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カラー戦略マガジン022:青二才 ~スイスイスムーズに進むプレゼン~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

青二才
(あおにさい)

こちらのことわざの意味は・・・

若くて未熟な男性のこと。
「青」は未熟なこと。
「二才」は「新背」が音変化した語、転じて若者のこと。

(出典:「kotopawa」)

だそうです。

若者全般を指す言葉なのかと思っていましたが、特に、若い「男性」のことを指すんですね!

私は会社員の時、とある企業の宣伝部に在籍しておりまして、広告媒体社や広告代理店と取引する窓口だったのですが、ある企業の担当営業マンが、いっつも、いっつも、大学出たての22、23の若い男性でした。

その企業の文化なのか、自信満々の、イマドキの若い男性ばかりで、私に

「じゃあ、目黒さん、そろそろドライブかけて行きますか~」

などと若者言葉で言ってくるので、

「あ?ドライブ?なんじゃそりゃ」

と思ったりしていました。

(後で聞いたところによると、ドライブかける=本気出す、つまり、そろそろ広告費かけていきますか、みたいな意味で言ったらしいです)

しかも、その若い男性たちは、毎年替わるんです。

1年間一緒にやって、うちのやり方を覚えてもらい、やっとツーカーの仲になれたと思っても、春になったらまた担当が替わる。

若い男性なのでやる気マンマンで、フットワークは軽いし、ガッツはあるのですが、別に母性本能がくすぐられるわけじゃなし、「可愛い♪」とも思わないし、毎年毎年、うちのやり方を教えなくちゃいけないのは手間だなーと思っておりました。

毎年担当が替わるのは、企業同士の癒着防止なのかと思っていましたが、私が退職する時の送別会の場で、真の理由が分かりました!

昔は、私は本当によく怒っていました。

あまりに怒り過ぎて、その怒られ対象の若い男性から、謝罪のハガキ(封書ではないところがミソ。笑)が届いたり、自主的に「気合を入れるため」と称して、坊主頭になった若い男性もいたくらいでした。

そんな私に対して、大学を出たばかりの若い男性ばかりを担当に据えたのは、

●1つは、私から母性本能を湧き出させるため。←湧きませんでした。

●もう1つは、私に大学出たての新人を鍛えさせるため。←私はめちゃくちゃ怒る人だったので。

との真の理由を、担当の若い男性たちを束ねていらっしゃった、彼らの上司である40代男性から伺いました。

送別会では、歴代の担当の若い男性が10名ぐらい出席してくれたのですが、その上司から

「ホストクラブみたいでしょ。俺から目黒さんへの餞別」

と言われました。

おいおい。

「若い男性」ってだけで、私が喜ぶと思うなよ。
私の好みのタイプは、小林稔侍だぞ。笑

そして「教える」とか「怒る」って、体力も時間も使うことなので、その上司の言葉を聞いた時、はぁ~っと一気に疲れが出たことを覚えています。

プレゼン資料の色で迷ったら「青」

(2021年8月18日配信の「カラー戦略マガジン」より)

zoomでのミーティングが当たり前になり「画面共有」で、プレゼン資料を間近で見てもらえる機会が増えましたね。

是非、プレゼン資料の内容だけでなく、色も戦略的に組み立てて、あなたの欲しい結果を手に入れていただけたらと思いますが、色に迷ったら「青」をおススメします!

理由は、2つございます。

まず1つめに、「青」って、空の色でもあり、海の色でもありますので、誰もが見慣れている色なんですね。

なので人は「青」を見ると安心感を覚えます。

プレゼンの場で「青」を使うということは、見た人に安心感を与える、即ち、プレゼンがスムーズに進むことを意味しています。

「青」は「ん?」と引っかかるような違和感は、間違っても与えません(逆にそういう引っかかりが欲しい時には、別の色をおススメします)

「青」は、滞りなく、プレゼンを進めたい時におススメの色です!

「青」はメッセージ性が高い!

日本人男性の20人に1人が、色弱や色盲です。

決して少なくない数字ですね。

色弱や色盲の方々は、赤が焦げ茶に見えたりしますので、黒い文字を羅列した文章の中で、大事な部分だけを赤に変えても、その部分が目立って見えるということはございません(個人差はございます)

でも「青」って、色弱や色盲の方でも、識別しやすい色なんです!

なので万人に対して、ここは大事ですよー!という主張をお届けすることができる色なのです!

こんなにメッセージ性が高い「青」なので、是非、プレゼン資料の大事な部分に使っていただけたらと思います!

それに、色弱や色盲の方々の見え方にも配慮する、つまり「カラーユニバーサルデザイン」を取り入れているということが、SDGsもそうですが、これからの時代、企業評価を上げることにも繋がっていきますので、是非是非「青」の力を再認識していただけたらと思います!

本日のカラー戦略的結論

青天才

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン021:旗色を見る ~母音が「あ」の威力!~

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本日のお題

旗色を見る
(はたいろをみる)

こちらのことわざの意味は・・・

成り行きをうかがう。

(出典:「日本辞典」)

だそうです。

ここでいう「旗」とは、応援する時に使うような旗ではなく、戦国時代の合戦の際に、入り乱れて戦う武士たちが、背中に挿していた旗やのぼりのことを言うようです。

「旗色」の「色」も、赤や青のような色のことではなく、敵に倒されて旗の数が減っているとか、旗が激しく揺れているとか、旗が攻める方向に動いているとか、旗の「情勢」のことを言ったみたいです。

「旗」を見れば、自分の軍がどういう状況か分かるところから、現代の「成り行きをうかがう」という意味に繋がったのでしょうね。

本日はこちらのことわざから、「大勢の前で話す緊張の場面で、相手を一瞬で自分の世界に引き込む方法」をお伝えします!

アウェイな空気を一瞬で優勢に変える

(2021年6月23日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は企業研修の講師もしておりますが、コロナの影響(と私の力不足もあります)で、対面型の研修のお仕事は激減しました。

でも、対面型の研修講師のお仕事で培ってきたことの中に、皆様のビジネスシーンでもお役に立ちそうなことがありますので、昔を懐かしむことはあまり好きではありませんが(笑)対面型の企業研修に伺った時のお話から、させていただきます。

* * * * *

企業研修に伺って、壇上に立つと、色々なことが一瞬で分かります。

例えば、部署を横断しての研修の時は、研修を取り仕切る部署と、その他の部署の力関係が一目瞭然です(笑)

例を挙げると、研修を取り仕切る部署が総務部で、その他の部署の方々が「総務に呼ばれたから、なんだかよく分からないけど来てやった」「研修?今さらなんだよ。めんどくせっ」みたいな空気を醸し出しているのは、一瞬で分かります(笑)

そういう空気を醸し出していらっしゃるのは、営業や開発など、会社の売上を担っている部署の方々が多いように感じます。

そしてそういう方々は、研修会場の隅っこで、脚を広げたり、組んだりして座っていらっしゃいます。

この「隅っこに座る」のがポイントです!
その理由は、後でお話ししますね!

話を戻しますと、「研修なんて面倒くせっ」と思うのは、ごもっともだと思いますし、私も会社員の時はそうでしたので、全く腹が立ちません。

また、その方々のことを嫌だとも、研修の邪魔だとも思いません。

ただ、「研修なんて面倒くせっ」という態度には、「ょおーし、いい度胸だ」とは思います(笑)

そしてそういう方々を見ると、私の中で「カーン!」と戦いのゴングが鳴り響き(笑)「全員を引き込む研修をするぞ!!」と覚悟が決まります。

研修に興味が無い、むしろ面倒くさいと思っている方々にも、研修に夢中になってもらう方法はただ1つ。

空気を変えること

です。

壇上に立って研修会場を見回し、旗色を見たところ、「旗色が悪い」と感じた。

アウェイ感モリモリ、てんこ盛り。

でも「空気を変えること」ができれば、一瞬で優勢に変わります!

