私は背骨が歪んでいます。
きっかけは小学生の時の尻もちで、仙骨が動かなくなり、脊椎性側弯症にもなったことです。
だけど、小学生〜30代前半までは、全然目立たないレベルでした。
30代後半で起業して、仕事に夢中になるにつれ、歪みはどんどん悪化していきました。
今では、洋服でも和服でも、隠すのが難しいレベルです。
ま、でもそんなこと、普段は忘れているのですが、鏡に自分の全身が映ると思い出して、あぁ、これが私のコンプレックスだなぁと、ハッキリと自覚します。
鏡に映る度に、そう思います。
しかし先日、東京藝大出身の一流のバイオリニストの方のお話を聴き、気持ちが楽になりました!
一流の楽器演奏者たちは、小さい頃から楽器の練習漬けの毎日を過ごしていて、その楽器が身体の一部になり、楽器を演奏する姿勢を長時間続けているので、身体が歪んだり、歯並びが悪くなる人が多いそうです。
私も、色見本を見ながら色を選んでいる時、パソコンの前で今までにない面白い企画を練っている時、私の身体は傾いて歪んだまま、固まっています。
身体を正しい方向に動かして、まっすぐな姿勢で仕事をした方が良いとは思いつつも、そんなことにかまっていられないくらいに、仕事に夢中になっているからです。
お客様のお話を聴いている時も、お客様のお話に夢中で、自分の正しい姿勢のことなんか考えていられません。
東京藝大出身の、才能と努力の塊の、一流の方々に対して、私もそうです!と言うのは、大変おこがましいですし、私の場合は楽器を演奏する姿勢を長時間続けているわけではないので、ちょっと違うのですが、、、でも、考えを転換するヒントにさせていただきました。すみません。汗
傾いて、歪んだ姿勢でも、それで集中できているので、それで良いと、その時は思っています。
つまり、傾いて、歪んでるけど、私が創った、とってもとっても集中できる、私の世界。
見た目は不恰好なのですが、中身は集中力、身体を歪ませてしまうくらいの集中力!と思ったら、コンプレックスに感じていたことも、気が楽になりました。
弱みを強みに変える!ということには至っていませんが、コンプレックスという弱みのお陰で、集中力という、強みの強みたる所以が分かりました。
ということで、夏季休暇明けの今日も、全集中!でやっていきます!笑
バックもコネもない私が、お仕事をいただけるって、本当に、本当に、ありがたいことなので、それこそ、身体も心も、お客様に喜んでいただけることに夢中です!!
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