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カラー戦略マガジン040:色をなす ~鮮やかに見え過ぎるのも良くない~

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こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

色をなす
いろをなす

こちらの意味は・・・

激昂して血色を変える。怒りで顔が紅潮するさま。

(出典:webio辞書)

だそうです。

こんなに怒ったイラスト、探すのに苦労しましたよ。。。笑

怒ると確かに顔は紅潮しますが、怒りの対象物も色鮮やかに見え過ぎてしまい、よけいに怒りが増大するのではないか!?ということが、本日のテーマです。

では、はじまり、はじまり~♪

決断力が無い上司に、鼻息フンガー! フンガー!だった私

こちらのメルマガで何回か書いていますが、私は会社員時代、とても生意気で、

「嫌いな上司に話しかけられても返事をしない」

ということをマイルールにしていました。

名前を呼ばれても、聞こえないふりをする。
2回呼ばれるまでは、無視。
3回目で、やっと顔を上げる。

と細かくルール設定していました。笑

アホですね。笑

そんなマイルールを作った背景には、

出世やお給料アップに、まるで興味が無かった

ということが一因にあります。

年に1回だったか2回だったか人事評価があり、その評価によって、ボーナスが基本給の何倍もらえるか、ということが決定されていました。

私は当時いただいていた基本給のことを「安い」と思っていたので(今から思えば、高くはないですが、平均的な金額です)、

そもそも原資となる基本給が小さいのに、そこに掛け算したって、たかが知れとるわい!

と、人事評価の季節になっても上司に気を遣わず、むしろ上司から疎んじられるのもへっちゃらでした。

その分、仕事にはストイックに打ち込んでおりましたので、自分にも人にも厳しく、チェッカーズの名曲「ギザギザハートの子守唄」の歌詞に「♪ナァイフみたいに尖ってはぁ~、さぁわるものみな、傷つけたぁ~♪」とありますが、まさにそんな感じの、いつも怒っている会社員だったと思います。

*「チェッカーズ」を知らない若手の皆様は、適当にググってね!笑

そんなある日、優しくてイケメンだけど、決断力が無い男性が、私の上司になりました。

宣伝部だったので「決断力が無い」というのは致命的です。

新聞広告を出すにしろ、電車広告を出すにしろ、必ず「○日までに入稿してください」という原稿の締切があります。

その上司は、まず、

「お金を使ってそこに広告を出して、果たして効果はあるのだろうか」

ということに人一倍悩み、悩んだ末に、やっと広告の出稿を決めて、私達が原稿制作に着手することができたとしても、

「このキャッチコピーで良いのだろうか」
「このメインビジュアルで良いのだろうか」

ということを一人で抱え込み、悶々と悩み、なかなか「ゴーサインを出す」という決断をしてくれないので、現場の私達は、どんどん仕事が遅れ、大変になっていきました。

締切があるのに、その上司が長い間悩んでいるので、原稿制作への着手が遅れ、制作スケジュールがタイトになり、広告代理店にも迷惑をかけました。

「決断力が無い」というのは、決断するのに必要な資料があるとか無いとか、同業他社で効果があったとか無かったとか、そんなことは関係無いんですね。

「やる」という決断が、とにかくできないのです。

その上司は、

「お金をかけて広告を出したのに、売上に繋がらなかったら、部長である自分の責任だ」

ということばかりを考えて、それが悩みになり、なかなか決断できなかったようです。

どんな仕事であっても、そして決断するのに必要な資料があっても無くても、自分の中のモノサシで測って決断し、進んで行かないといけないと思うのですが、その上司はそれが苦手だったようです。

今から思えば、ちょっとかわいそうなのですが、その上司の頭髪は見る見る間にどんどん薄くなり、外部の方と打ち合わせをする際には、とうとう頭皮に黒いスプレーをふりかけて、打ち合わせに臨むほどになってしまいました。

だけど、デスクに黒いスプレーが常備してあり、私達の目の前で、頭皮に黒いスプレーをふりかけて行くので、繊細なのか鈍感なのか、気にする人なのか気にしない人なのか、よく分からない人ではあったのですが。

(ちなみに私は、こんなスプレーがあることを、この時初めて知りました)

そして私は、この上司にイライラしていました。
毎日、イライラ大爆発でした。

決断もできない、したがって仕事もできない、こんな人が私の上司で、仕事をバリバリ頑張っている私よりも、たくさんお給料をもらっているなんて、許せないっ! あ~許せないっ!!

と息巻いておりました。笑
鼻息フンガー! フンガー!! でした。笑

そして不思議なことに、イライラすればするほど、その上司の一挙手一投足が気になって、見てしまうんですよね!

顔はパソコンに向いているのに、横目で見て、あ~またスプレー振りかけてる、あ~また悩んで溜息ついてる…と、イライラの火種を自分で作っておりました。

不毛な私でした。

「片目を瞑る」テクニック

そんなある日、年上の友人に、この上司のことを愚痴ったら、こう言われました。

「あなたが両目を開けて、その上司のことをジーっと見ていたら、よけいに悩んじゃうわよ。その上司に対しては、片目を瞑って接するぐらいがちょうどいいわよ」

この意見、私のアンテナを鈍らせるように感じて、手放しで賛成できなかったのですが、日々イライラするのに疲れていた私は、まぁとりあえず、やってみることにしました。

片目、片目、片目を瞑るんだ。。。

と心に念じながら、その上司と接することにしました。

そうしたら。

本当に、イライラしなくなったのです!!

その年上の友人が、

「あなたが気にするから、よけいにイライラするのよ」

ということを、

「片目を瞑る」

という言い方に例えて、教えてくれたのだと気付いたのは数年後ですが、この経験から、

鮮やかに見え過ぎるのも良くないな。ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともあるんだな。

ということに気付いたのです。

「終わったことをぼかす」テクニック

鮮やかに見え過ぎるのも良くない。
ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともある。

という考え方は、ステップを表すようなフローチャートを作成する際にも、活かすことができます!

