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ネクタイカラー戦略研修

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カラー戦略マガジン

カラー戦略マガジン011:亭主の好きな赤烏帽子 ~コミュニケーション力の高い色~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

亭主の好きな赤烏帽子
(ていしゅのすきなあかえぼし)

こちらのことわざの意味は・・・

主人が好きなものなら、たとえそれが風変わりなものであっても、家族は調子を合わせて従わねばならないというたとえ。
烏帽子は黒塗りが普通であるが、一家の主人が赤い烏帽子が好きだと言えば、それが奇妙なものであっても家族はそれに従わねばならないという意味から、主人が無理を言っても家族が同調して合わせるべきという、昔の家制度からできたことわざ。
「烏帽子」とは、成人男子が用いた帽子のこと。黒塗りが普通だった。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

こちらのことわざを、私は初めて知りました!
勉強不足ですみません。汗

昔の家制度って、それだけ絆が強かったってことですよね。

今回はこの「絆の強さ」をヒントに、「コミュニケーション力が高い色」代表的な2色をご紹介していきたいと思います!

コミュニケーション力が高い色 その1
人なつっこい「オレンジ色」

(2021年3月31日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は図体がデカく、気の強そうな顔つきをしていますので、初対面の方に「生意気」とか「怖い」と思われる傾向にあります。

お姫様抱っことか、壁ドンとか、絶対にしてもらえないポジションにいます(まぁ、もういいですけど。。。)

どうしてそんなことが分かるかと言うと、初対面なのに荒々しく接するお相手の態度で「私が生意気そうだから、攻撃したいんだな」と感じます。

それから、後から仲良くなったお相手に「こんなに冗談を言う人だとは思わなかった!」と言われる時もあるので、良くも悪くも、「生意気」「怖い」という雰囲気を醸し出しているんだなーと、淡々と自覚しています。

自覚してからは、スーツに「オレンジ色のスカーフ」を合わせて、初めての面談に臨んでいます。

「オレンジ色」って、「友好的」とか「親しみやすい」という感情を相手に抱かせる、コミュニケーション力がとても高い色なんですよ!

なので私のように、固い雰囲気をバリバリに出してしまっている方は、オレンジ色のネクタイ、オレンジ色のスカーフ、オレンジ色のインナーなど、顔と一緒に見える範囲に(←ここは超重要!)「オレンジ色」を持って来ると、人なつっこく、楽しげな雰囲気を醸し出すことができて、雰囲気がやわらかくなるなので、おススメです!

それから「オレンジ色」は、その「友好的」「親しみやすい」という雰囲気から派生して、チームワークを高める効果もありますよ!

上にレスキュー隊の画像が載っていますが、オレンジ色のユニフォームで統一されていますよね。

チームで1つの目的に向かって努力する時に、オレンジ色は、チームメンバー各々の「友好的」「親しみやすい」という気持ちを高めてくれますので、結果として、チームワークが高まり、目的を達成しやすくなります!

なにかのイベントの時に、オレンジ色のユニフォームをお揃いで作るとか、プロジェクトのアイコンをオレンジ色にしたりすると、みんなの気持ちが1つになりますよ!

コミュニケーション力が高い色 その2
根回し上手な「緑色」

緑色を見ると自然の森や林を連想する方が多いので、「クリーンなイメージ」を醸し出すことができます。

そのため緑色は、行政機関や病院の、ロゴマークやパンフレットのメインカラーに使われていることが多いです。
選挙のポスターでも、よく使われていますね!

しかし私は、そんな緑色は、実は食えないヤツだと睨んでいます。笑

なぜならば、上述の「クリーンなイメージ」の裏側に、緑色しか醸し出すことができない「調和」というイメージを湛えているからです。

緑色を連想させる森や林と人間は共生していますので、その「共生」から派生して、「調和している」という感情が、緑色が多くの人に抱かせる感情の根底に流れています。

裏側で「調和している」という感情が支えているからこそ、「クリーンなイメージ」も生まれるってもんです。

調和していなかったら散らかったイメージになり、「クリーンなイメージ」は生まれませんからね。笑

なので緑色は、この「調和パワー」を使って、グイグイと説得するわけではないのに、なんとなく相手を納得させてしまうことができる色です。笑

反対意見が出たとしても、真っ向から戦わずに、まぁまぁ…という雰囲気でやり過ごして、いつの間にか全体をまとめてしまうことができる、デキるヤツです。

無言なんですが、根回し上手な緑色さんです。笑

そんな緑色さんは、反対意見が出そうな新規プロジェクトを提案する、プレゼン資料のメインカラーに使うと良いですね!

緑色がお相手と自分の「調和」を図ってくれ、反対しそうなお相手の気持ちを鎮めてくれます。

「調和パワー」を使って、あなたも私もみな仲間!人類皆兄弟!とやってくれるわけです。

そして、こんなに根回し上手なのに、ズルいイメージが全く無く、むしろ「クリーンなイメージ」なのも、緑色の成せる業です!

