2025
05.18
05.18

一貫した想いと、個別の最適解
株式会社フジスポーツクラブ様 ブランド設計事例様



ご相談内容
教室全体の色彩ブランディングをお任せいただきました。
ご提案内容
受付周り、教室内、入口周りや廊下に面した壁面まで、トータルでご提案。複数の教室を手がけましたが、すべて同じにはせず、各教室ごとの色彩設計を戦略的に行いました。
配色の意味
ご紹介するのは「津田沼教室」の例です。
受付周り=薄い黄緑/オレンジ/薄い黄色/鮮やかな黄緑
ベースとなるカウンター周りは「明るい公共性」を表す薄い黄緑。柱と天井の境界線部分には、オレンジと鮮やかな黄色を交互に塗り、折り紙のような遊び心を演出。奥の柱は「成長」をイメージする鮮やかな黄緑に。そこに続く壁面には、全体と調和する薄い黄色を配色しました。
教室内=薄い黄色/オレンジ/鮮やかな黄色/鮮やかな黄緑
入口に近い柱は、オレンジ色。「親近感」を醸し出す色です。教室中央に立つシンボル的な柱は、鮮やかな黄色。この色の持つ「脳を活性化させる」「気持ちをワクワクさせる」パワーで教室全体を包むためです。そして、奥の柱は「成長」の鮮やかな黄緑。
入口(親近感)~中央(ワクワク)~奥(成長)という流れをつくることで「気軽に入って、ワクワクしながら挑戦して、成長へ」一歩ずつ未来に進んでいく子どもたちの姿が、イメージできる空間にしました。
入口周り・廊下に面した壁面=薄い黄色/鮮やかな黄色/オレンジ/鮮やかな黄緑
ベースは薄い黄色。鮮やかな色とも自然に調和しつつ、黄色の持つ創造力を刺激する効果も兼ね備えています。入口の縁や窓枠の立体的な部分は、鮮やかな黄色・オレンジ・黄緑に塗り分けました。ポップでおしゃれなイメージの演出と「この中に何があるんだろう」と、見る人の心を躍らせる仕掛けです。
このおしごとを振り返って
フジスポーツクラブ様には、すべての教室で「子どもの未来を創る」という理念が貫かれています。だからこそ私は、教室ごとに個別の色彩設計をご提案しました。
各教室は、それぞれ別々の街にあります。教室に通ってくる子どもたちの体や心の状態も、周辺環境の影響を受けて、それぞれ異なります。集う子どもたちの状態が異なれば、その空間で「色の力」をどう活用するかの最適解も異なります。ですから、どの教室でも同じ熱量で「子どもの未来を創る」ために、一律ではなく教室ごとの色彩設計を行うべきだと考えたのです。
また、このように教室によって配色を変えているスポーツクラブは稀有なので、差別化・認知度向上にもつながるという狙いもありました。
各教室にたくさんの子どもたちが集まり、それぞれの一歩で、未来へ踏み出していくことを願って。