例えば、こういうフローチャートですね。

このフローチャーを初めて見る方には、上記のように、全てのステップをお見せすれば良いと思います。

でも、2番まで終わって、次は3番からです…という方に対しては、もう1番と2番は終わったことなので、説明しなくて良いのです。

ということは、他のステップ同様の鮮やかさで見えなくても良いのです。

でも、全く見えないと、踏んできたステップが分からなくなり、それもまた不安だと思いますので、もう終わったステップは「ぼかしてある」「ちょっと見える」「薄く見える」ぐらいがちょうど良いと思います。

まさに、こんな感じですね ↓

このように、終わったことをぼかすフローチャートは、

次に何をすれば良いかが、一目瞭然になる

というメリットがありますし、

フローの中の、自分の現在位置が分かる

というメリットもあります!

作り方はとても簡単なので、この場でお伝えしますね!

上図のように、PowerPointでフローチャートを作成したら、

鮮やかに見え過ぎるのも良くない。
ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともある。

と思われる部分、例えば上記のフローチャートでしたら、もう終わった1番と2番に、

透明度30%の白の長方形をかぶせる

だけです!
これで終了です!

「透明度30%の白の長方形」の設定の仕方は、右側の「書式設定」で、

・「塗りつぶし」(単色)で、色は「白」を選択
・「透明度」を「30%」に設定
・「線なし」を選択

を設定するだけです!

「透明度30%」はお好みですが、「30%~40%」が、「ぼかしてある」「ちょっと見える」「薄く見える」を表現できる、ほど良い感じだと思います!

ほど良くぼかして、選ばれる!

私が片目を瞑って上司と接するようになったことで、私もイライラしなくなりましたが、その上司も私にビクビクしなくなり、以前より穏やかな関係になりました。笑

終わったことをぼかすフローチャートは、

次に何をすれば良いかが、一目瞭然になる

というメリットや、

フローの中の、自分の現在位置が分かる

というメリットがありましたが、

鮮やかに見え過ぎるのも良くない。
ちょっとぼかしておいた方が、うまくいくこともある。

という考え方は、人間関係にも、フローチャートにも活かされますね。笑

この終わったことをぼかすフローチャートの作成方法が、「選ばれ力」アップのヒントになれば、とても、とても、嬉しいです!!

本日のカラー戦略的結論

色をなさないのも、また良し

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン039:色香に迷う ~お相手の印象に残りやすくするために~

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本日のお題

色香に迷う
いろかにまよう

こちらの意味は・・・

女性のあでやかな容姿に惑わされ自分を失ってしまうこと。

(出典:ことわざ辞典ONLINE.)

だそうです。

今回はこちらのことわざから、リアルで人とお会いする機会が増えてきた、最近の世情を踏まえまして、

お相手の印象に残りやすくなる方法

をお話しさせていただきます!

コロナ期間中、リアルで人とお会いできなかった分を取り戻しましょう!

私を「…ちょっと」と言って起こした強烈なお姉さん

今から20年前、超ブラック企業で投資用不動産の営業をやっていた頃の私は、毎日終電でしたので、常に睡眠不足でした。

当時は千葉に住んでいたので、通勤の電車の中でゆっくり寝られるように、わざと各駅停車の黄色い総武線で通勤していました。

今は寝過ごすのが怖いのと、周囲が気になるのとで、電車の中で寝るなんてほとんどありませんが、当時は若かったのと疲れていたのとで、座ると、夢を見るくらいにぐっすりと寝込んでしまっていました。

隣の方にもたれかかってしまって肘テツを食らったり、終点なのに目が覚めず、周囲の乗客に「着いたよ!」と起こされることもありました。

そんなこんなのある日、いつもの如くぐっすりと寝込み、隣の方にもたれかかってしまいました。

「…ちょっと」と言って起こされたのですが、その「…ちょっと」と言った方が、とっても綺麗で「きちんと」した感じの女性だったので、ものすごく恥ずかしい気持ちになったのを、今でも覚えています!

寝ぼけ眼でその女性を見た瞬間、思いついたキャッチコピーは、

「毎日シャンプーしてそうな人」

です。笑

当時の私はボロボロで、帰宅後メイクを落とす余裕も無く、メイクしたまま、なんならスーツも脱がずに、そのままベッドに倒れ込み、翌朝やっと前日のメイクを落とすという、ダーティでブラックな毎日でしたので(笑)時間が無い時は、シャワーを浴びない日もあったと思います…って言うか、ありました(白状)

さすがに「臭う」まではいかなかったと思いますが(…と思いたい。汗)、清潔ではありませんでしたし、「きちんと」もしていませんでした。

なので「…ちょっと」と言ったお姉さんを見た瞬間、反射的に、

私とは住む世界の違う人!

とボロボロの自分を振り返り、ものすごく恥ずかしくなったのです。爆

お姉さんは半笑いの表情で私を見ながら「…ちょっと」と言っていましたが、その「…ちょっと」の後には本当は「やめてよ」と言いたかったのだろうと思います。

でも私は、

毎日シャンプーしてそうな人だぁ!

と、恥ずかしく思いながらも憧れのまなざしを向けていました。

アホですね。

お姉さんはモノトーンの服装でキメていて、華やかではなかったですし、香水の香りなども漂っていなかったのですが、全体的に「きちんとしている」感が漂っていて、見た目からして、シャンプーのいい香りが漂ってきそうでした。

学年に1人はいる、高嶺の花の、美人優等生のような雰囲気です。

実際には香っていなくても、その人の周りには、良い香りが漂っているような雰囲気に包まれますよね。

それが

「毎日シャンプーしてそうな人」

というキャッチコピーとともに、20年経った今でも、私の脳裏に焼き付いていて、お姉さんの表情も髪型も服装も、全部覚えていますから、

香っていないのに、香っている雰囲気

というものは、とても強烈なんだと思います。

それが本日のお題の

色香に迷う

「迷う」の部分ですよね!笑

「視覚」からの情報は強化しよう!

「色香」って、「視覚」と「嗅覚」からの情報ですよね。

人間は五感から様々な情報を得ますが、対象物(相手)と近い距離で情報を得るのは、「触覚(触る)」「嗅覚(嗅ぐ)」「味覚(舐める)」ですね。

一方、対象物(相手)と近くない距離でも情報を得られるのは、「視覚(見る)」「聴覚(聴く)」ですね。

私の経験上、対象物(相手)と近い距離で情報を得る「触覚」「嗅覚」「味覚」は、なかなか忘れないような気がします。

やわらかかったーとか、くさかったーとか(笑)、甘かったーとかは、ずっと覚えていて経験として蓄積され、日々の生活のヒントにもなっていますよね。

でも、対象物(相手)と近くない距離でも情報を得られる「視覚」「聴覚」は、時間が経つと忘れることが多いのではないでしょうか。

ですので相手の印象に残るために、「視覚」からの情報を強化する必要があると私は考えていまして、それが私がいつもお話ししている「ビジネスカラー戦略(R)」です。

場面場面に合った色を身に着け、色のイメージに自分のメッセージを乗せて、相手に届けよう!というものです。

(説教くさくならないように、小難しい話をしないように頑張りますので、次のセクションも読んでね!笑

すぐできる!「簡単カラー戦略」で選ばれ力アップ!