私も、緑色は「食えないヤツだなー」と思いながらも、大好きな色です!いつの間にか、緑色に、まぁまぁ…と取り込まれてしまっていますね。笑

本日のカラー戦略的結論

亭主も仕事も、色はコミュニケーション力

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン010:白羽の矢が立つ ~「縁の下の力持ち」に頼って、本来の力を発揮する!~

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本日のお題

白羽の矢が立つ
(しらはのやがたつ)

こちらのことわざの意味は・・・

多くの中から犠牲者として選び出されることのたとえ。
転じて、多くの人の中から特に選び出されることのたとえ。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

「犠牲者として選び出される」ことが元の意味だなんて、知りませんでした!

今回は敢えて元の意味に焦点を当て、「犠牲者になる」を転換して、「縁の下の力持ちとして頑張ってくれる色」をご紹介したいと思います!

さぁ、その色は、なに色かな!?

答えは次のセクションで、すぐに言っちゃいます!笑

どんな自分でも優しく包み込んでくれる「ベージュ」

(2021年3月24日配信の「カラー戦略マガジン」より)

「縁の下の力持ちとして頑張ってくれる色」、、、それは「ベージュ」です。

「ベージュ」って、羊毛での毛織物っていう意味なんですって。

私は小さい時、羊(ひつじ)と山羊(やぎ)の区別がつきませんでした。

小さい時の恥ずかしい話って、誰でもあると思いますが、私も数えきれないほどあります。

その中の一つをご紹介すると、5歳くらいの頃、床屋さんに行った時に、床にバサバサ落ちている髪の毛の束を拾って、田んぼの苗を植えるマネをしていました(田舎の子供ならでは…トホホ)

母に「これ!」と怒られ、床屋のおじちゃん・おばちゃんには苦笑いされていましたが。。。ウザめの5歳児です。

私の場合、そんなアホな話は枚挙にいとまがありません。

でも「ベージュ」って、そんな私でも、私じゃなくてもどなたでも、優しく包み込み、リラックスさせてくれる色だということが、科学的に立証されている色なんです。

その答えは、次のセクションにて!

リラックス効果が高い「ベージュ」

色々な色のお部屋に人を入れて、その人の汗の分泌量から、緊張度合いやリラックス度合いを調べた実験があります。

それによると、人が一番緊張するのは「赤」、そして一番リラックスするのは「ベージュ」という実験結果が出たそうです。

畳が敷いてある和室に入るとホッとするのは、い草の香りの効果もありますが、畳の色がベージュに近いからリラックスできる、ということもありそうですね!

ですので、サロンやクリニックなど、お客様にリラックスしていただきたい、寛いでいただきたいというご商売の方は、ベージュのソファやベージュのバスタオルを使って、癒し効果をご提供することもできますよ♪

色は面積が大きければ大きいほど、効果がありますから、例えば「コーヒーカップの色をベージュにする」というのも効果はゼロではないですが、それよりも、ソファ、ベッド、バスタオルなど、面積が大きいものにベージュを使った方が、効果は高いです。

もちろん、サロンやクリニック以外のご商売の方でも、お客様にリラックスしていただきたいコーナーの調度品をベージュで統一したりすると、色でおもてなしができ、とても粋だと思います!

「色のゾーン分け」でご自宅を、ご自分のエンジンを高める場に

このベージュのリラックス効果は、是非、ご自宅にも取り入れていただければと思います!

ご自宅でお仕事をする方が増えた昨今、私がお部屋のカラーコーディネートでご提案したいのは「メリハリ」です。

リラックスする場所や寝室にベージュを使っていただき、お仕事する場所や書斎には、ベージュ以外の色を使っていただく…という風に、ONとOFFのメリハリを付けて、「色でゾーン分け」することをご提案しています。

かく言う私も、狭~い自宅ですが、リビングはブルー中心、寝室はベージュ中心にコーディネートしています。

しっかり休むことも、良い仕事をする一環。

そんな考え方の方を、ベージュは縁の下の力持ちとなって、優しく支えてくれます。

ベージュが私達をリラックスさせるために頑張ってくれるので、しっかり休息することができ、翌日からまたエンジン全開になれますよ!

家って、素材も色も種類も多種多様なものを置くので、完璧にコーディネートするのは難しいのですが、その辺はあまり気にせずに、「●●中心」「●●系」ぐらいのざっくりしたコーディネートでも、十分効果はあります!

ですから、そんな難しいことではないので、ご安心くださいね。

先ほども申し上げましたが、色は大きな面積ほど効果があるので、ベージュのソファ、ベージュのベッドカバーなど、大きなものにベージュを使うと、他の色の雑貨があっても、リラックス効果は発揮されます!

木目調の家具で揃えるなどでも、良いですね!
木目の色はベージュですから!

是非この「色のゾーン分け」で、ONとOFFのメリハリを付けていただき、休む時はしっかり休んで、ご自分のエンジンの性能を高めていただければと思います!

上司と部下のフラットな関係には「ベージュ」が一肌脱ぐ!

ベージュの効果はまだあります!

ネクタイやスカーフ、上半身のお洋服など、顔周りにベージュを取り入れると、相手の緊張を解いて、リラックスさせる効果があります!