その具体的な方法は、次のセクションにて!

最初の一文字目が肝心!

その具体的な方法とは、

第一声の最初の一文字目の声が「良い声」である

ということです。

第一声の中の最初の言葉、最初の言葉の中でも最初の一文字目、この一文字目がものすごーーーーーく重要なのです!

この一文字目が「大きく、張っている声」、つまり「良い声である」ということが、本当に、ほんとうに、ホ・ン・ト・ウに、大切なのです!!

この一文字目が良い声で出れば、「研修なんてめんどくせーな」「早く自分の仕事に戻りたい」と思っている方々に奇襲攻撃をかけて、煙に巻くことができます!(笑)

つまり、「研修なんてめんどくせーな」「(私のことを)誰だよ」という態度で、ドカッと椅子に座り脚を組んでいる方々をビックリさせ、相手がオロオロしている間に、こちらの世界に一瞬で引き込んでしまうことができるのです!(笑)

私の研修は、「風呂敷作戦」という作戦の上に成り立っているのですが(ネーミング、ダサいですか?(笑))、第一声の最初の一文字目こそが、風呂敷作戦の要なのです!

具体的には、

最初の一文字で「世界を変える」つもりで喋り出す

これに尽きます!

研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のご挨拶が終わり、「それでは目黒先生、宜しくお願いします」と言われてから喋り出すのが一般的なのですが、私はそこで、「えへっ!(愛想笑い)ただいまご紹介に与りました目黒潤と申します」なんて、ぜぇっっったいに、言いません。

「それでは目黒先生、宜しくお願いします」と言われたら、間髪入れずに(←ここ重要)

カラーコミュニケーターの目黒潤と申します!

と言います。

この最初の一文字目の「カ」が「大きく、張っている声」ということが、ものすごーーーーーく大事なのです。

研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のご挨拶は、大体がもの静かで、穏やかな声色です。

そして会場にいる全員が、私語をやめてこちらに注目しているので、会場は静かです。

その静寂を「カ」の一文字で破るかの如く

カラーコミュニケーターの目黒潤と申します!

と一発ぶちかまします(笑)

「はじめまして」とか「こんにちは」という挨拶は後でで良いのです。

「企業研修」という非日常的なシーンですし、「空気を変えて、全員を私の世界に引き込む」ことが急務だからです。

そしてそれこそが、研修の成果を最大にすることだと信じています!

ちなみに、研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のご挨拶の後に「間髪入れずに喋り出す」理由は2つありまして、1つ目は、一瞬でも要らない間が空くと、空気がたるむということです。

2つ目は、研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のもの静かで穏やかな声と、私の大きくて張った「カ」の声の対比が、間髪入れない方が際立つということです。

研修の演出です!(笑)

自分なりの第一声を考えてみよう!

では具体的に、最初の一文字目を良い声で出すには、どうしたら良いのでしょう。

本日のメルマガでは、本当に核心に触れることをお伝えしますが(毎回、本気で書いていますが)、

最初の一文字目は母音が「あ」になる言葉で発声する

これを意識すれば、最初の一文字目は、とても良い声が出ます!

これで最初の一文字目は、あなたのものですね(笑)

私の場合は、

カラーコミュニケーターの目黒潤と申します!

という風に、「カ」を最初の一文字目に持って来ています。

理由は「カ」の母音は「あ」だからです。

母音が「あ」の文字を一文字目にすると良い声が出る理由は、これは私独自の解釈ですが、「あ」が母音だと、どうしても息を吐くことになります。

息を吐くと必然的に息を吸うことになるので、「(母音は「あ」)」と発音した瞬間に、大量の空気を吸うことになります。

「息を吐いて→吸う」が瞬時に行われます。

空気がたくさん入ってくるので気持ちが落ち着き、おへその下に力が入るので、その後の言葉も力強く、スラスラ出て来ると推察しています。

普通に深呼吸をするよりも、断然、効果があります。

なので私は、「カラーコミュニケーターの…」と名乗るのは最初の一発目だけですが、研修中の、区切り区切りでは「はい!」を多用します。

はい!では次のページにいきましょう!」というような使い方です。

「はい!」の最初の一文字目の「は」も、母音が「あ」なので、「はい!」と言うと同時にたくさんの空気が肺に流れ込み、その後の呼吸や喋りが格段に楽になります。

「大勢の前で喋る」という緊張する場面では、呼吸は非常に大事です。

これは、対面だけでなく、オンラインでも使えるテクニックです。

画面いっぱいにズラッとギャラリーが映っていて、今から自分が発言しないといけない、注目を浴びる、という場面でもやり方は同じです。

大勢の前で喋らないといけない時、緊張する時は、是非、最初の一文字目の母音を「あ」にする、ということにこだわってみてください。

私の場合は、「カラーコミュニケーターの…」「はい!」の2パターンを使っていますが、母音が「あ」で、大勢の前で喋る場面でふさわしい言葉と言えば、

はじめまして!
はーい、みなさん、こんにちはー!
まいど!(笑)
かわいいね~!(笑)


などなど、結構あります。

是非、あなたの使いやすい第一声を探していただけたらと思います!

私はこの方法で実際にお仕事をして、もう何年も経っていますので、もはや達人の域に達していまして(笑)私が「カラーコミュニケーターの…」と話し出すと、驚いてビクっ!となる方や、「ビックリした~…」と小声で漏らす方もいらっしゃいます(笑)

それくらい「カ」の一文字で会場の静寂を破り、参加者の方々を驚かせると、「空気は変わり」全員を一瞬でこちらの世界に引き込むことができるのです!

そしてダサいネーミングの「風呂敷作戦」のことですが、最初の一文字目でノックアウトパンチをしたら、壇上から下りて、「研修なんてめんどくせっ」という態度を出していた方のところまで、ズンズン歩いて行きます。

そして、いきなり話しかけます。

私の場合はクイズを出したりしますが、つまりは、隅っこの席に座って、「研修なんて関係無い」という他人事な態度で、温度が低くなっている方々を、力づくで研修の中心に持って来るということです。

そうすると、研修なんて他人事だった方々も、力ずくで研修の中心に入れられて自分事にならざるを得ないですから、全員が主役のような雰囲気になります。

そして、会場が一体感で包まれます

風呂敷で物を包む時って、端っこを持って来て結びますよね。

私の気持ちとしてはそのような気持ちなので、ダサいネーミングですが「風呂敷作戦」と名付け、研修を行っています。

こちらもオンラインで使えるテクニックです!

相手のところまで歩いて行くのは対面でしかできないことですが、「いきなり話しかける」のは、オンラインでもできますよね。

参加者は「誰が指名されるか分からない」「いきなり話しかけられるかもしれない」と、他人事に構えてはいられなくなりますので、全員が能動的で情熱的な、オンラインタイムになりますよ!

私は「色」の専門家なのに、今回は「声」のお話になりましたが(笑)「色」のお仕事をしていたからこそ、培うことができたテクニックを、こうして皆様にお伝えして、皆様の「選ばれ力アップ」に活かしていただけたら、とても、とても、嬉しいです!!

本日のカラー戦略的結論

旗色が悪くても「声」で優勢に

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン020:陶朱猗頓 ~「朱色」をデスクワークのお供に~

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本日のお題

陶朱猗頓
(とうしゅいとん)

こちらのことわざの意味は・・・

膨大な財産のこと。
または、大富豪のこと。

「陶朱(とうしゅ)」、「猗頓(いとん)」は、いずれも中国の春秋時代の人の名前です。
「陶朱」は売買によって、「猗頓」は牧畜によって、巨万の富を手にしました。
天下の人は金持ちと言えば、「陶朱」を引きあいに出し、「猗頓」の名を出すようになりました。

(参照:「四字熟語辞典ONLINE」「福島みんなのNEWS」)

だそうです。

あ、そ。

としか言えない後味のことわざですね(笑)

ということで、今回は「お金持ち」についての私なりの考察(笑)から、色々お話しさせていただきたいと思います!

