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カラー戦略マガジン034:思い内にあれば色外にあらわる ~お金をかけることがブランディングではない~

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特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

思い内にあれば色外にあらわる
(おもいうちにあればいろそとにあらわる)

こちらの意味は・・・

心の中で思っていることは、自然と言動や態度にあらわれるということ。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

本日はこちらのことわざから、

「自信が無くてオロオロしていても、本当に心の中で思っていることは伝わりますよ!」

ということをお伝えしていきたいと思います!

パトカー初体験から分かったこと

(2022年2月17日配信の「カラー戦略マガジン」より)

前回のメルマガで、クレジットカードの不正請求被害に遭った話を書きましたら、たくさんのご反響をいただきました。

どうもありがとうございました!

こちらのメルマガは「カラー戦略マガジン」と銘打っておりますが、机上の空論にならないように、カラーの知識と一緒に、それにまつわる私の体験談をお届けしております。

体験談はあくまでも、カラーの知識の「オマケ」なのですが、ご感想をいただくのは、いつも「オマケ」に対しての方が多いです(笑)

もはや「カラー戦略マガジン」と呼ぶのが正しいのか?的な(笑)

でも、私の軸は「カラー」なのと、どちらにしろ、ご感想をいただくことはとても嬉しいので、これからも「カラー戦略マガジン」と名乗っていきます!(笑)

で、「クレジットカードの不正請求被害 」のお話に戻りますが、現在、クレジットカード会社の方で調査中です。

そんな中、ある方に「警察に行ったら?」と言われました。「相談だけでもしてみたら?」と。

そ、そうでした!!

Facebookとクレジットカード会社とのやり取りで疲れ果てていたのと、不正利用された金額が口座から引き落とされる前に気付き、金銭的な損害は無かったので、そういう基本的なことを忘れておりました!

時間のある時に警察に行こうと思いますが、警察に行くって、なんかちょっと怖いですよね。。。

ところで、あなたは、パトカーに乗ったことはありますか?

私はあるんですよ。

あ、悪いことをして捕まったんじゃありませんよ!

むしろ、良いことをしに行ったのです。

当て逃げ事件を目撃しまして、その証言を警察に頼まれ、OKをしたら、私の自宅周辺までパトカーで送迎してくれたのです。

送迎してくれたのは嬉しかったのですが、乗り降りする時に周囲の人にマジマジと見られたのは、恥ずかしかったナ(笑)

当て逃げ事件の目撃証言

私は横浜市の「日吉(ひよし)」という街に住んでいます。

慶応大学のキャンパスがあるので、慶応大学の学生さんがたくさん住んでいる街でもあります。

ある日の帰り道、私が駅からの下り坂を歩いていたところ、数十メートル先に妊婦さんが歩いていました。

離れたところからでも大きなお腹が分かり、「もうすぐ生まれるんだな」という感じでした。

妊婦さんと私が、てくてく下り坂を下っていたところに、若い男性が乗った原付バイクが、後ろからドッドッドッド…と走って来ました。

走って来たというよりは、下り坂の傾斜に車体を任せている感じで、スピードやハンドルをコントロールしている感じが無く、「危ない運転だな~」と思った直後、私の先を歩いていた妊婦さんに、

バーン!!

と当たりました。

妊婦さんは尻もちをつき、バイクの男性はバイクから投げ出され、坂道の上に仰向けにゴロンと横になりました。

バイクは道路の真ん中に倒れました。

私は瞬時に「どっちを助けよう?」と思いましたが、すぐに「妊婦さんだ!」と思い直し、妊婦さんに駆け寄ったところ、妊婦さんが「わぁ~!」と泣きながら、私の腕にしがみついてきました。

見ず知らずの私の腕に、泣きながらしがみついてくるなんて、相当ショックだったのだろうと思います。

妊婦さんに「大丈夫ですか?」と言ったり、背中をさすったりしていたら、妊婦さんに痛いところは無く、ビックリして泣いてしまっただけ、ということをご自分で話してくださったので、ひとまず安心しました。

と同時に、この、道路の真ん中で寝ている「若い男」を、どう成敗してくれようかと、私は怒り心頭になりました。

この頃には「若い男性」と丁寧に呼びたくなかったのですが、その理由は、若い男がなんと飲酒運転で、特にケガも無く、意識もはっきりしていてピンピンしていることが分かったからです。

私が妊婦さんの介抱をしている間に周囲に人が集まり始め、若い男に話しかけているのを横目で見ていたら、酔っぱらってフラフラしているものの、元気そのものだったので。

私は「飲酒運転で他人に、しかも妊婦さんにケガさせんのかぁ~!?」とアタマに来て、なぜか「私が成敗しなければ!」といきり立ち、妊婦さんの介抱を周囲の方にお任せすると、ずんずんとその若い男のもとに歩いて行きました。

そして男の手首をガシッと掴み腕を持ち上げて、男の腕がもげるかというぐらいにブンブンと振りながら、

「ちょっとあんた!!酒臭いんだよ!!」

と言いました。

そしたらその若い男がムクッと起きて、

「あ、俺、バイクを邪魔にならないところにちょっと停めて来ます」

と言って、道路の真ん中に投げ出されたバイクのところに行きました。

そしてバイクに乗って、道路の脇に寄せるのかと思いきや、そのまま逃げちゃったんですよ、またドッドッドッド…って。。。

周囲の男性が何人か「コラ~!」と言いながら追いかけましたが、飲酒運転でもバイクの方が早く、そのまま逃げられてしまいました。

その後警察が来て、目撃者数人に事情聴取を始めたのですが、同じ事件を目撃しているのに、みんな、言うことがバラバラなんです。

何がバラバラかって、証言する原付バイクの「色」が、です。

私は「白」だと言ったのですが、「蛍光の黄緑」と言う人もいれば「黄色」と言う人もいて、特に「蛍光の黄緑」と言う男性があまりにもしっかりと、安定した声色で「蛍光の黄緑でした」と言い切るので、私はだんだんと「白」だという自信が無くなってきて、

「そう言えば、蛍光黄緑だったかもしれないな…。うん、蛍光黄緑だろう!」と、

無理矢理、自分を納得させていました(情けないです…)

妊婦さんが救急車で運ばれ、目撃者は全員、警察に連絡先を聞かれ、その場はそれで終わったのですが、2日後、警察から電話がかかってきました。

用件は、

「バイクで逃げた若い男性が自首して来た。
その男性の話と、実際の状況を照合したいから、警察署まで出向いて証言して欲しい」

というものでした。

目撃者は何人もいて、自信満々に、論理的な口調で証言していた人もいたのに、どうして私だったのかというと、

「話が一番しっかりしていたから」

とのことでした。

それで、パトカーが送迎してくれた冒頭の話になるのです。

警察署に着いてすぐに、一番気になっていた「バイクの色」はなに色だったのか聞いたら、

「白」

とのことで、私の記憶が合っていることが分かったので、安心して、以降は自信をもって証言しました。

自首するかどうかの瀬戸際

警察の方との会話の中で分かったことは、その若い男性は、地方出身の慶応大学の学生さんだったそうです。

事故を起こした日はそのまま逃げてしまったけれど、一人暮らしのアパートに独りでいたら、どうなったのか心配で心配で、翌日こっそり事故現場に行ってみたら、自分を探す看板が立てられていて、怖くて怖くて仕方なくなり、実家の父親に電話をしたとのこと。

そしたら父親がすぐに飛んで来てくれて、父親に付き添われながら自首した、とのことでした。

そんな話をしている時のふとした拍子に、警察の方が、

「せっかく慶応に入れたのに、もうここで人生終わりだよなぁ~」

と言ったのです。(言葉はこれ通りじゃなかったかもしれませんが、意図はこんな感じの発言でした)

でも、私は全くそう思いませんでした。
今も、そう思っていません。

事故を起こした。しかも飲酒運転。←これはとてもとても、悪いこと。

逃げた。←これもとてもとても、悪いこと。

反省して、自首した。←これは良いこと。

父親に付き添われながらだとしても、自首して、罪を償っていくと決めたなら「人生終わり」ではないと思うのです。

飲酒運転で事故を起こしたことや、一度逃げてしまったことは、一生「悔い」として残ると思いますし、もしかしたら、妊婦さんに対して医療費や慰謝料などのお支払いを続けていかなければいけないかもしれません。

でも、自分の罪を認めて、償っていくと決めたこと自体が「人生終わってない」と思いました。

若い男性を擁護するわけではありませんが、ハタチ前後の「自首」は、一生分ぐらいの勇気が要ったのではないでしょうか。

それこそ、

「俺の人生は、もう終わりかもしれない」

と覚悟したかもしれません。

でも、勇気を出して、覚悟を決めたということは「人生終わりじゃない」ですよね。

ちなみに後で聞いたら、妊婦さんも、お腹の中の赤ちゃんも、無事だったそうです。

本当に良かった!!!!!

それと!

証言のために警察署に出向いて、私が拘束された分の時給をいただいたのですよ!

アルバイトじゃないけど、こういうことに、時給って出るんですね!

