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カラー戦略マガジン030:色を付ける ~自分が「色を付けている」ものは、何?~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

色を付ける
いろをつける

こちらの意味は・・・

物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

いわゆる「特別に計らってくれる」「特別扱いしてくれる」ということですよね。

「ちょっと色付けといたよ!」なんて言われたら、とても嬉しいですよね!

私のとても大好きな言葉です。笑
たくさん言われたい言葉です。笑

40年前の曲の歌詞に答えが!

(2021年12月22日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は今年は48歳、寅年の年女ですが(2022年現在)、子供の頃のことはよく覚えています。

本日のお題に「色を付ける」を選んだ時も、ど~しても、ど~しても、ザ・タイガースの「色つきの女でいてくれよ」という曲が、真っ先に思い浮かんできてしまいました。笑

この曲は、1982年リリースとのことですから、約40年前の曲ですね。

40年前にはまだ生まれていなかったお若い方々のために、ちょっとだけ解説させていただくと、ジュリーというニックネームの、沢田研二という男性歌手がボーカルを務めていた、グループサウンズ(バンド)が出したヒット曲だと思っていただければ幸いです。笑

当時のコーセー化粧品のCMソングにもなった曲です。

ジュリーが、男性なのにアイシャドウを塗ったギラギラメイクでステージに立つ姿は、40年前はとても衝撃的でした(※お若い方向けに解説:お笑い芸人「ペコパ」の片割れを、もっとキザにしたような感じです)

私は、真っ当な人ならやらないことを、このジュリーはやっている、、、と子供心に思っていました。

そして「色つきの女でいてくれよ」という曲名には、なんとなく淫靡な匂いを感じてもいました。

当時のテレビ番組って、時代劇によくお色気シーンが出てきたり、志村けんのお笑い番組でも、ネタとして上半身ヌードの女性が登場したりもしていましたから、「子供にあんまり見せたくないもの」なのに、それらに子供が触れる機会が、テレビの中にたくさんあったと思うのです。

そういう影響もあって、私は「色つきの女でいてくれよ」という曲に対して、ジュリーがまたなんか、ちょっとヤバいことをやっている、、、と思っていました。

でも今、Googleで歌詞を調べてみると、淫靡な匂いは全く無いですね。

ジュリー、ごめんなさい。笑

歌詞の内容は、簡単に言うと「忘れられない女性がいて、その人だけはずっと色褪せない思い出だ」みたいな感じです。

そう!そうなんです。

以前の「カラー戦略マガジン」でも書きましたが、記憶も思い出も、放っておけば時間とともに、

色褪せる=色が無くなる=セピア色(白黒)になる

というのが、普通なんですよね。

自然の摂理です。

だからこそ、時間が経ってもそこだけ色があるということは、「特別な計らい」「特別扱い」をしているということなんですよね。

そういうところから、

「色を付ける」=物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。特別な計らい。特別扱い。

ということわざが生まれたのではないかな?と推察しています。

でももう一つ、「色を付ける」ということわざが生まれた背景なんじゃないかな?と推察できることがありますので、そちらは次のセクションでご説明しますね!

・・・と、その前に!

私はジュリーの曲では「TOKIO」が一番好きで、今でも時々聴いています!

歌詞に「空を飛ぶ」という言葉が何度も出てきますので、自転車で下り坂を下る時などに聴くと、かっ飛ぶことができて気持ち良いです♪(イヤホンも含め、安全面には留意しています)

・・・ここまでジュリーを語っておいてナンですが、別にファンではありません。笑

色はとても貴重品!

はい、ちょっと余談が入りましたが、無事に次のセクションに参りました。笑

「色を付ける」ということわざが生まれたもう一つの背景、それは、

昔は、色(染料・顔料)は貴重品だった

という事実です。

例えば「紅」は「紅花(ベニバナ)」を原料としておりますが、昔は今の口紅のような固形を作る技術が無かったので、直径5センチぐらいの小皿の表面に、紅を塗って固めていたそうです(「紅皿」というそうです)

そんな小さな紅皿でも、1枚作るのに1,500本もの紅花が必要だったそうです!

なので、

昔は、色(染料・顔料)は貴重品だった

ということなんですよね!

神社の鳥居が朱色なのは、権力・財力の象徴と聞いたことがありますが、「紅」が貴重品だったことも関係しているんじゃないかと思います。

色は権力・財力の象徴!

他にも「紫」の原料の一つに、「アカニシ貝」という貝から採れる分泌液があります。

アカニシ貝は、自分の身体から毒物を出して獲物を襲い、相手を麻痺させるそうですが(狂暴ですね!)その毒物の中に含まれているのが、紫の染料なんだそうです。苦笑

毒物だからなのか、こちらの染料はものすごく臭いので有名です。

しかし名前は「ロイヤルパープル」というカッコ良い名前で、クレオパトラ7世の旗艦の帆が、ロイヤルパープルで染められていたことでも有名です。

アカニシ貝から採れる紫の染料はほんのわずかしか無く、今で言うなら、Tシャツ1枚分の布を染めるのに、15,000個のアカニシ貝が必要だったそうです。

そんな希少な染料なので、王家など、権力・財力を持った人しか扱えず、「ロイヤルパープル」という名前が付いたんですね。

Tシャツですら万単位のアカニシ貝が必要なのに、旗艦の帆を染めるなんて、一体何個のアカニシ貝が必要なの!?ということになりますよね。

それがつまり、権力・財力の象徴で、それだけ、

昔は、色(染料・顔料)は貴重品だった

ということなのです。

このように、今回ご紹介した「紅」「紫」に限らず、色(染料・顔料)は貴重だった! 色は権力・財力の象徴だった!というエピソードはたくさんあります。

これらのことから、「色を付ける」って特別なことで、

「色を付ける」=物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。
特別な計らい。特別扱い。

ということわざが生まれたんじゃないかな?というのが、私が推察するもう一つの背景です!

年末年始は「選ばれ力」アップのチャンス!

さて、こちらの「カラー戦略マガジン」は、読者の方々の「選ばれ力」がアップしますように!という願いを込めて書いています。

ここで、 あなたに質問です。

あなたの生活の中で「色を付ける」とはどういうことになりますか?

私の生活の中で「色を付ける」とは、「丁寧な物言いをする」というです。

「色を付ける=特別な計らい。特別扱い」という意味をもっと広義に捉えて、「特別に気を遣う」ことも含んでいるのですが、ここ最近、自分から発する言葉には、特別気を遣うようになりました。

私は元来とても短気で、思ったことを口に出さないことが我慢できない性格なので、前世は大工の棟梁だったんじゃないかと思うくらいです(大工の皆さん、ごめんなさい!)

アシスタントに何かを依頼した時でも、自分の想像通りにできていないと、結構強い言葉でアシスタントに注意していました。

強い言葉を発する裏には、「私は間違っていない。ちゃんと分かりやすく仕事の依頼をした」という自信があり、アシスタントのミスという自信もあるからこそ、強い言葉で注意しても良いんだと思っていました。

でも、それは間違っていました。

私にも色んな面があり、アシスタントにも色んな面がある。

たまたま双方のうまくいかない面が重なっただけで、見えないところで他にもたくさんの面があるということを、私は分かっていなかった、見ていなかったと、ある時、気付いたのです。

そして、今は見えていないだけで、他にもたくさんの面があるということを推測することもしないで、「うまくいかなかった」というたった1つの面だけを見て、強い言葉を発していたのは、私ダサかったな、と深く反省しました。

アシスタントは、私が強い言葉で注意しても、一応筋は通っているので、ついてきてくれていましたが、だからと言って、見えていない部分にたくさんの面があるということを推測できていなかった私は、何も分かっていなかった、何も見えていなかったと、自分を恥じました。

ほんの1か月ほど前の出来事です。

それ以来、アシスタントがやってくれたことに対して、む!とか、なんでこんなことになってんだよ~!と思うことがあっても、「これはほんの一面で、裏にはもっとたくさんの面があるんだ」と思うようにし、一時の感情で強い言葉を使うことの無いように、気を付けて、、、気を付けて、、、気を付けています。笑

これが私にとって、特別に気を遣うこと、特別に計らうこと、つまり、生活に「色を付ける」ということです。

まだコロナに安心できない世の中ですが、コロナが終息したとしても、どんな年でも、なにかしら大変なことがありますよね。

しかし、自分の生活の中で「色を付ける」って何だろう?と考えてみると、自分が大切にしていることが分かります。

すなわち、自分の「ストーリー」を確認できたり、自分の「取扱説明書」ができあがることになります。

世の中がザワザワしていても、自分まで巻き込まれてザワザワする必要は無いですよね。

自分が何に「色を付けているのか」を考えて、自分の軸をしっかりさせることが、「選ばれ力」をアップさせる!ことに繋がるんじゃないかな、と思います。

是非、あなたの生活の中で「色を付ける」とはどういうことなのか、ゆっくり考えてみていただけたらと思います。

本日のカラー戦略的結論

自分が「色を付けている」のはなに?

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン029:色気と痔の気のない者はない ~恥の上塗り、緊張の上塗りをしないためのスーツスタイル~

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本日のお題

色気と痔の気のない者はない
いろけとじのけのないものはない

こちらの意味は・・・

人は誰でも似たり寄ったりだということ。
痔で悩む人が多いことから、色気と痔の気の語呂を合わせて生まれたことわざ。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

が!

こんなことわざ、ご存知でしたか?

私は初めて聞きました!

>痔で悩む人が多い
そそそ、そうですか・・・!?

こちらのことわざを見た瞬間「え、マジで!?」と思いましたが、私自身の視野を広げる意味も込めまして(笑)今回はこちらのことわざを、カラー戦略で読み解いていきたいと思います!

※上記の画像はイメージです。

「恥ずかしい」という感情は他のネガティブな感情を増長させる

(2021年12月8日配信の「カラー戦略マガジン」より)

20代の頃、超ブラック企業に勤めていた私は、ストレスから身体を壊して入院したことがあります。

結果は、腸の調子が少し悪くなっただけで、お陰様で病気ではなかったのですが、検査がとてもハードでした!