尋常じゃないお金持ちは「●●的」

(2021年6月16日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私のお客様の中にも、尋常じゃないお金持ちの方がいらっしゃいます。

例えば、お待ち合わせをしたら、その方が早く着きすぎて、時間をつぶすために近くにあった車の販売店でちょっと試乗したら、そんなつもりは無かったのに欲しくなっちゃって、3,000万円の車を一括で買っちゃった方や、ご自宅が豪邸すぎて、東京都内の一等地なのに当然のようにプールがあるので、ドラマのロケ地として使用されている方がいらっしゃいます。

他にも、誰もが知っている食品を作っている会社の、オーナー社長もお客様にいらっしゃいます。

このメルマガを書くために、そんなお金持ちの方々の共通点を考えてみたのですが、真っ先に思いつくことは、

常識的

ということです。

ここでの「常識的」とはどういうことかを紐解くと、

1.時間をきちんと守る(むしろ早く到着して待っている)
2.対等に話してくれる
3.こちらのことを大切にしてくれる

ということが挙げられます。

資産はたくさんお持ちでしょうし、社会的なお立場も高い方々ですが、全く威張りません。

私に無理も言いません。

この方々とお会いしたばかりの頃の私は、恐縮して緊張していたのですが、相手がフラットに接してくださったり、気さくに冗談を言ってくださったりしているのを感じるうちに、いつまでもカチンコチンでいるのは申し訳ないと思い、今はラインが来てもスタンプで返したりしています(笑)

威張っているお金持ちの方もいますが、よーーーく考えてみると、お金があれば欲しいものが手に入ることは多いですが、それが、「威張ってもいい」「高圧的な態度をとってもいい」「乱暴な物言いをしてもいい」ということには、決してならないんですよね。

そういう「基本のキ」を教えてくださったお客様たちに感謝です。

リスペクトすべきは、そこまで巨万の富を手に入れたその方々の「努力」であって、「所有資産」に対して恐縮したり緊張するのは、ちょっと間違っていた私でした。

稟議書を書く時には「朱色」のエネルギーを借りよう!

ところで「陶朱(とうしゅ)」の名前に付いている「朱」つまり「朱色」というのは、黄色がかった赤で、とても明るい色ですよね。

太陽に例えられることもありますし、神社の鳥居にも使われている色ですので、神々しいほどの「エネルギー」を感じさせる色です。

そして、目に入りやすい色でもあります。

とてもステキな色ですので、普段の生活や、ビジネスシーンなど、色々なところに取り入れていただきたい色なのですが、例えばデスクワークの際に、パソコンの傍など、視界に入りやすいところに「朱色」を置いていただくと、目がハッ!とします。

つまり、「朱色」のエネルギーが「喝!」になり、視覚を通して思考がシャキッ!となるのです。

思考がシャキッ!とすることで、考えがまとまりやすくなるのですが、「朱色」の効果はそれだけではなく、圧倒的に明るい色ですので、見ると気持ちも晴れやかになり、一度決めたことを、後からウジウジと悩むことが減ります。

特に稟議書を書く時に「朱色」のエネルギーを借りるのが良いんじゃないかな、と私は思います。

稟議書を書く時って、プレゼン資料を作成する時とは違う緊張感がありませんか?

大体の方が、稟議書を書く時は緊張しながら書いていらっしゃると思うのですが、そんな時に勇気を与えてくれて、背中を押してくれるのが「朱色」です!

「朱色」のエネルギーを借りると、否決や失敗を恐れずに、「前に進む」ことだけを考えて、稟議書を書くことができますよ!

「朱色」を置くことが大きな結果に

パソコンの傍に置く「朱色」と言うと、一番美しいのはお花かと思いますが、「朱色」のお花を見つけるのが難しい時もあります。

そういう時は、「朱色」の小物や文房具でもOKです。
付箋紙でもOKです!

お菓子の綺麗な空き箱で、「朱色」のものがあれば、それでも良いですね!

お皿や花瓶でも良いですよ!

一番簡単でリーズナブルなのは、折り紙です。

ご自分で「朱色」の折り紙で鶴やお花を折って置いておくのも良し、お子様にお願いするのも良し、近所のチビッ子に協力してもらうのも良し、です。

置くだけの簡単なことですので、是非、「朱色」をデスクワークのお供にしていただけたらと思います!

そんな細かいこと…と思って、やらなければ、ゼロのままです。

でも、そんな細かいことでもやってみるか!の積み重ねが、大きな結果に繋がるんじゃないかな、と思います。

お金持ちになった方々の努力って、「普通の人が気にしないような細かいことまで気にして、行動に移した」ということだと思います。

良いお仕事をして、良い時間を使って、たくさん稼いで(笑)「陶朱(とうしゅ)」や「猗頓(いとん)」のように大富豪になるとまではいかなくても、お金に脅えない楽しい人生を送りたいですね!

本日のカラー戦略的結論

「朱」に喝!をもらう

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カラー戦略マガジン019:赤貧洗うが如し ~背中を押して、決意させてくれる「赤」~

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赤貧洗うが如し
(せきひんあらうがごとし)

こちらのことわざの意味は・・・

洗い流したかのように家の中に何もないほど貧乏であること。
つまり超貧乏。
泥棒が侵入して家に何か置いて帰るのではないかと心配になるほどの貧乏暮らしを表現した言葉である。

(出典:「笑える国語辞典」)

だそうです。泣

「つまり超貧乏。」っていうバッサリな言い方が、沁みますね。

なんだか泣けてくる言葉なのですが、どうして「赤」という色名が付くのか調べてみたところ、

「赤貧」の「赤」は何もないという意味で、(中略)「赤」という漢字には、火によってすべてを洗い清めるという原義があり、そこから「赤裸(なにも着ていないこと)」「赤心(いつわりのないきれいな心)」といった言葉に通じた。

とのことでございます。。。

「赤」の語源は「明るい」と言われておりますが、そんなところからも、「赤」というのは、「きれいさっぱり、明白!」という意味を持つのでしょうね。

そんな「赤」の側面に、今回は焦点を当てていきたいと思います!

気持ちの持ちようが着る「色」に表れる

(2021年6月9日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は高校を卒業するまで能登半島の漁村で生まれ育ちましたので、上京して、カルチャーショックを受けることが多々ございました。

そのうちの一つに、

「都会の人が来ている服の色は、明るいっっっ!」

ということがございます。

能登半島の漁村じゃ、誰も「赤」なんて着ていません。

「赤」に近いエンジですら、おばあちゃん連中は「派手」だと思っています。

ものすごく田舎で、贅沢は敵みたいな漁村でしたので、子どもが中学校を卒業して使わなくなった体操服は、おばあちゃんの畑仕事用の野良着となって再利用される、という家庭が一般的でした。
(いわゆるお古です)

でもエンジの体操服は、

「こんなあかいが、きられんわ(こんなに赤いのは着れないよ)」

と、おばあちゃん連中の間でも不評でした。

(余談ですが、中学校の体操服がおばあちゃんの野良着になるって、面白い光景ですよ。
80歳のおばあちゃんが、「●●中」とロゴの入ったジャージを着て、野菜の苗を植えたりしていますので。笑)

スーパーなど、人が集まる場所に行っても、みんな似たような黒っぽい服装でした。

今思えば、「目立つことは恥ずかしい」「なるべく目立たないように」というのが、日本海の荒波に耐え忍ぶ、私の生まれ故郷の根強い文化だったということが、「黒っぽい服装」を選ぶ根源だったと思います。

小学校から高校まで、授業中の先生の問いに対して、分かっても手を挙げないのが一般的でしたし、町長選挙も誰も立候補しないので、何期も同じ町長が務めていました。

それから、誰かに褒めてもらえることがあっても、「全身で全否定」です。

上京して感じたことですが、都会の人って、例えば「そのバッグ、可愛いね」と言われたら、素直に「ありがとう」って言いますよね。

私の田舎じゃ、「ありがとう」なんて言おうものなら、ただの勘違い自慢ヤローです。

「そのバッグ、可愛いね」って言われたら、0.3秒後に、

「そそそそそそ、そんなことないよっ!!実はこのバッグ、使いにくくて!」

と、全身全霊で全否定しないと、田舎では変わり者扱い、それは即ち、村八分になることを意味します(実話です)

そういう文化の中で、みんなが黒っぽい服装をしていることに、なんの疑問も抱かず高校まで育ったので、上京して、街を歩くだけで、いろんな色が目に飛び込んで来ることにビックリしました!

