あなたの「選ばれ力」をアップします!
特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!
こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!
あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!
色彩設計師® 目黒潤
本日のお題
毛色の変わった
(けいろのかわった)
こちらの意味は・・・
同じようなものの中で、様子や性質などが他とは異なっていること。
(出典:「ことわざ辞典.ONLINE」)
だそうです。
今回は、「リアルでしか登場しないもの」の代表選手、「名刺」について語っていきます!
「珍しい」は心躍る
(2022年8月31日配信の「カラー戦略マガジン」より)
もう10年くらい前のお話ですが、仕事仲間と一緒に、介護施設にメイクのボランティアに行ったことがありました。
メイクと言っても本当にカンタンなもので、ほぼ色が付かないくらいの、うす~いお化粧をお年寄りにさせていただきながら、楽しく雑談する…というものでした。
中には私達が来ると恥ずかしがって、ムスッと黙り込んでしまう方もいらっしゃいましたが(笑)スタッフの方がおっしゃるには、外部の人(私達)とお話しできる珍しい機会で、メイクもしてもらえるので、皆さん楽しみにしてくださっているとのことでした。
そんな中、私があるお年寄りとお話ししている最中、驚く事件が起こりました!
しっかり意思表示できる方だったので、
「さぁ~、今日は、どの色を付けてみたいですか~?」
と伺ったところ、私が言い終わるか言い終わらないうちに、その方がバッ!と手を伸ばして顔に塗るクリームを指に取り、ペロッと舐めてしまったのです!
その間、私の体感値で0.8秒(笑)
とにかくすごい速さだったのです。
介護施設にいらっしゃるほどのお年寄りですから、通常の動作はゆっくりなのに、この時ばかりは目にも留まらない速さで、制止することもできませんでした。
クリームの成分は、口に入れても問題無いものでしたし、スタッフの方にも「大丈夫ですよー」と言ってもらえたので、ひとまず安心しましたが、焦りました(;’∀’)
タイミング的には、私が「どの色にしますか~?」と言い終わるか終わらないうちに事件は起こりましたが、私が言った意味を理解して、回答として色を選ぶつもりでクリームを指に取ったのではなく、私と話しながら、目の前のお化粧品にずーっと心を奪われていて、なんとかして口に入れたい…!と狙っていたのだと思います。
そして私が「どの色にしますか~?」と問いかけをしたことで、会話が途切れたので、今だっ!と、クリームを指に取ったのだと思います。
驚いた私が「え!? 食べちゃったんですか!?」と言ったら、その方はバツが悪そうに苦笑いしながら、口の中でなにやらモゴモゴ言っていました(言い訳している感じ)
焦りましたけど、このお年寄りの気持ちも分かるなぁと感じた事件でした。
だって、口に入れたということは、それだけ「心が躍った」と言えるからです。
口に入れるって、ハイハイを始めた頃の赤ちゃんがなんでも口に入れるように、興味を持ったものを確かめる、人間の本能的な行動ですよね。
そしてこのお年寄りも、普段からお化粧品を目にしていたら、こんなにものすごい速さで口に入れるくらい、心躍ることは無いと思うんです。
普段は会うことの無い外部の私達との接触、そしてめったにしないメイク。
それだけ、普段には無い「珍しさ」って、心躍る大きな要素なんだなぁと実感した事件でした。
名刺は「看板」であり「信念」そのもの
世の中的に、コロナ以降の商談の仕方が、なんとなく固まってきたと思います。
大体のことはオンラインで行い、ここぞという時だけリアルで行うような、ハイブリッド商談を戦略的に取り入れることもできるようになった昨今は、リアルの「価値」が増したと感じます。
オンラインでの商談が日常化したので、逆にリアルでの商談が「珍しいこと」になりました。
もちろん職種によりますが、リアルで会えることが珍しいこと、そして尊いこと、特別なことになりましたよね。
なので最近は、その「リアルの価値」を最大限に演出するべく、「リアルでしか登場しないもの」のご相談をいただくことが増えました。
その代表選手が「名刺」です。
もう少ししたら、オンラインでも、その場でメールを飛ばすように名刺交換する世の中がやって来るんだろうなと思いますが、今のところは、名刺はリアルでしか登場しないツールですよね。
「珍しいリアル商談」を最大限に価値あるものにし、その後のご縁に繋げるための、「凝った名刺」のご相談が急増しています。
小冊子のような名刺、巻物のような名刺、丸い厚紙で作ったコースターのような名刺、透明のプラスチックでできたカードのような名刺など、見ているだけでも楽しい気分になる名刺満載ですが、ここで私が申し上げたいのは、
名刺の色も大事だけど、紙の手触りや厚みも大事!!
