06.03

「天井に頭が付いた」映像を見た
ものすごく信頼しているビジネスパートナーがいます。
その人は私より歳上の男性で、穏やかな性格の方です。
最近、その方と頻繁にやり取りすることが続いたのですが、その方と私の業務連絡のペースやスピードが合わなくて「私に何も連絡してくれない。話してくれない」と落ち込んでしまうようになりました。
尊敬していて、とても信頼している方なだけに「私には何も話してくれない」と思ってしまうと辛くて、何日間もずっとクヨクヨしておりました。
オンラインのミーティングでも、画面越しにその方と目を合わせるのが、辛くなってしまうほどでした。
でも、悩みに悩んだ末に、こんな出来事がありました。
ふっと、
「私に何も話してくれないって、その方のことを責めるような気持ちになっていたけど、じゃあ果たして私は『目黒さんに話したいな!』『目黒さんに聴いて欲しいな!』と思ってもらえる自分だったのだろうか」
と思いました。
私は、目の前の仕事のスケジュールや目標で頭がいっぱいになり、イライラして、そのイライラする感情に引っ張られて、その人のことを大切にしていなかった。
その人に、優しくなかった。
私は頭の中に、モニターが2つあります。
モニターAは、目で見たものを映し出すモニター。
モニターBは、目の前に物質としては無いけれど、感じたことを映し出すモニター。
「私は『目黒さんに話したいな!』『目黒さんに聴いて欲しいな!』と思ってもらえるような自分だったのだろうか」と思った時、モニターBに、私の頭上10センチ上に天井が迫っているのが見えました。
まるで、箱の中に押し込められた私のようでした。
その天井は、実家の天井でした。
幼少期からずーっとあった壁、コンフォートゾーンみたいなものを壊して、視点が1段階上がったのかな。
そういうことを感じた自分が、自分に見せた映像だったのでしょう。
私は、正しいリーダーになりたい。
だから、自分の「在り方」はとても大切です。
そういう気持ちを鮮やかにしてくれた出来事でした。