本当は、ご自分のビジネスシーンを棚卸しして、

●●する時は→→→●色を身に着ける
■■する時は→→→■色を身に着ける

という風に、チャンネルを合わせるように、ご自分だけのビジネスカラー戦略(R)を組み立てられると、色のイメージに自分のメッセージを乗せる効果は最大なのですが、なかなか難しい時もありますよね。

そういう時には、ここぞ!という時だけでも良いので「こんな人に見られたい!」というイメージを持ち、そのイメージに合った色を、お顔の近くに持ってくることを、強くおススメします!

名付けて「簡単カラー戦略」です!

本日はこちらの記事をお読みくださっている方だけの特典としまして、「簡単カラー戦略」をたっぷりとお伝えしますね!

黄色…楽しい人
黄緑・緑…イキイキした人
紺…真面目な人
水色・青…爽やかな人
薄紫・紫…上品な人
ピンク…可愛い人
エンジ…成熟した人
赤…派手な人
オレンジ…元気な人
ベージュ・茶色…優しい人
グレー…もの静かな人
白…清潔な人
黒…カッコ良い人

という風に、上記の色を、ネクタイやスカーフ、上半身のお洋服など、「お顔周り」に持って来ると、それぞれのイメージを相手に伝えることができます!

「お顔周り」というのが重要ですよ!

靴の色を変えたりしても、あまり効果が無いのでご注意くださいね。笑

やっとコロナが収束しつつあり、リアルで人と会う機会も増えてきましたね。

コロナ期間中、お会いできなかった分を取り戻せるように、ビジネスカラー戦略(R)を日々に取り入れて、お相手を色香に惑わせる・・・いや、「香」は無いですけど(笑)そこはビジネスカラー戦略(R)でカバーして、お相手の印象に残りやすくなりましょう!

それが、あなたの「選ばれ力」になります!

本日のカラー戦略的結論

「香」の代わりにビジネスカラー戦略(R)

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン038:青菜に塩 ~いったんしょげても、もっと美味しくなるために~

あなたの「選ばれ力」をアップします!

特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

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本日のお題

青菜に塩
(あおなにしお)

こちらの意味は・・・

青菜に塩を振りかけるとしおれるように、人が元気がなくしょげるようすをいう。

(出典:goo辞書)

だそうです。

今回はこちらのことわざから、

元気が出るワークスペースと、寛げるワークスペースの違い

をお話をさせていただきます!

が、その前に、私の長~い一人語りがあるのはいつもの如く!笑

私の手のひらに無言で小銭を落として去っていったビジネスパーソン達

日々、色々な方々のお世話になっていることを感じながら生きている私です。

今から20年前、超ブラック企業で投資用不動産の営業をやっていた頃の私は、毎日がいっぱいいっぱいのパツンパツンでした。

気持ちにも時間にも余裕が無く、朝は毎日ギリギリで、シャワーを浴びて濡れた髪を十分に乾かす余裕も無く、お化粧も途中のままで、家を飛び出すように出勤していました。

その日は雨だったのですが、いつもと同じようにギリギリだった私は、駅の中を改札までバタバタと走っていました。

そうしたら雨で濡れた地面に、滑って転んでしまったのです!

しかも人がごった返す改札前!

ズザザザザーッ!と、かなり派手に転んだので、鞄の中から財布が飛び出し、財布のガマ口も開いて、小銭がすごいスピードで散らばりました。

気持ちにも時間にも余裕が無い私だったので、財布の中が整理していないレシートでいっぱいで、パンパンに膨らんでいたので、ガマ口がゆるくなっていたのだと思います。

つまり、通勤ラッシュの時間帯、たくさんのビジネスパーソン達が行き交う中で、私は結構な醜態を晒してしまったのです(って言うか改札前だし大迷惑)

その瞬間、私は恥ずかしさと痛さで緊張の糸が切れてしまい、もう全てがどうでも良くなりました。

もう、泣きたい。
もう、今日はどうでもいいや。
会社行ってもしんどいし、って言うか最初から行きたくないし、今日は行くのやめよう。
適当に仮病使おう。
散らばったお金も、もういいや。
どうせ小銭だし、拾い集めるのも恥ずかしいし、もう疲れた。

べそをかきかき、そう思いながら体を起こしていると、通りがかった方々が小銭を拾い集め、無言で私に渡し始めたのです!

私は体操座りで、地面にお尻を付けたままだったのですが、次から次へとビジネスパーソン達が、転がっていった小銭を追いかけて拾って来て、私の手のひらに、チャリン! チャリン! と無言でお金を落としてくれ、何事も無かったかのように改札を通り抜けて行ったのです。

本当は笑顔でちゃんとお礼を言いたかったのですが、べそをかきかけだったのと、恥ずかしかったのとで、まともに顔を上げることができず、「あ、どうもありがとうございます…」「どど、どうもありがとうございます…」と、うつむきながらモゴモゴと、ひたすらお礼を言っていました。

そしてこの方々のお陰で、私は途端に元気百万馬力になりました!

優しくしてもらったことが励ましてもらったことにも感じ、とても嬉しくなったのです!

まさに「青菜に塩をふったように」しょげかえっていた私が、晴れ晴れとした気持ちになり、大っ嫌いだった会社に対しても、

よーし、今日も頑張るぞ!

という気持ちになりました!

朝の忙しい通勤時、ご自分達もお急ぎだったろうに、見ず知らずの私のために、小銭を追いかけて拾って来てくれて、無言で何事も無かったかのように立ち去るなんて、カッコ良すぎます!

