08.21

ロゴを変えても良いものか
今は、企業のブランドストーリーやブランドカラーを設計させていただいている私ですが、実は当初は、個人向けのイメージコンサルタントとして起業しました。
イメージコンサルタントとして起業した理由は、外見的なコンプレックスで悩む方々に「大丈夫だよ。本当にお似合いの色が分かれば、コンプレックスは吹き飛ぶよ!」とお伝えしたかったからです。
たくさんの方々に、私のパーソナルカラー診断をご提供して、コンプレックスを吹き飛ばして、幸せになっていただきたいと考えていました。
なので、お客様は「個人」の方でした。
いわゆる「BtoC」です。
でもそのうち「法人」相手のお仕事が増えてきました。
企業のブランドストーリーやブランドカラーを設計したり、企業研修の講師を勤めたり…といったお仕事です。
そうすると、起業当初につくったロゴを、提案書に入れてお客様にプレゼンするのが、恥ずかしくなってきました。
起業当初につくったロゴは、紫のグラデーションで、まさに「MeDeRu」の意味を可視化したもので、色も形も、全てをとても気に入っていました。今でもとても気に入っています。

起業当初のロゴ
でもそのロゴは「個人」のお客様への想いを、そのまま純度高く可視化したものだったので、「法人」のお客様に対しては可愛すぎると言いますか、甘すぎると感じ、「合わない」と思いました。
提案書にそういうロゴを入れると、入れている張本人の私が「これじゃないんだよなー。違うんだよなー」と思いながらプレゼンに臨むので、モジモジしてしまっていました。
でもとても気に入っているロゴでしたので「ロゴを変える」という決心がなかなか付かず、しばらくグズグズしていました。
そんな時に、昨年50周年を迎えたというお客様に出会い、ロゴやパンフレット、ホームページなど、ヴィジュアル的なものは、50周年を機に、全て一新したと伺いました。
私が「やっぱり、ロゴは変わりますか…?」と、自社の相談も兼ねて質問してみたら、社長が、
「変わりますよ。それは企業の歴史の中で、起こることですよ。大手も結構変えていますよね」
とお答えになりました。
その一言で、私は自社のロゴを変える決心がつきました。
弊社は50周年企業に比べるとよちよち歩きの赤ちゃん企業なので、参考にならないかもしれませんが、ロゴを変える一つのタイミングとして、ご参考にしていただければ幸いです。

現在のロゴ
私は、売上が増加傾向に無くとも、ただ年数を重ねているだけでも、それは「成長」だと捉えています。「衰退」すると無くなるので、存在しているだけで「成長」だと思います。
企業が成長するということは、変化を伴うということ。そうすると、企業の理念や魅力を可視化しているロゴも変化するのは、当然ですよね。
なので、今のロゴに「合わない」という「違和感」を感じたら、変えることを検討するタイミングだと思います。
そして、ロゴを変えることを検討するということは「生き続けよう」という気持ちの表れでもあると思います。
自社が「社会に存続し続ける」ということを心から信じているので、未来を向いて、変化に適応したロゴを新しくつくろう、と思われるのだと思います。
ロゴを変える時は、自分たちは世の中に何をご提供していくのか、選ばれ続ける企業になるには、何かもっと工夫が必要ではないかと、全社で考える大きなチャンスですね。心機一転にもなるので、新しいアイディアが湧きやすくなります。
なので、周年記念に、ロゴの変更を検討することは、その検討自体が、企業の活性に繋がると思います。
ロゴは企業の「顔」となるものなので、深い見当も無くしょっちゅう変えると「顔」を覚えてもらえなくなります。
そういう変更ではなく、未来に向かって生き続けるために、ロゴから一新するというのは大賛成です。




