07.17

経営者こそ「マイカラールール」を作ろう!
「僕、なに色が似合いますか?」とは、初対面の方に時々聞かれることです。
似合う色をお答えするというのは、その方の一生に関わる、なかなか責任重大なことだと私は考えていますので、即答はできません。
お相手は、単に話のネタとして振ってくださっているのだと思いますし、こんなに真剣に構えなくても良いのだろうなとは思いますが、でもやっぱり、口先だけで答えるのは無責任だと思っています。
聞かれた時の私は「つまらないヤツだな」と思われても良いので「なに色でしょうね~?」とボケて、当たり障りなく、お茶を濁しています。
ただ、似合う色は即答できなくても「この場にふさわしい色かどうか」というのは、即答できます!
そしてその色を、どこに身に着ければ良いかも、即答できます!
例えば、この場を楽しい雰囲気にして、自らも楽しみたいという場合には「黄色」が良いです!
パーティや飲み会の「幹事」の方におススメの色です!
それから交流会などで、大勢の人とまぁまぁ仲良くなりたいという場合には「緑」か「オレンジ」が良いです!
パーティや飲み会の「一般の参加者(笑)」の方におススメの色です!
はたまた、後輩の相談に乗って、励ます場合には「茶色」か「ベージュ」が良いですね!
そしてどの色も「顔周り」に身に着けていただきたいのです。
色で自分のメッセージや気持ちを伝えられますので、お顔と一緒に相手の視界に入ると、より伝わりやすくなるからです。
男性でしたら、ネクタイが最高に良いポジションですね!
もしくは最近は、ノーネクタイやポロシャツなどでお仕事をされる場合もありますから、そういう場合は、上半身のお洋服(トップス、と言えば良いでしょうか)の色を、その場にふさわしい色にすればOKです!
女性も考え方は同じで、スカーフやトップスに、その場にふさわしい色を持ってくれば、とても良いです。
このように「この場にふさわしい色」というものがあるのですが、例えば「緑」と言っても色んな緑がありますよね。
緑の中でも最も似合う色を、各々の個性に照らし合わせて選んだ色を「パーソナルカラー」と言い、平たく言うと、これが「似合う色」ということになります。
「パーソナルカラー」は、お日様の光が入るような明るい場所で、血色を見たり、黒目と白目のコントラストを見たりして、色んな方向から色んな部位をじっくり観察し、それらを総合的に判断する必要がありますので、もったいぶっているつもりはありませんが、即答はしにくいものなのです。
経営者の方でしたら、人前に立つ機会や、様々な方にお会いする機会が多いと思いますので「こういう場にはこの色がふさわしい」という色の性質と、その中でも自分に似合う色、即ち、自分のパーソナルカラーを掛け合わせた「マイカラールール」を作っておくと良いですね。