しかし不思議なことに、その日は遅刻して怒られた記憶が無いんですね。

電車遅延で遅刻しても、

「その電車に乗ったおめぇが悪いんだよ!」

と怒鳴る、超ブラック企業だったのに。

当時は時間に余裕を持って出発していなかったので、改札前で10分もすったもんだしていたら、絶対に遅刻していたと思うのですが、何かミラクルが起きたのだろうか。。。

とにもかくにも、私の小銭を拾い集めてくださった方々のお陰で、あの日、私は会社に行くことができました!

そして今日があります!

あの方々には、今でもとても感謝しています!

バスの乗客達のファインプレーで世間の優しさに気付き、心トロトロ

もう一つ、似たようなエピソードがつい最近もありました。

つくづく、色々な方々のお世話になりながら生きている私です。

その日は、駅前のスーパーでお弁当を買ってバスに乗りました。

最寄りのバス停に着いて、バスを降りて数メートル歩いたのですが、降りた時から、背後で何かワーワー言っている気がしました。

私は移動中はたいてい、イヤホンをして音楽を聴いています。

なのですぐに気付かず、なにか、ワーワー言っている気がするな…というかすかな感触で後ろを振り返りました。

そうしたら、私の後ろの席に座っていたおじさんが、バスのタラップに立って、私に向かって、

「忘れてるぞー!」と大声を出していました。

私がなかなか気付かないので、怒鳴っているようになっていて、顔もちょっと怒っているように見えました。

そこでやっと私は、お弁当の袋を座席に忘れた! ということに気付いたのです。

すぐに「あっ、すみません!」と言いながら駆け寄ろうとしたら、そんな私を窓から見ていたバスの乗客達が、私が座っていた座席から、私が忘れたお弁当の袋をとって、リレーのように乗客の手から手に渡し、そのおじさんの手元まで届けてくれたのです!

私がおじさんの元に駆け寄るのと、おじさんの手元にお弁当が到着するのがほぼ同時刻で、私が言うのもナンなんですが、ものすごいファインプレー! でした。

おじさんは、怒ったままの顔で(もしかして元々そういう顔?)フン!といった風情で私にお弁当を渡すと、「ありがとうございました!!」と言っている私に何も言わず、ご自分もバスを降りて、どこかに行ってしまいました。

そしてその間、バスはずーっと停まったままでした。

おじさんが私にお弁当を渡すのを見届けると、運転手さんが「発車します」とマイクで言って、出発しました。

あの、、、なんて言うか、ホントすみません。

私の焼肉弁当のために、バスの発車が2分くらい遅れたと思います。

それにしても、なんてあたたかい方々なんだろうか。

20年前の、改札前で小銭を拾い集めてくださった方々と言い、つい1か月前の、私の焼肉弁当をリレーしてファインプレーで届けてくださった方々と言い。。。

こういう目に遭うと、世間は捨てたもんじゃないなと思います。

そして私だけが強運で、こういう目に遭っているのではなく、みんな平等に遭っていると思います。

ただ私は、辛い目にも遭っているので(苦笑)誰かに優しくしてもらうと、それがすっごく心に沁みると言いますか。

思い出にくっきり残ります。

「青菜に塩」で塩が沁み込んで美味しくなるどころか、トロトロに溶けて消化にも良くなっちゃいそうです。

エネルギー溢れる「色」

見ず知らずの方々から優しくしていただくと、あぁ私は、ここまで誰かに優しくできているだろうか、と思います。

答えは、Noです。

自分が急いでいる時などは特に、優しくできないですね。

見ず知らずの人に対しては、なおさら。

自分が優しくしていただく度に、自分の至らなさに気付きます。

そしてそういう目で見ると、「色」ってすごいな、と思うのです。

私は色を戦略的に組み立てて、企業や人のブランディングに役立てていただくことでご飯を食べていますが、いまだに「色」には慣れません。

自分でコンテンツを組み立てて、それでお代をいただいていますが、まだコンテンツとして卸せない未研究の部分が、「色」にはたくさんあるのです。

でも「色」って、人に優しくできる、または元気を出させてくれる手段だということは、確実に言えます。

「色」はそれぞれ固有の情報を持っているので、例えばプレゼン資料で一度にたくさんの色を使うと、情報が錯綜して、何を言いたいのか分からない資料になってしまいます。

ファッションでも、たくさんの色を一度にコーディネートすると、ものすっごく派手な人!という印象になるでしょう。

場合によっては、変人と思われる懸念もあります。

私は仕事上、「プレゼン資料を見やすく」とか「上品なファッション」をお伝えすることが多いので、よく「色数は絞りましょう!」と言っています。

こちらのメルマガでも何度もお伝えしています。

でも、「プレゼン資料を見やすく」とか「上品なファッション」ということが関係無ければ、たくさんの色数というのは、それだけ情報が詰まっている、つまりエネルギーが溢れているということなので、元気が出る!ということがあるのです。

例えば、大安売りの殿堂「ドン・キホーテ」に行ったりすると、気持ちが高鳴ったりしますよね。

あれはもちろん、たくさん商品がある! ということに胸がときめいているのですが、それを名脇役として演出している、たくさんの商品数に伴うたくさんの色数の効果もあるのです。

ドン・キホーテはカラフルなPOPでも有名ですよね!

それだけ「色」というのは、人を元気にするエネルギーがあるので、落ち込んで「青菜に塩」状態になった時には、ドン・キホーテのような、たくさんの色が使われている場所に行くと、落ち込んでいた気が、たくさんのエネルギーに気圧されて、元気になります!

ドン・キホーテじゃなくても、お花屋さんとか、文房具屋さん(特に画材売り場など)でも良いですね!

ただここでちょっと気を付けていただきたいのは、いきなりたくさんの色数を見るということは、アドレナリンを注射して無理矢理元気を出す状態になるようなものなので、元気になった後、ドッと疲れが押し寄せる場合があります。

ぐったりするというよりは、眠くなる傾向にあります。

あ! でも、

落ち込んで→たくさんの色数を見て→元気が出て→疲れて→眠くなる

のであれば、ぐっすり眠れて、心身ともに元気をチャージできるということですから、むしろ最高ですね!笑

元気が出るワークスペースと、寛げるワークスペースの違い

リモートワークが進む昨今、「オフィスを特別な空間にしよう」という動きが広まってきました。

社員の方々が休憩も兼ねて雑談したり、オンラインで会議できるスペースを、特別に造る企業が増えてきたと思います。

そんな時もカラー戦略は重要で、似たような色でコーディネートすると、色にも寄りますが、寛げる癒しのワークスペースになります。

とても落ち着くので、休憩スペースや、一人でじっくりとアイディアを練るスペース、事務スペースとしても最適ですね!

