2025
07.31

色が社内の空気を変える!

色×経営

オフィスの内装のご相談をよくいただきます。

内装にこだわる会社ですと、観葉植物をたくさん置いて、緑豊かな雰囲気を演出したり、会議室の壁や椅子の色をポップな色調にして、明るく会議ができるように…という想いを込めたりしているようです。

そこに「色の意味」もきちんと入れていただくと、色を戦略的に使うことができますので、大変効果的です。

社員の方々のモチベーションアップになったり、癒しになったりなど、欲しい効果が「カラー戦略」によって手に入ります。

例えば、案外見落とされがちなのが「給湯室」の色です。

給湯室は、バックヤード的な役割ですが、見方を変えると「素の自分を整えられる場所」とも言えるのではないでしょうか。

ご自宅であれば、癒しカラーのベージュやピンクをおススメしますが、戦場でもあるオフィスの場合は「元気が出る色」「活力アップできる色」として、私は「赤」や「オレンジ」をおススメしております。

給湯室に「赤」や「オレンジ」のポットやカップを揃えておいたり、可能であれば、壁を「赤」や「オレンジ」にすると、面積が大きいので、効果も出やすいです。

これはまるで、給湯室で栄養ドリンクを一気飲みして、パワフルになって(笑)自分の持ち場に戻れるような効果があると思います。

また、新しい切り口を求めたり、マンネリを打破することを常に求めている会社では、ミーティングルームの壁を「黄色」にすると良いですね!

「黄色」は脳を活性化させる効果があるので、新しいアイディアが出ることが期待できます。

また「希望」や「楽しさ」も与えられる色ですので、ポジティブな気持ちでミーティングすることができます。

ポジティブな気持ちでミーティングに参加すれば、視野が広がったり、考え方がやわらかくなったりしますので、より、効果が出やすいですね。

こんな風に、オフィスに「カラー戦略」を取り入れていただくと、コストを抑えながらも、社員の方々にモチベーション高く、しかも楽しく、働いていただくことができます。

今の時代に、絶対的に必要なものではないでしょうか。