ということです。
一般的に、広告の紙のようにテカテカ・ツルツルしていたり、薄い紙だと、安っぽい印象になります。
大企業でしたら、薄い紙でも、企業の名前が看板になるので、そこは別に大丈夫です(ナマナマしい言い方で申し訳ございません。汗)
でも、中小企業や個人事業主こそ、名刺ひとつでも「看板」なんだという気概を持って、紙の手触りや厚みまでも、気にすると良いと思います!
マットな紙質(あまりテカテカ・ツルツルしていない)で、厚みがある紙ですと、「高級感」や「落ち着き」を演出できます!
そこに会社の理念を表すコーポレートカラーや、ブランドのイメージを表すブランドカラーを乗せて発信すると、理念やイメージを、紙の「高級感」や「落ち着き」が支えてくれて、名刺自体が「信念そのもの」となって、お相手に届きます!
大体の打ち合わせはオンラインで済ませ、最後の詰めの段階はリアルで行うという戦略的なハイブリッド商談を組み、最後に「信念そのもの」の名刺をお渡しすると、これはもー、お相手に、
「あ、この人だったら大丈夫だな!」
と思ってもらえますね!
まさに最終段階で、お相手の方がご自分でご自分の判断に「お墨付き」を与えるような感覚になると思います!
妄想名刺・妄想肩書の楽しいワークでご自分の「価値」を明らかに
ここで私から、ご提案がございます!
オンラインが日常的になった昨今だからこそ、「珍しいリアル」を楽しく彩ることを考えながら、ご自分の名刺を深掘りしてみるのは、いかがでしょうか。
色はなに色を使うのか。
色は、理念やメッセージを一目で伝えます!
そして紙はどんな手触りの、どんな厚みのものにするのか。
なんなら、実際に名刺を新しく作らなくても良いのです。
妄想で良いのです(笑)
色も、紙も、信念が無いと決められませんし、逆に言うと、信念があるからこそ決められるものです。
ですのでこのように名刺を深掘りすることで、違う側面から、ご自分の信念に触れることになります!
これは、視点が変わるので、新しいこと、新しいご自分を考えるきっかけにもなりますね!
さらに、この深掘りをもっと楽しくするために、もう一つご提案がございます!
またまた妄想でも良いので(笑)ご自分の肩書を考えてみると、もっと楽しくなりますよ!
その肩書を、本当に名刺に入れる・入れないは自由です。
でも、ご自分の頭の中だけでも良いので、ご自分の肩書を考えると、ご自分は社会からどう思われたいのかを内観できます(笑)
「肩書」というのが堅苦しかったら、「ご自分のキャッチコピー」と捉えていただいても構いません。
色・紙質・肩書(ご自分のキャッチコピー)を材料に、名刺を深掘りすることが、ご自分の信念を明らかにすることになります。
オンラインでの商談が日常化した今、リアルでの商談は「毛色の変わった」商談スタイルになりました。
そして「毛色の変わった」リアル商談をさらに印象付ける、「信念そのもの」の名刺。
色も紙質もこだわった「信念そのもの」の名刺は、こだわっていない人達の名刺から抜きん出ることになるので、やっぱり「毛色の変わった」ものになります。
リアル商談×信念名刺は、「毛色の変わった」ものの掛け合わせとなり、すなわち、あなたの価値を最大限に伝えられるものになります!
「選ばれ力アップ」の、飛び道具になりますよ!(笑)
本日のカラー戦略的結論
「毛色の変わった」掛け合わせは飛び道具に
現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」
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