「色」の性質
「色」は視覚の第一の情報
色の情報は強烈です。
例えば、下記の写真に写っているハイヒールについて、あなたは何と表現されるでしょうか。
大半の方が「赤いハイヒール」「赤い靴」という風に「赤い」ということを特徴として表現されると思います。
「エナメルの靴」とか「10センチのピンヒール」という素材や形状は、まず「赤い」という特徴を表現した後の、補足になるかと思います。
このように「色」から得る情報はとても大きく、視覚の情報の大半は、色からの情報で占めているとも言われています。
色の違いは光の波長の違い
色の正体は光、即ち電磁波です。
電磁波の波長の種類によって、見える色が異なってきます。
青に見えるのは短波長の電磁波、赤に見えるのは長波長の電磁波です。
短波長と長波長の性質が異なるということは、青と赤の性質も異なるということであり、相手への伝わり方や、相手に伝わる情報も異なるということです。
つまり、色が違うということは、光(電磁波)の波長が違うということであり、それによって与えるイメージも違ってくるということなのです。
ビジネスカラー戦略®・TPOカラー戦略®の仕組み
固有感情効果を戦略的に使う
人間の行動の基準となる「視覚」、その中でも第一の情報となる「色」。
そして色によって与えるイメージが異なるのは前述のとおりですが、赤は熱く感じて、青は冷たく感じるというように、それぞれの色に対して、ほぼ全ての人が共通のイメージを持っています。
この共通のイメージは、人間が色を見た時に沸き起こる「固有感情」によるものです。
この「固有感情効果」を最大限に活用し、TPOや目的に応じて、使う色を戦略的に組み立てることを、MeDeRuでは「TPOカラー戦略®」と呼んでいます。
「TPOカラー戦略®」では、「見られたいイメージ」や「目的」を「欲しい結果」とし、それらを達成するためには、なに色を使えば良いかを、戦略的に考えます。
例えば、
●楽しい人に見られたい
●異業種交流会でたくさんの人に話しかけて欲しい
などの「欲しい結果」を達成するためのネクタイの色を戦略的に考えたり、
●アンチエイジングを謳う、40代以上の女性向け高級化粧品のパッケージが、その効能がターゲットに一目で伝わるようにパッケージのメインカラーを戦略的に考えたり、
…といったことが、「TPOカラー戦略®」なのです。
特許取得の技術を駆使したビジネスカラー戦略®
MeDeRuではビジネスシーンに特化したTPOカラー戦略®を「ビジネスカラー戦略®」と名付け、企業研修やマンツーマセッション(パーソナルカラー分析)などでご提供しています。
例えば、
●プレゼンテーターとしてのネクタイの色
●商品の魅力や特長を、分かりやすく印象的に伝えるためのプレゼン資料の見出しの色・背景の色
などを戦略的に考え、その知見をご提供しています。
これらの戦略は、目黒潤が色彩の分野で特許を取得した技術を駆使しています。
ネクタイカラー戦略
ネクタイは営業ツール
ビジネスシーンで登場する色と言えば、まずネクタイ。
MeDeRuが企業研修やマンツーマンセッション(パーソナルカラー分析)でご提供している「ビジネスカラー戦略®」にも多く登場するように、非常に重要なツールです。
顔のすぐ近くにあるものなので、顔と一緒に印象に残り、色が持つイメージをメッセージとして、相手に伝える役割を担います。
ですのでネクタイの色を、会う相手によって、その日の立場によって変えることで、ネクタイは胸元から発信する営業ツールになり得ます。
誰と会う時に、なに色のネクタイを身に着けるか。
それらを戦略的に知っていると、コミュニケーション力や印象度が、格段にアップいたします。
ネクタイカラー戦略成功例
ドイツのプライベート・バンクであるメッツラーが設立した投資顧問会社 メッツラー・アセット・マネジメントの隅田貫様は、「ビジネスカラー戦略®」を熱心に実践してくださっているお一人です。
俳優の別所哲也さんが司会を務める番組「報道ライブINsideOUT/【仕事の生産性はドイツ人に学べ】」で、ドイツ人で金髪の、とても可愛らしい外見の翻訳家マライ・メントラインさんと共演するにあたり、ネクタイの「ビジネスカラー戦略®」を一緒に組み立てました。
共演する方々との雰囲気の兼ね合い、トークの内容など、色々な条件を勘案して、ネクタイの色は「黄緑」をご提案いたしました。
隅田様お一人の番組でしたら、黄緑をご提案することは無かったでしょう。
マライ・メントラインさんとお二人でテレビ画面に映った時に「バランスが良い」ことを第一に考え「黄緑」をご提案いたしました。
確かな実力をお持ちだからこそ、それを基盤に若々しくて自由闊達な雰囲気も出せる隅田様の魅力を「黄緑」のネクタイが上手に引き出してくれました。
隅田貫様からいただいたお言葉
皆さん、自分が幸せに生きる鍵は何だと思いますか?
私は中でもコミュニケーション力に注目しています。
身に着ける色も大切なコミュニケーションツール!
好感度を上げ、自分への理解と信頼を確かなものに!
目黒先生の人柄に惹かれ、特許が示すその豊富な知識と経験に導かれ…
ご縁はまさにプライスレスですね。