時給算出の根拠を教えていただきましたが、もともとお金の計算に疎い私なので、3秒で忘れてしまいました(笑)

後日振り込みで、いくらだったか、それも忘れましたが(笑)一の位が「7」円で、中途半端な時給だなぁ~と思ったのは覚えています。

「自信」が無くても「事実」はある

ところで、私は原付バイクの色は「白」だと心の中で思っていました。

「蛍光の黄緑」だと、安定した声色の、論理的口調で言い切る男性に気圧されて、終盤は自信が無くなり、モゴモゴしてしまいましたが、警察が私の話を、他の目撃者の話より「しっかりしていた」と判断したのは、どうも原付バイクの「色」の部分じゃなかったようです。

「話が細かくて、一貫性があった」

と言われました。

蛍光黄緑の男性の自信に気圧されて、自分の記憶に自信が無くなっていたとしても、「原付バイクの色は白」という「事実」は、私の中に残っていたのです。

自信は無くなりかけていたけれど、自分の中の「事実」として、残っていたんですね。

「原付バイクの色は…白」という言葉はモゴモゴしてしまったけれど、私の中に残っていた「事実」が他の言葉と繋がり、「話」という一体感のあるものになり、警察の方に伝わった、ということなのでしょうね。

この体験から、

「自信」が無い

ということと、

自分の心の中に「事実」がある

ということは、別モノなのではないか、と思いました。

もちろん、自分の心の中に「事実」があって、それに自信があれば最強なのですが、自信が無くても、自分の中に「事実」があれば、それは様々な形で外部に伝わるのではないか、と思っています。

例えば、ハタチ前後の社会人デビューして間もない、名刺交換もオロオロで、敬語もおぼつかないド新人だとしても、笑顔だったり、やわらかい声色だったり、こちらの椅子を引いてくれたり、荷物を持ってくれたり、といったきめ細かいお心遣いをいただき、とても感激したことが、私は何度もあります。

それはその方の中に、こちらを歓迎しようと思ってくださる「事実」があるから、オロオロして自信なさげだったとしても、お気持ちはヒシヒシと伝わってくるんですよね。

そしてもっと言うと、なぜ、その方が私にそういう対応ができるのかと言うと、その「会社」が良いからだと思っています。

「企業理念」などに明文化されているかどうかは別としても、その会社の価値観や信念に、

接する人には丁寧に、優しく

という要素が入っているから、その会社で働く方々にもその価値観や信念が浸透し、例えオロオロのド新人だとしても、相手を感激させる対応ができるのだと思います。

本日のお題は、

「思い内にあれば色外にあらわる」

で、意味は、

「心の中で思っていることは、自然と言動や態度にあらわれるということ。」

でしたが、これを法人レベルで捉えると、

会社が心の中で思っていることは、社員の方々の言動や態度で、世間に伝わりますよ。

ということだと思います。

私は「カラー」から派生して、プレゼン資料のUXデザインを行ったり、ロゴマークをデザインしたりなどの「ブランディング」のお仕事をさせていただいておりますが、社員の方々の言動や態度を整えることこそが、大きなブランディングになると思っています!

社員が残念な対応をしてしまい、「御里が知れる」なんて思われたら、それこそ残念ですよね。

逆ブランディングです。涙

お金を出して、何かを買ったり、外部に委託したり、ということで手に入るものはたくさんありますが、

・自分の会社の価値観とはどういうことか
・自分の会社の信念は何か

そして、

・それは経営陣から社員の方々に伝わっているのか
・社員の方々から世間に伝わっているのか

ということを「自分達で改めて考えてみる」ということが、本当はとても尊いことなのではないか、と思います。

冒頭に出てきた飲酒運転の若い男性も、自分の中の「価値観」「信念」という、自分の心の中の「事実」を認めたからこそ、勇気を出して覚悟を決めて、自首をしたのだろうと思うのです。

本日のカラー戦略的結論

思い内にあれば色外にあらわるのは、個人だけでなく法人も

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン033:顔色を読む ~グレーの「アシスト力」に守られる~

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本日のお題

顔色を読む
かおいろをよむ

こちらの意味は・・・

相手の表情から、その人の機嫌の善し悪しを察すること。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

今回は「機嫌の善し悪しを察する」を言い換えて、

「相手の状況や気持ちを慮る」

ということについて、お話ししていきたいと思います!

なんだか尼僧のように尊いことを言っていますが、クレジットカードの不正請求被害に遭ったお話から、今回は始まります。笑

敬語が完璧でも、杓子定規な対応にイライラするのはどうして?

(2022年2月2日配信の「カラー戦略マガジン」より)

先日、クレジットカードの不正請求被害に遭いました。

Facebookに広告を出していないのに、広告を出した請求をされたのです。

簡単に申し上げますと、誰かが私のカードを不正に使って、Facebookに広告を出したんですね。

不正に使われた回数は64回で、合計金額は25万円ちょっとです。

WEB明細を見て、支払う前に気付いたのでまだ良かったのですが、カード会社の方とお話ししたところ、数字をランダムに組み合わせて15桁のカード番号をつくり出し、誰かのカード番号にヒットしたら、それを不正使用する輩が最近出てきているそうです。

なんと私のカードが、それにヒットしてしまった可能性があるとのこと。

そんなのにヒットしてしまうなんて、すごい確率ですよね!

私はその話を聞いた時「私、キテる!!持ってる!!」と思い、被害に遭っているのに、心が躍りました。

(※「キテる 」とは「運がやって来ている」というような意味で使っています。「持ってる」とは「運を持っている=運が良い」という意味で使っています)

そんなすごい確率でカード被害に遭うのなら、同じように、宝くじに当選する確率の運も持っていると思ったのです!

左に行くか、右に行くかの違いだけで、キテることは事実だと思いました!

(ちょっとアタマが南国ワイキキビーチですみません)

なので張り切って宝くじを買いに行き、さらに張り切って、前後賞狙いで連番を購入してみました!

200円という当選結果でしたが。爆笑

まぁそんな感じで捉えているので、不正請求被害に遭ったことは、別に悲観していません。

お金を支払う前に気付きましたし。

でもその後が、ものすごーーーく面倒で、疲れましたし、イライラもしました。

何にそんなに疲れて、イライラしたかと言うと、Facebookとカード会社とのやり取りにです!

64件も不正使用された明細は、WEBからダウンロードして、エクセルにまとめてありました。

それをFacebookに送って、請求をキャンセルしてもらうとか、犯人を見つけてもらうように言いたかったのですが、問い合わせ窓口の対応が、ものすごく杓子定規で、機械みたいな対応だったのです。実際に機械なのかもしれませんね。

問い合わせフォームがあり、内容を書いて、ファイルを添付するボタンもあるので、エクセルファイルを添付して送信したのですが、

「不正使用された日付と金額を書いて送ってくれないと、調べられません」

と事務的な回答が返ってくるだけだったのです。
(メルマガなので簡潔に書いていますが、実際は、もっと杓子定規で事務的な文章です)

不正使用された内容は、エクセルにまとめて添付しているのに、そのエクセルファイルを開いてくれないのです。

問い合わせフォームに不正使用された日付と金額を64件もベタ打ちするの!? そんな手間なこと、やりたくないよ! と思い、粘り強く、3回ぐらい添付ファイルを送り直してみたのですが、結果は変わらず、最後まで添付ファイルを開いてくれませんでした。泣

埒が明かないので、泣く泣く、64件もの不正請求の明細を、問い合わせフォームに手入力でベタ打ちして送信したところ、

「アカウントを乗っ取られたわけではないので、請求をキャンセルすることはできません。ご理解お願いします」

という血も涙も無い、これまたなにかのフォーマットをコピペしたような、杓子定規な回答が返ってきました。泣

Facebookのアカウントを乗っ取られたわけではないし、誰かにカードを不正利用されたことに関しては、Facebookは無関係なので請求はキャンセルしないよ、ということなんですね。

Facebookの言い分はごもっともです。

でも、直接お話しできる電話の窓口は無いですし、問い合わせフォームの返信は杓子定規で、こちらの状況や気持ちを伝えることができず、添付ファイルを開いてもらうこともできず、その不満を伝えることができないもどかしさもあり、とても疲れました。

しかし、さらに疲れたのが、カード会社とのやり取りです。

Facebookは問い合わせフォームでしかやり取りができず、十分なコミュニケーションを取れなかったことで、とても疲れてしまったのですが、カード会社は逆に、電話でしか、やり取りができなかったのです。

なので、Facebookからの杓子定規な回答を、私が電話で読み上げ、それをカード会社のご担当者が聞き取り、メモるという、、、。

あの、、、Facebookからの回答を転送できれば3秒で終わるのに、この手間は、ナニ・・・?

な・ん・で、電話でしかやり取りできないのカナ・・・?

おまけに一応、私の身辺でカード番号を盗まれた可能性も追わないといけないとのことで、カード会社から簡単な聞き取り調査があったのですが、それがもう、15年前にタイムスリップしたのかと思うぐらい、これまた杓子定規で時代遅れな質問だったのです。

なんと、一発目の質問で、

「目黒さんの周りで、Facebookをやっている方はいますか?」

と聞かれたんですよ!

Facebookをやっていない方もいますが、今の時代、FacebookはメジャーなSNSですよね!