ですので私は、お立場が高い方ほど、ビジネスシーンでベージュを身に着けていただけたらと思っています。

部下は、上司というだけで緊張しますから。。。

部下の緊張を解きほぐして、フラットな関係性を構築するには、ベージュはもってこいですよ!

でも、毎日ベージュだと、「●●さん、ベージュのネクタイしか持っていないのかしら?」と不思議がられてしまうので(笑)ここぞという時に、ベージュを取り入れましょう。

例えば、面談の時などが良いですね!

相手の緊張を解きほぐして、思っていることを伝え合う、そんなあたたかいコミュニケーションの場になるように、顔周りのベージュが演出してくれますよ♪

縁の下の力持ちの「ベージュ」に感謝

つまり、ベージュが私達を優しくリラックスさせ、休息させてくれるから、私達はまた頑張れるんですね!

お仕事で成功した時、プライベートで良いことがあった時に、陰で応援してくれた人に感謝するように、縁の下の力持ちのベージュにも感謝したくなりますね♪

本日のカラー戦略的結論

ベージュの支えがあってこその、白羽の矢

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン009:朱に交われば赤くなる ~「朱」を制する者はプレゼンを制す~

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朱に交われば赤くなる
(しゅにまじわればあかくなる)

こちらのことわざの意味は・・・

人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなるというたとえ。
「朱」とは、黄色みのある赤色のこと。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

今回はこちらのことわざから「朱」がプレゼン資料の上でどれだけ大活躍するのかを語って行きたいと思います!

誰もが経験済み?朱に交わって赤くなる経験

(2021年3月17日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は今から約30年前の高校卒業後に、能登半島のド田舎から上京して来ました。

実家がある町(っていうか、村)は、道を歩けば人よりカモメに出会う漁師町だったので、新宿の警察とヤクザの抗争のドキュメンタリーをテレビで観た私は「東京って、しょっちゅう鉄砲の弾が飛び交っているんだ」「よけながら歩かないと弾に当たる」と本気で心配していました。

そういう心配を抱きながらも、これから始まる憧れの東京生活への期待で、胸がパンパンに膨らんでいた私は、お金が無くて夜行列車で上京することも、全く苦になりませんでした。

上野駅で降りたのですが、東京全土が余すことなく、ネオンでキラキラの繁華街だと思っていた私は、上野駅に着いた途端に、ネオンが私を包み込むと思っていました。

そして「東京のイイオンナ」になれると思っていました。(←なれなかった。笑)

上野駅に近付くにつれ、長渕剛の「とんぼ」の歌詞「はなのみやこっ だぁいとうきょぉ~!」の部分だけが頭の中でリピートされ、胸の高鳴りは上野駅到着と同時に最高潮を迎えました。

それなのに。

着いたホームは上野駅の地下の薄暗いホーム。しかも汚い。ネオンなんて、ひとつも見えやしない。

ひどくがっかりしたのを今でも覚えています。

そして、上京して難しかったのが、「言葉」です。

石川県って「小京都」と呼ばれる金沢のイメージが強いみたいですが、私が生まれ育ったところは、金沢からは遠く、歩いて3分で日本海の荒波に漬かるような場所だったので、短気な人が多く、荒っぽい方言だったのです。

そんな私でも、今は標準語で(笑)大勢の方々の前で、企業研修やら講演やらをさせていただいているのですから、できるようになるものですね、時間はかかっても。

「朱に交わって赤くなったなぁ」と自分でも思いますが、誰しも、こういうことって経験しているんじゃないかと思います。

最初は慣れなくて緊張していたことでも、いつしか平気になりますよね。

「赤」よりも目立つ素質がある「朱」

でもこういう風に「環境に染まる」ことを色に例える時、ことわざだと、どうして「朱」になるのでしょうか。

昔なので「ピンク」とか「ベージュ」という色名は無いにしても、私の文章でもよく出てくる「紺」や「白」でも良さそうなものですよね。

私が思うに、それは「朱」ってやっぱり「目立つ」色だからだと思います。

ところで、「朱」と「赤」の違いをお分かりでしょうか。

・・・ちょっと分かりにくいかもしれませんが、「朱」は「赤」に少しだけ「黄色」が混じった色なので、「オレンジっぽい赤」とも言えます。

書道の先生が使っている「朱色の墨汁」の色が、そうですね!

とは言え、「朱」は「赤」よりも、知名度は低いですよね。

でも、「朱」の方が「赤」よりも目立つ場合が、多々あります。

その理由は、先ほどお話しした「黄色が混じっている」ことがミソなのです。

「黄色」って、太陽の色であり、光の色ですよね。

なに色でも、色の正体は「光」なので、「光」の色である「黄色」は、目に飛び込みやすい特徴を持っています。

なので、「黄色」のネクタイを着けているだけでも、すごく目立ちます。

あ、でも、目立つうえに楽しい気持ちにさせてくれる色でもあるので、「黄色」のネクタイを身に着けていると、たくさんの人に話しかけられますから、自分から話しかけられないシャイな人見知りさんにはおススメですよ!

