自分の中の源流

東京ベンチャー企業選手権大会

 

ご縁をいただき「東京ベンチャー企業選手権大会」というものにエントリーさせていただきました。

エントリーにあたり、「経営デザインシート」というものを提出しないといけなかったのですが、私はこういう書類を書くのが大の苦手です。

 

今までに知的財産を11件取って来て、アプリの開発も行なったので、色々な方から、補助金や助成金を利用すれば良いのにとアドバイスをいただきました。

しかし、そのための書類を書くのが面倒くさくて、全部自己資金でやって来たくらい、こういう書類を書くのが苦手というか、嫌いです。

ちなみに、補助金や助成金のコンサルをなさっている方から「書類の書き方をアドバイスします」と何度もおっしゃっていただきましたが、そのためには私が考えていることをコンサルの方にお伝えしなければならず、完璧に分かってもらうのも難しく、伝えるのに骨が折れるので、その面倒くささに比べたら、金銭的に苦しくても自己資金でやった方がマシ、という考えです。

 

前置きが長くなりましたが、こんなに書類を書くのが苦手なので、「東京ベンチャー企業選手権大会」エントリーのための「経営デザインシート」を書くのも、大変苦労しました。

その間、何杯コーヒーを飲んだか、何回トイレに立ったか分かりません。笑

でも、最終的には完成させることができて、それは自分の原点に戻ることだったので、今、とても安らかな気分です。

 

「経営デザインシート」には色々な欄があり、自分が持っている知的財産についても書く欄があったのですが、私が持っている「特許」に価値があるのではなく、「私が考えていること」にこそ価値があるんだと、もう一度自己肯定することができました。

これが安らかな気分になった根源です。

「私が考えていること」を「特許」という枠に収めるように工夫したら収まった、というだけのことなので、例えて言うなら、山から涌き出でた源流を、濾過してボトルに詰めて、ミネラルウォーターのラベルを貼ってお店に陳列できた、というだけのことです。

ラベルを貼って陳列したことで、多くの人に認知してもらえたり、信用してもらえたりして、それがお金になりました。

 

でも、一番大事にしないといけないのは「源流」の方だと思うんです。

「源流」が無いと、何も生まれなかったんだから。

しかし「源流」の存在は、誰も知りません、私しか知りません。

ラベルを貼られたミネラルウォーターにならないと、あまり人の目に触れないので。

 

だから私は、私だけは、「源流」の存在を忘れずに、大切に、大切に守って行こうと、改めて決めました。

売上に左右されて凹んでた自分、プレゼンが通らなくて凹んでた自分、そんな自分もあるけれど、それはミネラルウォーターが売れなかっただけのこと、そんなことより「源流」が涌き出でているということに、喜びを感じたい。

 

明日も、そのまた明日も、自分の中の源流を見たいと思います。