懐かしいなぁ。
Facebookに2年間の今日の投稿が上がって来ました。
とある企業から、プレゼン資料の色彩設計をご依頼いただいた時の話です。
悩みまくった自分、それが解決した時の感動がよみがえります。
やっぱり色は、私に味方してくれていると思う。
それに気付いて、感動して泣きそうになります。
あるお堅い企業から、プレゼン資料の、赤をベースにしたカラーコーディネート設計のご依頼をいただき、ここ数日、寝ても覚めても、そのことばかり考えていましたが、納得できる答えを出せずにいました。
昨日は終電まで取り組んだのに、ピッタリの赤が思いつきませんでした。
締切が明日に迫り、時間が足りなくて、今日は始発で出勤しました。
その駅までの道すがら!赤の葉っぱと実が目に留まりました。
なんて綺麗なの!!
その時やっと、思いつきました!
私は、赤の派手なイメージとその企業のお堅いイメージが合わないと思い、赤に黒を混ぜてエンジに近い赤にしたり、黄色を混ぜて朱色にしたりしていましたが、それは赤じゃないということに。
ただの逃げでした。
赤は派手だけど、エネルギッシュで、生命と躍動を感じられる色です。
それを活かしたまま、クライアント用にアレンジしてお届けする方法を、いきなりピーン!と思いつきました。
そして、事務所にこもって数時間、やっと納得の行くカラーコーディネート設計書が完成しました!
クライアントにメールで送る時、興奮と緊張で、マウスを操作する手が震えました。
クライアントからすぐに返信が来て「小生は、綺麗だと思います!」って書いてありました。
この方はとても真面目な方なのですが、初めて「!」をメールで使ってくれました。
やったーーー!!!嬉しい!!!
赤のカラーコーディネート、なかなか思いつかなくて、疲労困憊になってしまい、締切は迫って来るわで、どんどん不安になっていました。
でも、できました!活きた赤のカラーコーディネート。
ヒントは、道すがらの赤からもらいました。
赤が降りて来ました。
赤、ありがとう。