・・・話を戻しますが、それだけ目立って人目を引く「黄色」が混じっている「朱」は、「赤」よりも目立つ素質がバリバリあるということなのです。

私の経験上、不動産会社の方は「朱」を上手に使いこなしていらっしゃると感じます。

チラシに入れるタイトルを、「朱」にする方をたくさん見て来ました。

色のことを詳しくお勉強なさったことが無くても、「目立つ!」ということを体感なさっている方が多いのでしょうね。

「朱」と呼ばずに「金赤」と呼んでいる方もたくさんいらっしゃいました。

目立ってパッと目を引くから「金赤」という呼び名が付いたんでしょうね。

プレゼン資料作成現場では「赤」よりも実用的な「朱」

オンラインでもオフラインでも、プレゼン資料に「朱」を使うのは、とても効果的です!

オンラインのzoomなどを使ってのプレゼンで、資料を画面に映し出す時、「朱」を使うと、光の色である「黄色」が混じっている効果で、画面全体を明るく見せてくれます。

オフラインで対面する相手に、印刷した資料を見せる場合はなおさらです。

パソコンで見る色は、紙に印刷すると、大体どの色も暗くなります。

なぜ暗くなるかと言うと、色の成り立ち上、紙に印刷すると濁るからです。

なので、ご自分では「綺麗な赤!」と思っていても、紙に印刷すると「濁って暗い赤」になっている場合があり、印刷機械の性能にも左右されるので、パソコンで見た通りの色で印刷するのは、結構難しいのです。

でも「朱」は「黄色」の成分が混じっていて最初から明るいので、印刷して濁ったり暗くなったりしても、その度合いが少ないのです。

ですので、コンペのための資料など、色に気を遣うプレゼン資料では、最初から「赤」の代わりに「朱」を仕込んでおくと、仕上がった色に振り回されにくいので、労力は少なくて済むと思います。

ただ、「朱」はそれだけ明るいので、多用すると画面全体が眩しくなり、目がチカチカしてしまいます。

そうなるとお相手は、その資料の大事な部分を読み取れなくなってしまいますので、多用せずに、ポイントで使うのが「朱」の上手な使い方です!

ここを守っていただければ、「朱」は画面全体を明るくしてくれ、お相手の目も引くので、プレゼン資料の上で大活躍してくれ、力強い味方になってくれますよ!

最後に「朱」の魅力をもう一つ

日本人男性の20人に1人が「色弱」と言って、「赤」が「濃い茶色」に見えたりします。

「濃い茶色」って、ほぼ「黒」ですよね。

なので、プレゼン資料の中で、普通の文字は「黒」、重要箇所を「赤」にしたとしても、色弱の方にとっては「黒」と「濃い茶色」に見えます。

そして、似ているそれらの色は同化してしまいます。

つまり「ここが重要です!」ということが、ほとんど伝わっていない状態になるのです。

20人の1人に対してこの状態になるので、何か対策を講じないといけないレベルですよね!

これが「カラーユニバーサルデザイン」です!

実は「赤」を「朱」に変えるだけで、色弱の方が識別しやすくなるというデータがあります。

20人に1人って、決して少ない人数ではありませんし、「色弱の方をはじめとして、いろんな方の見え方を配慮することが、結果的には万人に見えやすく、分かりやすい資料になる」ことが、プレゼンで強くなるのは必然ですね!

そういう意味でも「朱」はおススメです!

本日のカラー戦略的結論

朱を混ぜるとプレゼンに強くなる

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン008:出藍の誉れ ~その「一色」を大切に~

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本日のお題

出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)

こちらのことわざの意味は・・・

弟子が師匠の学識や技量を越えることのたとえ。

「藍」は染料に使う藍草のこと。
藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となるが、その関係を弟子と師匠にあてはめて、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意味。学問の重要性をうたった荀子の言葉から。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

今回は、こちらのことわざの「出自は同じだけど、色んな効果が生まれる」ということをヒントに「まとまりもあり、メリハリもあるプレゼン資料の配色」についてお伝えしていきます!

お医者さんの声色によって気分が左右される

(2021年2月24日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私はこうして「色」の仕事をしておりますが「声」も、人の気分を左右するものだとしみじみ思います。

…というのは、初めて行ったお医者さんで、硬い声で横柄な言い方をされ、ムッとしたり傷ついたりした経験がある半面、逆の経験もあるからです。

そのお医者さんとお話ししているだけで、晴れやかな気分になったり、もっと色々とお話ししてみたいような、楽しい気分にさせてくれるお医者さんと出会ったこともあります。

私が「わぁ~♪」と特に楽しい気分になったお医者さんの共通点は、私を「おこちゃま扱い」してくれることです。

47歳ですが。笑(2021年10月現在)

「はぁ~い、きょおは、どぉしたのかな~?」

とか、

「はぁ~い、きょおは、わたしは、めぐろさんに、なにをしてあげればいいのかなぁ~?」

と、小さい子供に言い聞かせるように、ゆっくり、ハッキリ、優しく、言ってくれます。

(それぞれ別のお医者さんです。ご興味のある方には、どこのお医者さんかお伝えします。笑)

