2025
07.23

ロゴは経営者の宣言

色×経営

ブランド設計という職業柄、私がお打ち合わせをする相手は、経営者です。

経営者の方々は、それぞれ想いがあって、起業されたり経営されたりしていますが、その想いを物語(カッコ良い言葉で言うと「ブランドストーリー」ですね)にすることが、私のメインのお仕事の一つです。

そして私の特技は、なんと! その物語を、経営者の目の前で、簡単な絵にすることです!

「絵」と言っても、鉛筆でササっと書いたラフスケッチで、景色のようなものになったりすることもあれば、図のようなものになったりすることもあります。

なんだか得体が知れないスケッチですね笑

でもとても喜んでいただけて、後日、清書して納品して欲しいと言う方がいらっしゃるぐらいに、喜んでいただいています!

こんなに喜んでいただけるのは、私のスケッチによって、経営者ご自身の想いが可視化され、ご自身が大切になさっている世界観を感じられるからでしょうね。

そして、そのスケッチがもっと昇華されると、ロゴになります。

そこに「色」が登場します。

ロゴのもとになる、景色のようだったり、図のようだったりするスケッチの、パーツ一つひとつに、ふさわしい色があてがわれていきます。

これが、私がブランドカラーを設計する流れです。

経営者の想いをスケッチして、可視化して、パーツに色を塗って、その色一つひとつが、ブランドカラーになるのです。

よく「どうやって、色を決めているの?」と聞かれますが、経営者の想いを、景色にしたり図にしたりしたものが、私の頭の中に浮かんでいることが多いです。

経営者の想いが可視化されて、ロゴになったりすると、とても分かりやすいので、広がりやすいですね。

そして「可視化」というのは、自分自身や世間に対しての「宣言」でもあると思います。

だって、可視化されて、見えている以上、隠れられませんからね笑

地に足をつけた経営をし、世間から理解され、応援してもらう意味でも「ロゴ」や「ブランドカラー」は、無くてはならないものだと思います。