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カラー戦略マガジン006:紺屋の白袴 ~ヤンキー塾の苦行から学んだプレゼン資料作り~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお

紺屋の白袴(こうやのしろばかま)

こちらのことわざの意味は・・・

人の白い袴を紺色に染める紺屋が、染める仕事に忙しく、自分は染めていない白色の袴をはいていることから。
転じて、他人のことにばかり忙しく、自分自身のことに手をかける暇がないということ。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

こちらのことわざは日常生活ではあまり使われないかもしれませんが、知名度としてはお高めですよね。

今回は、こちらのことわざから、プレゼン資料の「余白の大切さ」「余白の『白』は働き者」ということについて、お話ししていきます!

ヤンキー塾から学んだ「余白の力」

(2021年2月10日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は花の女子大生だった25年ぐらい前、塾講師のアルバイトをしておりました。

今でも時々テレビコマーシャルを見かけるくらい、大手の塾だったのですが、少人数クラスの塾でして、なぜか私が担当するのは「中3男子、且つヤンキー」という、最も厄介な人種でした。

どのように厄介かと申し上げますと、

●髪が青い
(※注 CCBじゃありません。懐かしいですね!フッ、フッ、さりげぇなくぅ~♪)
●週に3日は朝帰り
●九九を知らない
●「b」と「d」なんて、どっちがどっちでも関係無い

という中3男子集団でしたので、授業は本当に大変でした。

宿題なんて当たり前のようにやって来ないですし、たまにやって来たと思ったら、彼女にやらせていたりとか(ヤンキーの彼女って、優等生が多かったりしますね。女の子は、悪い男の子に憧れるんでしょうか)

私に「ブラジャーの前ホックと後ろホック、お前(お前と呼ばれていました。トホホ…)はどっち?」と聞いてきたりとか、塾前に停めてあった私の自転車のタイヤの空気をこっそり抜いたりとか、、、毎日が体力勝負の「闘い」でした。

でも高校受験はどんどん迫って来ますし、私としては何とかしたくて、授業の予定をギッチギチに立てて、ビッチリ書き込んだ予定表を、塾幹部と生徒の親御さんに渡していました。

予定表はA4サイズの紙だったのですが、欄からはみ出て余白も埋め尽くすくらいに、ビッチリ書いていました。

そしたらある日、塾で一番偉い人に呼ばれて怒られました。

「予定表をこんなに書いたら、よけいにヤル気なくなるだろ!人生でもなんでも『余白』っていうものが必要なんだよ!」

その時は、こんなに一生懸命やっているのに!とカチンと来たのですが、落ち着いて考えてみると、それもそうだと納得しました。

それ以降、予定表だけでなく、なんでも「余白」を大切にするようにしているのですが「余白」があるから「相手がヤル気を出す」というのは、まさに、プレゼンも同じなんです!!

プレゼン資料が分かりにくくても、相手は「理解しよう」と努めてくれない

プレゼン資料が分かりにくいと、相手は思考停止になります。

ここでこちらが気付かないといけないのは、相手が「なんとかして理解しよう」とは努めてはくれない、ということです。

1枚のプレゼン資料にたくさんの要素を詰め込み、一から十まで、全て読んでプレゼンしている方が時々いらっしゃいますが、、、これはお相手に相当な負担を強いるプレゼンです。

プレゼンする側は、ご自分は分かっていることなのでスラスラ読めますが、プレゼンされる側の頭の中は、こうです。

1.プレゼン資料を見る

2.読まなきゃ分からないので読む

3.理解する

2や3で大変な負担がかかっていますが、それでもこちらは、プレゼンされる側が「理解しよう」と努めてくれているとても良いパターンで、2や3で脱落してしまうパターンが、実は非常に多いと思います。

脱落されるということは、プレゼンされる側が、プレゼン側のサービスや商品の良さを理解するのを「やめた」「分かりにくくて諦めた」ということです。

そうすると検討の土台に上げてもらえなくなるので、当然発注ももらえません。

サービスや商品が良くても、プレゼンで失敗する理由の1つに、このようなプレゼン資料の「詰め込み過ぎによる分かりにくさ」があります。

では、どうすれば良いのでしょうか?どうすれば、サービスや商品の良さが分かりやすくなるのでしょうか?

1から3までひとっ飛びにワープして、「見た瞬間に理解できる」プレゼン資料にしたいですね!