最後の「なぁ~?」が「ニャ~?」って猫ちゃんの鳴き声に聞こえるんじゃないかっていうくらいに、優しく安心できる声色です。

これらの経験から思い出すのが、以前、シンガーソングライターの楠瀬誠志郎さんのボイストレーニングに通っていた時に同じクラスだった、整形外科のお医者さんです。

当時、私は会社員で、今より痩せていたのですが、もっと痩せなきゃ!と体型を気にしていました。

でも私は根性が無いので、運動や食事制限はイヤだと思っていたら、雑誌で楠瀬誠志郎さんのお教室を知りました。

ボイストレーニングのお教室なのに、ストレッチをしている写真が載っていて、これならラクして痩せられそうだ!と思い、入会を決めました。笑

私はそんな歪んだ動機で入会しましたが、他の方々は真面目に「声」を学びたい方ばかりで、どんな時でもスムーズに声を出したいというNHKの記者の方や、もっと英語の発音を滑らかにしたいという外資系企業の方もいらっしゃいました。

そんな中に「患者さんに信頼される話し方をしたい」という整形外科のお医者さんがいらっしゃいました。

その時に思ったのが「努力する人は、色んな方面で努力するんだなぁ」ということです。

そのお医者さんは「ご自分の声が患者さんにどんな印象を与えるか」を勉強なさっていたくらいですから、医学のことについては、より一層勉強なさっていたと思います。

お教室でも、大きい声、小さい声、響く声、遠くに飛ばす声など、色んな声の出し方や、それらの印象を勉強なさっていました(私もヘタなりに頑張っていました。あっ、痩せませんでした。笑)

ただ「1色」だけを大切に使うとすごい効果が!

以前のカラー戦略マガジンで、プレゼン資料の色の使い方について「色は<情報>だから、あまり多くの色を使ってしまうと、見た人が混乱する」ということを申し上げたことがございます。

そちらに加えて今日は、

プレゼン資料では、メインのカラー「1色」を、濃くしたり薄くしたりして使うと、まとまるうえに、メリハリのある紙面になって見やすい

ということをお伝えしたいと思います!

この方法ですと、色としては「1色」なのですが、濃くなったり薄くなったりするので、バリエーションが生まれます。

色は「1色」なので、他の色に邪魔されること無く、その色のイメージがバシッとストレートに届く、まとまりのあるプレゼン資料になるのですが、バリエーションのお陰で、紙面にメリハリが生まれ、見ている人を飽きさせません!

例えば下の図のような感じです。

「赤」の持つ「強い」とか「目立つ」イメージで全体がまとまっていながらも、紙面にメリハリが生まれていると思います。

一番強いのは、

ナマのままの、混ぜ物が無い「普通の赤」なので、それを大見出しに使っています。

そして、

小見出しやポイントに「濃い赤」や「薄い赤」を使っています。

この方法は、他の色でも同様の効果が得られますので、是非お試しいただければと思います!

多色使いより「1色」を大切に深掘りする方が効果大!

同じ色でも、濃くしたり、薄くしたりしたりして使うと、その色の効果が最大限に引き出されます。

違う色を使うことだけが能じゃないんです。

「同じ声」でも、声色ひとつで、相手を不快にさせたり、気分良くさせたりすることができるのと同じです。

「同じ人」でも、自分のポテンシャルを最大限に生かすために、多方面で努力するのと同じです。

是非、メインカラーを「1色」決めたら、その色を大切に深掘りして、

・ナマのままのその色(混ぜ物無しの普通の色)
・濃い色
・薄い色

でプレゼン資料を仕上げてみてください!

本日のお題の「出自は同じだけど、色んな効果が生まれる」同様に、その色の効果が最大限に届き、まとまりもメリハリもある、プレゼン資料が完成しますよ!

本日のカラー戦略的結論

一色の誉れ

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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本日のお題

色即是空、空即是色
(しきそくぜくう、くうそくぜしき)

こちらのことわざの意味は・・・

この世にあるすべてのものは因と縁によって存在しているだけで、その本質は空であるということ。
また、その空がそのままこの世に存在するすべてのものの姿であるということ。

「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のこと。

「空」とは、実体がなく空虚であるということ。
「即是」とは、二つのものが全く一体不二であること。
すべてのものは、永劫不変の実体ではないという、仏教の根本教理で『般若心経』にある言葉。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。。。

ぶっちゃけ、難し過ぎてよく分かりませんね(笑)

仕方が無いので、今回は、

「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のこと。

にのみ着目して(笑)
「色」の代表格である「赤」と「青」で、プレゼン資料の真理を語っていきたいと思います!

