お客様と一緒に横浜駅前でお茶しようとしたら、どこもいっぱいだったので、仕方なく、少し離れたところにある「ルノアール」に入りました。
しかしそこも満席で、受付で名前を書いて順番待ちしていたら、私達の前にいた70代ぐらいのご婦人が、
「こんなにいっぱいだなんて、ルノアールって、よっぽど美味しいコーヒーなのね!」
と私に話しかけてきました。
美味しいって言うか、お天気のいい土曜日で、他のおしゃれカフェがどこもいっぱいだったから、みんな仕方なく、ここに来てるんじゃないかなー…と思った私が(ルノアール関係者の皆様、ルノアールファンの皆様、ごめんなさい)
「う〜ん、美味しいって言うか…」
と言いかけたら、ご婦人が間髪入れずに、
「他の場所でもルノアールって見かけたわ!大人気のお店なのね!」
と言ってきました。
その言葉を聞いて、ルノアールにワクワクを感じているご婦人の気持ちに、水を差そうとしていた自分を反省しました。
そして、ご婦人のワクワクに、私も乗っかることにしました。
「ここのコーヒーはとても美味しいんですよ!あと、コーヒーだけじゃなくて、昆布茶とかもあるんです!」
と、先ほどまでの自分に反旗を翻し、ルノアールを褒めたら、ご婦人は、
「昆布茶!あらそう!」
と言いながら、好奇心満々の瞳で、店内を見渡していました。
このご婦人のお陰で、目が覚めました。
ちょっと自分の意に沿わないと「仕方なく…」という斜めの気持ちになっていた私。
お客様と一緒に、ゆっくり座ってお茶を飲めるんだから、どこにも文句言うところなんて無いのに「仕方なく…」と思っていた私、心が曇っていたな。
ちなみに昆布茶、頼みました
美味しかった!
カテゴリー: 日々のこと
よく、運気の変わり目には家電が壊れると言うけれど、私の愛車・電動アシスト自転車のメデル号が壊れました。
通勤時の私の「足」で、買ってからまだ2年も経ってないんだけど…泣
たかが自転車だけど、コロナで事務所を移転したという私の暗い気持ちを「お天気を感じることができる、運動にもなる自転車通勤」という明るい気持ちに変えてくれたのはこの子だし、乗りさえすれば、スムーズに事務所まで連れて行ってくれた。
納期までギリギリで、夜中の3時まで自由に仕事ができたのも、この子がいてくれたからです。
ある時なんて、ハンドルの陰にカマキリがいて、出発前に、カマキリにちょっとどいてくれないか、数分間交渉したこともありました(強制退去してもらいました。笑)
この2年間、パートナーとして私を支えてくれたメデル号でした。
壊れてから、その功労に気付く、私の浅はかさよ。
寂しいのと感謝の気持ちが入り混じり、泣けてくる春の土曜日です。
だけど、ありがとう。
先日、お客様が4歳と2歳のお子様を連れて来てくださいました。ノートを破って、即席で絵を描いて「これ、なぁに?」とクイズを出したら、すぐに打ち解けてくれた(と思いたい。笑)けど、改めて見ると、摩訶不思議な動物たちで、よくハキハキと答えてくれたなぁ!と思います!笑
子どもの臨機応変に対応する力、空気を読む力、すごいっ!!笑
特に左下の動物は、ライオンなんですけど…ほんと、ごめんね。汗
おばちゃんのヘタレお絵描きに付き合ってくれて、ありがとう〜!
うちのダンナは、私が夜中の3時まで帰って来なかろうが、朝もいなかろうが、電話の1本、ラインの1本よこしません。私は放ったらかされている方が気楽なので、これくらいの放任がちょうどいいです(子どもがいれば話は別です)
私の方も、ダンナとダンナの会社の人が駅で一緒にいるのを見かけても、こちらからは声をかけたりしません。ダンナにはダンナの世界があると思うからです(会社の人に挨拶するのがメンドイ、というのも大いにあります(笑))
でも「変わった夫婦だね〜」とよく言われるので(笑)世間の常識からは外れた夫婦なんだろうなぁと思います。
そしていつも思うのは「世間の常識よりも、夫婦の常識」ということです(自分達さえ良ければ、世間に迷惑をかけても良い、という意味ではないです)
最近同じようなことが、私の会社で起きました。
私の会社の、お客様対応の仕方です。
世間的には、別に間違っていない。
ビジネスとしては、そういうやり方でも良いんじゃない?
だけど、私の会社「MeDeRu」としては、雑なやり方だと思いました。
私の会社は、オーダーメイドでサービスをご提供しているので、一人ひとりのお客様の気持ちや状況を、人一倍敏感にすくっていかなければならない。
世間的にどうこう、ビジネスのやり方がどうこう、ではなく、一人ひとりのお客様がどう思うかの方が、大切。
お客様が気にしていなくても、こちらは気にして、律するべき。
一人のお客様を失う、ということがあるとしたら、売上という数字を失うことよりも、そのお客様を粗末に扱ってしまった、という後悔の方が大きいと思いました。
そんなことを考えていて「うちはやっぱりオーダーメイドだな。益々、オーダーメイドを貫くぞ!」と思いました。
能登の実家から、岩海苔が送られて来ました。
炙って食べるだけだから簡単だけど、おばあちゃん達が岩に付いている海苔を指でとって、少しずつ集めて、四角い形に整えて、お日様の下で干して、やっとできあがるのを、小さい頃に見て育ってきているので「ものすごく手のこんでいるもの」という印象です。
炙ると綺麗な緑色になる岩海苔、海の栄養もいっぱい入っていると思う!