一方、たくさんの色数でコーディネートすると、どんなワークスペースになるでしょうか?

、、、えっと、寛げません。笑

落着きもしません!笑

でも、でも、元気が出ます!!

理由は前述の通り、たくさんの「色」から、たくさんのエネルギーが溢れてくるからです!

なので、休憩スペースとしては不向きですが、多様な意見を出し合いたい、ブレストをするようなスペースとしては、とても良いと思います!

おススメは、「幼稚園のようなカラーコーディネート」です!

幼稚園の園舎のような明るくてポップな色合いに囲まれると、気持ちが明るくなり、ポジティブに会議が進みます!

ここで重要なのは「ポジティブな意見を出す」ということではなく、「会議に対してポジティブな姿勢で臨む」ということですね!

それが「幼稚園のようなカラーコーディネート」だと可能なのです!

もし、会社でブレストスペースを造る機会がございましたら、ご参考にしていただけたら嬉しいです!

そしてその時には、是非、私にカラーコーディネートをお任せくださいませ。笑

元気が出るカラーコーディネートで、会社も、社員の皆様も、「選ばれ力」が高まりますように!

本日のカラー戦略的結論

青菜に塩は、もっと美味しくなるため

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン037:彩ずる仏の鼻を欠く ~努力や気遣いの実績はそのままに「手段」を変える~

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本日のお題

彩ずる仏の鼻を欠く
さいずるほとけのはなをかく

こちらの意味は・・・

念を入れすぎたため、かえって大切な部分をこわしてしまうたとえ。
「彩ずる」は彩色を施して飾る意。
仏像を作り上げるのに、もう少し良くしようと手を加えているうちに肝心な鼻を欠いてしまうことから。

(出典:ことわざ辞典ONLINE.)

だそうです。。。

今回はこちらのことわざから、

●●●をプレゼン資料で使う時には、気を付けよう!

というお話をさせていただきます!

「赤」の代わりに「ピンク」を使うのはNG!

プレゼン資料って、その方の努力やお気遣い、苦心が丸見えになるものだなぁと思います。

そんな中で、「その努力の方向性は、間違っています!」に当てはまる筆頭は、

ピンク

です!

よくお見かけするのが、

ここは目立たせたかった。
だから最初は「赤」にしようと思った。
でも「赤」だと強過ぎるので、「ピンク」にした。

という例です。

これ、本当によくお見かけする例ですが、、、大きな間違いです。爆

「ピンク」と「赤」は確かに見かけは似ています。

でも性格が全く違うので、「赤」の代わりに「ピンク」を使うと、まずは大きな違和感が生まれます。

そしてその違和感が、騒音をまき散らしているような、ド派手で下品なイメージに変わります。

「赤」だと強過ぎるかと気を遣った結果、ド派手で下品な資料になってしまいますので、まさに今回のお題の「彩ずる仏の鼻を欠く」そのものです。

だったら「赤」を使った方が良かったという。。。

努力家で、細部まで気を遣う方だと、さらに努力の方向性が捻じれてしまい、ご丁寧に「赤に近いピンク」を使ってしまっています。

そうなると、プレゼン資料が、ド派手で下品で、さらにアバンギャルドでセクシーな印象になってしまい、プレゼンと言うよりは、カオスです。

でも、使い方が正しければ「ピンク」も活きるので、色も自分も活きる、正しい使い方をしていきたいですよね!

次のセクションから、「赤」と「ピンク」は似ているのに、どうして「ピンク」は「赤」の代わりにならないの?という理由をご説明していきます!

また、「赤」だと強過ぎる場合、なに色を使えば良いの?というお話もしていきます!

「赤」と「ピンク」は全く違う個性!

「ピンク」と「赤」は確かに見かけは似ています。

見かけが似ているだけに、生じてしまう大きな誤解は、

「赤」を薄めたものが「ピンク」

と思われがちなところです。

違います!

「赤」を薄めても「ピンク」にはなりません!

「赤」をそのまま薄めると、「肌色」になります。

そして「ピンク」は、「赤」を薄めて、少し「青」を足すと誕生する色なんですね。

「青」が足されている時点で、元の個性とは全く違う個性になっているのです。

例えて言うなら、辺見マリと辺見えみり親子でしょうか。

マリさんが「赤」、えみりちゃんが「ピンク」だと思ってもらえれば分かりやすいかと思います。

どちらも美人だし、えみりちゃんはマリさんから生まれた娘です。

でも、マリさんとえみりちゃんの個性は全く違いますよね。

年齢だけじゃなく、キャラも全く違うので、えみりちゃんはマリさんの代わりにはなれませんよね。

このように(笑)「ピンク」は「赤」の代わりにならないのです。

「赤」と「ピンク」の個性は全く違うからです。

そのプレゼン資料に「ピンク」はマッチしていますか?

「ピンク」を「赤」の代わりに使うと、違和感がハンパない理由はもう1つあります。

「ピンク」は「ビジネス」というイメージから、最もかけ離れた色なんですね。

「ピンク」って、「女性」と「子供」が同居したイメージを醸し出すのが得意な色なのです。

「女」というよりは「少女」なんですね。

同時に、夢見る夢子ちゃんのような、フワフワした幸福感を醸し出すのも得意な色です。

なので、「可愛らしさ」を前面に押し出したいプレゼン資料では、主役を張れる色です!

でもそうでないプレゼン資料では、、、と言いますか、そうでない資料の方が多いかと思うんですけど、、、「誠実」とか「成長」とか「堅実」とか「爽やか」というイメージを押し出したいのに、「可愛い」イメージ全開の「ピンク」を使ってしまうと、

そりゃ違和感アリアリだわ!

という結果になってしまいますよね。

「赤」と「ピンク」は色相が違うから個性も違う。
だから醸し出すイメージも違う。

見かけが似ているからと言って、「ピンク」を「赤」の代わりに使うことは大間違いですよ!の所以です。

ちなみに「ピンク」を「濃いピンク」にしたからと言って、「赤」には近づきません。

「濃いピンク」にすると、セクシーなイメージが加わるので、よけいにややこしいことになるだけです。爆

あ、「ピンク」は真剣なビジネスのイメージから最もかけ離れていると書きましたが、私はピンク大好きですよ!