先端に小さなカメラが付いたホースを、お尻の穴から入れられる検査は、本当に、本当に、イヤでした!
(胃カメラの検査を腸にするようなイメージです)

20年以上前の話ですので、今は医学の進歩により、そんなに大変じゃないのかもしれませんが、当時は、本当に、本当に、大変でした。

検査前に、男性の医師から、

「こんな検査をしてごめんね。
若い女の子だから(当時の私は20代だったので)、よけいにイヤだろうし、僕も本当はこんな検査、したくないんだけど…」

と謝られ、まだ検査の全貌がよく分かっていなかった私は、なんでこんなに謝られるのかナ? 検査前の、この「溜め」の空気はナニ?と思っていたのですが、まぁそういうことでした(苦笑)

恥ずかしいわ、痛いわで(特に腸のカーブに合わせてカメラが曲がる時)、その時の記憶はトラウマとなって残っています。

でも今思うのは「恥ずかしい」から、よけいに「痛く感じた」のではないか、ということです。

ここで私が、そんなの検査だから仕方ないよね!と割り切ることができていて、恥ずかしいという気持ちがあまり無かったとしたら、こんなにウェットな気持ちにはなっていなかったと思うのです。

もっとドライに「あ、大腸の検査?うんうん、痛かったよー!」と、カラッと人に語れるくらいになっていたと思うのです。

「恥ずかしい」という感情は、他のネガティブな感情を増長させるのでしょうね。

おしゃれより大切なのは「恥をかかない」こと

そして「恥ずかしい状況」になると、頭に血が上り、冷静に考えられなくなる(つまり、テンパる)ということも、往々にして起こりますよね。

「恥ずかしい」とは少し違うのですが、「緊張していて、しかもその緊張を楽しめない状況」は、「テンパりやすい」という意味では「恥ずかしい」と似たような状況ではないでしょうか。

例えば「好きな人に会いに行く」という状況でしたら、緊張してドキドキしますが、楽しみですよね。

でも「初対面の相手にプレゼンしに行くけど、どんな反応が返って来るのか、皆目見当がつかない。下手したら気分を害されるかもしれない」とか「格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)に出席するけど、完全にアウェイな立場」みたいな状況ですと、緊張しますし、その緊張を楽しむこともできませんし、「とにかく恥はかきたくない」という感情も湧きますよね。

ということで、本日は、

格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)に出席するけど、完全にアウェイな立場

に特化して、

恥をかかないためのスーツの着こなし

をお伝えしていきたいと思います!

おしゃれよりも、「恥をかかない」ことの方が大切ですものね!

生地の「質」で一発勝負

まずスーツの色は「紺」、特に「濃紺」が良いと思います!

「紺」は世界的に「フォーマル感」「ビジネス感」を表現できると認められている色ですので、国際色豊かなパーティでも、堂々とお召しになっていただくことができる色です!

そして「格式ある場所」というのは「質」重視です。

なのでスーツの模様は、大柄なストライプやウインドウペン(格子柄)よりも、「無地」「控えめなピンストライプ」や、生地の「織りの陰影」でストライプを表現する「シャドーストライプ」が良いと思います!

なぜならば、そのような控えめな柄だからこそ「生地の上質さ」を際立たせることができる、つまり「生地の質」で勝負できるからです。

模様が無いからこそ、「生地の質」がモノを言います。
まさに、生地での一発勝負です。

大柄な模様は、生地の質をごまかすことができる…というのは言い過ぎですが、控えめな柄の方が、良くも悪くも生地の質が際立ちますよね。

ですので「格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)」には、是非、

上質な生地の「紺」の無地、もしくは控えめな柄の「紺」のスーツ

にてご出席いただけたらと思います!

※仕事関係のパーティでない場合は、また条件が違ってきます。

品の良い艶感と色気が出まくりの組み合わせ

「紺のスーツ」に合わせるネクタイは、お立場それぞれでおススメできる色が異なってきますので、一概には言えませんが、

上質な生地の「紺」のネクタイ

はテッパンで、どなたにもおススメです!

私は今までたくさんの方々に、「紺」のスーツに「紺」のネクタイの組み合わせってカッコ良いですよ!と言ってきましたし、このメルマガでも書いたことがありますが、全身で使う色数が「紺1色」だからか、

「地味じゃない?」

とおっしゃる方が何名様かいらっしゃいます。

でも、全く地味ではありません。

なぜならば、スーツもネクタイも「質重視」というルールを尊重し、生地にこだわると、自然な「光沢」が生まれ、それが「上質な美しさ」を醸し出すからです。

ですので地味どころか、

品の良い艶感
品の良い色気

が出まくりなのです!

今まで「紺×紺」の組み合わせは地味なんじゃないか、と敬遠されていた方も、機会がございましたら、「色」だけではなく「生地の質感」にも着目してみてくださいね。

ものすごく上質なコーディネートになりますよ!

そして、こんなに「上質感」が生まれるのには、もう一つ理由があるのです!

その理由は、次のセクションでご説明しますね!

カラーコーディネートの「落ち着き」は何に繋がるのか

色はそれぞれに、イメージを持っています。

これは言い換えると「色はそれぞれに、人に与える情報が異なる」ということです。

「赤い洋服」と「青い洋服」はそれぞれ印象が違いますし、「赤をメインカラーにしたプレゼン資料」と「青をメインカラーにしたプレゼン資料」でも、雰囲気が異なってきますよね。

なので、色は単なる装飾ツールではなく、

色は情報

と捉えていただければと思います!

そう考えると、色数の多いコーディネートには、たくさんの情報が詰まっていますが、情報が錯綜してまとまらず、散らかって見える懸念があります。

お洋服の場合には、下品に見えたり、田舎くさく見えたりする場合がありますし、プレゼン資料の場合には、何が言いたいのか、分かりにくくなる場合があります。

しかし、色数の少ないコーディネートでは、一色一色の特徴が際立つので、その色が持つ情報が、しっかりと地に足を付けて伝わるという「落ち着き」が出ます。

このカラーコーディネートの「落ち着き」が、本物の「上質感」や「高級感」に繋がっていくのです!

なので、「紺」のスーツ×「紺」のネクタイのように、全身で使う色数を少なくしておくと、それだけで、

上質感が生まれる!
高級感が生まれる!

という、カラー戦略ならではの効果が生まれます!

ちなみに、この場合のシャツの色は「白」か「薄い水色」をおススメしますが、プラスアルファとして「白のポケットチーフ」を挿すことを、強くおススメします!

たかがポケットチーフ1枚ですが、これがあると、本当に洗練されて見えるのです!

普段はあまりポケットチーフに馴染みが無い方でも、せっかくの格式ある場所でのパーティ(セレモニー)ですので、是非お試しいただけたらと思います♪

「恥をかくのではないか」という心配を全力で取り除いて、本来の魅力を発揮する

このように「生地の上質さ」にこだわり、さらに「全身の色数」も調整すれば、格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)も、怖くありません!

緊張するアウェイな場面で「俺の服装、変じゃない?」と心配して「緊張の上塗り」をし、テンパることが無くなります!

それどころか、一言で言って「カッコ良い!!」、つべこべ言わなくても「カッコ良い!!」ので、のびのびと、本来の魅力を発揮していただくことができます! 

まとめますと、格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)では、

★上質な生地の「紺」の無地、もしくは控えめな柄の「紺」のスーツ
   +
★上質な生地の「紺」、もしくは「紺」に近い色のネクタイ
   +
★「白」のポケットチーフという

「恥をかくのではないか」という心配を全力で取り除いた服装で、「選ばれ力」を益々発揮してみてくださいね!

※本日のお話は女性にも当てはまりますが、女性の場合は、もっと華やかでもOKです!

本日のカラー戦略的結論

「紺」で「恥」を撃退できない者はない

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン028:白刃踏むべし ~時間と気持ちのコントロールができる色~

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本日のお題

白刃踏むべし
(はくじんふむべし)

こちらの意味は・・・

《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。

(出典:「コトバンク」)

だそうです。

ちなみに「白刃」とは・・・

鞘(さや)から抜いた刀。

(出典:「goo」辞書」)

つまり「鞘から抜き立てほやほや」の刀だからこそ、勇気を捧げる対象になるわけです。

これが仮に、何度も使った後の刀だったり、鞘から抜いてずーっと放っておかれた刀であれば、そんなに切れる感じはしないので、勇気を捧げる対象にはならないと思うんですね。

「鞘から抜き立てほやほや」だからこそ…「ほやほや」だからこそ、踏むのにものすごく勇気が要るわけです。

この「ほやほや」…つまり「初物」だったり、「場慣れしていない感じ」だったり、「フレッシュな感じ」って、その時だけしか発揮できない魅力がありますよね!

期間限定だからこその「研ぎ澄まされた魅力」なんでしょうね!

…ということで今回は、「期間限定」から派生するカラー戦略をお伝えしていきます!

お断りする勇気

(2021年11月24日配信の「カラー戦略マガジン」より)

ところで本日のお題の「白刃踏むべし」は勇気があることのたとえですが、私がこれまで生きてきた中で、一番勇気を出したのは、中学生の時に、好きな男の子に告白した時でしょうか。

その時のことを思い出すと「あ~!!!」と絶叫して、壁に頭をぶつけたくなります。

(※注 フラれてはいません。笑)

以降の人生では、ここまでの勇気は出していませんが、起業してからは「断る勇気」というものに苛まれました。

起業して、会社員生活と全く違うんだな、と思ったことのひとつに「飲み会やイベントへのお誘いへの多さ」があります。

起業したばかりの頃は、人脈が欲しかったですし、お断りするのが申し訳なかったですし、なにより、お断りしたら嫌われる、とすら思っていたので、お誘いいただいたものには、ほぼ全て参加しておりました。

参加したかったわけではなく「お断りする勇気が無かった」ので、参加しておりました。

私が一番アホだったのは、Facebookでのお誘いです。

それこそ会社の忘新年会などの大人数の飲み会って、一斉メールでご案内してから、参加者や参加人数を詰めていくと思うんですけど、Facebookにはそれと同じようなことができる「イベントへの招待」という機能があるんですね。

でもその機能って、お誘いされた人には、

「●●さんがあなたを(イベントに)招待しています。」

という大げさな通知が、Facebookから来るわけです。

ただのお誘いなのに「招待」って、なんだかすごく大げさじゃないですか!?

でも起業と同時にFacebookを始めて、Facebookデビューが遅かった私は、そこが見抜けなかったわけです。

なのでFacebookから、

「●●さんがあなたを(イベントに)招待しています。」

と通知が来ると「●●さん」がFacebook上で知り合っただけの人で、リアルでお会いしたことが無い人でも、結婚式の招待状が届いたような感覚になってしまい、

絶対に行かなきゃ!
せっかく招待してくれたのに、行かなきゃ失礼に当たる!

