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カラー戦略マガジン038:青菜に塩 ~いったんしょげても、もっと美味しくなるために~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

青菜に塩
(あおなにしお)

こちらの意味は・・・

青菜に塩を振りかけるとしおれるように、人が元気がなくしょげるようすをいう。

(出典:goo辞書)

だそうです。

今回はこちらのことわざから、

元気が出るワークスペースと、寛げるワークスペースの違い

をお話をさせていただきます!

が、その前に、私の長~い一人語りがあるのはいつもの如く!笑

私の手のひらに無言で小銭を落として去っていったビジネスパーソン達

日々、色々な方々のお世話になっていることを感じながら生きている私です。

今から20年前、超ブラック企業で投資用不動産の営業をやっていた頃の私は、毎日がいっぱいいっぱいのパツンパツンでした。

気持ちにも時間にも余裕が無く、朝は毎日ギリギリで、シャワーを浴びて濡れた髪を十分に乾かす余裕も無く、お化粧も途中のままで、家を飛び出すように出勤していました。

その日は雨だったのですが、いつもと同じようにギリギリだった私は、駅の中を改札までバタバタと走っていました。

そうしたら雨で濡れた地面に、滑って転んでしまったのです!

しかも人がごった返す改札前!

ズザザザザーッ!と、かなり派手に転んだので、鞄の中から財布が飛び出し、財布のガマ口も開いて、小銭がすごいスピードで散らばりました。

気持ちにも時間にも余裕が無い私だったので、財布の中が整理していないレシートでいっぱいで、パンパンに膨らんでいたので、ガマ口がゆるくなっていたのだと思います。

つまり、通勤ラッシュの時間帯、たくさんのビジネスパーソン達が行き交う中で、私は結構な醜態を晒してしまったのです(って言うか改札前だし大迷惑)

その瞬間、私は恥ずかしさと痛さで緊張の糸が切れてしまい、もう全てがどうでも良くなりました。

もう、泣きたい。
もう、今日はどうでもいいや。
会社行ってもしんどいし、って言うか最初から行きたくないし、今日は行くのやめよう。
適当に仮病使おう。
散らばったお金も、もういいや。
どうせ小銭だし、拾い集めるのも恥ずかしいし、もう疲れた。

べそをかきかき、そう思いながら体を起こしていると、通りがかった方々が小銭を拾い集め、無言で私に渡し始めたのです!

私は体操座りで、地面にお尻を付けたままだったのですが、次から次へとビジネスパーソン達が、転がっていった小銭を追いかけて拾って来て、私の手のひらに、チャリン! チャリン! と無言でお金を落としてくれ、何事も無かったかのように改札を通り抜けて行ったのです。

本当は笑顔でちゃんとお礼を言いたかったのですが、べそをかきかけだったのと、恥ずかしかったのとで、まともに顔を上げることができず、「あ、どうもありがとうございます…」「どど、どうもありがとうございます…」と、うつむきながらモゴモゴと、ひたすらお礼を言っていました。

そしてこの方々のお陰で、私は途端に元気百万馬力になりました!

優しくしてもらったことが励ましてもらったことにも感じ、とても嬉しくなったのです!

まさに「青菜に塩をふったように」しょげかえっていた私が、晴れ晴れとした気持ちになり、大っ嫌いだった会社に対しても、

よーし、今日も頑張るぞ!

という気持ちになりました!

朝の忙しい通勤時、ご自分達もお急ぎだったろうに、見ず知らずの私のために、小銭を追いかけて拾って来てくれて、無言で何事も無かったかのように立ち去るなんて、カッコ良すぎます!

しかし不思議なことに、その日は遅刻して怒られた記憶が無いんですね。

電車遅延で遅刻しても、

「その電車に乗ったおめぇが悪いんだよ!」

と怒鳴る、超ブラック企業だったのに。

当時は時間に余裕を持って出発していなかったので、改札前で10分もすったもんだしていたら、絶対に遅刻していたと思うのですが、何かミラクルが起きたのだろうか。。。

とにもかくにも、私の小銭を拾い集めてくださった方々のお陰で、あの日、私は会社に行くことができました!

そして今日があります!

あの方々には、今でもとても感謝しています!

バスの乗客達のファインプレーで世間の優しさに気付き、心トロトロ

もう一つ、似たようなエピソードがつい最近もありました。

つくづく、色々な方々のお世話になりながら生きている私です。

その日は、駅前のスーパーでお弁当を買ってバスに乗りました。

最寄りのバス停に着いて、バスを降りて数メートル歩いたのですが、降りた時から、背後で何かワーワー言っている気がしました。

私は移動中はたいてい、イヤホンをして音楽を聴いています。

なのですぐに気付かず、なにか、ワーワー言っている気がするな…というかすかな感触で後ろを振り返りました。

そうしたら、私の後ろの席に座っていたおじさんが、バスのタラップに立って、私に向かって、

「忘れてるぞー!」と大声を出していました。

私がなかなか気付かないので、怒鳴っているようになっていて、顔もちょっと怒っているように見えました。

そこでやっと私は、お弁当の袋を座席に忘れた! ということに気付いたのです。

すぐに「あっ、すみません!」と言いながら駆け寄ろうとしたら、そんな私を窓から見ていたバスの乗客達が、私が座っていた座席から、私が忘れたお弁当の袋をとって、リレーのように乗客の手から手に渡し、そのおじさんの手元まで届けてくれたのです!

