2025
05.18
05.18

まるみや亭様


ご相談内容
「お弁当屋」から「立呑定食屋」へ。業態を一新してリスタートしたいとのことでした。
ご提案内容
ブランドカラーの考案、内装コーディネート、販促物やホームページの制作、メニュー開発のアイデア、食器選びまで、「立呑定食屋」として新たに歩み出すまでの一連をサポートさせていただきました。
ブランドカラーの意味
駅前という好立地でしたので「お仕事帰りの女性が立ち寄って一息つける、止まり木のような場所」というイメージで、色を組み立てました。メインカラーは、落ち着きと都会的な上品さをあわせ持つ「深緑」。そこに、自然の色である「グレー(石の色)」「ブラウン(木の色)」を重ねることで、より穏やかで心が安らぐ雰囲気に。アクセントの「朱色」は、美味しくて温かいお食事が体と心に灯をともし、明日のためのエンジンになることを表しています。
このおしごとを振り返って
特に意識したのは“和”――そこに集まった人たちの間に、自然と親近感が生まれるような場にすることです。もともとがテイクアウトのお店だったので、10人ちょっと入れば満席。隣の人の息吹が感じられるほど、お客様同士の距離が近くなる空間ですから。
一人で来ても、隣の人と自然とお喋りしたくなる。でも、一人で静かに過ごしたい時は、黙っていても気づまりではない――そんな絶妙な調和が求められました。それを叶えてくれたのがブランドカラーたちです。メインカラーの「深緑」を軸に、各色の上品な落ち着きが空間を包み込み、誰もが安心して過ごせる雰囲気をつくってくれました。
開店時間も話し合って決め、メニュー開発、器選びに至るまで、オーナー様と二人三脚で形にしていきました。小鉢料理を選べることが売りの一つだったので、器を揃えるのに苦労したことが印象に残っています。
オープン後、私たちの思い描いていた通り、お仕事帰りの方々がふらりと立ち寄ってくださるようになったそうです。それぞれの一日をがんばった人たちが、美味しいお食事とお酒と、ホッと一息つける時間を共有し、明日への活力をチャージして家路につく。その満ち足りた笑顔を思い浮かべると、私の心にも温かい灯がともる気がします。