と思い込んで、仕事を早く切り上げて、駆け付けたりしておりました。

リアルでお会いしたことが無い人にもそのような厳粛なご招待が届く、それがFacebookでのお付き合いなんだ、SNSってスゲー…と、勘違いの納得までしておりました。イタタタ

そして7,000円の会費を払って(たけぇ~)遠くから主催者の●●さんを、「あの人が●●さんかぁ~」と眺めたりしておりました。

リアルでお会いしたことが無いので、この温度感です。笑

「●●さん」とは一応名刺交換して、二言三言交わしますが、それ以上仲良くなることは無く、私が「招待」を重く受け止めていたこともフォローもされず…涙

そんなアホなことを何度か繰り返しているうちに、Facebookの「招待」って、そんなに重く受け止めなくても良いんだ、なんなら無視してても良いんだ、ということが分かり、今に至ります。

当時の私はこんな感じで、お誘いいただいた飲み会はほぼ全て出席し、しかも、起業のストレスから腰が痛くなってブロック注射を打って、やっと歩いたりしておりましたので、電車での移動が困難で、タクシーで飲み会に駆け付けたりしておりました。涙

なので経費の「交際費」と「交通費」がハンパなかったです。苦笑

今は、都合が悪ければ堂々とお断りしますし、そんなことで嫌われないと思っておりますし、もし嫌われたとしてもしょうがない、ぐらいに思っておりますが。

自分の時間が一番大事です。笑

「初めての時」しか出せない「魅力」

…とまぁ、お断りする勇気が無かったうえに、勘違いだらけだった私の起業当初ですが、誰でも「初めて」の瞬間ってありますし、その「初めて」が魅力に転ぶこともありますよね!

(※注 私の起業当初は悪い例です。笑)

今回は、

「初物感」を醸し出して、見る人を初心に帰らせてくれる色

●ほんの少しの「緊張感」が「フレッシュ」なイメージとして伝わり、見る人を飽きさせない色

の2色をご紹介したいと思います!

ところで、私が苦手なもの。

パッと思い浮かぶだけで2つございまして、1つは、立食パーティです。

なにせ私は雑談が苦手なので、立食パーティでは手持無沙汰になってしまい、お寿司やサンドイッチを、ひたすら食べているだけになっています。泣

もう1つは、駆け引きです。

相手がこう言ってきたら、こう言おう。
相手にこう言わせるために、こう言おう。

…はい、できません。

相手の言動なんて読めないですし、読めないものに対してコチャコチャ考えるのは時間のムダだと思っておりますので、さっさと本題を言いたい派です。

なのでご紹介する2色についても、ためずに、焦らさずに、さっさと答えを言いたいと思います!笑

初心に帰らせてくれる色

それは「ピンク」です!笑

「ピンク」は見た人に「優しい」イメージを与え、緊張感を和らげてくれる効果があります。

そして「男性・女性」で言えば「女性」を彷彿とさせ、「女性」の中でも大人の女性ではなく、「少女」を表現できるのが「ピンク」です。

そんなところから「ピンク」は、見る人に「若々しい」イメージを与え、いつも「初物感」を醸し出し、見る人を初心に帰らせてくれる効果もあるのです。

この効果は、例えば下記の場面に活かすと効果的です!

●ルーティンの作業を行うファイルを入れるクラウド上のフォルダの色を「ピンク」にする。

●ルーティンの予定を、カレンダー上で「ピンク」に塗る。

●ダイエット食品を食べるお皿の色を「ピンク」にする。←私です。笑
でも5キロ痩せましたよ!「ピンク」だけでなく、様々な努力の相乗効果だと思いますが。

●ダンナと久しぶりに二人でお出かけする際に「ピンク」「ピンク」の服を着て、「古女房」と言わせない。

●月初に「ピンク」のネクタイで出社して、部下に「前月の続きの今月」ではなく「前月は昨日で終わり。悪いことは引きずらない。『今月』という全く新しいステージが今日から始まる」と強く認識してもらう。

・・・上記のように、生活を細かく棚卸ししてみると、「ピンク」の効果を享受できる場面はたくさんあるのではないかと思います!

この機会に、是非、取り入れてみてくださいね♪

飽きさせない色

それは「水色」です!笑

空の色でもあり海の色でもある「水色」は、空や海の雄大さを彷彿とさせ、それが「爽快感」に繋がります。

でも「水色」の本当の魅力はそこに留まりません!

「水色」は文字通り「水」の色なので、水の性質…その場に留まっていない流動性が、一瞬しか無い「緊張感」となり、それを隠し味として演出することができる…それが「水色」の本領なのです!

また「水」は透明なので、汚れの無い潔癖さ…それもまた、心地良い「緊張感」に繋がります!

つまり「水色」はただ単に「爽やか」なだけではなく、ほんの少しの「緊張感」も感じさせることができる色なので、それが見る人を「飽きさせない」という効果になるんですね。

この効果は、例えば下記の場面に活かすと効果的です!

●気合を入れたい会議の予定を、カレンダー上で「水色」に塗る。

●ルート営業の相手先に訪問する際に「水色」のネクタイを身に着ける。

●クライアントに出した提案が通らず、再チャレンジする時の提案書のメインカラーを「水色」にする。

●Excelで見積書を作っている時に、似たような項目で入力を間違えて計算間違いしないように、セルの要所要所を「水色」で塗る。

回数をこなしていると、どうしても「飽き」がきますが、「水色」は適度な緊張感を与えてくれるので、ビジネスシーンではとても役に立つ色だと思います!

こちらも「ピンク」同様、是非、取り入れてみてくださいね♪

本日のカラー戦略的結論

「ピンク」と「水色」は時間と気持ちのコントロールができる

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン027:色褪せる ~色褪せるも「役割」~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

色褪せる
(いろあせる)

こちらの意味は・・・

1 色がさめる。色が薄くなる。

2 美しさやみずみずしさなどがなくなる。新鮮みがなくなる。衰える。

(出典:goo辞書)

だそうです。

こちらは現代の日常でも、よく使われる慣用句ですね!

暗黒の高校時代

(2021年11月2日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は高校時代、やさぐれておりまして、学校も休みがちでしたので、出席日数ギリギリで卒業しました。

中学の時は卒業生代表で答辞を読むほどの優等生だったので、まさか自分がやさぐれるとは思わず、希望に胸を膨らませて、その地域ではトップクラスの進学校に入学したのですが、入学してしばらくしたらヤル気が無くなってしまったんですね。

ヤル気が無くなった原因は2つございまして、

まず1つ目は、通学に、徒歩+バスの乗り継ぎで片道2時間かかっていたので、それに身体が疲れてしまったこと(能登半島のド田舎ですからねー。。。)

そして2つ目は、私は母子家庭の育ちなのですが、私が進学校に入学できたことを、母が誇りに思ってくれたのを過剰に受け止め、プレッシャーに耐えられなくなってしまったこと。

・・・という2つがあったなーと、今は分析しています。

当時は、宿題をやってこなかったら殴る先生もおりまして、私もガンガン殴られておりました。

女子とかそういうのは、関係無かったです。汗

兼業農家で鍛えた先生だったので、腕が太く、殴られた後も、結構長い時間ジンジン痛かったのを、今でも覚えています。

殴られるのはまだ良いのですが(本当は良くありませんが)先生に無視されるのには、とても辛いものがありました。

まぁなんせ、授業中は寝ていますし、体育はバックレますし、早退はしょっちゅうですし、学校行事はまるごとサボっておりましたので、先生にかわいがられないのは仕方ないのですが、先生からのあからさまな無視は、さすがにこたえましたね。

先生が授業の最初に、教壇のすぐ前に座っている生徒に「今日は何ページからだっけ?」と何の気なしに聞くのは普通だと思いますが、私が席替えのくじ引きに負けてその席に座っていると、先生は私を無視して、私の後ろに座っている子に「今日は何ページからだっけ?」と聞いておりました。

私の後ろに座っている子も、答えにくそうでしたよ。苦笑

素行が悪い私が悪いのですが、そんな自分のことは棚に上げて、とても傷ついておりました。

そして私はもっともっとやさぐれ、中学の時の優等生だった自分が反動にもなり、全てがイヤになって、しょっちゅう学校を休むようになってしまいました。

学校に行かずに自室に閉じこもっていた私は「人類はどうして生まれたのだろう。私は生まれてこなくても良かったんじゃないか」ということをずっと考えておりました。

学校に来ない私を心配して、公衆電話から電話をかけてきてくれた友達、私を心配して泣いている母親、、、たくさんの人たちに、心配をかけました。

やさぐれて、自分の「生」にも疑問を持っていた自分、心配してくれた友達と母親、そういったことが全て黒くドロドロしたものになって、私にねばねばとまとわりつき、自由に動けないような気持ちになっていました。

大人になってもこの感情は色褪せず、高校時代のことは思い出すのもイヤでした。

生涯の伴侶と出逢い、30歳を過ぎて結婚披露宴をする時にも、司会者の方が、私が生まれた頃からのエピソードを披露したいとおっしゃいましたが、高校時代はすっ飛ばしてもらいました、暗黒なので。

高校がある地名を聞くのもイヤでした。

暗黒の感情が3秒で溶けて無くなった強烈なもの

だけど3年前に、これらの感情は溶けて無くなりました。

きっかけは、3年前のゴールデンウィークに帰省した際に、高校の最寄り駅「羽咋駅(はくいえき)」にたまたま立ち寄ったことです。

高校がある街は「石川県羽咋市(はくいし)」という街なのですが、昔から「UFOが出る街」として全国的に有名な街です。

高校の同級生にも、UFO目撃者が多数おりました。

そんな羽咋市の中心部にある羽咋駅に、私が高校生だった30年前には無かったものが、3年前にはありました。

それは何かと言うと、めちゃくちゃなデザインの「UFOのオブジェ」です。

失礼な言い方で羽咋駅には申し訳ないのですが「オブジェ」というよりは「おもちゃのプラモデルの大きいヤツ」といった感じでしょうか。

UFOを載せている石の台も「ジャーン!」という文字の形をしています。。。なんとも自由なセンスですね。笑

この、力が抜けるくらいに意味不明なもの(←羽咋駅の皆さん、ごめんね!)が市の中心部である羽咋駅に、堂々と鎮座ましまししているのを見たら、なんだか「もういいんだなぁ~」という気持ちになり、今まで私にまとわりついていた黒いねばねばが溶けて、、、流れていき、、、そして無くなりました。

高校時代のイヤだった記憶と暗黒の感情が「色褪せた」瞬間でした。

あんなに苦しんでいたのに、、、溶けて流れて、無くなるのは一瞬でした。

3秒くらい?笑

「色褪せる」って、もっと強烈なものが出て来るから「色褪せる」のでしょうね。

ずっと同じ温度で、同じレベルで、鮮明な記憶を保つのは不可能ですものね。

プレゼン資料の中の「色褪せる役割」

「色褪せる」の意味は、なんと、プレゼン資料作成のテクニックにも活用できます!