実はこれ、結構カンタンなんです!

そのやり方を、次のセクションからお伝えして行きますね!

詰め込んだプレゼン資料は人混みと同じ

上記のお写真は、多くの人が行き交うことで有名な、渋谷のスクランブル交差点です。
多い時で1回の青信号で3,000人もの人が行き交うそうです。

こんなにたくさんの人がいては、知り合いがいても気付きにくいですし、ましてや一人一人の特徴なんて頭に入ってきませんよね!

プレゼン資料も同じです!

1枚にたくさんの要素を詰め込んだプレゼン資料は、まずどこを見て良いか分かりません。

人混みでは、人を一人一人見分けて行かないと、一人一人の特徴まで気付きませんが、まず見分けることで力尽きてしまいますよね。

同様にプレゼン資料も、文章を一文一文「読む」という行為でプレゼンされる側は力尽きてしまい「理解する」というところまで到達しないのです。

ちなみに私は渋谷でOLをしていた時がありまして、その時に、股間に白鳥の首が付いているパンツみたいなのを履いて歩いて来る男性とすれ違ったことがありました。

その時は、え!?と思い、じーっと見てしまいましたが、それくらい変わった格好をしていないと、このような人混みの中では気付かれません(私は昔から変な人によく会います)

ま、これは余談ですが。笑

草原の中にただ一人。プレゼン資料ではこのバランスで

上記のお写真のように、周りに誰も人がいないところで、ただ一人だけ人がいると、誰でもその人に気付きますし、意識しなくても、その人の特徴が頭に入って来ますよね。

レゼン資料も全く同じなんです。

いかに大事な部分に目を留めてもらうか。

それには、大事な部分以外の「余白の力」が必要なんです!

「余白」があるからこそ、主役である「大事な部分」にイヤでも目が行きますし、特徴もすんなり頭に入って来ます!

つまり、先のセクションでお話しした「見た瞬間に理解できる」プレゼン資料になるのです!

「余白」が多いともったいない、と感じる方が時々いらっしゃいますが「主役」を活かすための「余白」なので、全然もったいなくありません!

「余白」の力を信じて、「余白の白」で主役を盛り立てて、お相手がバチっと理解してくれて決裁してくれる、スピードとインパクトを兼ね備えた、最強のプレゼン資料を作りましょう!

プレゼン資料1枚に主役は1つだけ!

プレゼン資料1枚に主役は1つだけ!
あとは余白で良し!(余白多めで良し!)
余白の「白」が名脇役となって、主役を盛り立ててくれる!

これはプレゼン資料作成における鉄則です!

本日のお題である「紺屋の白袴」も、お客様(主役)のために必死に働いているから、自分の袴は「白」なんですよね。

そうです!「白」は働き者なんです!
働き者の「白」の力を信じて「余白の力」を存分に使って、主役が活きるプレゼン資料を作りましょう!

本日のカラー戦略的結論

紺屋の白袴は働き者の証拠なり

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン005:紺屋の明後日 ~仕事がデキそうに見える「紺」のスーツコーデ徹底解説~

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本日のお

紺屋の明後日

こちらのことわざの意味は・・・

当てにならない約束や期日のたとえ。
「紺屋」とは、藍で布を紺色に染める職人。
転じて、染め物屋のこと。
染め物の仕事は天候に左右されやすく、仕上がりが遅れがちなため、客に催促されると「明後日になれば染め上がる」と言い訳して先に延ばすが、その約束も当てにならないのが相場であったことから。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。。。

私はこちらのことわざ、この度初めて知りました。汗

私の勉強不足もありますが、あまりメジャーなことわざじゃないような。。。(;^_^A

でもここで注目すべきは、染め物の代表格が「紺」だということです。

日本には他にもたくさんの染め物があるのに「紺」がその代表になっているということは、昔から「紺」は使いやすい人気色だったのでしょうね!

ということで、本日は「紺のスーツ」についてのビジネスカラー戦略®をお伝えしていきたいと思います!

男女ともにOKの記事ですので、どうぞ楽しんでお読みくださいね!

「紺」のスーツはテッパン!

