尖っていて、劣っていない
前職では宣伝企画部に所属していたので、広告代理店の方々と、毎日のように打ち合わせしておりました。
大きめの広告代理店にプロジェクトをまるごと任せることができれば、こちらもラクだったのですが、会社の方針が「分離発注で節約せよ」だったので、バス広告はA社、駅の看板はB社、Yahoo!広告はC社、という風に、それぞれの得意分野に応じて、小さな広告代理店に発注を割り振っておりました。
今思えば、その方々は、ものすごく尖っていましたね。
マス広告を扱えるような大手広告代理店が、チームを組んで、打ち合わせに出陣して来るのに対して、その方々はたった1人、多くても2人で、打ち合わせに臨んでくれておりました。
だけど全く劣っていなかったですね。
アナログだけど劣っていない
大手広告代理店がスーツ着用なのに対して、動いたらシャカシャカいうようなナイロン生地のおじさんジャンパーだったり、請求書が手書きだったりして、BtoBでお仕事をしている感じは薄かったのですが(^_^;) こちらのわがままを柔軟に聞いてくれたし、甘えることもできたし、納期は完璧だったし、よく本音でぶつかって、電話でケンカもしたなぁ。
私のことは赤ん坊扱い?笑
今、私が「TPOカラー戦略」を掲げて起業していると知ったら、そのおじさん達に「あの赤ん坊が」と、鼻で笑われそうです。