考え方や、気持ちの持ちようが、着る服の「色」にも表れるということなんでしょうね!

自分の中に革命が起きた時に味方になってくれる「色」

ところで、私のお客様の中に、なかなかご自分に自信が持てない女性がいらっしゃいました。

私がその方に「赤の服も似合うと思いますよ」と言っても、「無理です!」と言って、なかなか着てくれようとはしません。

でもある日、ご自分の中に革命があって、赤いセーターをお召しになって、私のレッスンにいらっしゃってくださいました。

実はそれまで、赤の服を着て外に出ることにものすごく抵抗があって、出かけるまでに何度も着たり脱いだりを繰り返したそうです。

でも、ここで着ないと一生変わらないと思って、勇気を出して、着てみたそうです。

冬だったので、道中は、のセーターの上にコートを着て、ドキドキを抑えていたそうです。

そして私のアトリエに着いて、コートを脱ぐのは、ものすごく緊張したそうです。

でも、その方に「赤」は最高に似合っていました。

ご自分の中で「今よりもっとステキな私になりたい。頑張って変わるんだ!」という決意が、その方の中で革命を起こし、それが「赤」を味方に付けたんです。

「赤」は決意が無いと着られない色です。

先ほどの私の故郷の話は特殊で大げさな話だとしても、「赤」はなんとなく着られる色ではありませんよね。

「今日はを着るぞ!」「今日は赤のネクタイにするぞ!」と決めないと着られない色です。

決意が要る色です。

その決意をして、どうなりたいかの目的や理由は人それぞれでしょうが、「人生を主体的に生きる」とするならば、日々、決意や決断の連続です。

「赤」はそういう自分の背中を押してくれて、「とにかく進むぞ!」という明るい気持ちにさせてくれる色だと思います。

なにかモヤモヤしていることがあったり、前に進みたいけど、進めない、、、うぅ~。。。と思われている方は、まずは「赤」のお洋服を買って、家の中だけでも着てみるのはいかがでしょうか。

Tシャツやポロシャツ、セーター、なんでもOKです!

まずはカタチから入って、外堀を埋めて行く作戦です!

「赤」の語源は「明るい」!!

派手で目立つだけでなく、開き直った清々しさも兼ね備えているのが、「赤」の強みだと思います!

本日のカラー戦略的結論

決意した「赤」に心が表れる

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン018: 赤いは酒の咎 ~オンラインでも生身の人間のイキイキとした魅力を~

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本日のお題

赤いは酒の咎
(あかいはさけのとが)

こちらのことわざの意味は・・・

赤い顔は酒のせいで、飲んだ私が悪いのではありません、という酒飲みの言い訳。

(出典:「ことわざ辞典」)

だそうです。

なんだか、しょーもないことわざですね。汗

責任逃れをする時に使うことわざらしいですが、「そうなってしまうのは仕方ない」という、抗えないことを、指してもいるのでしょうね。

今回は、こちらのことわざからヒントをいただきまして、「素直な気持ちを顔色に表現できる色」をご紹介したいと思います♪

「素直になれる」って、いくつになっても、気持ち良いですよね!

企業研修で発見した男女の「習性」

(2021年6月2日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は「男だからこう、女だからこう」という言い方は、あまり好きではありません。

複雑で多面的な「人間」というものを、無理矢理、男と女の2種類に大別しているように思うからです。

でも、企業研修の講師として、色んな企業に伺ううちに、「男だからこう、女だからこう」というのは確かにあるなぁ…と思えてきました。

これは、私が「女性講師」ということが大前提になっていることですが、

「男性は怒られたがる。女性は褒められたがる」

という習性があると思います。笑

男性の「怒られたがり」、女性の「褒められたがり」とは?

男性の「怒られたがり」は、スーツの着こなしルールの研修のような、男性中心の研修をしている時などに顕著です。

例えば、ネクタイの正しい長さについても研修するのですが、生きて動いているのが人間ですし、それが仕事も含めた「生活」なので、1センチぐらいのズレは、私は別に良いと思っています。

でも、怒られたがりの男性社員は、
「せんせー!俺のネクタイ、1センチ短いよね?」
と自分の非を、細かくさらけ出してきます。

私が
「それくらい、別にいいですよ」
と言っても、

「でもっぉ、俺っぇ、ダメだよねぇっ。こんなんじゃ、だめだよねへぇっ」
と喘いでいます。

「それくらい、いいですよ」
ともう1度言っても、喘ぎはおさまりません。

もう、目が、
「怒って!怒って!俺のこと怒って~!」
と言っていて、そういうオプションはやっていないのですが(笑)まぁ一応、ニーズにはお応えしておいた方が良いかと思い、

「そうですねー、ちょっと短いですね」
と言うと、やっと満足してくれます。

多分、
「ダメでしょ、そんなんじゃ!」
と、ビシッと言って欲しいのでしょうが、私は心の中で思っていないことを行動には移せないので、ぬるい感じで話を終えています。

男性中心の研修で女性がいないから、周りを気にせずに、私に言いたいことを言えるんだろうなと思います。

一方、女性は、ものすごく可愛いです。笑

私がみんなの前で褒めると、「そんなに褒められたこと無い」と言って涙ぐむ方や、「自分がここまでできる!」ということを、小学生がお母さんに得意げに話すように、一生懸命、私にアピールして来る方もいらっしゃいます。

中には私より年上の方もいらっしゃいますが、可愛いなぁと思います。

抗えない本能からの「ピュアな甘え」

この、

「男性は怒られたがる。女性は褒められたがる」

は、どちらにしても、「自分を見て!」のサインですよね。

怒られたくなるのは、講師が女性で、俺が男性だから。
褒められたくなるのは、講師が女性で、私が女性だから。

怒られたくなるのも、褒められたくなるのも、「男女」という抗えない本能と、「講師と研修受講者」という関係の掛け合わせが織り成す、「ピュアな甘え」だと思います。

ウソ偽りのない「ピュアな甘え」は、素直で、とても気持ち良く感じます。

ちなみに、そんな素直な気持ちを顔色に表現できる色は、なに色だと思いますか?

対面だとかオンラインだとかに関係無く、イキイキできる色

はい、答えは「薄紫色」です。

渋い言い方をすると「藤色」ですね。

今風のこじゃれた言い方をすると「ラベンダー色」でしょうか。笑

薄紫色にも、色んな薄紫色がありますが、全般的に薄紫色は、お肌に透明感を持って、綺麗に見せてくれる効果があります。

例えばロングネックレスの、石を通している糸(「テグス」って言うんですかね?)には、薄紫色がよく使われています。

石と石の間から糸が見えるとカッコ悪いですが、糸が薄紫色であれば肌に馴染んでくれるので、糸の存在を消して、石と石が自然に連なっているように見せてくれるのです。

また、女性だとお分かりになると思いますが、ファンデーションの下地として使うコントロールカラーでも、薄紫色はよく使われていますよね。

それは、肌に透明感が出るからですね。

この薄紫色を顔周りに持って来ると、、、(顔周りとは、ネクタイ、スカーフ、トップスなど、「顔と一緒に見える範囲」を指します)肌に透明感が出て、血色も綺麗に、イキイキと見えます!