(2021年1月27日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は新卒の時に就職活動を間違えまして、
(*´ω`)テヘ
超ブラック企業に入社し、投資用不動産の営業をやっておりました。

えぇもう、ヤクザのような上司がゴロゴロいまして、上司からの暴力は日常茶飯事だったので、会社のスローガンが「暴力反対」。
全く正常な会社ではありませんでした。(;’∀’)

そんなバイオレンスな社風の中、自分で商談をまとめて来ると、上司から「お前の契約、テッパンだな」と褒められていました(ちなみに「お前」「てめぇ」「きさま」と呼ばれていました)

当時は「テッパン」ってなんのことか分からなかったのですが、「かたい」とか「間違いない」という意味だということが、最近になって分かりました。

早速本日のメルマガで使ってみたのですが、要は、ビジネスシーンでは「紺のスーツは大正解だよ!」ということです。

なぜならば「紺」は「真面目」「誠実」「知的」という、ビジネスで最も必要だと思われるイメージを醸し出してくれる色の王様だからです!

スーツを購入する際に、他の色を買って色のバリエーションを増やすよりも「紺」のバリエーションを増やした方が、ビジネスではプラスになると思います。

それくらい、ビジネスでは「紺」は大切な色なので、今回は「紺」のスーツ・ネクタイ・シャツのコーデを、そのコーデが醸し出せるイメージとともに、お届けします!

女性の方は、シャツは無視して、ネクタイを「スカーフ」や「インナー」に置き換えてお読みいただければと思います!

「紺」のスーツ×「紺」のネクタイ×「白」のシャツ

スーツとネクタイが「紺」のダブルコーデですね。

時々、色とりどりのコーデじゃないと私に怒られると思っている方がいらっしゃいまして(笑)その方がたまたま「紺」のダブルコーデの時にお会いしますと「すいません、ちょっと今日は地味で…」となぜか謝られたりするのですが(笑)色数は少なくても、地味ってことは全く無いです!

最強に「落ち着き」を表現できるコーデですので、例えば高額商品の商談や、ご年配の方と商談する際に、とてもおススメのコーデです!

▼醸し出せるイメージ

●知的で落ち着きがある人

▼おススメのビジネスシーン

◎高額商品の商談
◎ご年配の方との商談

「紺」のスーツ×「黄色」のネクタイ×「水色」のシャツ

スーツとシャツが「青系」ですね。
そこに「黄色」をぶつけているわけですが、色の世界では「青」と「黄色」って、正反対の色なのです。

正反対だから相性が悪いかと言うと、そんなことは全く無く、むしろ相性は良いのです♪

そして、相性が良いだけに留まらないのが「青」×「黄色」の良さ。

正反対のもの同士がぶつかっているからこそ、そこにパワーが生まれます!

なので「元気で楽しい」とか「若々しい」とか、そんなイメージを表現することができます!

可愛げもあるので、新人社員が取引先に「ちわーっす!」って元気にご挨拶に伺う際の、最強コーデです。

▼醸し出せるイメージ

●元気で楽しい人

▼おススメのシーン

◎新人社員の取引先まわり
◎飲み会の幹事(今は難しいですが…)

「紺」のスーツ×「ピンク」のネクタイ×「白」のシャツ

「ピンク」は「優しさ」を表現できる色なんですね。

そして女子はみんな「ピンク」が好きです。(^_-)-☆

「知的」な「紺」の上に「優しさ」の「ピンク」を重ねたら…、これはもう、モテ街道一直線ですよ!

「紺」で「知的なイメージ」を表現できるので、尊敬もされると思います。←ここ重要ですね

自分の彼氏(もしくはダンナ)を女友達に紹介する時に、バカだって思われたくないですからね。(-_-;)

そんな時は「紺」のスーツで、締めるところを締めて行きましょう!

本日のカラー戦略的結論

紺コーデは毎日でも良い!

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン004:紅一点 ~プレゼン資料の作成でも使える「紅一点」の仕組み~

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本日のお題

紅一点

こちらのことわざの意味は・・・

多くの男性の中に、一人だけ女性が入っていることのたとえ。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

有名なことわざなので、皆さんご存知ですよね。

本日はこちらのことわざを「プレゼン資料作成」の目線で読み解いて行きます!

オンラインでのやり取りが通常になった今「プレゼン」とまでは行かなくても、zoomの「画面共有」で、資料の精度が一目瞭然になりましたね!