それなのに、やっている方が少数派かのように、

「やっている方はいますか?」

なんて。。。

一瞬ポカンとして、

「・・・みんなやっていますよ?」

と答えると、

「繋がっている方は、何人ぐらいでしょうか」

と返されたんですよ!!

Facebookで繋がっている人の数なんて、パッと答えられるほど、きちんと把握していないので、

「何百人か何千人か分からないけど、いっぱいいますよ!」

と、イライラを抑えながら答えましたが、そんな私をよそに、さらに聞き取り調査は続きました。

カード会社「そのうち親しい方は何人ぐらいでしょうか」

私「・・・(←イライラを抑えている)あ、あのぉ、『親しい』ってどれくらいの関係のことを言うんでしょうか」

カード会社 「時々会うような・・・(←私のイライラに気付き、恐る恐る答えている雰囲気)

私「・・・(←引き続きイライラを抑えている)あ、あのぉ、このご時世、親しくても、あまり会えませんよね??」 

カード会社「あ、は、はい、そ、そうですね。。。」

私「なんのために、こんな質問をされるんですか!!??(←イライラ爆発)」

カード会社「も、申し訳ございません。。。ただ、質問しないといけない決まりがございまして。。。」

つまり、ご担当者も、バカげた質問だなー、今の時代に合っていない質問だなーということは認識しつつも、その質問項目に沿って聞き取り調査を進めることが社内の決まりなので、そうせざるを得なかったようです。

杓子定規で時代遅れな対応が、要らない手間をつくっていますよね。

時間も無駄遣いしているし、お互いのモチベーションも下がります。

「目黒さんの周りで、Facebookをやっている方はいますか?」

 なんて、Facebookが流行り始めた15年前にされる質問だよーオイオイオイオイ。

カード会社の質問項目は、15年間、アップデートされていないということなのでしょうか。

Facebookとのやり取りはもどかしいし、カード会社とのやり取りはバカバカしいしで、いくらアタマが南国ワイキキビーチの私でも、とてもイライラしてしまいました。

でも、今年の私のテーマの1つに、

「外部要因に振り回されない。自分の軸をブレさせない。いつも気持ちを落ち着けている」

ということがあるので、イライラしながらも、必死に気持ちを抑えようとしていました。

そうしましたら、そのうち、カード会社のご担当者に対して、イライラして申し訳なかったな、この方が悪いわけでもないのに。。。という気持ちが湧いてきました。

謝ろうと思い、

「さっきはイライラしてしまって、申し訳ございませんでした」

と言ったら、

「いえいえ、とんでもございません! ご自分のカードが不正利用されて、よく分からない状況なので、イライラされるのはごもっともでございます! どなたでもそうなると思います!」

と、初めてご担当者の「気持ちのこもったお言葉」を聞くことができました。

そして最後は、お互いの間に連帯意識みたいなものが芽生え、仲良しになった雰囲気で、電話を終えることができました。笑

私は接客マナーやビジネスマナーの研修講師もしていますが、気持ちがこもっていない杓子定規な対応は良くないですね、ネットでも電話でも。

たとえ敬語が完璧でも、相手の状況や気持ちを慮らない杓子定規な対応は、相手のストレスを高めるだけだと思いました。

ところで逆に「相手の状況や気持ちを慮る」、これがプレゼン資料上でもできると、相手が理解しやすくなる=売上アップに繋がる、というテクニックがあります!

テクニックと言っても、本当にちょっとしたことなんですけどね。

クレジットカードの不正請求被害のお話から始まりましたが、今回は、

「相手の状況や気持ちを慮る、プレゼン資料のカラー戦略」

をお伝えしたいと思います!

相手を慮る「理解促進ツール」とは

ページ数の多いプレゼン資料ですと、途中で「中表紙」を挟む場合がありますね。

中表紙は、何についてのお話か、どの階層でのお話かを相手に伝える「理解促進ツール」だと思います。

プレゼン資料を印刷してお渡しする場合は、この「中表紙」がホッと一息つける役割も担いますし、まさに、相手の状況や気持ちを慮っている1枚ですね!

しかし、オンライン上のプレゼンだったり、対面の場で大きなモニターを使ってプレゼンする場面では、その中表紙のスライドが出てくると「間が抜ける」「リズムが狂う」状態になる場合もあるのではないでしょうか。

一応、中表紙をスライドとしては見せるけれども、「では次は●●についてのご説明です」と一言だけの説明で、時間にすると1~2秒で、次のスライドに移られる場合が多いのではないかな、と推察します。

緊迫した雰囲気の、限られたプレゼン時間の中で、本当に必要な「間」なのかな、と思いますよね。

また印刷してお渡しする場合には、中表紙があるばっかりに「ページ送りがうまくいかない」ということもあると思います。

例えば、2ページを並びで見せたい、見開きで見せたいから、あと1ページ増やすか減らすかしないといけない、という場合です。

そんな時に「中表紙」のような、あれば便利だけれども、重要度は大して高くないページの存在、というのは悩ましいですよね。

そういう時、中表紙に代わる役割を担ってくれるのが、

グレーの直角三角形で作る「タブ」

なのです!

注目すべきはグレーの「アシスト力」

「グレーの直角三角形のタブ」の作り方は、上の画像のように、グレーの直角三角形に、その「章」(階層やサブタイトルなど)のタイトルを書いて、角を合わせてページの隅に置くだけです。

置くページは、その章の階層下にある全てのページに置いても良いですし、章の最初のページだけに置いても良いと思います。

サンプル画像でご説明しますね。


中表紙です。
(章のタイトル)


中表紙の次のページです。
(章の階層下のページ)

これらの2ページを「グレーの直角三角形」を使って、1ページにまとめることができます。

このグレーの直角三角形が、中表紙の小型版、つまり「タブ」となって、プレゼン資料を見た相手の理解が促進される「目印」となってくれるのです。

つまり、この「グレーのタブ」があるだけで、そのページが何のお話をしているのか、どの章の階層下にあるページなのかが、一目瞭然になります!

そして1ページをまるまる使うわけではないので、「ホッと一息つける」ということはできませんが、「間が抜ける」「リズムが狂う」ということが無くなります!

緊迫した雰囲気の、限られたプレゼン時間の中での、微妙な「間」も無くなります!

ではこの直角三角形のタブの色はなぜ「グレー」なのでしょう。

それはグレーの「あまり目立つ色ではない」という特徴を、逆手に取っているからです。

「あまり目立つ色ではない」ということを言い換えると、グレーは「他の色を邪魔しない、謙虚な色」ということです。

むしろ他の色が目立ちやすいように、アシストしてくれる色なのです!

例えば、iPadのキーボードの色の一つにも「グレー」があります。

私もこのグレーのキーボードを使っていますが、キーボードの色が視界を邪魔しないので、画面に集中できるんですね!

そして当然、キーボードとしての役割も果たしています。

プレゼン資料上では、このグレーのキーボードのような役割を「グレーのタブ」が担ってくれるのです!

そのページが何のお話をしているのか、どの階層下にあるページなのかを伝えながら、そのページの内容に集中させてくれるのです!

一人二役の働きです!

なので、プレゼン資料を見た相手の理解が促進され、引いては、売上アップにも繋がるんですね!

グレーの素晴らしい「アシスト力」ですね!

地下発! パラパラ漫画からスタートしたアイディア

ところで「グレーのタブ」の形がなぜ「直角三角形」なのかは、「ページの隅にピタッとはまるから」です。

実はこの「グレーのタブ」は、ノートのページの隅などに描く、パラパラ漫画から思いついたアイディアです。

私の経験から思いついたアイディアなのですが、以前、ページ数が多いプレゼン資料を印刷して、プレゼン相手に渡したことがありました。

私が帰った後で、プレゼン相手が「あれはどこに書いてあったっけ~?」とパラパラとページをめくることを想定して、一発で目的のページを見つけてもらうにはどうしたら良いかな?と考えながら、プレゼン資料を作りました。

私はすきま産業の自営業なので、

「プレゼン資料をちゃんと見てもらえない」

という底辺からスタートしているんですね。笑

なので、頼まれていなくても、相手がやりやすくなったり、喜んでくださることをいつも考えていまして、地下から地上に上がるために必死です。笑

「プレゼン資料を1枚1枚きれいにめくってもらえなくても、パラパラと軽くめくるだけでも、どこに何が書いてあるか、一発で見つけられるプレゼン資料にするにはどうしたら良いだろう?」

と、必死に考えた結果、パラパラ漫画がヒントになり、グレーの直角三角形を、当初は「しおり」として、ページの隅に置くことを思いつきました。

そして、パラパラとページを軽くめくる時だけではなく、相手の理解も促進してくれる「タブ」として、アイディアは膨らんでいきました。

小さなことですけどね。

どの隅に置くかは自由!

パラパラ漫画からスタートしている「グレーのタブ」なので、どの隅に置くかのルールはありません。

自由です!!

4つあるページの隅の、どこに置いていただいても大丈夫です!

自由にデザインしていただけたらと思います!

最も見やすいのは、サンプル画像のように「左上の隅」ですが、ヘッダーのデザインの関係などで、左上の隅に置くことが難しい場合には、他の隅でも大丈夫です!