つまり、フレッシュな雰囲気で、素直な気持ちを顔色に表現しやすくなるのです。

薄紫色の効果は、オンラインでも対面でも、どちらでも享受できます。

でもオンラインはどうしても、「生身の質感」が薄れますので、オンラインで、薄紫色のネクタイやスカーフ、トップスなどを身に着けると、薄紫色が足りない質感を補ってくれます。

そして、生身の人間としてのイキイキとした魅力を演出し、お相手に印象付けてくれるのではないかと思います。

これから梅雨の季節になり、鬱々としがちですが、そんな時期だからこそ、感情を閉じ込めずに、イキイキと過ごすのも良いのではないかと思い、今回は、「素直な気持ちを顔色に表現できる色」として、「薄紫色」をご提案させていただきました!

梅雨の季節の中で紫陽花が美しいように、対面だとかオンラインだとかに関係無く、皆様の魅力がイキイキと輝きますように!

本日のカラー戦略的結論

イキイキしているのは薄紫色の効果

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン017:柳は緑花は紅 ~原理原則は「相手目線」~

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本日のお題

柳は緑花は紅
(やなぎはみどりはなはくれない)

こちらのことわざの意味は・・・

ごく当たり前のこと。
自然のままで人工の加わっていないさま。
物事にはそれぞれ自然の理が備わっていることのたとえ。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

本日は、私の知り合いの「銀座のママ」から教えていただいた「気遣い」の中で、とても役に立つお話があるので、皆様にお伝えしたいと思います!

そのママはお歳を召されて、もう引退なさったみたいですが(多分、今80代)何十年も銀座でオーナーママを張って来ただけあって、すごく勉強になることをたくさん教えてくださいました!

本日はそのうちのひとつ「雨の日のお洋服の色のこと」を皆様にお裾分け!

当たり前のことを丁寧に決断していく

(2021年5月19日配信の「カラー戦略マガジン」より)

日本で最も売られているお洋服の色は、「黒」なんじゃないかと思います。

「黒」を着るメリットもありますが、デメリットもあります。

しかし、よく売られている色ということもあり、男女ともに着ている方が多いと感じます。

でも、私の知り合いの銀座のママは、ホステスさんに「黒を着ることを禁じていたのです。

厳密に言うと、

「どうしても着たかったら、その日出勤している娘達の中で、早い者勝ちで1人だけ着てもいいわよ。でも本当は着ないで欲しいけど」

というスタンスでした。

理由は、「黒い服の娘がいっぱいいると、店内が暗くなるから」ということでした。

「黒」は暗い色だから、それがいっぱいあると、店内が暗くなるのは当たり前っちゃー当たり前ですよね。

だけど、「黒」が持つミステリアスな雰囲気やセクシーな雰囲気という「メリット」をかなぐり捨てて、「店内が暗くなる」というデメリットを救う方に舵を切ったママ。

お話を伺いながら、

「デキる経営者って、当たり前のことを、なぁなぁにせずに、きちんと決断していくんだな」

と思いました。

雨の日だからこそできる、相手への気遣い

そのママのお店には、ホステスさんの衣装に関するルールがもう1つあります。

それは、「雨の日には明るい色を着なさい」というルールです。

理由は、

「雨の日はどんよりして暗いから、気持ちまで暗くなるでしょ。だからお客様がお店に入った時に、パァ~っと明るい雰囲気で出迎えてあげたいの」

とのことでした。

ススス、スゲー。
ママ、スゲー!

普段、皆様に「こういうシーンの時には、この色を着てください!」とか「こういう場面では、この色のネクタイが良いです!」と言っている私ですが、そういう講釈を垂れる前に、まずはママのような、シンプルな、原理原則に基づいた気遣い。

それが大事だな、と痛感し、今に至っております。

なので、私がお客様のネクタイの色やお洋服の色を考える時、またはプレゼン資料の色を考える時は、必ず、

「相手がどう思うか」
「相手にどう思ってもらいたいか」


という「相手目線」を大切にするように、お伝えしています。

リアルでもオンラインでも原理原則は同じ

皆様も雨の日は特に、明るい色のネクタイを身に着けたり、明るい色をお召しになったりして、リアル対面の商談や、オンラインミーティングをこなしていただければと思います!

例えば、梅雨の季節の紫陽花はとても綺麗ですよね☆

それはやっぱり、紫陽花の色が「明るい」からだと思います!

この「特に雨の日は明るい色を着て、相手を楽しませる」という気遣いは、リアルでもオンラインでもできる「気遣い」です。

このような、原理原則に基づいた、当たり前の気遣いを、是非ご自分のものにして、大勢の中から選ばれる「選ばれ力」をアップしてくださいね!

本日のカラー戦略的結論

梅雨の中の紫陽花は私達を楽しませてくれる

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン016:万緑叢中紅一点 ~みんなが見える色づかい~

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本日のお題

万緑叢中紅一点
(ばんりょくそうちゅうこういってん)

こちらのことわざの意味は・・・

多くの男性の中に一人だけ女性が入っていることのたとえ。

多くのものの中に、ただ一つだけすぐれて目立つこと。

「万緑」は、見渡す限り一面の緑の意。
「叢中」は、くさむらの中の意。
見渡す限り緑のくさむらの中に、ただ一輪、紅色の花が艶やかに咲いている意味から。
王安石の詩『石榴を詠ず』に「万緑叢中紅一点、人を動かすに春色多きを須いず(人の心を動かす春の景色に多くのものは要らない。
赤い一輪の花だけで充分だ)」とあるのに基づく。

略して、「紅一点」ともいう。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

「緑」の中に一点だけ「赤」があるから目立つ、ということでしょうね。

でも!!

色弱とか色盲の方の立場に立つと、「緑」「赤」も同じ色(どちらも「焦げ茶」に見える方が多いようです)に見えますから、こちらのことわざは成り立ちませんよね。

実は、色弱とか色盲の方は、日本人は男性に多く、日本人男性の20人に1人が、色弱とか色盲なんだそうです。

つまり5%の方々が、色弱とか色盲という割合です。

残り95%の大多数の方々が普通に見える方々なので、世の中的には、大多数の目でプレゼン資料やら看板やらポスターが作られていますが、私はそれは間違っていると思います。

95%は5%に比べると「多い」ですが、5%という事実は「存在している」のですから、95%の方々も5%の方々も、み~んなが見えるように!というのが私の考えです。

・・・ということで今回は、「カラーユニバーサルデザイン」についてお話ししてみようかな!と思います。

「福島県 カラーユニバーサルデザインガイドブック」より抜粋

色弱や色盲の方々の見え方を知ろう!