「紅」は大切な美人女性

(2021年1月20日配信の「カラー戦略マガジン」より)

「紅」はただ一人の女性を意味していますが、多くの方はこの女性を「美人」だと想像しているのではないでしょうか。

私は学生の頃から今の今まで、なにかのチームに入った時、なにかの役員に選ばれた時など、女性は私一人になったことが何度かありますが、外部の人から「このチームは紅一点(私のことです)だね!」と言われた時の「おめーかよ」という顔をした男性陣の表情を見逃さずに、今日まで至ります。

中学生とか高校生ってまだ子供なので、表情も露骨で「あ~あ」みたいな顔をしている男子もいましたが、大人になると、わんぱくだった男子も、鼻タレだった男子も紳士になるもので、かすかに「おめーかよ…」という表情を浮かべながらも、感情を押し殺して、皆さん紳士的に接してくださるので、男性って、本能的に優しいんじゃないかと思っています。

「紅一点」が「美人女性」を想像させるのも、ただ一人の女性を大切に思う、男性陣の優しい気持ちが根底に流れ、膨らんだからだと思います。

このように、このことわざを男性目線で捉えつつ、プレゼン資料を作成すると、とてもうまく行きますよ!笑

美人な「紅」だから、目立たせてあげたい男性のキモチ

美人な「紅」。

だから自慢して目立たせたいし、目立たせてあげたい。

そう願う「紅」の周りの男性陣は、一致団結して「紅」を目立たせようとします。

ではどうすれば「紅」は絶好調に目立つのでしょうか。

そうですね、一番シンプルで効き目があるのは「他の紅を入れない!」ということです。

もうこれは鉄則ですね。

この鉄則を守り抜くと「紅」は最高に光り輝くのですが、プレゼン資料作成の現場でも、この鉄則を活かして効果を得ることができます!

具体的にどうしたら良いのか、次のセクションからご説明して行きますね!

絞る勇気!色を変えて目立たせたい箇所は「1割」に絞る!

「紅」は「ただ一点」だから、希少価値があり、目立ちます。

プレゼン資料を作成する時の、色を変えて目立たせたい箇所が「紅(赤)」じゃなくても、なに色でも、まさに「紅一点」に例えられるのですが、ここも目立たせたい、あそこも目立たせたい…と、色を変えて目立たせたい箇所をたくさん作ってしまうと「紅がたくさん」ということになり、希少価値が無くなりますから、結局「どの紅も目立たない」ということになってしまいます。泣

そうすると、目立たせたい箇所が思惑通りに目立たないどころか、何を言っているのか分からない資料になり、相手の時間を奪い、ヤル気を削ぎ、ヘビの生殺しのような生殺しのペンディングになってしまうこともあります。

最悪の場合、お断りが来ますが、商品やサービスの内容は良いのに、プレゼン資料作りがマズいせいで、内容が伝わらなくてお断りされてしまうなんて、悔しい!って何回言っても足りませんね。

ことわざ通りに、色を変えて目立たせたい箇所を、ほんの一点に絞ることは現実的には難しいのですが、最大でも全体の文章量の「1割程度」に絞ると、思惑通りに目立つ効果があります!

これには、なんと言っても目立たせたい箇所を「絞る勇気」が必要ですね!

絞る勇気を出さずに、ダラダラと色を変えた箇所をたくさん作り、何を言っているのか分からない資料にするのではなく、勇気を出して、本当に伝えたい箇所を「1割程度」に絞り、その部分の色を変えた方が、際立って目立ち、相手に届き、響くということを、このことわざが実証してくれています!

PowerPointを使いこなせるスキルがあれば、あとはもう「絞る勇気」だけです!笑

※「色を変えて目立たせたい箇所」は、紅(赤)じゃなくても、なに色でも、この原理は同じです。念のため。

小ワザで使える「白黒コピー」!

多くの男性の中に、性別が異なる女性がただ一人だけいるから、カンタンに目立つのですよね。

多くの男性の中に、女性も多くいると、その中で目立つのは大変なことです(元々の才能や、努力が必要ですね。汗)

プレゼン資料作成の現場でも、これに倣って「目立たせたい箇所」と「それ以外の箇所」を全く異なる色にすると、「目立たせたい箇所」は、カンタンに、思いっきり目立ちます!