「色褪せる」=「薄くした色」と考えていただければ、

特に、

写真を載せたプレゼン資料

に活きますよ!

例えばこんな感じです。昨日の私の頭の中を、PowerPointで表現してみました。笑

こちらは「写真」が活きるように、見出しや重要箇所などの色を付けた箇所は、全て「1つの色相」でまとめています。

ちなみに「茶色の色相1本」で作りました。

上の画像の、右から5本目が「茶色の色相」ですが、見出しや重要箇所など、色を付けた箇所はこの色相1本だけで作られています。

「写真を載せたプレゼン資料」って、その写真だけでも、様々な色が使われていますよね。

PowerPoint紙面全体の色どりとしましては、もうその写真の色だけで十分なのです。

ただでさえ、写真に様々な色が使われているのに、見出しや重要箇所でさらに色を使うと、まとまりの無い「まずどこを見て良いか分からない資料」になってしまいます。

どこを見て良いか分からなくなったお相手の頭の中は、、、「思考停止」になります。

「思考停止」はつまり、、、「ペンディング」になりますね。

「ペンディング」は怖いですね!
「検討しておきます」と言われ、そのままお蔵入りになってしまうこともありますからね。

それを防ぐために!
本日のアポイントメントに対するなんらかの結論を、お相手からいただくために!

お相手がまず、
どこを見れば良いか分かる資料

を作成しましょう!

そのために、特に写真を載せた資料では、見出しや重要箇所など、目立たせるために色を付ける箇所は「1つの色相」に絞ります!

「色相が1つ」でも、その色相の中の濃い色や薄い色を組み合わせれば、メリハリがつき、リズムができるので、寂しい印象や暗い印象にはなりません!

写真自体に様々な色がございますので、1つの色相しか使っていなくても、絶対に寂しい印象や暗い印象にはなりません!

それでは、具体的なやり方をお伝えしますね!

パワーポイントの色のパレットには「基本色」と、それを濃くした色や薄くした色が載っていますね。

色相の柱の、上3つあたりが「基本色を薄くした色」なので、これらを「基本色」の「補佐」として使うのが、ミソなのです!

1)見出しや重要箇所…基本色
2)上記1)以外の箇所…基本色を薄くした色


という風にシンプルに使い分けるだけで、写真が活きて、まずどこを見れば良いかも分かる、まとまりのある資料になります!

では、上記1)と2)を意識して、もう一度「昨日の私の頭の中」をご覧になっていただいても宜しいでしょうか(下に再掲出します)

見出しの「本日の夕飯は何にするか?」と<結論>の「おでん」に、まず目が行くのではないかと思います。

それは、まず見ていただきたい見出しと重要箇所である<結論>を「基本色」で、それ以外の箇所を「基本色を薄くした色(色褪せた色)」で記載し、メリハリをつけたからです。

見ていただきたい箇所を確実に見ていただくようにコントロールする「ビジネスカラー戦略(R)」です!

第1情報は「基本色」で、それ以外のものは「薄くした色」で

まとめますと、プレゼン資料のなかで、お相手にまず見ていただきたい第1情報は、

色褪せていない「基本色」

で記載しましょう!

そしてそれ以外の箇所は、

基本色を薄くした色(色褪せた色)

で記載しましょう!

私の人生に例えますと、

●UFOのオブジェ(第1情報/強烈なもの)…基本色
●暗黒の高校時代(色褪せてよいもの)…薄くした色
●今現在の楽しさ(活かしたいもの)…写真

という整理の仕方です。笑

全ての記憶を、ずっと同じ温度で、同じレベルで、鮮明に保つのが不可能なように、プレゼンのお相手のご理解も「順々」なのです。

なのでこちらが、

「まずはここを見てください!」

とナビゲートした方が分かりやすいですね!

そして私達が見ていただきたい「第1情報」をまずは見ていただき、ご理解いただければ、方向性がハッキリし、お相手を迷わせずに済みますので、スピーディな決裁にも繋がります!

コロナが少し落ち着き、世の中の停滞が動き出した感がある昨今、本領を発揮して、どんどん動いて行きたいですね!

本日のメルマガが、あなたの「選ばれ力」アップに繋がりますように!

本日のカラー戦略的結論

色褪せるも「役割」

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン026:十人十色 ~その前の「一人一色」~

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本日のお題

十人十色
(じゅうにんといろ)

こちらの意味は・・・

考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること。

(出典:goo辞書)

だそうです。

こちらは現代の日常でも、よく使われる慣用句ですね!

天照大神(アマテラスオオミカミ)の圧倒的なリーダーシップ

(2021年10月20日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は神社巡りが好きで、一人で全国どこの神社でも行きますが、コロナ前は1年に2回ぐらい、三重県の伊勢神宮に参拝していました。

伊勢神宮は、太陽の神様である天照大神(アマテラスオオミカミ)が祀られていて、神社の中でもトップクラスに名高い神社ですね。

ある時の参拝後に、伊勢神宮横の有名な「おかげ横丁」で、これまた有名な「赤福」をほおばっている時に、周りを見渡して、ハッ!と気付いたことがありました。

それは、ほんっとぉ~に色んな人が、参拝客だということです。

お金持ちそうな人、貧乏そうな人(←すみません)、ギャル、おじさん、マダムの集団、家族連れ、外国人、ビジネスマン。。。

本当に多種多様の属性でした。

でも、みぃ~んな、みぃ~んな、この場にいる全員が、天照大神を慕って、全国津々浦々、色んな所からやって来るんだ!と気付いた時に、天照大神の吸引力たるや、なんてすごいんだっ!!と思いました。

もちろん私も含め、参拝客全員が、敬虔な信仰心を持っているわけではないと思いますが、交通費を払ってでも、時間を使ってでも「参拝したい」と思わせ、実際に人を動かす力が、すごいなー!と思いました。

私はこの吸引力は、一種の「リーダーシップ」だと思っています。

そして「リーダーシップ」には色んな種類があるとも思っています!

ド緊張から生まれた捨て身の「リーダーシップ」

私は講演講師としても活動していますが、実は私はめちゃくちゃ緊張屋です。

講演じゃなくても、普段からお客様と接すると緊張して汗をかいて、塩を吹いた跡が黒の服だとうっすら分かるくらいですので、壇上に立つと、息が乱れ、息を吸い込み過ぎて、むせることもあるくらいです。

なのでその分、緊張を解きほぐすための手段を、周到に準備してから講演に臨みます。

その1つが「冒頭に、テッパンのギャグを飛ばす」というものです。

そうすると、冒頭から会場全体が笑いに包まれますので、私と会場の皆様に一体感が生まれ、私の緊張度合いがグーン!と下がるのです。

しかし、ここで非常に大切なのは「テッパン」のネタである、ということです。

つまり「絶対に笑ってもらえる」という確証があるネタ、ということです。

これはスベったら、それこそ諸刃の剣で、目も当てられないので、用意周到な私は「お客様の属性ごとに」ギャグをパターン化して、絶対にウケるように準備して、講演に臨みます。

私の講演の際にお世話してくださったご担当者の方々はお気付きだと思いますが、私がしつこく、講演に来てくださる方々の年代や性別を質問していたのは、このためです。

ここで1つ、私の代表的なテッパンネタを種明かししますね!

これは、70代~80代の紳士の皆様が会場の大半を埋め尽くす、東京都内で講演を行う際に使えるテッパンネタです。

あ、でも、私しか使えませんので、いいなー!と思っていただいても、マネをしていただくことはできません、すみません。

では、種明かししますね!

私の名字は「目黒」ですが、これは結婚して嫁入りしたので「目黒」になっただけで、結婚前の旧姓は「大崎」でした。

それをネタにして、

「目黒潤です。
結婚して<目黒>になりましたが、結婚前は<大崎>でした。
どちらにしても山手線ですので、そのように覚えていただければ嬉しいです!」

と自己紹介すると、、、

そうですねー、大体、200%ぐらいの確率で、

「次は五反田かい!?ワハハハハ!!」

というヤジが、会場のどこかから飛んで来ます。

そのヤジに、会場全体がドッと笑いに包まれます。

待ってました!!

これは私の心の声です。

私だけが喋るのではなく、会場も喋る、そして笑う。

これが「会場との一体感」だと思います。
そしてこれが講演のしょっぱなからできるように、こちらは仕込んでいるわけです。

そのために自分が三枚目になっても、会場全体が笑いで包まれるのなら、安いものです。

「次は、五反田かい!?ワハハハハ!!」

のお声に対しては、特に気の利いた返しをしなくても大丈夫です。

まぁ私は一応、念には念を入れて、

「気を付けまーす!」
とか
「ご心配ご無用でーす!」
とか
「間に合ってまーす!」

の3パターンを使い分けて、またちょっと笑ってもらっていますが、大切なのは、

会場にも喋ってもらう、笑ってもらう。

ということなので、それが達成できれば80%成功したも同然で、あとの返しは特に印象に残らなくても良いと思っています。

そしてその後も、クイズを出したり、ワークをしてもらったりして、会場にも喋ってもらう、笑ってもらう。

私一人で喋るのは、緊張して緊張して場が持たないので、こういう方法を思い付き、弊社のホームページにはカッコ良く「双方向コミュニケーション」なんて書いていますが、種明かしをすると、実はこういうことなのです。

でもこれは私なりの、講演講師としての「リーダーシップ」です。

「会場を盛り上げる。講演を成功させる」という役割の。

上記はリアルでの講演を例に書きましたが、withコロナのオンラインでの講演でも、私の姿勢は変わりません。

プレゼン資料づくりも「リーダーシップ」の一環

このように「リーダーシップ」って、本当に色んな形があると思っているのですが、共通するのは「雰囲気づくり、空気づくり」ではないでしょうか。

みんなをグイグイ引っ張るとか、いつも正義感に燃えているということが「リーダーシップ」の本質なのではなく、そういうことも含め、その場の「雰囲気づくり、空気づくり」が「リーダーシップ」なのではないかな、と私は考えています。

つまり、その場の雰囲気をつくり、空気をコントロールできる人が、その場の「リーダー」だと思っています!