家では、ジェラピケ(深キョン御用達パジャマブランド)のピンクのパジャマを着ていますから。はいすみません。

「赤」の代わりになる色は?

じゃあ、プレゼン資料で目立たせたい箇所が「赤」だと強過ぎる場合、なに色を使えば良いの?ということですが、

オレンジ

が良いと思います!

「オレンジ」はとても目立つ色です。

見ようとしなくても、勝手に目に入ってくる効果があります。

でも、「赤」ほど濃くないので、「赤」ほど強くないんですね。

なので、目立たせたいけど「赤」だと強過ぎる・・・という場合に、最適な色です!

「努力やお気遣い」の実績はそのままに!

前段で、「赤」の代わりに「ピンク」を使うと、ド派手で下品な資料になってしまい、まさに今回のお題の「彩ずる仏の鼻を欠く」そのものです、と書きましたが、、、でも「目立たせようとしてくれたんだな」という気持ちは伝わりますよね。

結果として見にくいプレゼン資料になってしまってはいるけれど、色々考えてくれたんだな、ということは伝わりますよね。

その努力やお気遣いが伝わる、ということが、一番大切なことではあると思います。

なので、もしあなたが、今まで「赤」の代わりに「ピンク」を使ってしまっていたとしましても、ご自分を責めずに(笑)むしろ努力やお気遣いをしてきたという実績を、大切になさっていただきたいと思います。

その努力やお気遣いを「核」として、それらを伝える「手段」の一つに、今回ご紹介したカラー戦略を取り入れていただけたら、とても嬉しいです!

本日のカラー戦略的結論

彩ずる仏の鼻を欠いたら再チャレンジ

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン036:赤の他人 ~お互いに干渉しない間柄だからこそ、生み出す!~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

赤の他人
(あかのたにん)

こちらの意味は・・・

全く縁のない他人のこと。
「赤の」は明白の意。

(出典:kotopawa)

だそうです。

「赤の他人」という、一見冷たい印象を受けるこの言葉の、実は自然の摂理にかなった一面を、今回はご紹介していきます!

PowerPoint資料作成の、テクニックご紹介あり!

「赤の他人」だからこそできること

「赤(あか)」の語源は「明るい(あかるい)」とする説があるように、「赤(あか)」には「明らか(あきらか)」という意味があるようです。

「赤の他人」は「明らかな他人」という意味になり、「他人」を強調していますね。

なので「赤の他人」と聞くと、「他人」よりも冷たい印象を受けますよね。

しかし「赤の他人」だからこそ、身内や知人ではできないことが、できるのです!

例えば4月は新入社員研修の季節ですが、弊社がご提供する研修コンテンツの一つに、社員の方おひとりおひとりのお似合いの色を診断し、ヘアメイクや服装のアドバイスを行うというものがあります。

少人数、そして対面でしかご提供できないコンテンツですので、ご提供できる企業は限られますが、この研修を行うと、身内や知人にはできないご相談をよくいただきます。

おひとりおひとりに向き合うので、内密なお話をしやすい状況ではあるのですが、「赤の他人」そして初対面!の私だからこそ、気楽に相談できるようです。

悩んでいる姿を見せても、お互いに干渉する間柄ではないので後腐れが無く、「旅の恥はかき捨て」のような心境になるのでしょうね。

それともう一つ、よくご相談をいただく理由として、「赤の他人」だからこその「新鮮な視点」を求められていると感じます。

身内や知人だと、世界が共通しているので視点が同じになり、視野が広がらないのかもしれません。

そうなると、打開策はなかなか出てきませんものね。

ご相談をいただいた私としましては、その方が少しでも前に進めるように、脳みそをぐるぐると総動員させています。笑

自分を反省させる「赤の他人」の言葉

つい先日、「赤の他人」の推定年齢70代ご婦人の言葉により、私自身の心の内を反省したことがありました。

週末のある日、お客様と一緒に横浜駅前でお茶しようとしましたら、どこもいっぱいだったので、仕方なく、少し離れたところにある「ルノアール」に入ったんですね。

しかしそこも満席で、受付で名前を書いて順番待ちしていましたら、私達の前に並んでいた推定年齢70代のご婦人が、

「こんなにいっぱいだなんて、ルノアールって、よっぽど美味しいコーヒーなのね!」

と私に話しかけてきました。

美味しいって言うか、、、お天気のいい週末で、他のおしゃれカフェがどこもいっぱいだったので、みんな仕方なく、ここに来てるんじゃないかなー、、、と思った私が(ルノアール関係者の皆様、ルノアールファンの皆様、ごめんなさい。汗)

「う〜ん、美味しいって言うか、、、」

と言いかけましたら、ご婦人が間髪入れずに、

「他の場所でもルノアールって見かけたわ! 大人気のお店なのね!」

と言ってきました。

その言葉を聞いて、ルノアールにワクワクを感じているご婦人の気持ちに、水を差そうとしていた自分を反省しました。

そして、ご婦人のワクワクに私も乗っかることにして、気持ちを切り替えました。

「ここのコーヒーはとても美味しいんですよ! あと、コーヒーだけじゃなくて、昆布茶とかもあるんです!」

と、先ほどまでの自分に反旗を翻し、ルノアールを褒めましたら、ご婦人は、

「昆布茶! あらそう!」

と言いながら、好奇心満々の瞳で、店内を見渡していました。

この「赤の他人」のご婦人のお陰で、私は目が覚めました。

ちょっと自分の意に沿わないと「仕方なく、、、」という斜めの気持ちになっていた私。

お客様と一緒に、ゆっくり座ってお茶を飲めるんだから、どこにも文句を言うところなんて無いのに「仕方なく、、、」と思っていた私は、心が曇っていたな、と反省しました。

「赤の他人」のご婦人の言葉だからこそ、新鮮に受け止めることができ、その結果、気付きも得られたのだと思います。

ちなみにその後、席に着いて私が注文したのは昆布茶です。笑
美味しかったですよ!

先ほどの、研修でご相談をいただくエピソードと言い、このご婦人のエピソードと言い、「赤の他人」だからこそできることなんですよね。

「赤」と引き立て合うことができるのは

ところで、「赤」と組み合わせて使いやすいのは、無彩色と呼ばれる「黒」「白」「グレー」です。

こちらのメルマガでは、服装とプレゼン資料の話題が多いですが、そのどちらでも、「赤」×「無彩色」は良いコンビです!