相手に喜ばれる行動とは

プレゼンも、プレゼン資料も「相手ありき」のものですから、まずは「相手の状況や気持ちを慮る」ことが大切ですね。

それを「行動」で表現すると、

相手に合わせて、臨機応変に対応する!

ということも、一つなのではないでしょうか。

プレゼン資料を見た相手の、理解促進のために、

●「中表紙」がベストの時には、1ページをまるまる使って中表紙を入れる。

●1ページをまるまる使うことはしたくないけれど、中表紙のような役割のものが欲しい時には「グレーのタブ」を入れる。

どちらも、相手を慮っての判断と対応です。

相手を慮ってのアイディアは、どんどん出していきたいですね!

こんな風に、杓子定規ではない、臨機応変な対応は、相手が喜んでくださることに直結します!

だって「相手を特別扱いしている」ということだから。

相手を慮る臨機応変な対応の一つに、今回ご紹介した「グレーのタブ」を追加していただけたら、とても嬉しいです!

本日のカラー戦略的結論

相手を慮る時は、グレーの力を借りよう!

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン032:カラスの濡れ羽色 ~後ろ髪が乱れている女性に注意!~

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本日のお題

烏の濡れ羽色
からすのぬれはいろ

こちらの意味は・・・

髪の毛が、水に濡れた烏の羽のように、真っ黒で艶のあるようす。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

今回はこちらのことわざにちなんで、髪の毛を見ただけで分かる「心に余裕の無い女性社員の見分け方」をお伝えします!

「心に余裕の無い女性社員」に気付いて、フォローすることは、ケアレスミスを防ぐことになり、引いては会社全体の売上アップにも繋がります!

特に男性上司の方、必見ですよ!(笑)

髪の毛から、部屋や財布の状態まで透視できる

(2022年1月19日配信の「カラー戦略マガジン」より)

今までたくさんの女性の「パーソナルカラー分析」を行ってきた私ですが、自分なりに統計を取ることができたことがあります。

統計、と言いますか、事実です(笑)

それは「後ろ髪が乱れている女性は、部屋が汚い」という事実です。

顔はとても綺麗にメイクされています。

そして前から見る分には、パッと見、髪の毛も整っています。

しかし、後ろから見てみると、髪の毛がボサボサだったり、枝毛だらけだったりする女性は、100%、いえ、200%、部屋が汚いです(笑)

私はハッキリお伝えしますので、そういう女性にパーソナルカラー分析をさせていただいた時には、

「部屋、汚いでしょう?」

とハッキリ聞きます。

そうすると皆さん、

「えーーー!!!なんで分かるんですか!? なんか見えるんですか!? 霊感とかあるんですか!?」

とビックリなさいますが、答えは簡単で、後ろ髪が乱れている女性は、自分の目が届かない部分を、気にする余裕が無いのです。

自分の目が届く範囲を整えるだけで、いっぱいいっぱい。

心に余裕が無いのです。

なので、自分や家族以外の目にさらされることの無い部屋は、まず汚いです。

古くなって劣化した化粧品を、処分せずにゴチャゴチャと溜めてありますし、脱いだ服が地層のように積み上がっています。

お財布の中も、古いレシートや使わないポイントカードでいっぱいです。

靴のかかとも、片側だけ減っていたりします。

このように、目に付きにくい部分が「汚い」または「だらしない」のです。

どうしてここまで分かるかと言うと、かつての私がそうだったので(爆)

私の一番ひどい時は、朝、前の日のメイクを落として、すぐにその日のメイクをしたりとか、スーツのまま、炬燵で寝たりしていました。

もう、お風呂に入って着替えるという、健全な日常生活を送る余裕が無かったんですね。

そんないっぱいいっぱいの生活を経て、今のお仕事に就き、後ろ髪が乱れている女性達に出会うと、かつての私と同じだなぁと思います。

そして彼女達に、

「部屋、汚いでしょう?」

と聞いていったところ、100%の確率で、

「えーーー!!!なんで分かるんですか!?」

と驚かれるので、こりゃもう統計の域を超えて、事実だな、と思った次第です。

で、ここからが本題です!

こういう女性と一緒にお仕事をするうえで、気を付けないといけないのは、

心に余裕が無い=ケアレスミスが多い

という事実です。

例えば、照明の消し忘れとか、FAX番号の打ち間違えとかです。

でもそういう小さなことでも、失敗するとご本人は凹みますし、周りに迷惑をかけて、信用を失うこともありますよね。

なので、一緒に仕事しているメンバーに、後ろ髪が乱れている女性がいたら、そっとフォローしてあげるのが良いのではないかな、と思います。

フォローの仕方は、次のセクションでご案内しますね!

フォローのお声がけはソフトに

私のようにハッキリと、

「後ろ髪が乱れているね」とか、
「部屋、汚いでしょう?」

と言うと、普通はショックを受けるので、言わないでくださいね(笑)

私は「パーソナルカラー分析」を行うという、非日常的な場面で相手を観察する立場なので、ハッキリ言っても受け入れられますが、普通は、日常の場で、一緒に仕事をしているメンバーや上司からそんなことを言われると、ショックを受けたり、はぁ?(怒)と思ったりすると思います。

ですので、

「最近、どう?」
「なんか、困ってること無い?」

と、ソフトにお声がけするのが良いのではないかな、と思います。

フォローする時に、身に着けると良い色がございますので、次のセクションでご紹介しますね!

どんな風にフォローしたいかで、選ぶ色は変わってきますよ!

優しくフォローしたい場合

ピンクのネクタイか、ピンクのスカーフ、ピンクのトップスなど、顔周りに「ピンク」を持ってきましょう!

もし、濃いピンクか薄いピンクかを選べるのであれば、薄いピンクの方が「優しい」雰囲気を出すことができます。

そして、模様は目立たないものか、無地が良いです。

なるべく、純粋なピンクパワーを全開にしたいのです!

そしてその女性に、

「最近、困ってること無い?」

と聞いてあげてください。

そうすると優しさが伝わり、気持ちのうえで甘えさせてあげることもできるのです。

ピンクは優しさを伝えられる天才ですから、その女性は、とてもリフレッシュできると思いますよ!

傾聴でフォローしたい場合

ベージュのネクタイか、ベージュのスカーフ、ベージュのトップスなど、顔周りに「ベージュ」を持ってきましょう!

もし、ベージュが無ければ、茶色でも良いです。

ベージュと茶色の効果の違いは、ベージュの方が明るい印象を与え、茶色の方が安定感や安心感を与えます。

そしてやっぱり、模様は目立たないものか、無地が良いです。

模様に干渉されずに、純粋なベージュ(茶色)パワーを全開にしたいからです!

そしてその女性に、

「最近、困ってること無い?」

と聞いてあげて、徹底的に傾聴してあげましょう!

ベージュや茶色は、自分が脇役になって、相手の話を聴いてあげる時に最適な色です。

相手にリラックス効果を与えられる色なのです。

さらに言うと、良い・悪いのジャッジはせずに、ひたすら話を聴いてあげることで、その方は澱を吐き出すことができます。

もし、良い・悪いのジャッジが必要であれば、その方が澱を全て吐き出した後の、人の意見を受け入れられる余裕ができてからが良いのではないかな、と思います!

フォローのミソ

気持ちに余裕が無い女性のフォローをすることで、彼女のケアレスミスを未然に防ぐことができます。

結果として、お互いに仕事の効率が上がり、充実し、楽しくなります!

「仕事の効率が上がり、充実し、楽しくなる」って、サラッと文章にすると大したことの無いように見えますが、でもその喜びが、次のお仕事の、明日の、活力となって繋がっていきますよね!

日々、その連続ですよね。
そしてその連続で、人生はつくられていきますよね。

なので、「女性の後ろ髪」を観察することは、実は自分の人生にも、お相手の人生にも関わる、ものすごーーーく、大切なことなのです!!

特に、女性の部下の気持ちが分からなくて、扱いに困っている方は、すぐにこの「部下の女性の後ろ髪観察大作戦」を実行してみてくださいね!

でも、あんまりジロジロ見ると逆に嫌われますので、あくまでも、そっと観察してくださいね(笑)

フォローされた女性は、きっと気持ちに余裕ができ、生活も整って、自分に自信も生まれ、もう、後ろ髪は乱れなくなることでしょう!

そして髪の色は黒じゃなかったとしても「烏の濡れ羽色」のようなツヤが生まれ始めたら、フォローは大成功の証です!

「部下の女性の後ろ髪観察大作戦」のゴールです!

これは、ご自分の人生も、お相手の人生も、烏の濡れ羽色のように、ツヤツヤと輝き始めるスタートでもありますね!

本日のカラー戦略的結論

「烏の濡れ羽色」はゴールでもあり、次のスタートでもある

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン031:嘴が黄色い ~行き詰った時には「黄色」のエネルギーを~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

嘴が黄色い
(くちばしがきいろい)

こちらの意味は・・・

年が若くて経験が浅いことをあざけっていう言葉。
ひな鳥の嘴が黄色いことから。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

2019年2月22日の「毎日新聞」の「余録」にも、本日のお題と関係した面白い記事が載っていました。

—————————————————————————-

「くちばしが黄色い」とは未熟なことで、鳥のヒナのくちばしの色に由来する。餌を求めて大きく開いたヒナの口の中も黄色いが、この色と開いた口の形が親鳥の本能を刺激し、餌を与える行動を促すという。

—————————————————————————-

だそうです。

本日はこちらのことわざと、私の失敗談(涙)から、「黄色を使ったコミュニケーション」についてお話ししたいと思います!