そういう風に考えると、営業の場やプレゼンの場でも「リーダーシップ」が必要なんですよね。

私は会社員時代から数えると、たくさんの方々のプレゼンや営業トークを聴いてきましたが、ちょっと残念なのが「プレゼン資料を事前に読み込まずにプレゼンをする」方が、時々いらっしゃるということなんですね。

どこに何が書いてあるのか熟知しておらず「あの辺にこういうことが書いてあったかなー?」というレベルなのです。

ひどい方になると「きっと、書いてあるはず!」という憶測(?)レベルです。笑

ちなみに、アシスタントに資料を作ってもらえたり、社内で共通の資料がある大企業の方に多いです。笑

資料づくりって、うまいヘタもありますが、本当に個性が出るんですよね。

なので、自分だったら重要箇所は「赤」で書く!というところでも、人によってはそれが「青」だったりしますので、自分以外の人がつくった資料を事前に読み込まずに客先に持って行くと、お客様の前で「まずどこから説明するか」を探してしまいます。

それは、目が泳ぐのでバレバレです。

こんな時に、社内でせめて「色」だけでも、

●一番重要な箇所は「赤」で書くので、時間が無い場合は「赤」の部分だけを説明しよう!
●時間に余裕があったら「水色」の部分も説明しよう!

みたいなルールを決めておけば、人がつくった資料でも、あたかも自分がつくった資料のように、自分の呼吸ピッタリに、自分のリズムで、いただいた時間内で説明できるのです。

説明の優先順位を「色」で図ることができるようにしておく方法は、誰が説明する時でも、簡単で、大変分かりやすいので、超おススメです!

念のために申し上げておきますが、私は、誰かに資料を作ってもらうのが悪いと言っているわけではなく、どんな資料でも、自分の呼吸ピッタリに説明できた方が良いですよね!というお話をしています。

そしてそのために「色」で、プレゼン資料説明の優先順位を図ることができるようにしておくのは、大変有効な方法だと考えています。

「色」が目印になるんですね。

私は超ブラック企業の営業出身で、泥の中をはい回っていた記憶満載ですので(笑)お客様がちゃんと時間を取ってくださって、お席に着いてくださって、きちんと向き合ってプレゼンの場をいただけるなんて、なんて貴重でありがたいことなんだろうと思っています。

私が営業をしていた頃は「話を聴いてもらえない」「門前払い」が当たり前でしたので。

そして、お客様にもいろんなご事情があり、プレゼンの最中、ご家族のことで頭がいっぱいでこちらの話が頭に入って来ない方もいらっしゃれば、急にお腹が痛くなってしまう方もいらっしゃる、とも思っています。

つまり、自分のせいじゃなくても「満足に話を聴いてもらえない」場面は起こり得るのです。

まぁ私は営業としては大したことはありませんが(笑)「満足に話を聴いてもらえない」場面を想定して、短時間でも、その場のリーダーシップをとり、自分がプレゼンしやすいように「雰囲気をつくる。空気をつくる」のは、大切なことなのではないかな、と思っています。

その「雰囲気をつくる。空気をつくる」方法の1つが、上記のように、プレゼン資料づくりの段階から「色」で仕込んでおく方法なのです!

「十人十色」を凌駕する「一人一色」とは

プレゼン資料づくりのスキルも十人十色、お客様のご事情も十人十色。

でもこちらをお読みくださっているあなたもそうだと思いますが、自分の情熱だけは、1本の柱、1つの軸、1つの想い、例えるなら、十人十色ならぬ「一人一色」ですよね!笑

そしてあなたは、ものすごく「一途な想い」でお仕事に臨まれていらっしゃることと思います!(こちらのページを読んでくださっていることが、そのことを証明しています!笑)

そのご自分の「一人一色」を実現するために「リーダーシップ(雰囲気づくり、空気づくり)」を、あの手この手で仕込むのは、とても効果的ですね!

特に、オンラインでの「画面共有」にて、プレゼン資料をどアップで見てもらえる機会が当たり前になった昨今、

プレゼン資料作成の「色」についての社内ルール決め

は、誰がつくった資料をプレゼンしても、自分の呼吸ピッタリに説明できる超おススメの方法です!

社内の誰もが納得して、使いやすい社内ルールができるのはお一人お一人の「一人一色」が結集して、強固で大きな「一人一色」になった時だと思いますが、その時は、まさに最強ですね!

「十人十色」を凌駕する「一人一色」の集団です!

あなたがリーダーの、最強伝説です!

この方法で、あなたの「選ばれ力」がアップしますように!

本日のカラー戦略的結論

「十人十色」である前に「一人一色」

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン025:色眼鏡で見る ~自分自身こそ、色眼鏡で見ない!~

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本日のお題

色眼鏡で見る
(いろめがねでみる)

こちらの意味は・・・

先入観や偏見をもって物事を判断する。

(出典:ことわざ辞典ONLINE.)

だそうです。

こちらは現代の日常でも、よく使われる慣用句ですね!

「母子家庭」で培ってしまった「色眼鏡」

(2021年10月6日配信の「カラー戦略マガジン」より)

皆様は、人間として一番難しいことは、何だと思われますか。

私は
「許すこと」
だと思います。

元来、短気で怒りん坊の私にとって、これはかなり難しいことで、挑戦、挑戦の毎日です。汗

寝れば忘れて、あまり引きずらないタイプの私ですが、それは「忘れる」とか「薄れる」だけで「許す」とはちょっと違うなーと思っています。

私は能登半島の、歩けばカモメにしか出会わない、ド田舎の漁師町で生まれ育ちましたが、約50年前の田舎には珍しく「母子家庭」で子供時代を過ごしました。

今でこそ、離婚とか母子家庭とかシングルマザーは珍しくない世の中ですが、昔の田舎では、親が離婚した母子家庭は村中の噂の的で、とても肩身の狭い思いをしました。

東京などの都会はまた違うと思いますが、田舎はそういう噂があっという間に広がるんですよね(田舎あるある)

個人情報の保護に無頓着な時代でもあったので、保護者名と住所が書かれた学級名簿が配られた際、保護者名が母の名前になっているので、クラスメイトにも一発で「母子家庭」がバレました。

そういうことにビクビクしていたのですが、私に肩身の狭い思いをさせている、と母に思わせているだろうということが、よけいに辛かったです。

そして私は片親の自分のことを「不幸」だと思い、両親が揃っている家庭の方を「幸せ」だと決めつけるようになりました。

高校の修学旅行の時に広島県に訪れて、被爆者の方のお話を伺う機会があったのですが、その方は初対面の方とお会いすると

「被爆者か、そうでないか」

で、まず相手を見てしまう、とおっしゃっていました。

その方になぞらえるのは大変申し訳ないのですが、私もその方と似た感覚で、初対面の相手を判断していました。

「片親か、そうでないか」

で、まず相手を見て、両親が揃っていれば
「幸せ」
そしてその方に比べると私は
「不幸」
と二者択一で決めつけていました。

・・・完全な色眼鏡ですね!

今は様々な方と出会い、色々な経験をさせていただいたお陰で、人には「幸せか、不幸か」のモノサシはたくさんあり、それらは重なり合っていると思っています。

でも、子供時代の辛い経験が強烈過ぎて、20歳ぐらいまでの私は、極端な判断しかできなかったんですね。

なので、母子家庭になった元凶の父のことをずーっと憎んでいました。

それはとても辛かったです。

人を憎むって、ものすごくパワーを使うし、自分もすり減るんですよね。

父は何年も前に亡くなっているのですが、それでも憎んでいました。

そんな私が父を許すことができて、憎しみから解放された出来事がありました。

「家系図の作成」で「大きな許し」を経験できた

父を許すことができた出来事は、
「家系図の作成」
です。

実は結構最近の話なのですが、コロナでお仕事の大半が無くなり、ヒマになった私は、ひょんなことから家系図の作成を思い立ちました。

郵送で謄本を取り寄せて、祖父母の祖父母まで遡って、結構きちんとした家系図を作成することができました。

その時に、父の名字が何度も変わっていることが分かりました。

養子に出されたのに生家に戻って来て、戻って来たと思ったらまた違う家に養子に出されて…みたいな子供時代だったようです。

父の謄本から、父が子供時代にとても寂しい思いをしたことを感じ取り、
「お父さんも辛かったんだね」
と思いました。

その時に、ホッと、父のことを許せました。

日々「許すこと」に挑戦し続けている私が「あぁ、許せたなぁ」と心から思えた出来事でした。

そういう「大きな許し」を経験して、今に至ります。

今では、両親が揃っているかどうかで相手のことを判断しませんし、父のことも憎んでいませんが、子供時代にかけた「色眼鏡」を外すのに、45年以上かかりました。

・両親が揃っていれば「幸せ」で、片親は「不幸」だという「色眼鏡」

・とにかく父が憎い、それ以外の感情は入る余地が無い「色眼鏡」

私には二段階の「色眼鏡」がありました。

「色眼鏡」って一旦かけたら、外すのは大変なのかもしれませんね!

経営者だからこその「色眼鏡」

最近、お陰様でブランドビルディングのお仕事をよくいただき、お客様のコーポレートカラーを選定させていただくのですが、経営者の方が、ご自分の会社を色眼鏡で見ているなーと感じる時があります!笑

その方々は、私がコーポレートカラーを選定する前から、勝手な予想が激しいのです。笑

例えば、

・横浜の会社だから海のイメージで「青」
・女性向け商品を扱っているので「ピンク」
・士業だから真面目なイメージで「紺」

と、自社のコーポレートカラーをキメ打ちしてしまっているのですが、これも一種の「色眼鏡」ですね。笑

私はコーポレートカラーとは、その会社の「源泉」つまり「魅力」を色にしたもので、魅力ってそんな単純なものではないと考えていますので、経営者の方に、

「まぁ~うちは横浜の会社だから、多分、青でしょ~、目黒さん!」

と言われても、申し訳ありませんが、

「アハハ~」

とか言いながら、聞き流しています。笑

そんなことを言っていたら、横浜の会社は、みんな「青」になっちゃいますから。笑

「横浜の会社」ということも、もちろん魅力のひとつ。

でも、御社の魅力は、それだけじゃないですよね?と思っています。

ひとつの魅力だけでコーポレートカラーを決めるのは、早計です。

しかし、経営者の方がご自分の会社のことを考える時、当事者として、自社の魅力を冷静に挙げられなくなるお気持ちは、よ~く分かります。

知らず知らずのうちに「色眼鏡」をかけて判断してしまう状況も、本当によく分かります。

だからこそ私が、その会社の魅力をバランス良く取り入れた、正当なコーポレートカラーを選定させていただかなければ!と使命に燃えているのです!笑

「子供時代の記憶」による「色眼鏡」

コーポレートカラーをキメ打ちしてしまっている経営者だけでなく、自分のこととなると判断が鈍るのは「人に似合う色」も然りです。

実は割と多いのが、私もそうでしたが「子供時代の記憶」に縛られている方々です。

「親にこの色は似合わないって言われた」

だから、以降、何十年も、その色を避けている方が結構多いのです。

どうしてその色が似合わないのか?という理由を考えたことも無く、ただ親御様の一言が、そのまま理由になって、固まってしまっているんですね。

40代になっても、50代になっても、その呪縛は色褪せません。

これも一種の「色眼鏡」ですね。

子供時代は世界が狭いので、親の言うことが100%ということは当たり前ですが、大人になって世界が広がっても、子供時代にかけた色眼鏡は、そのままなんですね。

私がプロとして、お似合いの色をみさせていただくと、その色が似合わないということは、全くありません。

それをご説明して、ご納得いただくと、その方の表情がガラッと変わります。
ものすごく晴れやかに、明るくなります。

「色眼鏡」を外すことができた瞬間ですね。

泣いてしまう方もいらっしゃいます。
私もその方の辛かったお心が見えて、つられて泣きます。

現代の世の中だからこその判断軸として

「色眼鏡」で人を判断するのは良くないことですが、自分自身を判断する時こそ、本当に「色眼鏡」は不要ですね!