理由としましては、「赤」と「無彩色」がお互いに干渉しない、正反対の性格を持っていることが大きいでしょう。

「赤」は派手、対して「無彩色」は地味。
「赤」は賑やか、対して「無彩色」は静か。
「赤」は熱い、対して「無彩色」は冷たい。

このようにお互いに干渉しない、正反対の性格を持っているからこそ、引き立て合うことができるのですね。

服装では、例えば、

「赤」のネクタイに「ダークグレー」のスーツ。
「白」のTシャツに「赤」のパンツ。
「赤」のニットに「黒」のスカート。

どれも個々の色がお互いに干渉しないので、バランスが取れます。

「赤」×「無彩色」の組み合わせは、「赤」初心者の方にも取り入れやすいコーディネートですので、是非お試しいただければと思います!

スマホのアプリでも、「赤」と「無彩色」を組み合わせたアイコンは、とても多いですね!

最も目に浮かびやすいのはYouTubeでしょうか。
背景が無彩色の「白」で、マークは「赤」ですね。

最近大人気のNetflixも、背景が無彩色の「黒」で、マークは「赤」ですね。

どうでもいいですが、先日私がドロドロに疲れて、コンビニに行く元気も無い時に利用した「出前館」のアイコンも、「赤」×無彩色「白」の組み合わせでした。笑

「生み出す」のはなに色?

「赤」と「無彩色」が、お互いに干渉しない、正反対の性格だからこそ引き立て合うことができるのは、前述の「赤の他人」との関係に似ています。

「赤の他人」はお互いに干渉しない間柄だけれども、だからこそ、新鮮な視点や気付きを得られます。

共通のものを持っていたり、親しい間柄の人同士で協力して、なにかを生み出すのは自然にできることですね。

でも、正反対の性格やお互いに干渉しない間柄だからこそ、引き立て合い、なにかを生み出すことができる、ということもあるのですね!

そういう風に考えると、関係性がどうであれ、「生み出す」のは自然の摂理で、とにかく「生み出す」ことに宇宙は向かっていて、そこに「赤」という色は深く関係しているように思います。

「生み出す」と「赤」の深い関係。

「赤ちゃん」という言葉もありますしね!笑

「赤」×「白」のオリジナルアイコンで自社をアピール!

会社の存在意義とは、なにかを生み出し、社会に還元することだと思います(少なくとも私はそう捉えています)

ですので自社の強みをアピールして「生み出す」活動に繋げるのはとても重要なことです。

そしてそこに「生み出す」ことに深く関係している「赤」を使うのは、大変有効です!

その方法としまして今回は、プレゼン資料上でオリジナルの「赤」×「白」のアイコンを作成し、お相手の印象に強く残る、という方法をご紹介します!

(※「赤」じゃなくても「朱色」や「オレンジ」は、「赤」と近い色相ですので同レベルの効果が得られます)

PowerPointの「挿入」タブの中に「アイコン」というものがあるのですが、その中で自社の強みを表現しているものや、最もアピールしたいことを表現しているものを、一つ選びます。

例えば「分析」がお得意の会社でしたら、

「チーム力」に自信がある会社でしたら、

「オンラインで完結」することが自慢の会社でしたら、

といった具合に一つ選びます。

これを「赤」×「白」のアイコンにし、キャッチコピーや行動喚起の文章とともに、プレゼン資料の最終ページに入れると、お相手の印象に強く残ります!

ここでは見本として、プレゼン資料の白い紙面に映えるように、背景が「赤」、マークが「白」のアイコンを作ってみました!

アイコンの色はデフォルトでは「黒」ですが、「図形の塗りつぶし」で「白」に変えることができます。

アイコンを「白」に変えたら、赤の四角形と重ねるだけなので、とてもカンタンです!

例えば先ほどの「分析」がお得意の会社でしたら、

「チーム力」に自信がある会社でしたら、

「オンラインで完結」することが自慢の会社でしたら、

ちなみに、、、弊社でしたらこうなります。テヘ笑

会社のロゴマークとは別に、このようなアイコンを作って自社をアピールすることには、大きな意味があります。

会社のロゴマークは、会社の理念を表現した不変的なものですが、自社の強みや、最もアピールしたいことは、時代背景やお相手によって変化しますよね。

ですので、会社のロゴマークとこのアイコンを一緒に使うことで、アピールの仕方が二段構えになり、またお相手によって戦略を使い分けることもできますので、より「選ばれ力」が高まるのです!

あなただったら、どんなアイコンをお作りになりますか。

あなたがお作りになった「赤」×「白」のアイコンにより、
あなたの会社が選ばれて、なにかを生み出して、社会がもっと良くなっていけたなら、とてもステキですよね!

一緒に生み出していきましょう!

本日のカラー戦略的結論

「赤」で生み出す!

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン035:烏頭白くして馬角を生ず ~あり得ない状況から得られること~

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本日のお題

烏頭白くして馬角を生ず
(うとうしろくしてうまつのをしょうず)

こちらの意味は・・・

あり得ないことのたとえ。
また、あり得ないと思っていたことが実際に起きることのたとえ。

中国、戦国時代に燕の太子丹が奏の人質になった時、奏王から「頭の白いカラスが現れ、馬に角が生えたら国へ帰してやろう」と言われ、絶望していた。
すると、実際に頭の白いカラスと角が生えた馬が現れたため、丹は帰国することができたという故事に基づく。

(出典:故事ことわざ辞典)

だそうです。。。

本日はこちらのことわざから「あり得ない状況から得られること」を考えていきたいと思います!

はじまり、はじまり~!

あり得ないことが起きると、どうなるか?

