2025
09.05
09.05

小さな町こそ! 「点」から広がるブランドストーリー
山梨県は西桂町というところは、目の前に富士山が見える町です。
石川県生まれ・横浜市在住の私からすると「わ、富士山!?」と物珍しい気持ちになりますが、この町の方々は、日常の中に富士山があるんですね。
富士山とともに過ごす毎日です。
ですので、富士山にちなんだ言葉も、とても豊かです。
昼間、青空に映える富士山は黒々としていますが、そんな富士山の姿は「黒富士」と呼ぶそうです。
「赤富士」であれば、葛飾北斎の作品にも出てきますので、耳慣れた言葉ですが「黒富士」とは初めて聞きました!
富士山を、なんと表情豊かに扱うのでしょうね。
「黒富士」という言葉だけで、西桂町の方々と富士山の距離の近さ、イコール、関係の近さが分かり、感動します。
そして西桂町では、富士山を起点に、位置関係や方向を示すそうです。
一般的に「上京」は東京に行くことですが、西桂町界隈では「上る」というのは、富士山に近づくことを意味するそうです。
こういうお話、大好きです笑。
「ブランドストーリー」とは、まさにこういうことだと思います。
「富士山が近い」とか「自然がいっぱい」とかいうのは、誰でも言えることですし、ただの「点」でしかありません。
でもその点から広がる色々なストーリーを編んでいくと、まさにその町、その企業だけの「唯一無二のブランドストーリー」になります。
点から広がる色々なストーリーをどれだけ見つけられるか、どんな風に編んでいくのかが、共感を得られて、感動を呼べる「ブランド」の肝だと思います。