私がおじさんの元に駆け寄るのと、おじさんの手元にお弁当が到着するのがほぼ同時刻で、私が言うのもナンなんですが、ものすごいファインプレー! でした。

おじさんは、怒ったままの顔で(もしかして元々そういう顔?)フン!といった風情で私にお弁当を渡すと、「ありがとうございました!!」と言っている私に何も言わず、ご自分もバスを降りて、どこかに行ってしまいました。

そしてその間、バスはずーっと停まったままでした。

おじさんが私にお弁当を渡すのを見届けると、運転手さんが「発車します」とマイクで言って、出発しました。

あの、、、なんて言うか、ホントすみません。

私の焼肉弁当のために、バスの発車が2分くらい遅れたと思います。

それにしても、なんてあたたかい方々なんだろうか。

20年前の、改札前で小銭を拾い集めてくださった方々と言い、つい1か月前の、私の焼肉弁当をリレーしてファインプレーで届けてくださった方々と言い。。。

こういう目に遭うと、世間は捨てたもんじゃないなと思います。

そして私だけが強運で、こういう目に遭っているのではなく、みんな平等に遭っていると思います。

ただ私は、辛い目にも遭っているので(苦笑)誰かに優しくしてもらうと、それがすっごく心に沁みると言いますか。

思い出にくっきり残ります。

「青菜に塩」で塩が沁み込んで美味しくなるどころか、トロトロに溶けて消化にも良くなっちゃいそうです。

エネルギー溢れる「色」

見ず知らずの方々から優しくしていただくと、あぁ私は、ここまで誰かに優しくできているだろうか、と思います。

答えは、Noです。

自分が急いでいる時などは特に、優しくできないですね。

見ず知らずの人に対しては、なおさら。

自分が優しくしていただく度に、自分の至らなさに気付きます。

そしてそういう目で見ると、「色」ってすごいな、と思うのです。

私は色を戦略的に組み立てて、企業や人のブランディングに役立てていただくことでご飯を食べていますが、いまだに「色」には慣れません。

自分でコンテンツを組み立てて、それでお代をいただいていますが、まだコンテンツとして卸せない未研究の部分が、「色」にはたくさんあるのです。

でも「色」って、人に優しくできる、または元気を出させてくれる手段だということは、確実に言えます。

「色」はそれぞれ固有の情報を持っているので、例えばプレゼン資料で一度にたくさんの色を使うと、情報が錯綜して、何を言いたいのか分からない資料になってしまいます。

ファッションでも、たくさんの色を一度にコーディネートすると、ものすっごく派手な人!という印象になるでしょう。

場合によっては、変人と思われる懸念もあります。

私は仕事上、「プレゼン資料を見やすく」とか「上品なファッション」をお伝えすることが多いので、よく「色数は絞りましょう!」と言っています。

こちらのメルマガでも何度もお伝えしています。

でも、「プレゼン資料を見やすく」とか「上品なファッション」ということが関係無ければ、たくさんの色数というのは、それだけ情報が詰まっている、つまりエネルギーが溢れているということなので、元気が出る!ということがあるのです。

例えば、大安売りの殿堂「ドン・キホーテ」に行ったりすると、気持ちが高鳴ったりしますよね。

あれはもちろん、たくさん商品がある! ということに胸がときめいているのですが、それを名脇役として演出している、たくさんの商品数に伴うたくさんの色数の効果もあるのです。

ドン・キホーテはカラフルなPOPでも有名ですよね!

それだけ「色」というのは、人を元気にするエネルギーがあるので、落ち込んで「青菜に塩」状態になった時には、ドン・キホーテのような、たくさんの色が使われている場所に行くと、落ち込んでいた気が、たくさんのエネルギーに気圧されて、元気になります!

ドン・キホーテじゃなくても、お花屋さんとか、文房具屋さん(特に画材売り場など)でも良いですね!

ただここでちょっと気を付けていただきたいのは、いきなりたくさんの色数を見るということは、アドレナリンを注射して無理矢理元気を出す状態になるようなものなので、元気になった後、ドッと疲れが押し寄せる場合があります。

ぐったりするというよりは、眠くなる傾向にあります。

あ! でも、

落ち込んで→たくさんの色数を見て→元気が出て→疲れて→眠くなる

のであれば、ぐっすり眠れて、心身ともに元気をチャージできるということですから、むしろ最高ですね!笑

元気が出るワークスペースと、寛げるワークスペースの違い

リモートワークが進む昨今、「オフィスを特別な空間にしよう」という動きが広まってきました。

社員の方々が休憩も兼ねて雑談したり、オンラインで会議できるスペースを、特別に造る企業が増えてきたと思います。

そんな時もカラー戦略は重要で、似たような色でコーディネートすると、色にも寄りますが、寛げる癒しのワークスペースになります。

とても落ち着くので、休憩スペースや、一人でじっくりとアイディアを練るスペース、事務スペースとしても最適ですね!

一方、たくさんの色数でコーディネートすると、どんなワークスペースになるでしょうか?

、、、えっと、寛げません。笑

落着きもしません!笑

でも、でも、元気が出ます!!

理由は前述の通り、たくさんの「色」から、たくさんのエネルギーが溢れてくるからです!

なので、休憩スペースとしては不向きですが、多様な意見を出し合いたい、ブレストをするようなスペースとしては、とても良いと思います!

おススメは、「幼稚園のようなカラーコーディネート」です!

幼稚園の園舎のような明るくてポップな色合いに囲まれると、気持ちが明るくなり、ポジティブに会議が進みます!

ここで重要なのは「ポジティブな意見を出す」ということではなく、「会議に対してポジティブな姿勢で臨む」ということですね!

それが「幼稚園のようなカラーコーディネート」だと可能なのです!

もし、会社でブレストスペースを造る機会がございましたら、ご参考にしていただけたら嬉しいです!

そしてその時には、是非、私にカラーコーディネートをお任せくださいませ。笑

元気が出るカラーコーディネートで、会社も、社員の皆様も、「選ばれ力」が高まりますように!

本日のカラー戦略的結論

青菜に塩は、もっと美味しくなるため

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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