2025
05.18
05.18

株式会社ソルベラノ様


ご相談内容
ブランド肉(牛肉・馬肉)の海外進出を視野に入れて、ブランドに統一感を出したいとのご要望でした。
ご提案内容
パッケージなどに展開することを前提に、世界に届く未来を見据えたブランドカラーを提案しました。
ブランドカラーの意味
メインカラーの朱色には、さまざまな意味を込めました。
・生命を表す「血潮」の色……いただく動物の生命への敬意と感謝を込めて。
・神社の「鳥居」の色……ソルベラノ様のブランド肉が育てられている地は、由緒正しい寺社仏閣の多い奈良県葛城山の麓。その「神々の気配」も感じられる色にしました。
・「太陽の核」の色……社名の「ソルベラノ」はスペイン語で「夏の太陽」という意味です。
・「血縁の絆」を表す色……現代表は二代目。創業者であるお父上から、ブランドの価値と想いが、しっかりと引き継がれているという意味を込めました。
・「元気」「優しさ」「希望」の色……少し混ざっている黄色が、これらの意味を持っています。お肉を食べた人たちが元気に、幸せな気持ちになりますようにと願って。
これらの意味一つひとつに調和するサブカラーとして、白・金色・紺色を設計しました。各サブカラーは、朱を引き立てつつ自らも固有の意味を持ち、さらに、組み合わせによって新たなイメージも想起させることができる色たちです。例えば、トップサブカラーの白は、単独では「誠実さ」や「清潔さ」「可能性」などを伝える色。その上で、メインカラーとのコンビネーションで紅白となり、「おめでたい」「お祝い」というイメージも生み出すのです。
このおしごとを振り返って
ソルベラノ様のブランド肉は、「急がば回れ」を信条に手間暇を惜しまず丹精込めて育て上げられた、本当に美味しいお肉です。オリジナル配合の上質なエサを食べ、清潔で広々とした環境でゆったり30ヶ月以上もかけて飼育されています(他の牧場であれば、27ヶ月~28ヶ月で屠場に送るのが通常だそうです)。
牧場におうかがいして何より驚いたのは、臭くないこと! ストレスのない環境で育った牛や馬は、糞の匂いがきつくないのだそうです。そういえば人間も、健康状態がよくない時のほうが体臭がきつくなりがちですね。それと同じなのかもしれません。
このように一頭一頭、深い愛情注いで大切に育てられたお肉が「世界でも愛されますように」と願いを込めて、ブランド設計させていただきました。イメージキーワードを「Kizuna」と決めた時、私がまず念頭に置いていたのは先代と現代表の絆。ですが、それだけではなく、動物と人の絆、お肉を食べる方々と生産者の絆でもありました。