「嘴が黄色い」のは私だった

(2022年1月5日配信の「カラー戦略マガジン」より)

先日、実家の祖母とzoomで話しました。

祖母はお陰様で元気な98歳で、会話もできますし、着替えなど、身の周りのことも一人でできます。

夜9時になると「大変、もう寝なきゃ!」と言ったりして、時間の感覚や生活のリズムもしっかりしています。

そんな祖母だったので、zoomでも楽しく話せると思っていたのですが、今回はちょっとかわいそうなことをしてしまいました。

祖母は、私のことを「潤という名前の子(すみません、祖母から見ると、47歳の私でも「子」なので。。。)」ということは分かっているのですが、私が誰の娘なのか、自分との間柄はなんなのか、その辺の関係性が、すぐには分からなくなっていたのです。

zoomで私と顔を合わせて、キョトンとしている祖母に「●●の娘だよ」とか「おばあちゃんの孫だよ」と言っていたら、徐々に思い出してくれたのですが、それでも終始、分かったような分からないような、いまいち腑に落ちない顔をしていました。

私は祖母と話しながら、祖母がキョトンとしてしまったのは「zoom」のせいもあると気付きました。

話している最中に何度も「帰って来たんか(帰って来たんだね)」とか「道中、寒かったやろ」と、まるで私が帰省して目の前にいるように、声をかけてくるので、なにかおかしいな・・・とは思っていたのですが、後で祖母の傍にいた母に聞いたところ、祖母は、私が隣の部屋にいると思っていたそうです。

そして隣の部屋にいるのに、どうして私が自分の傍に来ないのか、「横浜は寒いよ」と言っているのか、不思議に思っていたそうです。私が隣の部屋にいるとしたら、なぜパソコンのモニタの中に私がいるのか、つじつまが合いませんが、祖母の中では、そう考えた方がつじつまが合っていたのでしょう。

それくらい、祖母の中では、モニタの中の私は「あり得ない」私だったのでしょう。

祖母と話している途中から少し悲しくなり、反省の気持ちが湧いてきました。

いくらzoomが便利だと言っても、大正13年生まれ・98歳の祖母に、いきなり画面越しに話しかけてしまって、祖母を混乱させてしまったということに気が付いたからです。

祖母が混乱するかもしれないということに、想いが至らなかった自分。

世間がzoomに慣れたのもつい最近だというのに、「私はzoomに慣れた」「zoomで話せば便利」という片側の面・自分側の面しか、見えていませんでした。

距離を気にせず、コミュニケーションを取れるようになった、スーパーツール「zoom」。

しかし今回は、コミュニケーションツールとしてふさわしくありませんでした。

「コミュニケーション」って、こういうところから考え直さないとダメですね。

片側の面しか、自分側の面しか、見ていないか?

何を隠そう、「嘴が黄色い」のはこの私でした。

相手への想いやりが未熟でした。

多面的に、重層的に、相手を想える自分でありたいです。

祖母にはその後、ハガキを出しました。

これなら大丈夫です。笑

相手を否定しないことの大切さ

私は20歳前後の時、鼻の中から眉間にかけてポリープができて、全身麻酔の切除手術を受けたことがあります。

(お陰様で良性で、命には全く別状ありませんでした)

大部屋に入院したのですが、その部屋のメンバーに、病院の主のようになっている、長期入院のおばあさまがいらっしゃいました。

こちらのおばあさま、お茶目な愛されキャラで、看護師さんや入院患者達の人気者だったのですが、一点だけ、現実世界とつじつまが合っていないことがありました。

それは何かと言うと、ずーっと、自分の子供をおんぶしていると思い込んでいたことです。

おばあさま曰く、子供の年齢は4歳で、名前は「まぁやん」でした。

いつも周囲に、まぁやんがどうしたこうした、と、まぁやんの近況報告をするし、食事の時も、スプーンでお料理をすくい、後ろをちょっと振り返って、まず一口目は、まぁやんにあげようとしていました。

そして毎回「まぁやん、食べないの?」と宙に向かって何度も聞き、「食べないんだったら、母ちゃんが食べちゃうよ。全くもう」と、少し怒りながら、結局はそのスプーンの一口を自分の口に入れます。

看護師さんにも「まぁやんをお風呂に入れたいから、お湯を沸かして持って来て」と頼んだりしていました。

毎日こんな感じで、架空のまぁやんと共に過ごす日々でした。

でも、周囲の私達は、全く負担にならなかったですし、気味も悪くなかったのです。

なぜならば、「まぁやんなんて、いないよ!」とそのおばあさまを否定するのではなく、「私達には見えていないけれど、そのおばあさまには見えているのだろう」ということにして、みんなでそのおばあさまの言動に合わせ、まぁやんバナシに付き合っていたからです。

(※霊的なこととは違います)

その方がお互いに気持ちがラクで、関係もスムーズでした。

その時私は、「正さない方が良いこともあるのだな」ということを学びました。

「正す」と言うと格式ばった言い方になってしまうのですが、要は、大多数の人に「見えない」ものを「見える」と言う人は、大多数の人と感覚が違うだけで、正しい・正しくないでジャッジできるものじゃない、ということが分かったということです。

なので、そんなことで諍いを起こしたり、ピリピリしたりする必要も無い、ということも分かりました。

「自分の感覚とは違うけれど、こういうこともあるのかもしれない」という寛容性を学べたこの経験は、私にとってとても大きなものでした。

自分の感覚だけが全てじゃない。
自分の見えていることだけが全てじゃない。

自分には分からなくても、見えなくても、「そういうこともあるんだね」と否定しないということも、大切なコミュニケーションだと学びました。

「分かる」とか「見える」ということは、コミュニケーションの答えじゃないんですね、きっと。

実家の祖母とzoomで話した時、zoomは祖母の顔を見せてくれ、声も聞かせてくれましたが、もっと大切だったのは、その奥にある祖母の感覚に、想いを馳せることだったんでしょうね。

黄色のエネルギーは気分転換に最適!

ところで「黄色」を見ると、身体にとても良い効果があります。

「エンドルフィン」というホルモンが分泌され、明るい気持ちになったり、脳が活性化する効果があるのです。

そして身体だけでなく、心にも素晴らしい効果がもたらされます。

「黄色」って、太陽や光をイメージさせる色ですよね。

そして、美味しい果物の色でもあります。

太陽(光)も果物(食べ物)も、人間にとっては、生きるために必要なものですね。

なので人間は「黄色」を見ると、明るく希望に満ちた気持ちになったり、安心したりします。

つまり「黄色」を見た場合の、身体への効果と心への効果を総合すると、

脳が活性化して、明るい気持ちになる

ということなんですね。

こういう素晴らしい効果を持つ「黄色」は、

「この企画、、、今のままでも良いけど、もうひとひねりあると完璧なんだけどな。なにか無いだろうか」

と行き詰まった時に使えます!

くすんでいる黄色ではなく、眩しいくらいの、パッ!と明るい黄色を目にすることが、行き詰まった状況の打開策になるのです!

簡単に申し上げると、黄色は「気分転換をして、打開策を見つけるのに最適!」な色なのです。

特に私のおススメは「黄色を使ったぬり絵」です。

レモンやバナナ、ひよこなど、黄色い色をしているモノの輪郭を、下手でも良いのでサインペンで描いて、その輪郭線の中を黄色のペンや色鉛筆でひたすら塗るのです。

「ぬり絵」なんて子供時代から何十年ぶり、という方が多いのではないでしょうか。

それだけでも童心に帰って癒されるのに、黄色く塗られていく紙面を見ていると、脳が活性化して、明るい気持ちになっていきます!

そしてそのうち、フッと、打開策をひらめいたりします!

お金もかからないですし、場所も取らないですし、スカッと気分転換できて打開策も見つけられる、最高のワークです!

さて、「行き詰まる」というのも、相手あってのハナシですね。

お相手のことを考えて、「もっと良くしたい!」と思っているからこそ、「行き詰まる」のです。

お相手は、こちらが行き詰まっていることを分かっていないかもしれませんし、今度初めてお会いする方で、今はまだお会いしたことの無い方かもしれません。

でも黄色には「分かる or 分からない」「見える(会っている) or 見えない(会っていない)」は関係無いのです!

「気分転換をして打開策を見つけようとする」という、お相手に想いを馳せる方法で、黄色がお相手とのご縁を取り持ってくれますよ!

黄色のエネルギーを使う、時空を超えたコミュニケーションです!

本日のカラー戦略的結論

黄色で時空を超えたコミュニケーションを

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン030:色を付ける ~自分が「色を付けている」ものは、何?~

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本日のお題

色を付ける
いろをつける

こちらの意味は・・・

物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

いわゆる「特別に計らってくれる」「特別扱いしてくれる」ということですよね。

「ちょっと色付けといたよ!」なんて言われたら、とても嬉しいですよね!