自分自身への「色眼鏡」は、ごみポイポイです!!

「色眼鏡」って、かけていることに自分では気付かない厄介なヤツなので、ご自分の会社や、自分自身を判断する時こそ「色眼鏡を外す!」という強い意識が必要だと思います。

想定外のことが起こったり、情報が溢れている現代の世の中だからこそ、

「自分自身を判断する時は、色眼鏡で見ない!」

という、

「敢えて、見ない」

という意識が、必要な判断軸になるのではないかと思います!

色眼鏡を外すことができた自分は「【選ばれ力】がアップしている自分」ですね!

本日のカラー戦略的結論

自分自身こそ色眼鏡で見ない!

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン

カラー戦略マガジン024:色気より食い気 ~自分にとっての「色気」と「食い気」はなにか~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

色気より食い気
(いろけよりくいけ)

こちらのことわざの意味は・・・

色欲より食欲を優先する。
転じて、見た目や形より実質をとることのたとえ。

(出典:「kotopawa」)

だそうです!

異性や恋愛に興味が無い男女に対してのことわざだと思っていましたが、それだけではなく、もっと深い意味があったのですね。

「見た目や形より、実質をとる」…本日はこちらの「実質」とはなにかを、深掘りして参ります!

税理士業・会計士業の方に激怒プンプンされるやつです!

(2021年9月15日配信の「カラー戦略マガジン」より)

これは良い子の皆さんにはおススメできないことなのですが、、、私は一応会社経営者ですが、決算書などの数字は、見てもすぐに忘れてしまいます。汗

毎月の数字も、然りです。汗

なので、データ分析などもしたことが無いです。爆

(このメルマガを読んでくださっている税理士業・会計士業の皆様、、、私のことをブン殴りたくなると思いますが、しばしの間だけ、堪えてくださいませ)

なので私は、そういう自分を「数字に弱い」と思っていましたが、そうではなく「数字に関心が無い」という言い方が正確なのだと最近気付きました。

何回、顧問税理士から説明されても「こんな自分じゃダメだ!ちゃんと数字を見よう!」と一念発起しても、関心が無いものは無い!ので、全く頭に入ってきません。

しかし!

なんとか会社の経営はできていまして、弊社はお陰様で、もうすぐ9期目を迎えます。

一般的に、創業して3年で50%が廃業してしまうそうですが、私が数字に関心が無くても、データ分析などをしたことが無くても、会社は存続しています。

9期目でも、まだまだ、ま~だ、ひよっ子ですが、一応「創業して3年目」という第一関門は突破しています。

これはひとえに、お客様のお陰です!

弊社のお客様は、属性で言うと経営者の方がダントツで多く、職種で言うと歯医者さんがとても多いのですが、そういうただの多数決はやめて、弊社のお客様を表現する共通の言葉を探すと、

ご自分の世界観を大切にしていて、それを表現なさりたい方

になります。

私は色の専門家ですが、最初から「色が好き!」とか、色に詳しいお客様は、ほぼいらっしゃいません。

「色」とか「デザイン」とかの手段は問わず「自分の世界観を大切にしたい。そしてそれを表現したい」という方が、私と両想いになり、お客様になってくださっています。

(ご自分でそうおっしゃる方はいらっしゃいませんが、私はそう感じ取っています)

実は私も、最初の切り口は「色」ですが、それ以外の手段でも、お客様のお役に立てるものは、どんどんご提供したい気持ちでいっぱいなのです。

「色から広がる世界」を、お客様に楽しんでいただきたいと願っております。

なので手段は問わずとも「自分の世界観を大切にしたい。そしてそれを表現したい」という方を、察知できるのだと思います。

この察知能力は、私独自のアンテナなので、数字で表現できず、そこが対外的に弱いところです。

・・・すみません、偉そうに経営に対する能書きを垂れてしまいましたが、こういう風に、弊社のお客様の共通項を、自信を持って断言できるようになったのは、実はつい最近なのです。

深い劣等感の末に気付いた「内部のものさし」

以前私は、とある異業種交流組織に所属していました。

その組織のメンバーは、ほぼ全員が経営者で、お互いの知り合いをご縁として紹介し合い、みんなで売上を上げていこう!という活動を行っていました。

紹介が出やすいように、欲しいお客様について、

・年収はどれくらいの人?
・なに業界の人?
・経営者なら、年商どれくらいの会社を経営している人?
・経営者なら、従業員何人ぐらいの規模の会社の経営者?
・男性 or 女性?
・BtoC or BtoB?

という一般的に測りやすい項目で、メンバーから質問されるのですが、これが私にとっては、とても答えにくいものでした。

弊社のお客様は多岐に渡るので、どの質問にも満足に答えられず「そういうもので測れないんだよなー」と悶々としていました。

(でも組織の活動自体はとても楽しかったです)

それだけではなく、起業してからの8年間、私はずっと、

×数字を見ない自分
×一般的に測りやすい項目で、お客様を言語化できない自分

に深い劣等感を抱いていました。

ダメダメ経営者の自分が、世間になかなか受け入れてもらえない、マニアックな仕事をしていると思っていました。

このように劣等感を抱いていた理由は、

◎決算書などの数字を読み解いて、経営に活かせる
◎「弊社のお客様はこんな方です!」と自社のお客様像を、一般的に測りやすい項目で言語化できる

のが「正しい経営」「経営のセオリー」と、世間的に言われていたからです。

だからそれをできない自分は、最低な経営者で、今まで会社が存続しているのは「たまたま」だと思っていました。

だけどそうやって、もがき苦しみながらも、色々なところから刺激を受けるうちに、

◎決算書などの数字を読み解いて、経営に活かせる
◎「弊社のお客様はこんな方です!」と自社のお客様像を、一般的に測りやすい項目で言語化できる

というのは世間的には正しい経営の在り方だとされているけれども、それは自分にとっては「外部のものさし」であって、自分独自の「内部のものさし」がしっかりしていれば、それに勝るものは無い、ということに気付いたのです。

私にとっては、上記の「正しい経営」「経営のセオリー」が「外部のものさし」です。

そして「自分の世界観を大切にしたい。そしてそれを表現したい」と口には出さなくとも、そう思われている方を敏感に察知できる能力が「内部のものさし」です。

さらに、なにが「外部」になるのか「内部」になるのかも人によって違い、そこも尊重するべきことだと思っています。

◎決算書などの数字を読み解いて、経営に活かせる
◎「弊社のお客様はこんな方です!」と自社のお客様像を、一般的に測りやすい項目で言語化できる

が、そのままご自分の「内部のものさし」となって発動する方もいらっしゃるでしょう。

また、どちらのものさしも、バランス良く、使いこなすことができる方もいらっしゃるでしょう。

私は数字に関心が無いですし、一般的に測りやすい項目で自社のお客様を語ることもできないので、世間的に正しい経営の在り方だとされている「外部のものさし」はポンコツです。

でもその分、他の部分が発達し、しっかりした「内部のものさし」となっているのだと、やっと気付いた経営者9年目です。

つまり本日のお題は、色気が、見た目や形などの「外部のものさし」に例えられ、食い気という実質が「内部のものさし」に例えられているのかなぁと思いますが、

●なにが自分にとっては「実質」なのか
●なにが自分にとって「内部のものさし」なのか


をしっかり自覚することが、ものすごく大切なんじゃないかなぁと思っています!

「自覚」はそのまま「強み」になりますから!

その逆が「外部のものさし」ばかりを気にして、自分の中にある「内部のものさし」に気付くことができず、何年間も深い劣等感に苦しんでいた私です!

「外部のものさし」はポンコツだけど、それを補ってあり余る正確な「内部のものさし」を持っていたのに。

情報網が発達し、色んな人から色んなことを言われやすくなったせいで「外部のものさし」はすぐに表面化する昨今ですが、もがき苦しんだ末にでも、自分の「内部のものさし」に気付けると、良いですね!

ちなみに冒頭で、

“自分を「数字に弱い」と思っていましたが、そうではなく「数字に関心が無い」という言い方が正確なのだと最近分かりました。”

と書きましたが「数字に弱い」という「劣等感」から「数字に関心が無い」という「個性」に転換できたのも、私にとっては大きな成長でした!

私がこういう考え方をできるようになったヒントをくださった書籍を、ここでご紹介します。

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
経営における「アート」と「サイエンス」
 山口 周 著 (光文社新書)

「紫」のバスタイムで「内部のものさし」を鍛える!

「内部のものさし」をしっかりさせる手段として、色の専門家的な話をすると「紫」はとても効果的です!

「紫」には「直観力や洞察力を研ぎ澄ませる効果」があります!

なので、占い師の方のお部屋は「紫」が多いのかな?笑

「紫」はインテリアやお洋服に取り入れていただいても「直観力や洞察力を研ぎ澄ませる効果」はあります。

でも今回のように「内部のものさし」をしっかりさせたい時に、最も効果的な使い方は、

バスタイムで、湯船のお湯を「紫」にする

です!

視覚から、身体の皮膚全体から「紫」の効果をめいっぱい吸収することができます!

湯船の中に入れて、色や香りを楽しむ入浴剤って、たくさん売っていますよね!

