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日々のこと

電車の中で痴漢する人、次に降りる人が分かる感覚

今「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」という、山口周さんという方が書かれた本を読んでいるのですが、その中に、
 
これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない
 
という一節があります。
 
私は経営に関する数字を読み解くことに関しては三流ですが(←ヤバい。笑)ピン!と来ることに関しては一流で、でも、なぜピンと来るかを言葉で確実に説明できないので、それを自分の「武器」だと認識したことはありませんでした。
 
以前、朝の通勤で満員電車に乗っていた時、途中の駅から、きちんとした身なりの60代くらいのビジネスマンが乗って来ました。
 
高級なものを身に着けたお立場の高そうな外見でしたが、一瞬目が合った時に「なにか、される!」と感じて身構えました。
 
で、なにをされたかと言うと、首をベロベロ舐められました。
 
満員電車の中で身動きがとれなかったので、逃げられず。
 
ほんっと〜に、気持ち悪いですよね!…って言うか、マニアックな痴漢ですね。
 
あと、似たような経験がもう一つあり、渋谷のマークシティの中の上りと下りのエスカレーターが並んでいるところで、私は下りのエスカレーターに乗っていました。
 
そしたら、隣の上りのエスカレーターに、普通の外見のビジネスマンが乗って来ました。
 
その時も「なにか、される!」と感じました。
 
で、なにをされたかと言うと、上りと下りのすれ違いざまに、いきなりズボンを下ろして露出されました。
 
「なにか、される!」と覚悟していたとは言え、ビックリして、ズッコケそうになりましたよ(←『ズッコケ』は死語だと思いますが、感覚としては、ズコッ!という感じです)
 
そして私は、電車に乗って立っている時、次に降りる人も分かるので、なるべくその人の前に立ちます。
 
そうすると早く座ることができて、快適です♪
 
これらのこと、なんで分かるの?と聞かれても「分かるから、分かる」のです。
 
この感覚、今まで「武器」だと認識していなかったけど、山口周さんの本により、ちゃんと「武器」だと認識して、磨くことに決めました!
 
結局、自分の人生は自分のものだから、自分の感覚に自信を持てるということが、最高の幸せの一つなんじゃないかと思います。
 
人に言葉で上手に説明できなくても、自分だけが分かっている「察知力」とも言えますね。
 
あっ、山口周さんは、こういう意味でこの本を書いたのではないかもしれず、それこそ私の感覚の勝手な解釈です。笑