私のとても大好きな言葉です。笑
たくさん言われたい言葉です。笑

40年前の曲の歌詞に答えが!

(2021年12月22日配信の「カラー戦略マガジン」より)

私は今年は48歳、寅年の年女ですが(2022年現在)、子供の頃のことはよく覚えています。

本日のお題に「色を付ける」を選んだ時も、ど~しても、ど~しても、ザ・タイガースの「色つきの女でいてくれよ」という曲が、真っ先に思い浮かんできてしまいました。笑

この曲は、1982年リリースとのことですから、約40年前の曲ですね。

40年前にはまだ生まれていなかったお若い方々のために、ちょっとだけ解説させていただくと、ジュリーというニックネームの、沢田研二という男性歌手がボーカルを務めていた、グループサウンズ(バンド)が出したヒット曲だと思っていただければ幸いです。笑

当時のコーセー化粧品のCMソングにもなった曲です。

ジュリーが、男性なのにアイシャドウを塗ったギラギラメイクでステージに立つ姿は、40年前はとても衝撃的でした(※お若い方向けに解説:お笑い芸人「ペコパ」の片割れを、もっとキザにしたような感じです)

私は、真っ当な人ならやらないことを、このジュリーはやっている、、、と子供心に思っていました。

そして「色つきの女でいてくれよ」という曲名には、なんとなく淫靡な匂いを感じてもいました。

当時のテレビ番組って、時代劇によくお色気シーンが出てきたり、志村けんのお笑い番組でも、ネタとして上半身ヌードの女性が登場したりもしていましたから、「子供にあんまり見せたくないもの」なのに、それらに子供が触れる機会が、テレビの中にたくさんあったと思うのです。

そういう影響もあって、私は「色つきの女でいてくれよ」という曲に対して、ジュリーがまたなんか、ちょっとヤバいことをやっている、、、と思っていました。

でも今、Googleで歌詞を調べてみると、淫靡な匂いは全く無いですね。

ジュリー、ごめんなさい。笑

歌詞の内容は、簡単に言うと「忘れられない女性がいて、その人だけはずっと色褪せない思い出だ」みたいな感じです。

そう!そうなんです。

以前の「カラー戦略マガジン」でも書きましたが、記憶も思い出も、放っておけば時間とともに、

色褪せる=色が無くなる=セピア色(白黒)になる

というのが、普通なんですよね。

自然の摂理です。

だからこそ、時間が経ってもそこだけ色があるということは、「特別な計らい」「特別扱い」をしているということなんですよね。

そういうところから、

「色を付ける」=物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。特別な計らい。特別扱い。

ということわざが生まれたのではないかな?と推察しています。

でももう一つ、「色を付ける」ということわざが生まれた背景なんじゃないかな?と推察できることがありますので、そちらは次のセクションでご説明しますね!

・・・と、その前に!

私はジュリーの曲では「TOKIO」が一番好きで、今でも時々聴いています!

歌詞に「空を飛ぶ」という言葉が何度も出てきますので、自転車で下り坂を下る時などに聴くと、かっ飛ぶことができて気持ち良いです♪(イヤホンも含め、安全面には留意しています)

・・・ここまでジュリーを語っておいてナンですが、別にファンではありません。笑

色はとても貴重品!

はい、ちょっと余談が入りましたが、無事に次のセクションに参りました。笑

「色を付ける」ということわざが生まれたもう一つの背景、それは、

昔は、色(染料・顔料)は貴重品だった

という事実です。

例えば「紅」は「紅花(ベニバナ)」を原料としておりますが、昔は今の口紅のような固形を作る技術が無かったので、直径5センチぐらいの小皿の表面に、紅を塗って固めていたそうです(「紅皿」というそうです)

そんな小さな紅皿でも、1枚作るのに1,500本もの紅花が必要だったそうです!

なので、

昔は、色(染料・顔料)は貴重品だった

ということなんですよね!

神社の鳥居が朱色なのは、権力・財力の象徴と聞いたことがありますが、「紅」が貴重品だったことも関係しているんじゃないかと思います。

色は権力・財力の象徴!

他にも「紫」の原料の一つに、「アカニシ貝」という貝から採れる分泌液があります。

アカニシ貝は、自分の身体から毒物を出して獲物を襲い、相手を麻痺させるそうですが(狂暴ですね!)その毒物の中に含まれているのが、紫の染料なんだそうです。苦笑

毒物だからなのか、こちらの染料はものすごく臭いので有名です。

しかし名前は「ロイヤルパープル」というカッコ良い名前で、クレオパトラ7世の旗艦の帆が、ロイヤルパープルで染められていたことでも有名です。

アカニシ貝から採れる紫の染料はほんのわずかしか無く、今で言うなら、Tシャツ1枚分の布を染めるのに、15,000個のアカニシ貝が必要だったそうです。

そんな希少な染料なので、王家など、権力・財力を持った人しか扱えず、「ロイヤルパープル」という名前が付いたんですね。

Tシャツですら万単位のアカニシ貝が必要なのに、旗艦の帆を染めるなんて、一体何個のアカニシ貝が必要なの!?ということになりますよね。

それがつまり、権力・財力の象徴で、それだけ、

昔は、色(染料・顔料)は貴重品だった

ということなのです。

このように、今回ご紹介した「紅」「紫」に限らず、色(染料・顔料)は貴重だった! 色は権力・財力の象徴だった!というエピソードはたくさんあります。

これらのことから、「色を付ける」って特別なことで、

「色を付ける」=物事の扱いで、相手に多少の利益を与えること。
特別な計らい。特別扱い。

ということわざが生まれたんじゃないかな?というのが、私が推察するもう一つの背景です!

年末年始は「選ばれ力」アップのチャンス!

さて、こちらの「カラー戦略マガジン」は、読者の方々の「選ばれ力」がアップしますように!という願いを込めて書いています。

ここで、 あなたに質問です。

あなたの生活の中で「色を付ける」とはどういうことになりますか?

私の生活の中で「色を付ける」とは、「丁寧な物言いをする」というです。

「色を付ける=特別な計らい。特別扱い」という意味をもっと広義に捉えて、「特別に気を遣う」ことも含んでいるのですが、ここ最近、自分から発する言葉には、特別気を遣うようになりました。

私は元来とても短気で、思ったことを口に出さないことが我慢できない性格なので、前世は大工の棟梁だったんじゃないかと思うくらいです(大工の皆さん、ごめんなさい!)

アシスタントに何かを依頼した時でも、自分の想像通りにできていないと、結構強い言葉でアシスタントに注意していました。

強い言葉を発する裏には、「私は間違っていない。ちゃんと分かりやすく仕事の依頼をした」という自信があり、アシスタントのミスという自信もあるからこそ、強い言葉で注意しても良いんだと思っていました。

でも、それは間違っていました。

私にも色んな面があり、アシスタントにも色んな面がある。

たまたま双方のうまくいかない面が重なっただけで、見えないところで他にもたくさんの面があるということを、私は分かっていなかった、見ていなかったと、ある時、気付いたのです。

そして、今は見えていないだけで、他にもたくさんの面があるということを推測することもしないで、「うまくいかなかった」というたった1つの面だけを見て、強い言葉を発していたのは、私ダサかったな、と深く反省しました。

アシスタントは、私が強い言葉で注意しても、一応筋は通っているので、ついてきてくれていましたが、だからと言って、見えていない部分にたくさんの面があるということを推測できていなかった私は、何も分かっていなかった、何も見えていなかったと、自分を恥じました。

ほんの1か月ほど前の出来事です。

それ以来、アシスタントがやってくれたことに対して、む!とか、なんでこんなことになってんだよ~!と思うことがあっても、「これはほんの一面で、裏にはもっとたくさんの面があるんだ」と思うようにし、一時の感情で強い言葉を使うことの無いように、気を付けて、、、気を付けて、、、気を付けています。笑

これが私にとって、特別に気を遣うこと、特別に計らうこと、つまり、生活に「色を付ける」ということです。

まだコロナに安心できない世の中ですが、コロナが終息したとしても、どんな年でも、なにかしら大変なことがありますよね。

しかし、自分の生活の中で「色を付ける」って何だろう?と考えてみると、自分が大切にしていることが分かります。

すなわち、自分の「ストーリー」を確認できたり、自分の「取扱説明書」ができあがることになります。

世の中がザワザワしていても、自分まで巻き込まれてザワザワする必要は無いですよね。

自分が何に「色を付けているのか」を考えて、自分の軸をしっかりさせることが、「選ばれ力」をアップさせる!ことに繋がるんじゃないかな、と思います。

是非、あなたの生活の中で「色を付ける」とはどういうことなのか、ゆっくり考えてみていただけたらと思います。

本日のカラー戦略的結論

自分が「色を付けている」のはなに?

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン029:色気と痔の気のない者はない ~恥の上塗り、緊張の上塗りをしないためのスーツスタイル~

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本日のお題

色気と痔の気のない者はない
いろけとじのけのないものはない

こちらの意味は・・・

人は誰でも似たり寄ったりだということ。
痔で悩む人が多いことから、色気と痔の気の語呂を合わせて生まれたことわざ。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

が!