例えば、、、背景が「白」の場合、目立たせたい箇所を「赤」にすると目立ちますが(図1)、背景が「オレンジ」だと「赤」は目立ちません(図2)よね。

図1<背景が「白」・目立たせたい箇所が「赤」>

図2<背景が「オレンジ」・目立たせたい箇所が「赤」>

上の「図1」のように「背景の色」と「目立たせたい箇所の色」を全く異なる色にすると、目立たせたい箇所はカンタンに目立つのですが、ご自分が選んだ色が、全く異なる色になっているかどうか、分かりにくい時もありますよね。

そんな時は、「白黒コピー」(グレースケール)が便利です!

作成したプレゼン資料を白黒コピー(グレースケール)してみて、目立たせたい箇所の文字がくっきり見えていればOKです!

実際にプリントアウトしなくても、画面上の印刷プレビューでも確認できますよ!

図1<背景が「白」・目立たせたい箇所が「赤」>

上記の画像を白黒コピー(グレースケール)すると・・・

図2<背景が「オレンジ」・目立たせたい箇所が「赤」>

上記の画像を白黒コピー(グレースケール)すると・・・

背景の中に目立たせたい箇所が溶け込んでしまって、文字が判別できない場合は「背景」か「目立たせたい箇所」の、どちらかの色を変えた方が良いでしょう。

是非、試してみてくださいね!

※重ねて申し上げますが「色を変えて目立たせたい箇所」は、紅(赤)じゃなくても、なに色でも、この原理は同じです。念のため。

本日のカラー戦略的結論

プレゼン資料作成こそ「紅一点」

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン003:色は思案の外 ~「赤」と「セクシー」の切っても切り離せないカンケイ~

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本日のお題

色は思案の外

こちらのことわざの意味は・・・

男女間の愛情や恋情は、常識でははかれないということ。

(出典:故事ことわざ辞典)

とのことです。。。なにやらディープな話題になりそうな雰囲気ですね。汗

なぜ「色=男女のこと」なのか

(2021年1月13日配信の「カラー戦略マガジン」より)

「色」という言葉は、男女の営みを表す言葉としてよく用いられます。

そして人間の存続や繁栄のためには、男女の営みは欠かせません(いきなりすみません。汗)

本能レベルで考えると「人間の存続や繁栄」を達成するためには、健康な相手を、男女の営みのパートナーとして選びますよね。

相手が健康かどうかを見極める方法の一つとして「血色の良さ」があります。

「血色の良さ」は、頬と唇を見れば一目瞭然で分かりやすいので、この方法は昔から使われていたと思われます。

唇も、プールから上がった直後のような灰色の唇(←たとえが変でごめんなさい。汗)よりも、ピンク色の唇の人の方が健康に見えます。

ちなみに私は元々、唇の色が白いので、それを利用して、高校の時に「貧血です」とよくウソをこいて、学校を早退していた悪い子ちゃんでした。テヘッ
暗黒の高校時代です。

・・・話を元に戻しますと、この「頬と唇の血色が良い」、つまり、顔に「色」が付いていることが、男女の営みのパートナーを選ぶ条件だったので、それがいつの間にか「色=男女のこと」になったのだと思われます。

セクシーに見せたい時には是非「赤」で!

先ほどご説明したように、血色の良さが男女の営みの条件でした。

では、血色を表す色は、なに色だと思いますか?

はい、そうです、血液の色なので「赤」ですね!

なので「赤」は「セクシー」とは切っても切り離せない色なのです!

今度こそは攻めたい!という方は、是非その時に「赤」を味方に付けていただければと思います!

この時に、とってもとっても大事なのは「顔と一緒に見える範囲に『赤』を使う!」ということです!

男性でしたら「赤」のネクタイ、女性でしたら「赤」のスカーフ、もちろん男女とも「赤」のトップスでも良いです!

靴やバッグなど、顔と離れたところに「赤」を使っても、あまり意味が無いのでご注意を!

画像2を拡大表示

本能レベルでセクシーな「赤の口紅」

女性必見のネタとしましては「真っ赤な口紅」は、人間に元々備わっている部位の血色を、ものすごーーーく強調していることになりますから、本能レベルで「セクシー」になります!

自分には「真っ赤な口紅」は似合わないと思い込んでいる女性もいらっしゃると思いますが「赤」にもいろんな「赤」がありますし、口紅の質感や透け感によっても違いますから、これからはセクシーを極めたい!と思われている方は、是非、ご自分に似合う「真っ赤な口紅」を探していただけたらと思います!