今回は是非「紫」の入浴剤を選んでみてくださいませ!

葡萄のような濃い「紫」にすると、おどろおどろしくなってしまう場合は、藤の花のような薄い「紫」がリラックス効果もあって、良いと思います!

リラックスしながらもご自分を内省して「内部のものさし」を鍛えることができる、最高のバスタイムになることと思います♪

本日のカラー戦略的結論

なにが色気でなにが食い気かは、自分にしか決められない

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン023:余り茶に福あり ~オンラインミーティングをやわらげる~

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本日のお題

余り茶に福あり
(あまりちゃにふくあり)

こちらのことわざの意味は・・・

人が残した物に思いがけない利益があること。

(出典:「kotopawa」)

だそうです。

「残り物には福がある」と同じ意味ですね。

「私は捨て子かもしれない」と思っていた幼少期

(2021年9月1日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は能登半島の漁師町に生まれた長女なのですが、田舎の昔ながらの家で、祖父母も一緒に住んでいたからか、とても厳しくしつけられた記憶があります。

妹とお菓子やおもちゃの取り合いをすると「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われ、私がふてくされると、はいこれ、天下の常套句、

「残り物には福がある」

で無理矢理ガマンさせられていました。

そして、妹は家族全員に優しくされ、甘やかされていると感じていたので、保育園時代の私は、毎日毎日、鬱々としていまして「どうせ私なんか…」という劣等感みたいなものも抱いていました。

そんな私は、ついに、家出を決行します!

(保育園の年長時代の話です。「ひまわり組」だったかな~)

でも、荷造りしている最中に母に見つかり、それでまた怒られるという悪循環になってしまったのですが…。

小学校に入学すると鬱々は益々ひどくなり「私は家の中で居場所が無い」とすら、感じていました。

小学校1年生の時、親友のよしこちゃんに、

「私、捨て子かもしれん」

と悩みを打ち明けました。

よしこちゃんは、

「なんで?」

と聞き返してきました。

「だって、毎日、私ばっかり怒られるもん」と私。

「ふぅ~ん」とよしこちゃん。

まぁ「捨て子かもしれない」と相談されても、小学校1年生じゃ、かける言葉が見つかりませんよね。笑

今から思うと、妹は妹で、ちゃんと怒られていましたし、父母や祖父母も贔屓はしていなかったのですが、子どもの私にとっては、

「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
「残り物には福がある」

の1セットは、どちらも納得できない言葉だったので、無理矢理ガマンさせられる感じが、とても辛かったんですね。

今でも「残り物には福がある…?そうかな?」と思っています。笑

「茶色」は優しい色

ところで、本日のお題の

「余り茶に福あり」

に出てくる「茶色」はとても優しい色です。

見た人を優しい気持ちにさせてくれる色なのです。

少し話は逸れますが、

「お茶が残った」

と言うよりも、

「お茶が余った」

と言う方が、上品で綺麗な感じがしますね。

ちょっとの言い方の違いですが、言い方ひとつで上品で綺麗な感じがして「優しい人」という印象を与えられるなら、そうしたいですね。

そういう感性に耳を澄ませていこうと思う、今日この頃です。

「茶色」を以てオンラインミーティングを制す!

で、本日の本題は「茶色」です。

「茶色」は大地や樹木の色、つまり大自然の色なので、見た人に「安心感」を与えることができます。

どんな「安心感」かと言うと「受け身な優しさ」を醸し出せる「安心感」です。

例えば、愚痴を黙って聞いてくれたり、献身的に介護してくれるような優しさなんですね。

こういう優しさは、相手に安心感を与えることができますね。

これが先ほど「『茶色』は優しい色と申し上げた所以です。

先ほどのよしこちゃんが「茶色」の服を着て私の悩みを聞いてくれていたら、解決はしなくても、少しは安心できたんじゃないかなぁと思います。

「茶色」には、そういう効果があります。



はいっ!
それでは、今から大事なことを言いますよ!


オンラインミーティングで、司会進行やファシリテーターを担う方に「茶色」を身に着けていただくと、そのミーティングの緊張感が薄れて、参加者がリラックスできて、みんなが意見を言いやすい雰囲気になります!

オンラインミーティングって、緊張しますし、疲れますよね。

テクニカルなことだけでなく、オンラインでも、リアルと同等にコミュニケーションしよう、相手の言いたいことを感じ取って、こちらが言いたいことを分かってもらおうと「気を遣う」ことが、とても疲れますよね。

そう…「気疲れ」するんですよね。

「オンラインでも打ち合わせはできるけど、リアルの方が伝えやすいなぁ」と思われている方は、とても多いと思います(私も思っています)

そんな疲れるオンラインミーティングの雰囲気をやわらげて、参加者がリラックスできるようにすれば、もっとラクに「意見を言う・聴く」や「考える」ことができるようになるので、とても有益なミーティングになります!!

今回は、そんなミーティングは「茶色」を使えばできますよ、という「ビジネスカラー戦略」のお話なのですが、この「戦略」はどこに繋がるかというと、チームビルディングや組織マネジメントに繋がります!

「茶色」を使って、司会進行やファシリテーターの方の役割をさらに研ぎ澄ませるということは、ミーティング参加者間でのコミュニケーションをスムーズにし、それが有益なミーティングを生み出すということですので。

是非、司会進行やファシリテーターの方は、オンラインミーティングの雰囲気づくりのために、有益なミーティングを行うために、意識して、上半身のお洋服やネクタイの色に「茶色」を取り入れていただけたらと思います!

ここでご注意なのですが「茶色」は画面の中で「顔と一緒に見える範囲」に使わないと、意味が無いので、お気を付けくださいね!

上半身のお洋服やネクタイ、スカーフなどでもOKです!!

なんなら思い切って、zoomの背景を「茶色」にするのでも良いですね!

試しに、フリー素材集で「茶色 背景」で検索してみましたら、レンガやコルク、木目など、自然関連の「茶色」を使った背景画像や「茶色」を使った花模様の画像など、たくさん出てきましたので、宜しければ、試してみてくださいね!

例えば、下記のような画像です。

本日のカラー戦略的結論

茶は福利

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カラー戦略マガジン022:青二才 ~スイスイスムーズに進むプレゼン~

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本日のお題

青二才
(あおにさい)

こちらのことわざの意味は・・・

若くて未熟な男性のこと。
「青」は未熟なこと。
「二才」は「新背」が音変化した語、転じて若者のこと。

(出典:「kotopawa」)

だそうです。

若者全般を指す言葉なのかと思っていましたが、特に、若い「男性」のことを指すんですね!

私は会社員の時、とある企業の宣伝部に在籍しておりまして、広告媒体社や広告代理店と取引する窓口だったのですが、ある企業の担当営業マンが、いっつも、いっつも、大学出たての22、23の若い男性でした。

その企業の文化なのか、自信満々の、イマドキの若い男性ばかりで、私に

「じゃあ、目黒さん、そろそろドライブかけて行きますか~」

などと若者言葉で言ってくるので、

「あ?ドライブ?なんじゃそりゃ」

と思ったりしていました。

(後で聞いたところによると、ドライブかける=本気出す、つまり、そろそろ広告費かけていきますか、みたいな意味で言ったらしいです)

しかも、その若い男性たちは、毎年替わるんです。

1年間一緒にやって、うちのやり方を覚えてもらい、やっとツーカーの仲になれたと思っても、春になったらまた担当が替わる。

若い男性なのでやる気マンマンで、フットワークは軽いし、ガッツはあるのですが、別に母性本能がくすぐられるわけじゃなし、「可愛い♪」とも思わないし、毎年毎年、うちのやり方を教えなくちゃいけないのは手間だなーと思っておりました。

毎年担当が替わるのは、企業同士の癒着防止なのかと思っていましたが、私が退職する時の送別会の場で、真の理由が分かりました!

昔は、私は本当によく怒っていました。

あまりに怒り過ぎて、その怒られ対象の若い男性から、謝罪のハガキ(封書ではないところがミソ。笑)が届いたり、自主的に「気合を入れるため」と称して、坊主頭になった若い男性もいたくらいでした。

そんな私に対して、大学を出たばかりの若い男性ばかりを担当に据えたのは、

●1つは、私から母性本能を湧き出させるため。←湧きませんでした。

●もう1つは、私に大学出たての新人を鍛えさせるため。←私はめちゃくちゃ怒る人だったので。

との真の理由を、担当の若い男性たちを束ねていらっしゃった、彼らの上司である40代男性から伺いました。

送別会では、歴代の担当の若い男性が10名ぐらい出席してくれたのですが、その上司から

「ホストクラブみたいでしょ。俺から目黒さんへの餞別」

と言われました。

おいおい。

「若い男性」ってだけで、私が喜ぶと思うなよ。
私の好みのタイプは、小林稔侍だぞ。笑

そして「教える」とか「怒る」って、体力も時間も使うことなので、その上司の言葉を聞いた時、はぁ~っと一気に疲れが出たことを覚えています。

プレゼン資料の色で迷ったら「青」

(2021年8月18日配信の「カラー戦略マガジン」より)

zoomでのミーティングが当たり前になり「画面共有」で、プレゼン資料を間近で見てもらえる機会が増えましたね。

是非、プレゼン資料の内容だけでなく、色も戦略的に組み立てて、あなたの欲しい結果を手に入れていただけたらと思いますが、色に迷ったら「青」をおススメします!

理由は、2つございます。

まず1つめに、「青」って、空の色でもあり、海の色でもありますので、誰もが見慣れている色なんですね。

なので人は「青」を見ると安心感を覚えます。

プレゼンの場で「青」を使うということは、見た人に安心感を与える、即ち、プレゼンがスムーズに進むことを意味しています。

「青」は「ん?」と引っかかるような違和感は、間違っても与えません(逆にそういう引っかかりが欲しい時には、別の色をおススメします)

「青」は、滞りなく、プレゼンを進めたい時におススメの色です!

「青」はメッセージ性が高い!

日本人男性の20人に1人が、色弱や色盲です。

決して少なくない数字ですね。

色弱や色盲の方々は、赤が焦げ茶に見えたりしますので、黒い文字を羅列した文章の中で、大事な部分だけを赤に変えても、その部分が目立って見えるということはございません(個人差はございます)

でも「青」って、色弱や色盲の方でも、識別しやすい色なんです!

なので万人に対して、ここは大事ですよー!という主張をお届けすることができる色なのです!

こんなにメッセージ性が高い「青」なので、是非、プレゼン資料の大事な部分に使っていただけたらと思います!