こんなことわざ、ご存知でしたか?

私は初めて聞きました!

>痔で悩む人が多い
そそそ、そうですか・・・!?

こちらのことわざを見た瞬間「え、マジで!?」と思いましたが、私自身の視野を広げる意味も込めまして(笑)今回はこちらのことわざを、カラー戦略で読み解いていきたいと思います!

※上記の画像はイメージです。

「恥ずかしい」という感情は他のネガティブな感情を増長させる

(2021年12月8日配信の「カラー戦略マガジン」より)

20代の頃、超ブラック企業に勤めていた私は、ストレスから身体を壊して入院したことがあります。

結果は、腸の調子が少し悪くなっただけで、お陰様で病気ではなかったのですが、検査がとてもハードでした!

先端に小さなカメラが付いたホースを、お尻の穴から入れられる検査は、本当に、本当に、イヤでした!
(胃カメラの検査を腸にするようなイメージです)

20年以上前の話ですので、今は医学の進歩により、そんなに大変じゃないのかもしれませんが、当時は、本当に、本当に、大変でした。

検査前に、男性の医師から、

「こんな検査をしてごめんね。
若い女の子だから(当時の私は20代だったので)、よけいにイヤだろうし、僕も本当はこんな検査、したくないんだけど…」

と謝られ、まだ検査の全貌がよく分かっていなかった私は、なんでこんなに謝られるのかナ? 検査前の、この「溜め」の空気はナニ?と思っていたのですが、まぁそういうことでした(苦笑)

恥ずかしいわ、痛いわで(特に腸のカーブに合わせてカメラが曲がる時)、その時の記憶はトラウマとなって残っています。

でも今思うのは「恥ずかしい」から、よけいに「痛く感じた」のではないか、ということです。

ここで私が、そんなの検査だから仕方ないよね!と割り切ることができていて、恥ずかしいという気持ちがあまり無かったとしたら、こんなにウェットな気持ちにはなっていなかったと思うのです。

もっとドライに「あ、大腸の検査?うんうん、痛かったよー!」と、カラッと人に語れるくらいになっていたと思うのです。

「恥ずかしい」という感情は、他のネガティブな感情を増長させるのでしょうね。

おしゃれより大切なのは「恥をかかない」こと

そして「恥ずかしい状況」になると、頭に血が上り、冷静に考えられなくなる(つまり、テンパる)ということも、往々にして起こりますよね。

「恥ずかしい」とは少し違うのですが、「緊張していて、しかもその緊張を楽しめない状況」は、「テンパりやすい」という意味では「恥ずかしい」と似たような状況ではないでしょうか。

例えば「好きな人に会いに行く」という状況でしたら、緊張してドキドキしますが、楽しみですよね。

でも「初対面の相手にプレゼンしに行くけど、どんな反応が返って来るのか、皆目見当がつかない。下手したら気分を害されるかもしれない」とか「格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)に出席するけど、完全にアウェイな立場」みたいな状況ですと、緊張しますし、その緊張を楽しむこともできませんし、「とにかく恥はかきたくない」という感情も湧きますよね。

ということで、本日は、

格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)に出席するけど、完全にアウェイな立場

に特化して、

恥をかかないためのスーツの着こなし

をお伝えしていきたいと思います!

おしゃれよりも、「恥をかかない」ことの方が大切ですものね!

生地の「質」で一発勝負

まずスーツの色は「紺」、特に「濃紺」が良いと思います!

「紺」は世界的に「フォーマル感」「ビジネス感」を表現できると認められている色ですので、国際色豊かなパーティでも、堂々とお召しになっていただくことができる色です!

そして「格式ある場所」というのは「質」重視です。

なのでスーツの模様は、大柄なストライプやウインドウペン(格子柄)よりも、「無地」「控えめなピンストライプ」や、生地の「織りの陰影」でストライプを表現する「シャドーストライプ」が良いと思います!

なぜならば、そのような控えめな柄だからこそ「生地の上質さ」を際立たせることができる、つまり「生地の質」で勝負できるからです。

模様が無いからこそ、「生地の質」がモノを言います。
まさに、生地での一発勝負です。

大柄な模様は、生地の質をごまかすことができる…というのは言い過ぎですが、控えめな柄の方が、良くも悪くも生地の質が際立ちますよね。

ですので「格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)」には、是非、

上質な生地の「紺」の無地、もしくは控えめな柄の「紺」のスーツ

にてご出席いただけたらと思います!

※仕事関係のパーティでない場合は、また条件が違ってきます。

品の良い艶感と色気が出まくりの組み合わせ

「紺のスーツ」に合わせるネクタイは、お立場それぞれでおススメできる色が異なってきますので、一概には言えませんが、

上質な生地の「紺」のネクタイ

はテッパンで、どなたにもおススメです!

私は今までたくさんの方々に、「紺」のスーツに「紺」のネクタイの組み合わせってカッコ良いですよ!と言ってきましたし、このメルマガでも書いたことがありますが、全身で使う色数が「紺1色」だからか、

「地味じゃない?」

とおっしゃる方が何名様かいらっしゃいます。

でも、全く地味ではありません。

なぜならば、スーツもネクタイも「質重視」というルールを尊重し、生地にこだわると、自然な「光沢」が生まれ、それが「上質な美しさ」を醸し出すからです。

ですので地味どころか、

品の良い艶感
品の良い色気

が出まくりなのです!

今まで「紺×紺」の組み合わせは地味なんじゃないか、と敬遠されていた方も、機会がございましたら、「色」だけではなく「生地の質感」にも着目してみてくださいね。

ものすごく上質なコーディネートになりますよ!

そして、こんなに「上質感」が生まれるのには、もう一つ理由があるのです!

その理由は、次のセクションでご説明しますね!

カラーコーディネートの「落ち着き」は何に繋がるのか

色はそれぞれに、イメージを持っています。

これは言い換えると「色はそれぞれに、人に与える情報が異なる」ということです。

「赤い洋服」と「青い洋服」はそれぞれ印象が違いますし、「赤をメインカラーにしたプレゼン資料」と「青をメインカラーにしたプレゼン資料」でも、雰囲気が異なってきますよね。

なので、色は単なる装飾ツールではなく、

色は情報

と捉えていただければと思います!

そう考えると、色数の多いコーディネートには、たくさんの情報が詰まっていますが、情報が錯綜してまとまらず、散らかって見える懸念があります。

お洋服の場合には、下品に見えたり、田舎くさく見えたりする場合がありますし、プレゼン資料の場合には、何が言いたいのか、分かりにくくなる場合があります。

しかし、色数の少ないコーディネートでは、一色一色の特徴が際立つので、その色が持つ情報が、しっかりと地に足を付けて伝わるという「落ち着き」が出ます。

このカラーコーディネートの「落ち着き」が、本物の「上質感」や「高級感」に繋がっていくのです!

なので、「紺」のスーツ×「紺」のネクタイのように、全身で使う色数を少なくしておくと、それだけで、

上質感が生まれる!
高級感が生まれる!

という、カラー戦略ならではの効果が生まれます!

ちなみに、この場合のシャツの色は「白」か「薄い水色」をおススメしますが、プラスアルファとして「白のポケットチーフ」を挿すことを、強くおススメします!

たかがポケットチーフ1枚ですが、これがあると、本当に洗練されて見えるのです!

普段はあまりポケットチーフに馴染みが無い方でも、せっかくの格式ある場所でのパーティ(セレモニー)ですので、是非お試しいただけたらと思います♪

「恥をかくのではないか」という心配を全力で取り除いて、本来の魅力を発揮する

このように「生地の上質さ」にこだわり、さらに「全身の色数」も調整すれば、格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)も、怖くありません!

緊張するアウェイな場面で「俺の服装、変じゃない?」と心配して「緊張の上塗り」をし、テンパることが無くなります!

それどころか、一言で言って「カッコ良い!!」、つべこべ言わなくても「カッコ良い!!」ので、のびのびと、本来の魅力を発揮していただくことができます! 

まとめますと、格式ある場所での仕事関係のパーティ(セレモニー)では、

★上質な生地の「紺」の無地、もしくは控えめな柄の「紺」のスーツ
   +
★上質な生地の「紺」、もしくは「紺」に近い色のネクタイ
   +
★「白」のポケットチーフという

「恥をかくのではないか」という心配を全力で取り除いた服装で、「選ばれ力」を益々発揮してみてくださいね!

※本日のお話は女性にも当てはまりますが、女性の場合は、もっと華やかでもOKです!