私は醤油とかもかけず、このままムシャムシャ野生的に食べます!元気出ます!
能登の実家から、子持ちの甘エビが送られてきました。丁寧にやらないといけない皮剥きは、いつもなら、なにかといちいち細かいダンナの役割なのですが、今日は夜遅くなるとのことで、私がやってます。
卵(エビのお腹の黒っぽい部分がそうです。実際は青緑色です)と、頭の中のミソを、身体から分離して、身を潰さないように殻を剥くの、ほんっと〜に大変です! 美味しいんだけどね! お母さん、これで合ってるの!? もうどうすればいいの!
格闘し始めて90分、やっと残り10尾になりました。フローリングだけでなく、私の眼鏡のレンズにも、エビの汁、飛び散ってます。
あけましておめでとうございます!
今年は、もっともっと社会のお役に立てる自分でありたいと思います。
例えば、子ども達に色の話を伝えたりして、子どもの可能性を広げるお手伝いをし、これからの社会が明るくなる一翼を担えたら良いな!と考えています。
施設や学校など、私がお役に立てる場をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけると嬉しいです!
今年の私は、寅年の年女。
実は落ち込むこともよくありますが(笑)落ち込んだ勢いを昇るエネルギーに転換して、明るく前向きにやっていきたいと思います。
皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
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私は弱小零細企業の起業家ですが、お付き合いするお客様は、素晴らしい方ばかりです。
例えば、大企業の方とお話ししていると、お若い方でも、言葉のチョイスや言い回しが洗練されているなぁ〜と感じ入ります。
あまり一般に出回っていない言葉でも、会話の中に溶け込ませる力がすごいのです。
言葉の文化って、こうやってつくられていくんでしょうね。
「ナウい」なんて、今や誰も言わないし。笑
「イケてる」「ヤバい」という言葉も、あと何年の寿命かな?って思いますし、語尾に「とか」をつける風潮も、いつかは廃れるでしょうね。
エリートなお客様とお話しして刺激をいただきながら、私ももっと頭が良くなりますように!
そう願って、先日の浅草寺参拝では、頭に煙をいっぱい、いっぱい、かけて来ました!笑
私は何も知らなかった
私の前世は大工の棟梁かと思っていました、べらんめぇなので(大工の皆さん、ごめんなさい!)
でもちゃんとした方に見てもらったら、ルネサンス時代にイタリアで貴族の服を作っていた男性の職人が、私の前世だそうです。
ところで、うちのアシスタント達はメンタルが強くて、短気な私はいつも学ばせてもらっています。
アシスタントに頼んでいた仕事が思い通りじゃなかった時、
「その辺走って頭冷やして来いよ!」
と言いそうになります(すんでのところで言いませんが)
でもそれに近いことは言っていました、こらえられないので。
先日も似たようなことがあった時、アシスタント達はしばらく沈黙した後、
「もいっかいチャンスください!!」
と言ってきたのです!
「申し訳ございません」と返されるのかと思っていたので、ビックリしたと同時に、私、こんなんじゃダメだなぁ、アシスタント達に甘えていたなぁと自分を反省しました。
似たような時期に、あり得ないくらいドジっぺなタクシーの運転手さんと遭遇し、すったもんだの末、なぜか最後に私の住所を聞かれました(意味不明)
その時も「あ?」とビッキビキにでき上がりそうになったのですが、頭の片隅で「これは勉強なんだ」と思って、なんとか自分を制しました。
思い通りにいかない時もあれば、ドジな人や失礼な人に遭遇する時もありますよね。
でもそれは、お互いに、いろ〜んな面を持っているうちの、たった一つの面が重なって、そうなっただけなんですよね。
知らない面の方が断然多いのに、ほんの一面だけを見て、相手に対して強い言葉を使うのは、間違っていたなぁと反省しました。
今までの私は、客観的に見てこちらが正しいし、強い言い方でも敬語を使っているし、論理的で筋が通っているので、私は間違っていない!強い言葉を使う正当性がある!と思い込んでいました。
でも、間違っていました。
私はまだまだ何も知らなかった、知らないことの方がたくさんあった。
そこに気付くことができたので、自分を律して、誰に対しても丁寧に接することが、ほんの少しですが、できるようになりました。
私の憧れは「寛容性」がある人です!
すぐに荒ぶる情熱は、違う形で大放出しよう!笑
日本の古い建築物を観るのが好きです。
ちょっとのところでも、わざわざ曲線にしてあったり、刻んであったり、何かを象っていたり。
「つくる」ということが仕事の場合は、納期に追われて大変だと思うんですけど(笑)ちょっとのところを手を抜くどころか、むしろ工夫して、、、こういう職人さんの在り方が、訪れた人を「豊か」にしてくれているのでしょうね。
見習いたいところがいっぱいです。
画像は全て、横浜は「三渓園」のものです。