(2021年5月12日配信の「カラー戦略マガジン」より)

上の図は、「福島県 カラーユニバーサルデザインガイドブック」より抜粋したものです。

右側に「配色の例」が掲載されていますが、「配色の例」の中の左側が一般の方々が見たイメージ、右側が色弱や色盲の方々が見たイメージです。

色弱や色盲の方々からすると、「赤」「緑」「焦げ茶」に見えます。

「ピンク」「水色」も、ハッキリとした違いは無く、同系色のように見えます。

一口に色弱や色盲と言っても、程度には個人差がございますので、全員が上の図のような見え方とは限りませんが、目安として、大体こんな感じの見え方だと思っていただければと思います。

この見え方でいくと、例えば黒板は、こんな風に見えます。

一般の方々が見たイメージ
色弱や色盲の方々が見たイメージ

上の図が一般の方々が見たイメージ、下の図が色弱や色盲の方々が見たイメージです。

色弱や色盲の方々からすると、赤いチョークと青いチョークが、とても見えにくいことがお分かりになると思います。

知能に問題が無くても、学ぶ意欲があっても、黒板の字が見えにくいというだけで、勉強しづらい、授業が面白くないとしたら、それはとても辛いことですよね。

そして、その辛さを改善するように努力するのは、5%の色弱や色盲の方々ではなくて、それ以外の、95%の大多数の方々の役割だと私は思います。

大事なところを白いチョークと区別して、赤や青のチョークで書きたくなる気持ちは分かりますが、色を変えなくても「大きく書く」とか「下線を引く」とか、工夫のしようがあるからです。

色弱や色盲の方々は生まれつきですので、工夫のしようがあったとしても、95%の方々の工夫に比べると、とても難しいのです。

95%の方々が、大事なところを「大きく書く」とか「下線を引く」って、とても簡単なことですよね。

こちら、例えを黒板にしましたが、プレゼン資料でも同じことが言えます。

大事なところに目立つ色を使うだけでなく、「大きく書く」とか「下線を引く」というちょっとした気遣いをプラスするだけで、み~んなが見やすいプレゼン資料(カラーユニバーサルデザインに則ったプレゼン資料)に生まれ変わります。

プレゼンをしたお相手が色弱や色盲だったら…。
決裁をする役員の方が色弱や色盲だったら…。


カラーユニバーサルデザインに則っていないプレゼン資料では、見えにくいし分かりにくいので、情報が正確に伝わらない場合があります。


その結果どうなるかと言うと、検討する気が無くなります。

そして、企業としての資質も問われますよね。

これだけ、「バリアフリー」とか「ジェンダーレス」とか「副業OK」とか、垣根や差別を無くして、世の中はどんどんフラットになっていく風潮があるのに、プレゼン資料は時代遅れで、5%の方々を無視しているんかいっ!遅れた企業やな!ってツッコミが入ることでしょう。

誰だって、周囲のことをちゃんと考えている、あたたかい企業とお付き合いしたいですよね。

あと、下の画像もご覧になってみてください。

誰もがよく目にする、カード決済の端末機なのですが…。

「暗証番号を入れたら、緑のボタンを押してください」って言う店員さん、よくいませんか?

私はこれも違うと思っています。

「緑の」って普通に言いますけど、「緑」が分からない方々が、5%いらっしゃるんです。

そしてその方々は、「緑の」って言われて、「緑」っていう色が分からなくても、長年の経験から「このボタンのことを言っているんだろうな」とアタリを付けることができます。

でも95%の方々は、5%の方々のこの「アタリ」に甘えちゃダメだと思うんです。

5%の方々の「経験」から来るアタリ。

その経験には、迷ったり困ったりしたことが、いっぱい詰まっていると思うんです。

それを含んだうえで、「暗証番号を入れたら、右下の実行ボタンを押してください」って全ての店員さんが言ってくれる世の中になったら、ステキですよね。

「緑の」って色で説明しなくても、場所や文字で説明することはできるんです。

そして最後に、こちらの写真もご覧になってみてください。

こちらはある日の「秋●原駅」の写真です。

私が怒りのあまり、激写しました。

文春です!笑

って言うか、秋葉原駅(あ、言ってもーた。笑)という、たくさんの方々が行き交う大きな駅で、こんな分かりにくい案内サインはダメですよね!

マル印で囲っている中には「右折」とか「左折」という文字が入っているのですが、普通に見える私ですら「見にくっ!なんじゃこら!」と思ったくらいですから、色弱や色盲の方々は、ほとんど見えないと思います。

多分、この「右折」とか「左折」という文字は、最初はもっと濃い色で書いてあったのでしょうが、日光に当たって退色したんじゃないかと思います。

でも、それを放っておいてはダメだと思うんです。

たくさんの方々、いろんな方々が見る案内サインなんだから、「常に分かりやすく、見やすく」ということに敏感になって欲しいな、と思います。

自分が見えれば良い、っていうことじゃないですよね。

見えない人、見えづらい人もいる。

そこに敏感になるべきなんじゃないかなって思いました。

まずは「カラーユニバーサルデザイン」を知ることから

熱く語りましたが、赤や青のチョークを使う学校の先生や、カード決済の端末機を使う時に「緑の」って言う店員さん、秋葉原駅の駅員さんを批判しているのではないのです。

誰でも、色弱や色盲の方々の見え方をご存知なければ、そうなると思います。

なので、たくさんの方々に、色弱や色盲の方々の見え方を知っていただいて「み~んなが見える色づかい(カラーユニバーサルデザイン)」をみんながすれば、情報はもっと正確に伝わるし、迷ったり困ったりする人も減ると思います!

まずは、こちらのメルマガがきっかけになればいいなぁ!

本日のカラー戦略的結論

みんなが「草むらの中の一輪の花に気付く」世の中になりますように!

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カラー戦略マガジン015:白眉 ~正確でインパクトがある情報伝達~

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本日のお題

白眉
(はくび)

こちらのことわざの意味は・・・

多くの中で、最も際立ってすぐれた人や物のたとえ。

『三国志・蜀志・馬良伝』にある故事に基づく。
蜀の馬氏の五人兄弟は秀才揃いで、いずれも字(あざな)に「常」の字を用いていたことから「馬氏の五常」と呼ばれていた。
中でも最もすぐれていた長男の馬良は、眉に白い毛が生えていたことから「馬氏の五常、白眉最も良し」と人々に言われていたという話から。
「白眉」とは、白い眉毛のこと。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。。。

つまりは、ざっくり一言で言うと、「白い眉毛」が優れた人のトレードマークになっていた、ということですね。

「黒い」眉毛の中に、「白い」眉毛が生えていたから、目立ったんですよね。「黒」の中に「白」って目立ちますものね。

・・・ということで今回は、「最も文字が目立つ、背景と文字の色の組み合わせ」をお伝えしたいと思います!!

トレードマークは一目で分かる

(2021年4月28日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は知らない人によく話しかけられます。

よく話しかけられはしますが、慣れてはいないので、毎回、ビクッ!とします。

今までで一番ビクッ!としたのは、ある時、恵比寿駅前にいたら、少し離れたところから若い女性に指を指され、「見つけたー!!」と大声で言われ、さらにその女性が「パッカパッカパッカパッカ♪ ヒヒーン!」とお馬さんがいななく真似をしながら私に駆け寄って来て、なにごとか話しかけたことです。

(※この話を友人にすると、「ウソだ―!」と言われますが、正真正銘、現実に起きた話です)

見た目は可愛らしい若い女性の、突然のお馬さん攻撃に、私はもうビックリしてしまって、なにか話しかけられましたが、出会わなかったことにして、その場を後にしました。

あと、40代の女性とお名刺交換をして、談笑をして、少し仲良くなった後に、突然の宇宙人告白というのもありました。

「私、違う星から来たんです。地球をもっと良くするために」と正義感に燃えているようなことを言われましたが、その人の黒目の奥の瞳孔が、ものすごく怖かった記憶があります。

私と目が合っているというよりは、瞳孔で私を掴んでいるような感覚でした。怖っ

ドキドキしました。泣

このように、時々、ん?と思う人に話しかけられてしまう私ですが、彼らから見ると、「話しかけてもOK♪」みたいなトレードマークが私にあるのかもしれませんね。笑

そんなトレードマーク、要らないですけどね。泣

光を味方に付けると最も目立つ!

