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お仕事のこと

やっぱり、人 対 人

10年前、私は激熱の会社員でした。
企業の宣伝企画部に在籍していたので、広告代理店とやり取りし、広告物を制作・運用して、会社に利益が生まれるように頑張っていました。
細かいチェックで広告代理店のミスを見つけ、それを許せず、毎日めちゃくちゃ怒っていました。
 
広告代理店各社とは濃いお付き合いをしておりましたが、私が起業したと同時に、連絡を取らなくなった方が大半です。先方からすると、今の私は大手の看板も背負ってないですし、お金にならないので(笑)当然だと思います。
 
そんな中、ある広告代理店の担当者の方が退職することになったそうで、
 
「メッセージ動画を送って欲しい」
 
というご連絡を、関係者の方からいただきました。結婚披露宴でよくある、あんな感じのやつですね。
 
「目黒さん以上に、思い入れのあるクライアントはいないだろうから」
 
と。
 
私がクライアントとしてお付き合いしていただいていたのは、もう10年以上前の話ですよ!
 
そして当時は一介の担当者だったこの方は、今は役員になられています。
当時はベンチャーぽかったその会社も、今は上場し、上場セレモニーで鐘を鳴らしたトンカチみたいな道具(←なんていう名前なのかな?)がエントランスに飾られています。
 
その方もその会社も、ものすごく、ものすごく、努力なさったのでしょうね。。。
 
そんな歴史を踏まえてのこの度のご用命、ものすごく嬉しいなー!
動画は30秒以内にまとめるように言われましたが、たくさんの思い出、当時のお礼、とてもとても30秒じゃ収まらない!

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怖いものなし

 

尖っていて、劣っていない

 

前職では宣伝企画部に所属していたので、広告代理店の方々と、毎日のように打ち合わせしておりました。

 

大きめの広告代理店にプロジェクトをまるごと任せることができれば、こちらもラクだったのですが、会社の方針が「分離発注で節約せよ」だったので、バス広告はA社、駅の看板はB社、Yahoo!広告はC社、という風に、それぞれの得意分野に応じて、小さな広告代理店に発注を割り振っておりました。

 

今思えば、その方々は、ものすごく尖っていましたね。

 

マス広告を扱えるような大手広告代理店が、チームを組んで、打ち合わせに出陣して来るのに対して、その方々はたった1人、多くても2人で、打ち合わせに臨んでくれておりました。

 

だけど全く劣っていなかったですね。

 

 

アナログだけど劣っていない

 

大手広告代理店がスーツ着用なのに対して、動いたらシャカシャカいうようなナイロン生地のおじさんジャンパーだったり、請求書が手書きだったりして、BtoBでお仕事をしている感じは薄かったのですが(^_^;) こちらのわがままを柔軟に聞いてくれたし、甘えることもできたし、納期は完璧だったし、よく本音でぶつかって、電話でケンカもしたなぁ。

 

 

私のことは赤ん坊扱い?笑

 

今、私が「TPOカラー戦略」を掲げて起業していると知ったら、そのおじさん達に「あの赤ん坊が」と、鼻で笑われそうです。