本日のカラー戦略的結論

色(男女の営み)を思案するなら「赤」

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン002:色の白いは七難隠す ~女性だけじゃない!男性もオンラインでは「白」が効果的!~

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本日のお題

色の白いは七難隠す

こちらのことわざの意味は・・・

色白の女性は顔かたちに多少の欠点があっても、それを補って美しく見えるということ。

(出典:故事ことわざ辞典)

だそうです。
結構ナマナマしいことわざですね。笑

白ブタと呼ばれた私の子供時代

(2020年12月23日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私の生まれは能登半島という石川県の漁村です。

漁村なんですけれども、山も後ろに控えている集落で、幼少期は裸足で駆け回り、それこそ山猿のように過ごしました。

でも、そんな環境で育ったのに、私は小さい頃は色白で、日焼けもしにくい体質だったので、口の悪い男子たちから「白ブタ~!」とからかわれていました(太っていなくて、むしろ痩せていたのに!怒)

母親に言いつけても「昔から『色の白いは七難隠す』って言うんだよ」と、褒めているのか落としているのか分からないナゾの慰めをされ、「こんなにからかわれるんだったら、色黒に生まれたかった!」と思っていました。

まぁ、私のように、一時的に「色黒」に憧れる人がいたとしても、日本人は「色白」に対する憧れが強いですね。

だから「美白」という言葉が流行り、美白目的の化粧品も多く出回るのだと思います。

日本人の「色白」に対する憧れはどこから来た?

ではなぜ、日本人はそもそも「色白」に対する憧れが強いのでしょうか?

その理由は、今から約1300年前の飛鳥・奈良時代に遡るようです。

この時代に、仏教とともに色々な文化が日本に入って来て、様々な技術や道具も輸入されたそうですが、その中に中国から輸入された「鉛白粉(おしろい)」もあったそうです。

これを顔に塗ると、綺麗に真っ白に仕上がったそうで、平安時代へと時代が移行する中で、宮中の女性達を中心に大人気だったそうです。

現代のファンデーションの原点になるものですね!

でも当時はかなりの高級品だったようです。

女性達から大人気だった理由は「顔が白くなることが嬉しい」ということよりも

「私は中国から来た最先端の文化を取り入れてるのよ!フフン♪」とか

「私は高級品を惜しみなく顔に塗ることができるのよ!フフン♪」という、

自分イケてる感の方が強かったのではないかと思うのですが、、、まぁそんなことで「顔が白い=イケてる」ということになり、平安時代には「日本人の色白に対する憧れ」は定着したようです。

「白」が最強たる所以

そういう時代背景はさておき「白」って最強の色なんじゃないかって思います。

なにが最強かって、汚れを絶対に許さない色だから。

汚れを絶対に許さない、即ち、汚れていないので、どんな場面に出ても恥ずかしくないし、正々堂々としていられる色なのです。

白いお洋服、欲しいなーと思っても「でも私、ラーメンの汁飛ばしちゃうしなー」とか「袖口にインク付けちゃうしなー」と躊躇した方は、結構たくさんいらっしゃると思います。笑

もれなく私も、その一人です。笑

だから「白」を買う時は、決意しますよね!
「絶対に汚さないぞ!」って。

そういう「決意をさせる色」って「白」だけなんじゃないでしょうか。

少し専門的に言うと「白」は最も「明度(めいど)」が高い色です。

つまり、言うまでもないですが「白」はどの色よりも「明るい色」なのです。

どうして明るいかと言うと、「光がたくさん入っている色」だからです。

そして、どの色よりも明るい「白」は、「光そのもの」と言えるんですね。

「光」には「神様」とか「正義」を彷彿とさせるものがあり、汚れを許さず、使う人に決意をさせる「白」の元々の性質も相まって「潔白」「清潔」「純粋」というイメージが、「白」の定番イメージとして定着しました(やっとカラー戦略的な話になって来た…笑)

