今日は「コーポレートカラー選定」のインタビューの日でした。
企業のイメージカラーを選ばせていただくのに、経営者の方へのインタビューは絶対に欠かせません。
そしてインタビューが進んで、お相手がリラックスなさってきた時のちょっとした一言に、核心があったりするので、一言もムダにはできません。
今日インタビューをさせていただいた経営者の方は、心身ともにハードなお仕事の方だったのですが、ちょっとした一言で、普通なら「怖い」「考えたくない」ということが、「私は別に怖くない」「私は別に嫌いじゃない」とおっしゃいました。
私はもうビックリしてしまって、そこに、その方がそのお仕事をなさっている理由があるんだと、胸にドン!と来ました。
この理由は、絶対にコーポレートカラー選定に入れなければいけない。
この一言、聞けて良かった。
聞ける・聞けないは紙一重ですが、それで結果は全く違って来るので、「聞けて良かった〜」と、胸がドキドキしました。
そして帰り道、その方の言葉をずーっと考えながら帰って来たのですが、普通なら「怖い←→怖くない」「好き←→嫌い」と境界線がハッキリあるものが、その方には無い、というのが一つのテーマなのかな、と思いました。
それを色の世界で表現すると「グラデーション」というものになります。
「グラデーションが得意な色」をコーポレートカラーにご提案しようかな…という仮説を一つ立て、これからじっくり深掘りして行きます。
「コーポレートカラー選定」は、その企業の未来も表現する色を選定させていただく、ものすごく責任を感じるお仕事です。
だけど、大好きなお仕事です。
こんなに大好きなお仕事をさせていただいて、ありがとうございます。
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