2026
04.06

ワクワク事業承継!
変革イメージで味方を増やす!飛躍する2代目のリブランディングの法則とは?

50年企業のブランド

こんにちは。『週刊目黒潤』編集部員Sです。

長い歴史ある企業にとって、伝統はもちろん大切。でも、さらなる飛躍に向けて変化が必要なタイミングもある。変えるべきタイミングを逃さずに変えることで、次の価値を生む第一歩になる――というお話を、本コラムの第一弾でお伝えしました。
こちらです。
企業の「見た目」とは?変えないことが価値になり、リスクにもなる

今回のお題は、まさにその変わるべきタイミングの代表格である「事業承継」のお話。

「2代目経営者が、創業者の想いを引き継ぎながら、次の100年の礎を築くための、企業ブランド再設計(リブランディング)について」です。

引き継いだ想いと向き合い、時代を読み、2代目の責任で行うブランド再構築。

企業理念を象徴するブランドカラー(コーポレートカラー)、企業ロゴマーク、経営者の想いを表現するキャッチコピーやキャッチフレーズ、スローガンやタグラインの開発など、企業の本質に関わる「色と言葉と形」を再設計・再構築する。

それは、2代目経営者にとって、自分が引き継ぐべき会社の価値や課題を、改めて掘り下げる、貴重な時間になると思います。

「創業時より、もっと大きなミッションを目指せる会社になっている!」
と、発見したり、
「私たちは、創業者の想いに恥じない仕事ができているだろうか」
と、今の在り方を顧みたり、
「今までは、これでよかった。でもこれからの時代には通用しない」
と、危機感を覚えたり……。

変えてはいけない「核」を大事にしつつ、自分たちの成長・拡大や時代の流れを加味して「変えるべきところ」を見つける。それが、新社長としての最初の大仕事かもしれません。

どうやって見つけるか。MeDeRu・目黒潤が、お手伝いします。

目黒潤のブランド設計は、単にデザインを整えることではありません。経営者と目線を合わせ、企業文化や現場のあり方、品質、人材といった、経営の根幹にも踏み込むものです。社員教育プログラムや商品開発・サービス開発にも携わった事例もあります。

目黒潤のブランディングを通して、経営の軸が研ぎ澄まされ、企業は確実に前進していきます。

リブランディングで、新旧対立構造が生まれたら……


また、忘れてはいけないのが、ブランディングは社外に見せるためだけのものではないということ。むしろ重要なのは、社内です。

ブランドカラー(コーポレートカラー)が変わる。
ロゴマークが変わる。
スローガンやタグライン、キャッチフレーズ、商品キャッチコピーが変わる。

それは社員にとって「これまで築き上げたことが変わる」という強烈なメッセージです。その変化に戸惑う人もいるでしょう。会社に愛着を抱いているベテラン社員であれば、なおさらでしょう。

せっかく2代目が「未来に向けて、よりよい会社にするぞ!」と意気込んで、リブランディングに取りかかったのに、ベテラン社員から「伝統をないがしろにしている」と、拒絶反応が返ってきたら……。

社長就任早々から、モチベーションが下がってしまいそうですよね。あるいは、しっかり合意を取らないまま強引に進めたりして、社員との関係がギクシャクする事態になったら、船出は前途多難です。

Sは見た。爺やと若社長の、素敵な関係。


ここで少し、思い出話をさせてください。かつて、私が求人広告のコピーライターをしていた時に担当した、ある印象的な企業の事例です。

それは、OA機器を取り扱う小規模な小売企業。30代半ばの2代目社長が、ちょうど就任したばかりでした。

採用担当は、温厚そうな年配の男性社員。勤続約30年とのことで、会社の番頭的な存在とお見受けしました。

インタビューの時間、少しはにかみながらも、経営者としての未来ビジョンを語る若社長。採用担当の方は傍らに座って、若社長の話に、穏やかに耳を傾けていました。私は心の中で「爺や」と名付けました。

「爺や」にもインタビューしました。
「先代には多大な恩があります。だから、よりよい会社にするために、社長を支えていきます」
「うちは私を筆頭に古株社員が多いので、社長が遠慮してしまうと思う。だから、社長と年齢の近い人を入れてあげたいんです」
と、ニコニコしながらおっしゃいました。

そして「今日は、取材に来ていただいてよかったです。社長のビジョンをあんなにしっかり聴いたのは初めてだったので、よい機会になりました」と。

なお翌年、この企業で別職種の募集案件が発生し、同じ制作チームの同僚が取材に行きました。私の記事で採用された真面目そうな営業社員が、社長と仲良くお喋りしていたそうです(よかった!)。

何が言いたいのかというと「古参社員は必ずしも、変化の敵ではないはずだ」ということです。

社員と価値観を共有し、楽しみながら共に取り組むのが正解。

会社の変化に前向きな反応を見せない社員は、きっと「何がなんでも、会社に変わってほしくない」わけではない。2代目の足を引っ張りたいわけでもない。

ただ「これまで、世に受け入れられていたものを変えて、本当に大丈夫なのか」「変えることで、よい結果が生まれるのか」わからないから、心配しているのだと思います。長年会社を支えてきた身ゆえの、責任感から来る慎重さでもあるのでしょう。

ですから、2代目が「なぜ変える必要があるのか。変わるとどうなるのか」を、しっかり対話すれば、きっと分かり合えるのではないか。そう思うのです。

どんな未来を、実現したいのか。
そのために、何をしようとしているのか。
そこに、リブランディングがどんな意味を持つのか。

価値観を共有できるまで、しっかり向き合って想いを伝えるんです。

大丈夫です。リブランディングの方向性が正しければきっと、伝わります。伝わればきっと、とても心強い仲間になってくれるはずです。長年、会社を支えてきた人ですから。

リブランディングが「会社の未来のためになること」なのだと、完全に腑に落ちれば、一緒に取り組んでくれるはずです。

「新しいロゴマークには、こういう意味が込められているんですよ」などと、お得意様に率先して、説明してくれるようになるかもしれません。

2代目の想いとリブランディングの意味を社員にしっかり伝える、そしてワクワクさせる「社内プレゼン資料」づくりも、MeDeRuがお手伝いします。

未来に向けて、社員と想いを一つにし、ワクワクしながら前進できる事業承継がしたい方、まずはご連絡ください。