トイレのマークに隠されたプレゼン資料の秘密

(2021年2月17日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は「餃子の王将」とか「スシロー」で幸せを感じちゃう安上がりなオンナなのですが、先日「餃子の王将」でトイレに行ったら、男女共用のトイレだったので、中からおじさんが出て来て、狭い場所で「あっ…」となりました。

お互いにちょっと恥ずかしくて、ちょっと気まずい感じです。全く甘酸っぱくはない、あの感じです(笑)

男女共用のトイレだと「お手洗い」という札がかかっているだけですが、普通の男女別のトイレだと、上の画像のように「男性は青」「女性は赤」のマークが付いていると思います。

マークの形は、ハッキリと人の形をしていないものもありますが、たいてい色は「男性は青」「女性は赤」になっていますよね。

下の画像は、京都の鉄道博物館に行った時に見つけたトイレのマークです。

発車よ~し!のポーズを取っていますが、やっぱり色は「男性は青」「女性は赤」ですね!

実はこのトイレのマークに「赤」と「青」の真理、すなわちプレゼン資料の「説得力」を増す秘密が隠されているのです!

「赤」と「青」を正反対の意味で使うと、説得力が増す!

トイレのマークの「男性・女性」をはじめ、日本では「赤」と「青」が正反対の意味で使われているものが、実はとても多いのです。

例えば、クイズ番組の「○・×」「Yes・No」や、水道の蛇口の「温・冷」もそうですね。

こんなに色んな場面で「赤」と「青」が正反対の意味で使われている理由は、赤って何だっけ?青って何だっけ?っていちいち考えなくても、どっちがどっちって分かってしまうからです。

つまり、私達は潜在的に「赤」と「青」を正反対の意味で捉えているんですね。

この「考えなくても分かってしまう、赤と青の正反対の力」を利用して、プレゼン資料の説得力を、大盛りマシマシにすることができます!

説得力に満ちたプレゼン資料で、ペンディングになること無く、スピーディな受注を勝ち取りましょう!

プレゼン資料にプレゼンしてもらおう!

プレゼン資料で、1番目に大切なことは「赤」で書き、2番目に大切なことを「青」で書く、、、という方を時々お見受けしますが、これは実は、とてももったいないことです。。。

先のセクションで申し上げたように「赤」と「青」には「考えなくても分かってしまう正反対の力」が宿っています。

「正反対」ってどういうことかと言うと、

「赤」と「青」は対等である

ということです。

そして、

物事を2つの面から見ている

ということでもあります。

なので、

1番目に大切なことは「赤」
2番目に大切なことは「青」

という風に、
「大切なこと」という1つの面で「赤」と「青」を同時に使ったり、
「赤」の補足で「青」を使うというやり方は、
「赤」と「青」の真理に則っていないので、プレゼン資料を見たお相手の頭に、スッと入って来ません。

説明しないと分からないプレゼン資料になってしまいます。

説明しないと分からないプレゼン資料、言い換えると説明すれば分かるプレゼン資料ですが、、、説明できる場があるということは、ある意味とても幸せなことなので、それがスタンダードだとは思わない方が、準備としては周到です。

以前のカラー戦略マガジンでも書きましたが、私は新卒の時に超ブラック企業に入社し、月末になると「てめぇ、帳尻合わせろよ。数字持って来いよ!」と上司に怒鳴られながら、投資用不動産の営業をしておりました。

投資用不動産って生活必需品じゃないので、そう簡単に売れるものでもなく、見込客に無理矢理アポイントを取り、ちゃんと説明させてもらえずにアポイントが終了してしまうこともザラでした。

奥様が玄関先で資料だけ受け取って、はいサヨウナラ、ということもしょっちゅうでした。

そういう苦い経験をたくさんして「説明する場が無くても、分かってもらえる資料を作ろう!」と思い立ったのが、今の私の礎になっています。

そういうしんどい経験から「ビジネスカラー戦略®」を思い付き、20年後に特許も取っちゃうんですけど、、、それは、投資用不動産の営業がそれほど辛い経験で、もうイヤだ!と思い、その思いが熟成されたからです(笑)

ムダな経験は無いとは言え、あの経験はもうしたくないですが(笑)「プレゼン資料をちゃんと説明できる」ということは、当たり前のことではなく、恵まれた環境なんじゃないかな、と思います。

私が、説明できる場があるということをスタンダードだとは思わずに、周到に準備しよう!と思うようになった背景は、こういう過去にあります。

そしてさらに、こちらがヤル気満々でプレゼン資料を作成して、相手側に聞く意思があったとしても、当日何が起こるか分からないのが「プレゼン」だとも思っています。

当日、相手側に急用ができたり、他に優先順位が高いことが横から入って来たりして、相手側の集中力が薄くなることも想定しておいた方が、準備は万端ですよね。

相手側の活力やヤル気がいつも高いとは限らないわけですから、低い時に照準を合わせてプレゼン資料を作っておいた方が、分かりやすさは増しますし、想定外の場面にも対応できますね。

最悪、ちゃんと説明する時間が取れなかったとしても、プレゼン資料がプレゼンしてくれれば、再アポイントに繋がったり、相手側が自分で理解してくれたりしますので、受注率のアップも見込めますね!

そんなプレゼン資料を作成する際に、「赤」と「青」の真理は無くてはならないものなのです!

具体例を、次のセクションでご説明しますね!