本日のカラー戦略的結論

「紺」で「恥」を撃退できない者はない

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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お客様たちのお声 研修・講演系

日ごろの業務では知ることのできないビジュアル戦略

プレゼン資料カラー戦略研修

研修ご担当者

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日ごろの業務では知ることのできない、でも色々な場面で重要になってくるビジュアル戦略について、 教えていただく機会を持てたのは、ありがたいことでした。
今後ともよろしくお願いいたします。

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カラー戦略マガジン

カラー戦略マガジン028:白刃踏むべし ~時間と気持ちのコントロールができる色~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

白刃踏むべし
(はくじんふむべし)

こちらの意味は・・・

《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。

(出典:「コトバンク」)

だそうです。

ちなみに「白刃」とは・・・

鞘(さや)から抜いた刀。

(出典:「goo」辞書」)

つまり「鞘から抜き立てほやほや」の刀だからこそ、勇気を捧げる対象になるわけです。

これが仮に、何度も使った後の刀だったり、鞘から抜いてずーっと放っておかれた刀であれば、そんなに切れる感じはしないので、勇気を捧げる対象にはならないと思うんですね。

「鞘から抜き立てほやほや」だからこそ…「ほやほや」だからこそ、踏むのにものすごく勇気が要るわけです。

この「ほやほや」…つまり「初物」だったり、「場慣れしていない感じ」だったり、「フレッシュな感じ」って、その時だけしか発揮できない魅力がありますよね!

期間限定だからこその「研ぎ澄まされた魅力」なんでしょうね!

…ということで今回は、「期間限定」から派生するカラー戦略をお伝えしていきます!

お断りする勇気

(2021年11月24日配信の「カラー戦略マガジン」より)

ところで本日のお題の「白刃踏むべし」は勇気があることのたとえですが、私がこれまで生きてきた中で、一番勇気を出したのは、中学生の時に、好きな男の子に告白した時でしょうか。

その時のことを思い出すと「あ~!!!」と絶叫して、壁に頭をぶつけたくなります。

(※注 フラれてはいません。笑)

以降の人生では、ここまでの勇気は出していませんが、起業してからは「断る勇気」というものに苛まれました。

起業して、会社員生活と全く違うんだな、と思ったことのひとつに「飲み会やイベントへのお誘いへの多さ」があります。

起業したばかりの頃は、人脈が欲しかったですし、お断りするのが申し訳なかったですし、なにより、お断りしたら嫌われる、とすら思っていたので、お誘いいただいたものには、ほぼ全て参加しておりました。

参加したかったわけではなく「お断りする勇気が無かった」ので、参加しておりました。

私が一番アホだったのは、Facebookでのお誘いです。

それこそ会社の忘新年会などの大人数の飲み会って、一斉メールでご案内してから、参加者や参加人数を詰めていくと思うんですけど、Facebookにはそれと同じようなことができる「イベントへの招待」という機能があるんですね。

でもその機能って、お誘いされた人には、

「●●さんがあなたを(イベントに)招待しています。」

という大げさな通知が、Facebookから来るわけです。

ただのお誘いなのに「招待」って、なんだかすごく大げさじゃないですか!?

でも起業と同時にFacebookを始めて、Facebookデビューが遅かった私は、そこが見抜けなかったわけです。

なのでFacebookから、

「●●さんがあなたを(イベントに)招待しています。」

と通知が来ると「●●さん」がFacebook上で知り合っただけの人で、リアルでお会いしたことが無い人でも、結婚式の招待状が届いたような感覚になってしまい、

絶対に行かなきゃ!
せっかく招待してくれたのに、行かなきゃ失礼に当たる!

と思い込んで、仕事を早く切り上げて、駆け付けたりしておりました。

リアルでお会いしたことが無い人にもそのような厳粛なご招待が届く、それがFacebookでのお付き合いなんだ、SNSってスゲー…と、勘違いの納得までしておりました。イタタタ

そして7,000円の会費を払って(たけぇ~)遠くから主催者の●●さんを、「あの人が●●さんかぁ~」と眺めたりしておりました。

リアルでお会いしたことが無いので、この温度感です。笑

「●●さん」とは一応名刺交換して、二言三言交わしますが、それ以上仲良くなることは無く、私が「招待」を重く受け止めていたこともフォローもされず…涙

そんなアホなことを何度か繰り返しているうちに、Facebookの「招待」って、そんなに重く受け止めなくても良いんだ、なんなら無視してても良いんだ、ということが分かり、今に至ります。

当時の私はこんな感じで、お誘いいただいた飲み会はほぼ全て出席し、しかも、起業のストレスから腰が痛くなってブロック注射を打って、やっと歩いたりしておりましたので、電車での移動が困難で、タクシーで飲み会に駆け付けたりしておりました。涙

なので経費の「交際費」と「交通費」がハンパなかったです。苦笑

今は、都合が悪ければ堂々とお断りしますし、そんなことで嫌われないと思っておりますし、もし嫌われたとしてもしょうがない、ぐらいに思っておりますが。

自分の時間が一番大事です。笑

「初めての時」しか出せない「魅力」

…とまぁ、お断りする勇気が無かったうえに、勘違いだらけだった私の起業当初ですが、誰でも「初めて」の瞬間ってありますし、その「初めて」が魅力に転ぶこともありますよね!

(※注 私の起業当初は悪い例です。笑)

今回は、

「初物感」を醸し出して、見る人を初心に帰らせてくれる色

●ほんの少しの「緊張感」が「フレッシュ」なイメージとして伝わり、見る人を飽きさせない色

の2色をご紹介したいと思います!

ところで、私が苦手なもの。

パッと思い浮かぶだけで2つございまして、1つは、立食パーティです。

なにせ私は雑談が苦手なので、立食パーティでは手持無沙汰になってしまい、お寿司やサンドイッチを、ひたすら食べているだけになっています。泣

もう1つは、駆け引きです。

相手がこう言ってきたら、こう言おう。
相手にこう言わせるために、こう言おう。

…はい、できません。

相手の言動なんて読めないですし、読めないものに対してコチャコチャ考えるのは時間のムダだと思っておりますので、さっさと本題を言いたい派です。

なのでご紹介する2色についても、ためずに、焦らさずに、さっさと答えを言いたいと思います!笑

初心に帰らせてくれる色

それは「ピンク」です!笑

「ピンク」は見た人に「優しい」イメージを与え、緊張感を和らげてくれる効果があります。

そして「男性・女性」で言えば「女性」を彷彿とさせ、「女性」の中でも大人の女性ではなく、「少女」を表現できるのが「ピンク」です。

そんなところから「ピンク」は、見る人に「若々しい」イメージを与え、いつも「初物感」を醸し出し、見る人を初心に帰らせてくれる効果もあるのです。

この効果は、例えば下記の場面に活かすと効果的です!

●ルーティンの作業を行うファイルを入れるクラウド上のフォルダの色を「ピンク」にする。

●ルーティンの予定を、カレンダー上で「ピンク」に塗る。

●ダイエット食品を食べるお皿の色を「ピンク」にする。←私です。笑
でも5キロ痩せましたよ!「ピンク」だけでなく、様々な努力の相乗効果だと思いますが。

●ダンナと久しぶりに二人でお出かけする際に「ピンク」「ピンク」の服を着て、「古女房」と言わせない。

●月初に「ピンク」のネクタイで出社して、部下に「前月の続きの今月」ではなく「前月は昨日で終わり。悪いことは引きずらない。『今月』という全く新しいステージが今日から始まる」と強く認識してもらう。

・・・上記のように、生活を細かく棚卸ししてみると、「ピンク」の効果を享受できる場面はたくさんあるのではないかと思います!

この機会に、是非、取り入れてみてくださいね♪

飽きさせない色

それは「水色」です!笑

空の色でもあり海の色でもある「水色」は、空や海の雄大さを彷彿とさせ、それが「爽快感」に繋がります。

でも「水色」の本当の魅力はそこに留まりません!

「水色」は文字通り「水」の色なので、水の性質…その場に留まっていない流動性が、一瞬しか無い「緊張感」となり、それを隠し味として演出することができる…それが「水色」の本領なのです!

また「水」は透明なので、汚れの無い潔癖さ…それもまた、心地良い「緊張感」に繋がります!

つまり「水色」はただ単に「爽やか」なだけではなく、ほんの少しの「緊張感」も感じさせることができる色なので、それが見る人を「飽きさせない」という効果になるんですね。

この効果は、例えば下記の場面に活かすと効果的です!

●気合を入れたい会議の予定を、カレンダー上で「水色」に塗る。

●ルート営業の相手先に訪問する際に「水色」のネクタイを身に着ける。

●クライアントに出した提案が通らず、再チャレンジする時の提案書のメインカラーを「水色」にする。

●Excelで見積書を作っている時に、似たような項目で入力を間違えて計算間違いしないように、セルの要所要所を「水色」で塗る。

回数をこなしていると、どうしても「飽き」がきますが、「水色」は適度な緊張感を与えてくれるので、ビジネスシーンではとても役に立つ色だと思います!

こちらも「ピンク」同様、是非、取り入れてみてくださいね♪

本日のカラー戦略的結論

「ピンク」と「水色」は時間と気持ちのコントロールができる

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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お客様たちのお声 研修・講演系

自分では気が付かない内面を発見出来た

チームビルディング研修

受講者

女性

研修ありがとうございました。

とても楽しく、また自分では気が付かない内面を発見出来たりと大変勉強になりました。

次回は、メイクや洋服のコーディネートとのことで大変楽しみにしております。

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お客様たちのお声 研修・講演系

自分が色で例えられる

チームビルディング研修

受講者

女性

自分が色で例えられる・・・それによって、こんな人ですね。先生がおっしゃった時はビックリしました。

初めての経験で、少し戸惑いましたが次回の講習を楽しみにしています。

有り難う御座いました。