日本の花嫁衣裳である白無垢も、文字通り「白」ですが、その理由は「白は神聖な色」だからだそうです。

これも、上述の「白」の定番イメージの一環ですね。

※ちなみにウェディングドレスも「白」ですが、これはまた違った理由だそうです。

そしてここも「白」の最強たる所以なのですが「白」を使うことを決意すると、それを発端に、周囲の様々なことが整って来るのです。

例えば「白い服」を着たら、汚さないようにしようとするから、お行儀が良くなりますし、周囲に汚いものを置かなくなります。

「白」が中心のインテリアでは、汚れが目立つので、マメにお掃除するようになり「白」の元々のイメージで「清潔感」というのがありますが、実際に清潔になります。

このように「白」には、周りを巻き込んで、襟を正してくれる効果・整えてくれる効果があるのです。

逆に言うと、そこまでの決意をもって「白」を使うと「潔白」「清潔」「純粋」という定番イメージの効果を、最大限に発揮できる、ということですね。

オンラインの打ち合わせでは「白」は特に効果的

最近は、オンラインでの打ち合わせが多くなりましたが、パソコンの画面の中って、リアルの環境よりも暗いですよね。

オンラインでの打ち合わせでは「白が多い空間」で打ち合わせに臨んだり「白い服」で打ち合わせに臨んだりすると、とても効果的です!

「潔白」「清潔」「純粋」という「白」の定番イメージにプラスして「真面目さやひた向きさ」「清潔感」も演出できますし、「白は光そのもの」ですから、画面を明るくすることができ、相手の気持ちまで明るくすることができるのです!

こんなに盛りだくさんの効果ですから、打ち合わせがスムーズに進みます♪

「白い服」とは、顔周りに「白」を持って来るという意味なので、服じゃなくても、ストールやケープでもOKです!

是非、取り入れてみてくださいね♪

本日のカラー戦略的結論

白は七難を隠すのではなくチャンスに変える。

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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お知らせ

パーパス制定のお知らせ

重ね合わせて、未来へ。

企業の歴史や想いを重ね合わせた「ブランドストーリー」を、鮮やかに、的確に、未来に向かって紡ぎ、その企業の発展に寄与します。

それは弊社独自の、特許を取得した、自由で独創的、且つ論理的な思考を使って行います。

創業したばかりの企業でも、連綿と続いてきた先人たちの命の礎の上に創業者の命があり、企業としての歴史が幕開けすると考えますので、先人たちの歴史や想いも含んでの、唯一無二の「ブランドストーリー」を考案します。

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お仕事のこと

重ね合わせて、未来へ。

私は仮に自分の会社がつぶれても、色の道具が全て無くなっても、山奥に行っても、もう一度今と同じことを、生涯の仕事としてやり続ける自信があります。
 
その時は、色の見本帳などの道具は無いでしょうから、代わりに花や葉っぱの色を見本として、それでも完璧な仕事をこなしているであろう。。。笑
 
うちの会社は「企業の歴史をブランドストーリーとして紡ぎ、未来に向かって発信します」と謳っていますが、創業したばかりの歴史が浅い企業様へも、ブランドストーリーを考案し、コーポレートカラーを選定し、タグラインも付けてご納品することができています。
 
それは、創業者個人に、今まで歩んできた人生の歴史があるからです。
 
そしてここからが本日気付いたばかりの、私の中では衝撃的なことなのですが、その人生の歴史は、その創業者がオギャーと生まれた時から始まったのではない!ということなのです!
 
連綿と続いてきた先人たちの命の礎の上に、その創業者の命があるんですよね。
 
つまり、色々な人生が重ね合わさって、その創業者の命が生み出され、数十年後に企業としての歴史が幕開けして(創業)、またその企業の歴史が、未来に繋がっていくのだなぁということが分かったのです!
 
そしてそれを「ブランドストーリー」として表現するのが私の仕事なのだと、本日やっと腑に落ちたのです。
 
今まで、終戦記念日に祈ったり、ご先祖様に手を合わせたりはしていましたが、先人たちの人生から私たちの人生、そして未来の人々の人生が、リレーのように続いていく、命が繋がっていく、ということに、いまいちピンときておりませんでした。
 
なので、そのリレーの途中に自分たちの人生がある、という視点で考えたことも無く、私はなぜ、この時代にこの仕事を選んで生まれてきたのか、ということについても、答えが出ておりませんでした。
 
でも数日前から考えていて、本日やっと、思考の歯車が「カチリ」と合いました。
 
老舗企業でもベンチャー企業でも、ブランドストーリーを考案する時は、創業の背景から考えますので、今までも知らず知らずのうちにやってきたことですが、本日明確に言語化できたことで、自分の「天命」を確信しました。
 
ずっと解けなかった方程式がやっと解けたような、爽快感に包まれています!
 