本題に入りますが、「最も文字が目立つ、背景と文字の色の組み合わせ」は、黒い背景黄色の文字です。

先ほどの眉毛のように黒い背景白い文字ももちろん目立ちます。

ルパン三世のタイトルコールでも、黒い背景白い文字が効いていましたものね。笑

(私が好きなのは、ジゲンです。渋いからです。笑)

でも、黒い背景に組み合わせる文字は、「白」よりも「黄色」の方が目立つのです。

理由は、「黄色」は光の色でもあるので、黒い背景黄色の文字を組み合わせると、その文字の部分から光が滲んでいるように見える「光滲効果(こうじんこうか)」という効果が得られるからです。

この「光滲効果(こうじんこうか)」は、文字の大きさが実際の大きさよりも大きく見えるという効果があるので、目立つことにも一役買います。

確かに、「黒い背景白い文字」よりも「黒い背景黄色の文字」の方が、華やかさが加わり、目を引きますね!

また、逆の「黄色の背景黒い文字」では目立たないのか?というご質問をよくいただきますが、その組み合わせも、とても目立ちます!

標識は、その組み合わせが多いですよね!

でも、「光滲効果(こうじんこうか)」が得られるのは、「黒い背景黄色の文字」なのです。

万人に正確な情報伝達を!

この「黒い背景黄色の文字」は、背景の色と文字の色に、クッキリ、ハッキリ、差があるので(専門用語で「コントラストがある」と言います)、お年寄りなど、目が見えにくくなっている方や、色弱の方にも文字が認識しやすい!という素晴らしい効果があります!

そのため、看板やポスターなど、一目で情報を伝える媒体に「黒い背景黄色の文字」はおススメです!

美的なことだけでなく、「万人に、正確な情報伝達ができているか」と気にすることは、ビジネスシーンではもはや「マナー」と言えるくらいに、大切なことですよね!

最近ようやく「カラーユニバーサルデザイン」という言葉が一般的になって来ましたが、お年寄りや、色弱の方にも正確に情報が伝わる世の中になるように、私も色づかいの啓蒙活動を頑張って参ります!!笑

手作りの「金」も十分効果的!

でも、黒い背景黄色の文字って、高級感はあんまり無いんですよね。。。

見やすいんですけどね。。。

ここでご提案ですが、高級感を出したい場合は、「黒い背景金(ゴールド)の文字」にすると良いですよ!

前述の光滲効果(こうじんこうか)と同じような効果が得られるうえに、高級感も加わります!

しかし、デザイナーさんにイラストレーターなどで「金の文字」を作ってもらえれば良いのですが、普通は、それは難しいですよね。

(※「イラストレーター」とは多くのデザイナーさんに使用されている、デザイン用のソフトです)

そういう場合は、PowerPointなどで、上の画像のように、濃いベージュと薄いベージュを重ね合わせると、立体的に見えて、なんとなく金に見えるような効果が得られます。笑

本当は、有名中華料理店の上海焼きそばが食べたいけれど、ペヤングでも十分美味しい、みたいな感覚です。笑

(ペヤング大好きな中年女性です。笑)

デザイナーさんのイラストレーターで作った金文字のレベルにはなりませんが、それでも「金」らしさは出ますので、高額商品を扱っていらっしゃる方は、是非試してみてくださいね!

・・・ということで今回は、「最も文字が目立つ、背景と文字の色の組み合わせ」の、通常バージョンと高級バージョンをお伝えしました!

本日のカラー戦略的結論

黄眉(おうび)の方がトレードマークになりやすい

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カラー戦略マガジン014:英雄色を好む~「外見」は「内面」を受け止めるツール~

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特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

英雄色を好む
(えいゆういろをこのむ)

こちらのことわざの意味は・・・

英雄は何事にも精力旺盛であるから、女色を好む傾向も強いということ。
「色」とは、色事のこと。
歴史上の人物では豊臣秀吉やナポレオンなどが、しばしば例に挙げられる。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。。。

今回はこちらのことわざを違った側面から観察して「男性がいくつになってもモテる方法(笑)」についてお話ししたいと思います!

男性の「セクシー」に年齢は関係無い

(2021年4月23日配信の「カラー戦略マガジン」より)

男女を差別するわけではありませんが、私は「英雄」と聞くと男性を思い浮かべます。

「雄」という文字も、男性を表していますし。

そして、「英雄」と呼ばれるくらいに優れた男性であれば、その方が女色を好むかどうかは別にして、すごくモテちゃうと思うんですね。

さらに、その「モテ」には年齢は関係無いと思っています。

70代・80代の男性の仕草が色っぽくて、若い女性がドキドキしちゃうことも大いにあると思います。

外見から「お立場が高く見える」のはどうして?

色々な会社の役員やご担当者の方とお会いすると、役員の方は、やっぱり役員っぽい雰囲気だなと感じますね。

「この方はお立場の高い方だろうな」というのが、外見の雰囲気からなんとなく伝わってきます。

役員の方もそうですが、本日のお題に出てきた「英雄」と呼ばれるようなレベルの高い方々って、いろーーーーーんなところに気を遣われていると思うんです。

相手に渡す資料しかり、人間関係しかり、部下の動きしかり。。。

そしてその中のひとつが「外見」なんだと思います。

オシャレさんだから「外見」に興味があるわけではなく、レベルの高い方々なりにいろんなところに気を遣う「一環」に外見があるだけだと思います(中には本物のオシャレさんもいらっしゃいますが)

私は会社員時代、セキュリティで有名な大きな会社に勤めておりました(よくネタにするブラック企業は、その前に勤めていた会社です。笑)

在籍中に一度だけ、創業者を間近で見たことがあるのですが、すごくカッコ良かったです!

ほんの2、3分同じ部屋にいただけで、言葉は交わしていませんし、目も合っていませんが、その覇気に圧倒されて、「わぁ~、カッコいい!!」と思いました。

それまで創業者のことは、年齢は80歳前後ですし、ただの偉いおじいちゃんだと思っていました(失礼な私です。汗)

でも私の思い込みに反して、全く年寄りくさくなく、男性らしく、凛々しい創業者の雰囲気に、私の気持ちはガラッと変わりました。

お給料や労働時間などの「待遇面」を一番気にしていた私に愛社精神が芽生え、創業者が考えた「企業理念」なども大切に感じるようになりました。

「内面」から滲み出るものを「外見のツール」が受け止める

創業者が私のような一社員を、一瞬でノックアウトパンチできた雰囲気の要因を、今、ひとつひとつ冷静に分析してみますと、まず、「だらしない」とか「ヨレヨレしている」という雰囲気が皆無だったと思います。

そして、なぜ、「だらしない」とか「ヨレヨレしている」という雰囲気は皆無だと感じたのか、その時の状況を、さらに客観的に分析してみますと、スーツをきちんとお召しになっていたことと、髪の毛に整髪剤を付けて整えていらっしゃったことだと思います。

でも、逆に言うと、たったそれだけなんです。

スーツはきっと高級品だったと思いますが、当時の私には、それは見た目では分かりませんでした。

だけど、トップたる責任やリーダーたる自信という「内面」から滲み出るものを、スーツや髪型という「外見のツール」達がうまく受け止めていたんだろうな、と思います。

先ほど「英雄と呼ばれるレベルの高い方々は、いろんなところに気を遣っていて、外見もその一環」と申し上げましたが、レベルの高い方々は、ご自分の外見を「内面を伝えるツール」として使われているんですね。

内面と外見のバランスがとれているか、考えてみる

「英雄」と呼ばれるレベルの高い方々は、スーツや髪型という「外見のツール」を使って、ご自分の「内面から滲み出る実力」を、うまく表現しているとも言えます。

逆に言うと、ご自分の実力に合った「外見」をつくっているということです。

「内面=外見」です!

これを簡潔に申し上げますと、

スーツと髪形に気を遣っていれば、「内面」と「外見」のバランスが取れる。

ということなんです!

