けていただきたいのは、いきなりたくさんの色数を見るということは、アドレナリンを注射して無理矢理元気を出す状態になるようなものなので、元気になった後、ドッと疲れが押し寄せる場合があります。

ぐったりするというよりは、眠くなる傾向にあります。

あ! でも、

落ち込んで→たくさんの色数を見て→元気が出て→疲れて→眠くなる

のであれば、ぐっすり眠れて、心身ともに元気をチャージできるということですから、むしろ最高ですね!笑

元気が出るワークスペースと、寛げるワークスペースの違い

リモートワークが進む昨今、「オフィスを特別な空間にしよう」という動きが広まってきました。

社員の方々が休憩も兼ねて雑談したり、オンラインで会議できるスペースを、特別に造る企業が増えてきたと思います。

そんな時もカラー戦略は重要で、似たような色でコーディネートすると、色にも寄りますが、寛げる癒しのワークスペースになります。

とても落ち着くので、休憩スペースや、一人でじっくりとアイディアを練るスペース、事務スペースとしても最適ですね!

一方、たくさんの色数でコーディネートすると、どんなワークスペースになるでしょうか?

、、、えっと、寛げません。笑

落着きもしません!笑

でも、でも、元気が出ます!!

理由は前述の通り、たくさんの「色」から、たくさんのエネルギーが溢れてくるからです!

なので、休憩スペースとしては不向きですが、多様な意見を出し合いたい、ブレストをするようなスペースとしては、とても良いと思います!

おススメは、「幼稚園のようなカラーコーディネート」です!

幼稚園の園舎のような明るくてポップな色合いに囲まれると、気持ちが明るくなり、ポジティブに会議が進みます!

ここで重要なのは「ポジティブな意見を出す」ということではなく、「会議に対してポジティブな姿勢で臨む」ということですね!

それが「幼稚園のようなカラーコーディネート」だと可能なのです!

もし、会社でブレストスペースを造る機会がございましたら、ご参考にしていただけたら嬉しいです!

そしてその時には、是非、私にカラーコーディネートをお任せくださいませ。笑

元気が出るカラーコーディネートで、会社も、社員の皆様も、「選ばれ力」が高まりますように!

本日のカラー戦略的結論

青菜に塩は、もっと美味しくなるため

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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