01.02

いてもたってもいられなかった結果
ダンナの飲みかけのウィスキーが、こたつの上に置いてあった。
こういうのを「琥珀色」って言うんだろうな、綺麗だなぁと思って見ていたら、いてもたってもいられなくなり、その透明感を絵で描いてみることにした。
この時の私は文房具に凝っていて、会議中のノートをとる時に、子供用の万年筆を使っていた。ドイツのペリカン[pelikan]というメーカーのもの。せっかくなので、この万年筆でできる限り輪郭を描いて、色はコピックで塗ることにした。
万年筆のインクがブルーブラックで抜け感があったことと、コピックにちょうど「琥珀色」っぽい色があったお陰で、偶然だけど、デッサンの狂いも味となるようなモダンな絵に仕上がった。
何かの景品で、アイアンっぽいフレームをいただいたので、それに入れてみたら、紙の幅が足りなくて、フレームとの間に隙間ができてしまった。でもこういうのを何とかするのが好きな私。隙間を隠すようにリボンを巻いたら、これまたオシャレな感じに仕上がった笑。
自己満足だけど、偶然の積み重ねで、今では計算されたインテリアの一部のようになっている笑。
ちなみにこの絵は、事務所の複合機の傍に飾ってあります。どうしてそこに飾ってあるかというと、複合機を置いている場所は、本当は洗濯機置場なので、壁に水道が付いているのです。それを隠すために、水道のコックにかぶせるようにして、この絵を飾っています。なので壁から浮き上がるようにしてこの絵が飾られているわけですが、それもオシャレに見えている・・・といいなぁ笑。
事務所にいらっしゃった方で、この絵が飾られていることに、気付いてくださる方はめったにいませんが、たま~に気付く方がいると「絵、上手ですね~!」って、めちゃめちゃ褒めてくれます。
自分で描いた絵ですが、私も好きな絵。いてもたってもいられないっていう「衝動描き」って、やっぱり強いですね。フレームも飾る場所もすぐに見つかって、好きな絵を毎日いい気分で眺めています。