そしてそういう男性達は、ご本人のお気持ちはどうであれ、モテちゃう!ということです。

しかもいくつになっても。

これって、どなたでも、ある程度のところまではできることなんじゃないでしょうか。

内面に自信を持つことは、もしかしたら時間がかかるかもしれませんが、スーツをきちんと着て、髪型もきちんとするという、ただこれだけのことです。

100点を取ることは難しくても、70点までなら、大体の方は取れるんじゃないかと思います。

本日のメルマガは、「なに色がどうした、こうした」というお話ではありませんが、サバイバルなビジネスシーン、いろーーーーーんなことに気を遣う中のひとつとして、

「スーツ」と「髪型」に気を遣うだけで、ご年齢に関係無く、モテ人生を歩めますよ! 人の心を掴めますよ!

というお話でした。

私も普段、ネクタイのカラー戦略を考えていますが、そのネクタイの色を活かすために、スーツをきちんと着ることは、なくてはならないことだと痛感しております。

そして、ネクタイの色ひとつを真剣に考えるその微細な神経が、ちょっとしたビジネスチャンスを見逃がさないという感受性に繋がり、結果として売上が上がる、大勢の中から「選ばれる」ということも、たくさんの方々と接してきて、確信しております。

ナポレオンや豊臣秀吉が、女好きだと語り継がれているのも、本当に女好きだったのかもしれませんが(笑)でもでも、「モテちゃう」「女性から放っておかれない」ということもあったのではないかと思います。

クールビズやリモートワークにより、ネクタイのカラー戦略を考えたり、スーツをきちんと着る、ということからは遠ざかる世の中になるかもしれませんが、「自分の内面と外見は、バランスが取れているか」ということに対して、じっくり考えてみると良いかもしれませんね。

じっくり考えるのは、男性だけではなく、女性も同じです。

きっと、ご年齢に関係無く、魅力的な外見になり、お仕事にも人にも「モテちゃう」人生になりますよ!

楽しみですね!!

本日のカラー戦略的結論

英雄は、「内面」と「外見」のバランスがとれている

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン013:白髪三千丈 ~「重厚感」「風格」「円熟味」を感じさせるビジネス~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

白髪三千丈
(はくはつさんぜんじょう)

こちらのことわざの意味は・・・

年老いて人生の憂いを嘆くことば。
また、誇張した表現のたとえ。
「丈」は長さの単位、「三千」は数量の多いことのたとえで、三千丈は約9.33キロメートル。
年老いて、長年の憂いや悲しみのために、白髪が長く伸びてしまったということから。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

9.33キロメートルって、尋常じゃないですね!!

今回は、尋常なシーンではあまり必要無いかもしれませんが、お仕事に真剣な方には、時に必要なのではと思われる色をご紹介します!

「白髪」が意味するものに注目!

(2021年4月14日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私の故郷は能登半島の漁師町なのですが、年に1回、町民全員がとても楽しみにしている夏祭りがあります。

過疎化が進んで、道を歩くとカモメとお年寄りにしか出会わないさびれた漁師町だというのに、この日ばかりは、どこからこんなに人が湧いたんだっていうくらい、祭りのメイン会場である神社は人でごった返しますし、あばれ祭りとして有名なので、テレビクルーなどが取材に来て、町は熱気でムンムンします。

男の神様と女の神様のデートが祭りの由来だそうで、祭り歌に、それを冷やかした卑猥な替え歌が作られていることも、熱気ムンムンに一役買っていると思います。笑

一番そういうことに敏感な中3の時、担任の先生からクラス全体に「卑猥な歌は歌わないように」と注意されたことが面白くて、今でも覚えています。笑

(育ちが雑で、申し訳ございません。笑)

卑猥な替え歌にされる前の、正当な祭り歌は、100番以上あるそうですが、現代の世の中に伝わっているのは、その中の10番くらいまでです。

私もそれらの歌は歌えます!

夏祭りには女子供も参加して、祭り歌を歌いながら7時間ぐらい練り歩くので、今でも身体に染みついています。

私はその中の、とある老夫婦の愛を歌詞にした歌が、とても好きです。

どういう歌詞かと言うと、

おまえ100まで
わしは99まで

ともに白髪の生えるまで

エ~生えるまで

という、たったこれだけの短い歌詞なのですが(歌もこれで終わり)相手に自分より長生きして欲しい、でも一人で生きる時間はあんまり長くない方がいい、ずっと一緒にいようね!という相手への思いやりが伝わる歌詞だと感じています。

この歌詞に出て来る「白髪(しらが)」も、本日のテーマである「白髪(はくはつ)」も、本来は「黒」だったものが「白」に変わったことで、「老い」や「経年変化」を表していますね。

転じて今回は、「経年変化」による「重厚感」や「高級感」を表現できる色…「エンジ」をご紹介したいと思います!

呼び方が様々なのはどうして?

日本では「エンジ」と言った方が一般的かもしれませんが、最近は「バーガンディ」とも呼ばれています。

「バーガンディ」というのは、「ブルゴーニュワインの英語名」だそうです(Wikipediaより)

他に「ワインレッド」と表現する人もいますし、はたまた「飴色」と言う人もいます。

「早稲田大学のスクールカラー!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんね。笑

このように呼び方は様々なのですが、「暗い赤茶色」「濃い赤茶色」だと思ってもらえれば、そんなに厳密に考えなくても大丈夫です。

呼び方が様々だということは、それだけ複雑な色みだということです。

何色か重ね合わせたような、深みのある色ですものね。

決して、薄っぺらくはない色ですよね。

また、色名も「ワイン」や「飴色」など、経年変化という「時の重なり」を楽しむものであったり、経年が「劣化」ではなく、むしろ「価値」に代わるものであることから、「重厚感」、そしてそこから派生して「高級感」や「風格」なども表現することができるのが、「エンジ」の魅力です。

ではこの「エンジ」は、どのような場面で使うと効果的なのでしょうか。

答えは、次のセクションからご説明しますね!

大物と会う時に!

「エンジ」を身に着けると、「重厚感」「高級感」、そして「風格」が漂うので、外見的に言うと「フォーマル感」を演出できます。

その効果は、顔周りに身に着けていただくと絶大なので、男性でしたらネクタイ、女性でしたらスカーフ、男女ともにOKなのは上着やトップスです。

大物と会うので緊張する時でも、「エンジ」が力を貸してくれるので、外見上は「対等」になります。

その「外見上は対等」というご自分の意識が、緊張を和らげてくれて、本当に堂々と話せますよ!

緊張しぃの方は、是非お試しくださいね!

そして、もう既に大物の方は、さらに「風格」が増すので「大御所」に見えますが、「エンジ」の良いところは、ツンツンしておらず、「円熟味」があるところです。

「大御所」でも、あたたかな目線で部下や後輩、若手を見守るような、落ち着いてゆったりとした雰囲気を演出できますよ。

ステキですね。

高額商品の販促資料で!

例えば不動産のチラシで言うと、チラシのヘッダーやフッター、物件ホームページのメニューボタンの色に「エンジ」を使うと、高級感が出ます!

億超えの物件チラシなどでは、物件を堂々と見せることができます
ので、是非お使いいただければと思います!

あとは、なかなか手に入らない食材のチラシなどに使うと、「希少価値の高さ」をアピールしてくれますよ。

ただ前述の通り、「エンジ」は「経年変化」による「重厚感」や「高級感」を表現できる色ですので、逆から言うと、「新鮮さ」を表現するのは苦手です。

ですので食材の場合は、日持ちのするものやサプリメントの販促資料に使っていただければと思います!

普段から頑張っていらっしゃる方を、「エンジ」が下から裏から支えてくれて、売上アップや「選ばれ力」アップのエンジンになってくれますので、ビジネスシーンに、そして日々の生活に、是非「エンジ」を取り入れてみてくださいね!

本日のカラー戦略的結論

エンジはエンジン

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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