08.11

色が御旗になり、進む勇気にもなる
色は感覚的なものだと思われがちだが、確かにそういう一面もあるが、私は理論的な面も大いにあると思う。
私のブランドカラー設計は「理論」で行っている。
「理論」で行っているので、誰に対しても、分かりやすく説明ができる。
これが「感覚」で設計を行っていると、私や、私と価値観が同じ人にしか、どうしてその色にしたのか、分かってもらえない。
万人に、その企業の「唯一無二の魅力」や「志」を伝えるために、ブランドカラーを設計しているのに、それでは意味が無い。
なので「理論」で設計をしている。
「万人に分かってもらう」というのには「社員」も含まれている。
だから、ブランドカラーの設計は、社員の意思統一にも、とても良いと思う。
本当は、コーポレートカラーがそういう色であれば良いのだが、会社を創業した時に、そんなことを考えずにコーポレートカラーを決めてしまっている企業が大半だ。
あまり深く考えずにコーポレートカラーを決めたとは言え、長年使っていると、その色で認知されているし、愛着もある。
だから、無理に変えなくても良いと思う。
そんな時に、私がご提案しているのは「アクセントカラー」を足すことだ。
既存のコーポレートカラーが「メインカラー」となって、より活きるように「アクセントカラー」を1色選ぶ。
そして「メインカラー」と「アクセントカラー」が合わさった時に、その企業の「唯一無二の魅力」や「志」を表現できるように、名刺など、様々な媒体のフォーマットをデザインする。
ほんの1色だが、2色あることの相乗効果で、その企業の想い、苦労、努力、歴史、伝統、葛藤、社風、文化、、、など、目には見えないものが表現できるようになる。
その目に見えない存在が、その企業を支えている。
だから目に見えるように「色」で表面化することで、社員がその存在を目にする機会が増える。
つまり、社員が「自分達を支えている存在」について触れる機会が多くなる。
それは社員の御旗になり、進む勇気にもなる。
だから、社内の意思統一のためにも「色」は必要なのだ。