プレゼン資料の「説得力」は何で構成されているのか?

「赤」と「青」の真理、、、すなわち「考えなくても分かってしまう正反対の力」は、プレゼン資料に下記の事柄を書く時に、最大限に活かされます!

<代表的な具体例>

・メリットとデメリット
・国内と国外
・BeforeとAfter
・旧モデルと新モデル
・マンションと一戸建て

「メリットとデメリット」でしたら、

「メリット」を「赤」で書いて、
「デメリット」を「青」で書く

という使い方です。

このように、正反対の意味を持つものを比較して載せるシーンで「赤」と「青」ほどの適材適所はありません!

両者を比較している、または、対になっている、ということが考えなくても分かりますので、とても分かりやすいプレゼン資料になりますし、説明する時間が無かったとしても、分かってもらえます!

そして「物事を2つの面から見ている」という意味も込められますので、一方的な自分語りのプレゼン資料になることを、避けることもできます。

例えば、メリットしか書いていないプレゼン資料って、押しだけが強いので、信用できませんよね(笑)

「物事を2つの面から見ている」プレゼン資料は、公正で、冷静です。

公正さと冷静さが共感を呼び、信頼されます。

そこに元々の「分かりやすさ」も加わり「説得力」に繋がるのです!

あ、そうそう、よくいただくご質問に「どっちに赤を使えば良いんですか?」というのがありますが、答えは「どっちでも良い」です。

ただ「赤」はとても目立つ色ですから、目立たせたい方や売りたい方に「赤」を使い、残りの一方に「青」を使うと、お相手のご理解も、よりスムーズになると思います。

決して、

1番目に大切なことは「赤」
2番目に大切なことは「青」

というような、
「赤」と「青」の真理に則っていない使い方をして、お相手を煙に巻くことが無いよう(笑)今日からやっていきましょう!

本日のカラー戦略的結論

「赤」と「青」は、宇宙の真理ならぬプレゼン資料の真理

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン006:紺屋の白袴 ~ヤンキー塾の苦行から学んだプレゼン資料作り~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお

紺屋の白袴(こうやのしろばかま)

こちらのことわざの意味は・・・

人の白い袴を紺色に染める紺屋が、染める仕事に忙しく、自分は染めていない白色の袴をはいていることから。
転じて、他人のことにばかり忙しく、自分自身のことに手をかける暇がないということ。

(出典:「故事ことわざ辞典」)

だそうです。

こちらのことわざは日常生活ではあまり使われないかもしれませんが、知名度としてはお高めですよね。

今回は、こちらのことわざから、プレゼン資料の「余白の大切さ」「余白の『白』は働き者」ということについて、お話ししていきます!

ヤンキー塾から学んだ「余白の力」

(2021年2月10日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は花の女子大生だった25年ぐらい前、塾講師のアルバイトをしておりました。

今でも時々テレビコマーシャルを見かけるくらい、大手の塾だったのですが、少人数クラスの塾でして、なぜか私が担当するのは「中3男子、且つヤンキー」という、最も厄介な人種でした。

どのように厄介かと申し上げますと、

●髪が青い
(※注 CCBじゃありません。懐かしいですね!フッ、フッ、さりげぇなくぅ~♪)
●週に3日は朝帰り
●九九を知らない
●「b」と「d」なんて、どっちがどっちでも関係無い

という中3男子集団でしたので、授業は本当に大変でした。

宿題なんて当たり前のようにやって来ないですし、たまにやって来たと思ったら、彼女にやらせていたりとか(ヤンキーの彼女って、優等生が多かったりしますね。女の子は、悪い男の子に憧れるんでしょうか)

私に「ブラジャーの前ホックと後ろホック、お前(お前と呼ばれていました。トホホ…)はどっち?」と聞いてきたりとか、塾前に停めてあった私の自転車のタイヤの空気をこっそり抜いたりとか、、、毎日が体力勝負の「闘い」でした。

でも高校受験はどんどん迫って来ますし、私としては何とかしたくて、授業の予定をギッチギチに立てて、ビッチリ書き込んだ予定表を、塾幹部と生徒の親御さんに渡していました。

予定表はA4サイズの紙だったのですが、欄からはみ出て余白も埋め尽くすくらいに、ビッチリ書いていました。

そしたらある日、塾で一番偉い人に呼ばれて怒られました。

「予定表をこんなに書いたら、よけいにヤル気なくなるだろ!人生でもなんでも『余白』っていうものが必要なんだよ!」

その時は、こんなに一生懸命やっているのに!とカチンと来たのですが、落ち着いて考えてみると、それもそうだと納得しました。

それ以降、予定表だけでなく、なんでも「余白」を大切にするようにしているのですが「余白」があるから「相手がヤル気を出す」というのは、まさに、プレゼンも同じなんです!!