「得意」「好き」「天命」の違いも、自分なりに分かりました。
 
 
最近「パーパス」という言葉が流行っていますね。
 
「パーパス」とは「企業の存在意義」とのことで、「なぜ、存在しているのか」の「なぜ」の部分が特に重要なんだそうです。
 
なので、うちの会社の「パーパス」は、本日気付いた、気付きたてホヤホヤの、これにしました。
 
 
「重ね合わせて、未来へ。」
 
 
弱小零細企業のくせに、「パーパス」なんて、今流行りの難しい言葉を使っちゃってすみません。汗
 
明確に言語化できたことで、過去から未来へ、ぐわっと一気に時空を超えて見ることができる、千里眼を手に入れた気持ちです。

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お仕事のこと

「肉のハナマサ」みたいな人になりたい

ピン!と来たので、横浜港を一望できる「横浜総鎮守 伊勢山皇大神宮」にお参りし、真っ赤な「安産御守」を買いました!
 
この「赤」を見た瞬間に「あっ、このお守りだ!」と思いましたが、赤ちゃんを産みたいわけではないです。笑
 
お客様に喜んでいただけるアイディアを、もっともっと生み出したいなと思ったのがひとつ。
 
(安産のお守りには、出産だけでなく、アイディアを生み出すご利益もあるそうです)
 
それから、私自身が「生まれ変わる」時期に来ているから、このお守りが欲しくなったんだなぁと感じたのがひとつ、です。
 
何屋か分からない起業はイヤだったので「色」からできるサービスだけに絞って、8年経ちました。
 
副業的な他のサービスを展開するお誘いをいただいたこともありますが「色」のことを考えるのに夢中で、他のことをする余裕なんて無く、お断りしたら、人間関係が壊れたことも何度かあります。
 
だけど「色」を徹底してやって来たからこそ、お客様の「源泉」を見る目が養われました。
 
お客様の世界観やブランドを表現するには、お客様の「源泉」を見ないと表現できませんが「源泉」をしっかり見ることができれば「色」だけでなく、キャッチコピーなどの「文章」も生み出すことができます。
 
なので今後は、
 
お客様の世界観やブランドを見える化できる「色から広がる、色だけじゃない世界」をお客様にご提供して、もっともっと喜んでいただける人になります!
 
と、伊勢山皇大神宮の神様に宣言して来ました。
 
目標は「肉のハナマサ」です!
 
「肉のハナマサ」には、お肉だけでなく、お魚やお野菜も売っていますが、お肉で信頼を築けているからこそ、お魚やお野菜も信頼されて「肉だけじゃない、一般人も買える業務用スーパー」として人気を博していると思いますので。
 
私も「色を選ぶ目」で信頼されて、その「目」は色だけじゃなく、文章やデザインなどの、お客様の世界観やブランドを見える化する全てに通ずる「信頼できる目」なんだと、評判の人になります! 

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お仕事のこと

ブランド構築の名脇役が「色」です

コーポレートカラーを選ぶ時、ブランドカラーを選ぶ時、私は、必ず、か・な・ら・ず、取材します!

それは色は、ブランドを表現する手段のひとつなので、ブランドを構築するための「源泉」を見ないことには、その手段も使えないからです。

「源泉」とは、お客様の「ビジョン」です。

色が主役なのではなく、主役はお客様の「ビジョン」で、色は主役を盛り上げる名脇役です!

なので、仮にお客様の職種が同じだとしても、ビジョンが違えば、選ばれてくる色は違います。

また仮に「赤」という色が選ばれたとしても、どの赤になるかは、お客様のビジョンによって異なります。

現場取材は、私にとって、お客様の「ビジョン」を五感で感じ取ることができる貴重な場です。

そんな私の取材から、ブランド構築の名脇役となる色を選定するまでを、マンガにしてみました!

マンガ制作にあたり、大きなヒントをくださった『「龍使い」になれる本』の著者であり、ベストセラー作家でいらっしゃる大杉日香理さん、私のわがままに辛抱強くお付き合いくださってステキなマンガを描いてくださった漫画家の稲川久実さん、そして取材シーンにモデルとして登場してくださった大好きなお客様の方々、本当にどうもありがとうございました!