銀座の家賃を「高い」と思わない理由
私のサロンは「銀座」にあります。
約5年間、銀座でやっておりますが、他の地域に比べると、家賃にはたくさんのお金がかかります。
弊社の経費の中でも、家賃は多くの割合を占めています。
だけど私はこれを「高い」と思いません。
だって、通勤するだけで、世界の名だたる一流ブランドの、ショウウインドウを見られるのです。
毎日が活きた勉強
「銀座松屋」のショウウインドウに飾られる、様々なブランドの旬の商品達。
プリーツだらけのバッグとか、裏が赤いピンヒールとか、値札を確認しお財布と本気で相談させてしまうドレスとか。
ふはぁ~、今はこれが旬なのかぁ~と思いながらそれらを通り過ぎると、今度はシャネル、カルティエ、ルイ・ヴィトン、ブルガリに囲まれた魔性の一角が待っています(笑)
銀座は和光の時計台の辺りが最も地価が高いイメージですが、私はこの一角が、とても好きです。
まずそれぞれのブランドが入っている建物自体が、とてもオシャレ。
Okura houseに惚れ惚れ
一番好きなのは、カルティエが入っているOkura Houseです。
大成建設施工のこちらの建物は、こんなところにこんな飾りが付くの?といちいち感心するほど、細部が凝っています。
壁面の石の焦げ茶色も、重厚感があって上品。
スベスベで、思わず撫でちゃったことも数回あります(;^_^A
シャネルの主張
あと、シャネルの建物も好きです。
この建物は夜になると、壁面全体に映像を映し出すのですが、それが、あ~銀座だな~、これぞ銀座!という感じの映像なのです。
映像自体は白黒なのですが、建物全体で「シャネルだぜ!ようこそ銀座へ!」って言っているようなウェルカム感や達成感を感じます。
横目で納得するルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンのショウウインドウは、ふ~ん、今はそんなパンツ丈なんだ…とか、なるほど、そういう黄色なんだね!とか、ひとり横目で納得しながら通り過ぎています。
カラフルなブルガリ
ブルガリは、ショウウインドウの中の壁面の色がカラフルです。
マゼンタと呼ばれるような濃いピンクが、印象的だったなー。
世界の本物を見るということ
こんな感じで、毎日通勤するだけで、勉強になり、感性が磨かれる通勤路なのです。
買って自分で身に着けられれば最高だと思いますが、そうじゃなくても、毎日本物を見るということは、すごい勉強になっていると思います。
毎日、世界に名だたる一流ブランドの作品を見ているって、感性が磨かれることだと思います。
だから家賃には、私の勉強料、私の感性を磨く料金も入っていると思っています。
予約した時から感じていただける「ワクワク」
こんな風に私が恋している「銀座」。
だけど私がこの「銀座」をサロンに決めた一番の理由は、自分が恋した街だからではありません。
一番は「お客様に喜んで欲しいから」です。
だってお客様が私のサロンに予約をして「明日、銀座に行くんだ♪」と、場所だけで前の日からワクワクしてもらえるって、すごいことじゃないですか?
やっぱり「銀座」にはブランド力があります。
それも国内トップクラスの。
前の日、もしくは予約を入れた日から、お客様に最上級のワクワクを提供したい。
ご予約をいただいた時から始まる、私のサービス。
そう思ってサロンの場所は「銀座」に決めました。
だからたくさんのお金をお支払いしても「銀座」は私のサービスに必要不可欠、私がお客様を幸せにできる場所だと、感じています。
こんな私の気持ちに答えてくださり、最初から両想いになってくださるお客様に、このブログを書きながら、より一層感謝の気持ちが湧いて参りました♡
お客様の皆様、いつも本当にどうもありがとうございます♡
銀座、大好き♡
銀座と真逆のベクトルで完成が磨かれる能登半島
しかし私のルーツは能登半島の漁村です。
こちらも私の大好きな場所♡
潮と、船の機械油の匂いが混じった甘ったるい匂いを嗅ぐと、あ~帰って来た~と、とても安心します。
ここでも私は感性を磨かれています。
「私」という商品が生まれ、育った場所なので、自分を確かめに、癒しに行くには持って来いの場所なのです。
最後に、故郷の写真の中でも、特に気に入っているのものを。