プレゼン資料が分かりにくくても、相手は「理解しよう」と努めてくれない

プレゼン資料が分かりにくいと、相手は思考停止になります。

ここでこちらが気付かないといけないのは、相手が「なんとかして理解しよう」とは努めてはくれない、ということです。

1枚のプレゼン資料にたくさんの要素を詰め込み、一から十まで、全て読んでプレゼンしている方が時々いらっしゃいますが、、、これはお相手に相当な負担を強いるプレゼンです。

プレゼンする側は、ご自分は分かっていることなのでスラスラ読めますが、プレゼンされる側の頭の中は、こうです。

1.プレゼン資料を見る

2.読まなきゃ分からないので読む

3.理解する

2や3で大変な負担がかかっていますが、それでもこちらは、プレゼンされる側が「理解しよう」と努めてくれているとても良いパターンで、2や3で脱落してしまうパターンが、実は非常に多いと思います。

脱落されるということは、プレゼンされる側が、プレゼン側のサービスや商品の良さを理解するのを「やめた」「分かりにくくて諦めた」ということです。

そうすると検討の土台に上げてもらえなくなるので、当然発注ももらえません。

サービスや商品が良くても、プレゼンで失敗する理由の1つに、このようなプレゼン資料の「詰め込み過ぎによる分かりにくさ」があります。

では、どうすれば良いのでしょうか?どうすれば、サービスや商品の良さが分かりやすくなるのでしょうか?

1から3までひとっ飛びにワープして、「見た瞬間に理解できる」プレゼン資料にしたいですね!

実はこれ、結構カンタンなんです!

そのやり方を、次のセクションからお伝えして行きますね!

詰め込んだプレゼン資料は人混みと同じ

上記のお写真は、多くの人が行き交うことで有名な、渋谷のスクランブル交差点です。
多い時で1回の青信号で3,000人もの人が行き交うそうです。

こんなにたくさんの人がいては、知り合いがいても気付きにくいですし、ましてや一人一人の特徴なんて頭に入ってきませんよね!

プレゼン資料も同じです!

1枚にたくさんの要素を詰め込んだプレゼン資料は、まずどこを見て良いか分かりません。

人混みでは、人を一人一人見分けて行かないと、一人一人の特徴まで気付きませんが、まず見分けることで力尽きてしまいますよね。

同様にプレゼン資料も、文章を一文一文「読む」という行為でプレゼンされる側は力尽きてしまい「理解する」というところまで到達しないのです。

ちなみに私は渋谷でOLをしていた時がありまして、その時に、股間に白鳥の首が付いているパンツみたいなのを履いて歩いて来る男性とすれ違ったことがありました。

その時は、え!?と思い、じーっと見てしまいましたが、それくらい変わった格好をしていないと、このような人混みの中では気付かれません(私は昔から変な人によく会います)

ま、これは余談ですが。笑

草原の中にただ一人。プレゼン資料ではこのバランスで

上記のお写真のように、周りに誰も人がいないところで、ただ一人だけ人がいると、誰でもその人に気付きますし、意識しなくても、その人の特徴が頭に入って来ますよね。

レゼン資料も全く同じなんです。

いかに大事な部分に目を留めてもらうか。

それには、大事な部分以外の「余白の力」が必要なんです!

「余白」があるからこそ、主役である「大事な部分」にイヤでも目が行きますし、特徴もすんなり頭に入って来ます!

つまり、先のセクションでお話しした「見た瞬間に理解できる」プレゼン資料になるのです!

「余白」が多いともったいない、と感じる方が時々いらっしゃいますが「主役」を活かすための「余白」なので、全然もったいなくありません!

「余白」の力を信じて、「余白の白」で主役を盛り立てて、お相手がバチっと理解してくれて決裁してくれる、スピードとインパクトを兼ね備えた、最強のプレゼン資料を作りましょう!

プレゼン資料1枚に主役は1つだけ!

プレゼン資料1枚に主役は1つだけ!
あとは余白で良し!(余白多めで良し!)
余白の「白」が名脇役となって、主役を盛り立ててくれる!

これはプレゼン資料作成における鉄則です!

本日のお題である「紺屋の白袴」も、お客様(主役)のために必死に働いているから、自分の袴は「白」なんですよね。

そうです!「白」は働き者なんです!
働き者の「白」の力を信じて「余白の力」を存分に使って、主役が活きるプレゼン資料を作りましょう!

本日のカラー戦略的結論

紺屋の白袴は働き者の証拠なり

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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数多くの要素を学んだ

経営者ブランド確立プロデュース

40代男性

昨日のレッスンありがとうございました。
今までの集大成ということで、集大成にふさわしいお題でのプレゼンでしたが何とかまとまりをつけることができました。
そして、カラーレッスンからポジティブ言葉まで、数多くの要素をこのレッスンたちから学ぶことができました。
これらの一つ一つが自分を彩る要素として表れるように、一挙手一投足に心を注いでいけるように努めてまいります。
本当にありがとうございました。

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お客様たちのお声 セッション・レッスン系

勝負に勝ちたい時に是非!

パーソナルカラープロデュース

パーソナルカラー分析

20代女性

カラーだけでなく、なんでそんなこともわかるの?って思わず驚く洞察力です★★★
目黒様にお会いするだけでパワーを頂きます♥
勝負に勝ちたい時、是非目黒様にお会いくださいっ!