それに、色弱や色盲の方々の見え方にも配慮する、つまり「カラーユニバーサルデザイン」を取り入れているということが、SDGsもそうですが、これからの時代、企業評価を上げることにも繋がっていきますので、是非是非「青」の力を再認識していただけたらと思います!

本日のカラー戦略的結論

青天才

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カラー戦略マガジン021:旗色を見る ~母音が「あ」の威力!~

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旗色を見る
(はたいろをみる)

こちらのことわざの意味は・・・

成り行きをうかがう。

(出典:「日本辞典」)

だそうです。

ここでいう「旗」とは、応援する時に使うような旗ではなく、戦国時代の合戦の際に、入り乱れて戦う武士たちが、背中に挿していた旗やのぼりのことを言うようです。

「旗色」の「色」も、赤や青のような色のことではなく、敵に倒されて旗の数が減っているとか、旗が激しく揺れているとか、旗が攻める方向に動いているとか、旗の「情勢」のことを言ったみたいです。

「旗」を見れば、自分の軍がどういう状況か分かるところから、現代の「成り行きをうかがう」という意味に繋がったのでしょうね。

本日はこちらのことわざから、「大勢の前で話す緊張の場面で、相手を一瞬で自分の世界に引き込む方法」をお伝えします!

アウェイな空気を一瞬で優勢に変える

(2021年6月23日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は企業研修の講師もしておりますが、コロナの影響(と私の力不足もあります)で、対面型の研修のお仕事は激減しました。

でも、対面型の研修講師のお仕事で培ってきたことの中に、皆様のビジネスシーンでもお役に立ちそうなことがありますので、昔を懐かしむことはあまり好きではありませんが(笑)対面型の企業研修に伺った時のお話から、させていただきます。

* * * * *

企業研修に伺って、壇上に立つと、色々なことが一瞬で分かります。

例えば、部署を横断しての研修の時は、研修を取り仕切る部署と、その他の部署の力関係が一目瞭然です(笑)

例を挙げると、研修を取り仕切る部署が総務部で、その他の部署の方々が「総務に呼ばれたから、なんだかよく分からないけど来てやった」「研修?今さらなんだよ。めんどくせっ」みたいな空気を醸し出しているのは、一瞬で分かります(笑)

そういう空気を醸し出していらっしゃるのは、営業や開発など、会社の売上を担っている部署の方々が多いように感じます。

そしてそういう方々は、研修会場の隅っこで、脚を広げたり、組んだりして座っていらっしゃいます。

この「隅っこに座る」のがポイントです!
その理由は、後でお話ししますね!

話を戻しますと、「研修なんて面倒くせっ」と思うのは、ごもっともだと思いますし、私も会社員の時はそうでしたので、全く腹が立ちません。

また、その方々のことを嫌だとも、研修の邪魔だとも思いません。

ただ、「研修なんて面倒くせっ」という態度には、「ょおーし、いい度胸だ」とは思います(笑)

そしてそういう方々を見ると、私の中で「カーン!」と戦いのゴングが鳴り響き(笑)「全員を引き込む研修をするぞ!!」と覚悟が決まります。

研修に興味が無い、むしろ面倒くさいと思っている方々にも、研修に夢中になってもらう方法はただ1つ。

空気を変えること

です。

壇上に立って研修会場を見回し、旗色を見たところ、「旗色が悪い」と感じた。

アウェイ感モリモリ、てんこ盛り。

でも「空気を変えること」ができれば、一瞬で優勢に変わります!

その具体的な方法は、次のセクションにて!

最初の一文字目が肝心!

その具体的な方法とは、

第一声の最初の一文字目の声が「良い声」である

ということです。

第一声の中の最初の言葉、最初の言葉の中でも最初の一文字目、この一文字目がものすごーーーーーく重要なのです!

この一文字目が「大きく、張っている声」、つまり「良い声である」ということが、本当に、ほんとうに、ホ・ン・ト・ウに、大切なのです!!

この一文字目が良い声で出れば、「研修なんてめんどくせーな」「早く自分の仕事に戻りたい」と思っている方々に奇襲攻撃をかけて、煙に巻くことができます!(笑)

つまり、「研修なんてめんどくせーな」「(私のことを)誰だよ」という態度で、ドカッと椅子に座り脚を組んでいる方々をビックリさせ、相手がオロオロしている間に、こちらの世界に一瞬で引き込んでしまうことができるのです!(笑)

私の研修は、「風呂敷作戦」という作戦の上に成り立っているのですが(ネーミング、ダサいですか?(笑))、第一声の最初の一文字目こそが、風呂敷作戦の要なのです!

具体的には、

最初の一文字で「世界を変える」つもりで喋り出す

これに尽きます!

研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のご挨拶が終わり、「それでは目黒先生、宜しくお願いします」と言われてから喋り出すのが一般的なのですが、私はそこで、「えへっ!(愛想笑い)ただいまご紹介に与りました目黒潤と申します」なんて、ぜぇっっったいに、言いません。

「それでは目黒先生、宜しくお願いします」と言われたら、間髪入れずに(←ここ重要)

カラーコミュニケーターの目黒潤と申します!

と言います。

この最初の一文字目の「カ」が「大きく、張っている声」ということが、ものすごーーーーーく大事なのです。

研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のご挨拶は、大体がもの静かで、穏やかな声色です。

そして会場にいる全員が、私語をやめてこちらに注目しているので、会場は静かです。

その静寂を「カ」の一文字で破るかの如く

カラーコミュニケーターの目黒潤と申します!

と一発ぶちかまします(笑)

「はじめまして」とか「こんにちは」という挨拶は後でで良いのです。

「企業研修」という非日常的なシーンですし、「空気を変えて、全員を私の世界に引き込む」ことが急務だからです。

そしてそれこそが、研修の成果を最大にすることだと信じています!

ちなみに、研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のご挨拶の後に「間髪入れずに喋り出す」理由は2つありまして、1つ目は、一瞬でも要らない間が空くと、空気がたるむということです。

2つ目は、研修を取り仕切る部署の方や、役員の方のもの静かで穏やかな声と、私の大きくて張った「カ」の声の対比が、間髪入れない方が際立つということです。

研修の演出です!(笑)

自分なりの第一声を考えてみよう!

では具体的に、最初の一文字目を良い声で出すには、どうしたら良いのでしょう。

本日のメルマガでは、本当に核心に触れることをお伝えしますが(毎回、本気で書いていますが)、

最初の一文字目は母音が「あ」になる言葉で発声する

これを意識すれば、最初の一文字目は、とても良い声が出ます!

これで最初の一文字目は、あなたのものですね(笑)

私の場合は、

カラーコミュニケーターの目黒潤と申します!

という風に、「カ」を最初の一文字目に持って来ています。

理由は「カ」の母音は「あ」だからです。

母音が「あ」の文字を一文字目にすると良い声が出る理由は、これは私独自の解釈ですが、「あ」が母音だと、どうしても息を吐くことになります。

息を吐くと必然的に息を吸うことになるので、「(母音は「あ」)」と発音した瞬間に、大量の空気を吸うことになります。

「息を吐いて→吸う」が瞬時に行われます。

空気がたくさん入ってくるので気持ちが落ち着き、おへその下に力が入るので、その後の言葉も力強く、スラスラ出て来ると推察しています。

普通に深呼吸をするよりも、断然、効果があります。

なので私は、「カラーコミュニケーターの…」と名乗るのは最初の一発目だけですが、研修中の、区切り区切りでは「はい!」を多用します。

はい!では次のページにいきましょう!」というような使い方です。

「はい!」の最初の一文字目の「は」も、母音が「あ」なので、「はい!」と言うと同時にたくさんの空気が肺に流れ込み、その後の呼吸や喋りが格段に楽になります。

「大勢の前で喋る」という緊張する場面では、呼吸は非常に大事です。

これは、対面だけでなく、オンラインでも使えるテクニックです。

画面いっぱいにズラッとギャラリーが映っていて、今から自分が発言しないといけない、注目を浴びる、という場面でもやり方は同じです。

大勢の前で喋らないといけない時、緊張する時は、是非、最初の一文字目の母音を「あ」にする、ということにこだわってみてください。

私の場合は、「カラーコミュニケーターの…」「はい!」の2パターンを使っていますが、母音が「あ」で、大勢の前で喋る場面でふさわしい言葉と言えば、

はじめまして!
はーい、みなさん、こんにちはー!
まいど!(笑)
かわいいね~!(笑)


などなど、結構あります。

是非、あなたの使いやすい第一声を探していただけたらと思います!

私はこの方法で実際にお仕事をして、もう何年も経っていますので、もはや達人の域に達していまして(笑)私が「カラーコミュニケーターの…」と話し出すと、驚いてビクっ!となる方や、「ビックリした~…」と小声で漏らす方もいらっしゃいます(笑)

それくらい「カ」の一文字で会場の静寂を破り、参加者の方々を驚かせると、「空気は変わり」全員を一瞬でこちらの世界に引き込むことができるのです!

そしてダサいネーミングの「風呂敷作戦」のことですが、最初の一文字目でノックアウトパンチをしたら、壇上から下りて、「研修なんてめんどくせっ」という態度を出していた方のところまで、ズンズン歩いて行きます。

そして、いきなり話しかけます。

私の場合はクイズを出したりしますが、つまりは、隅っこの席に座って、「研修なんて関係無い」という他人事な態度で、温度が低くなっている方々を、力づくで研修の中心に持って来るということです。

そうすると、研修なんて他人事だった方々も、力ずくで研修の中心に入れられて自分事にならざるを得ないですから、全員が主役のような雰囲気になります。

そして、会場が一体感で包まれます

風呂敷で物を包む時って、端っこを持って来て結びますよね。

私の気持ちとしてはそのような気持ちなので、ダサいネーミングですが「風呂敷作戦」と名付け、研修を行っています。

こちらもオンラインで使えるテクニックです!

相手のところまで歩いて行くのは対面でしかできないことですが、「いきなり話しかける」のは、オンラインでもできますよね。

参加者は「誰が指名されるか分からない」「いきなり話しかけられるかもしれない」と、他人事に構えてはいられなくなりますので、全員が能動的で情熱的な、オンラインタイムになりますよ!

私は「色」の専門家なのに、今回は「声」のお話になりましたが(笑)「色」のお仕事をしていたからこそ、培うことができたテクニックを、こうして皆様にお伝えして、皆様の「選ばれ力アップ」に活かしていただけたら、とても、とても、嬉しいです!!

本日のカラー戦略的結論

旗色が悪くても「声」で優勢に

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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