良くも悪くも、あり得ない状況になると、感情が高ぶったり、気持ちが振り回されたりしますね。

私もこれまで、小さなことから大きなことまで、様々なことで「あり得ない!」とテンパったり、マイナスをプラスに転換できないかと、自問自答したりしてきました。

例えば小さなことでは、講演前の控室から、さぁこれから講演会場に向かいましょうという段になって、耳の奥がムズムズとたまらなく痒くなり、なんだなんだ!?と思っていたら、数日前に引っ掻いてできたであろうかさぶたが剥がれ、いきなり耳から飛び出してきたりとか(しかもデカい)

なんでよりによってこんな時に!と慌てました。
まさに「あり得ない!」ですよね。笑

大きなことでは、コロナで大打撃を受け、事務所を、銀座から川崎市の武蔵小杉に移転したことですかね。

「あり得ない!」と、気持ちが大きく揺れ動きました。

銀座で起業したからこそ、ドメインを「@ginza-mederu.com」にしていましたし、ずっと銀座にいると思っていましたので、銀座から移転するなんて「あり得ない!」の何者でもありませんでした。

「銀座に事務所がある」ことを大きな柱にしていた私にとって、銀座から出ることは、一度自分を壊すような、大きな出来事だったのです。

「銀座」じゃなくなることで私に起きたこと

事務所が銀座じゃなくなっても、弊社のイメージは落ちないだろうか?
今までのお客様は来てくれるだろうか?
客層は落ちないだろうか?

といった、売上に直結すると思われるイメージ戦略的な問題で、まず悩みました。

カラー戦略、イメージ戦略の仕事をしているので、なおさらです。

それからそもそも私は銀座が大好きですし、銀座の街を歩いているだけで流行の勉強にもなるので、高い家賃も勉強代だと思って「銀座」で起業することを決めたのに・・・という私自身の気持ちの問題もありました。

ぐるぐるぐるぐる、色々なことを考えました。

その度に、気持ちが上がったり、落ちたり。

友人に冗談で「都落ちだね」と言われて、冗談だとは分かっていても傷つき、その後回復した自分を「都落ちだね、って言われたお陰で強くなれた」と自分で自分を励ましてみたり・・・おぉ、痛々しい。笑

私は銀座に事務所があることが、弊社の価値の一つだと思っていたので、銀座じゃなくなったら、会社の価値が下がると思っていました。

そしてさらに、価値が下がるのだから、サービスのご提供の仕方を変えないといけないと思い込み、それまでのやり方を変えることに不安を感じたりもしていました。

悪い方に悪い方に、想像はどんどん膨らみ、間違った考え方をし、不安を醸成していきました。

自分の中の「核」と「オプション」の違い

でも、たくさん悩んだり、不安にもなった結果、今は、事務所が銀座ではなく、どこにあっても、お客様に喜んでいただける仕事をすれば、弊社の価値が下がることはないと確信しています。

当たり前のことなのに、予想だにしなかったあり得ない状況に惑わされてしまい、なかなか気付くことができませんでした。

確かに、銀座に事務所があれば、利便性が良いですし、高級感も出ますから、会社の価値の一つになりますよね!

でもそれはオプションのようなもので、メインである核の部分がしっかりしていることが、何より大切なんですよね!

逆に言うと、核の部分がしっかりしていなければ、銀座にあってもどこにあってもダメだし、核の部分がしっかりしていて、プラスアルファ、銀座のようなブランド感の高い場所に事務所があれば、なお良いね!ということになると思います。

「目の前で起きた状況」という表面的なものに惑わされ、核の部分とオプションの区別が付いていなかった私は、
銀座じゃないと会社の価値が下がると思い込んでいました。

「銀座」というブランドに必死にしがみつき、「銀座」のまわしで相撲を取っていたのだと思います、自分のまわしではなく。

銀座じゃなくなると翼がもげるぐらいに思っていましたから、銀座に事務所があるというだけで、自分の実力を買いかぶっていたのかもしれません。

勘違いしていた、相当イタイ私です。苦笑

でも今は、考え方が変わりました。

表面的な「状況」が変わり、オプションが一つぐらい無くなっても、核の部分がしっかりしていれば大丈夫。
私の場合、その核の部分とは、お客様に喜んでいただく仕事をすること。
それさえしっかりしていれば、商売の太い細いや浮き沈みがあったとしても、やっていける。

ちなみに「オプション」は場所のことだけではなく、核以外の全てのことを指しています。

そう考えられるようになったので、気持ちが安定しました。

お客様に喜んでいただくことこそが、私の核、生きがいなんだと気付くことによって、核の部分に対する愛情が増し、その結果、核の部分に対する集中力も増し、自信が付いたからだと思います。

またこのように、「核」と「オプション」を分けて考えられるようになったことは、自分は何のためにわざわざ生涯をかけて、自営業で商売をしているのかを、考えるきっかけにもなりました。

起業家同士の異業種交流会に参加したり、自営業者が参加するようなセミナーに参加したりすると、「売上」というキーワードが1時間に20回ぐらい出てきます。笑

「売上」は起業家や自営業者の最大の関心事であり、共通のキーワードなんですね。

私もコロナ前、つまり銀座に事務所があった頃は、そういう集まりにしょっちゅう出かけていましたので、売上を上げることや、従業員の数を増やして会社の規模を大きくすること、支店を数多くつくることが、すごいこと、価値あることだと信じて疑いませんでした。

(後で詳しく書きますが、価値観は人によって違いますので、売上を上げることに価値を感じることを、批判しているわけではありません)

でも実は、売上を上げたいと思う自分がいる一方で、売上を上げることに本当はそんなに興味が無い自分に、強い劣等感を感じてもいました。

そうなんです、売上を上げることに、本当はそれほど興味が無いのです、私は。

なぜならば、私にとって売上、つまりお金は「支払いのツール」であって、自分の価値を図るツールではないんですね。
生きがいを感じるものでもないんです。

でも、そういう自分の価値観に気付かず、何年間もやってきてしまいました。
気付いたのは本当につい最近です。

ずっと、お金は自分の価値を図るツールだと勘違いしていましたので、「売上を上げる」ことを第一に考えることに、こっそり違和感を感じている自分に、劣等感を覚えていました。

お金に対する考え方は人それぞれですが、お金は自分の価値を図るツールなのか、否なのか、生きがいだと思うのか、思わないのか、価値観を明確にさせておかないと、私のように要らない劣等感を抱えることになるようです。

価値観を明確にする必要性に気付かず、お金は人の価値を図るツールだと思い込んでいた私は、売上が低い月だと、ダメなヤツだと自分を責めたり、起業して10年近く経つのに、今だ自分一人がエンジンのような会社の体制に、私が最低の経営者だからだと、自分を情けなく思ったりもしていました。

お金は自分の価値を図るツールなのか、否なのか、ちゃんと考えたことが無く、当たり前に自分の価値を図るツールだと思っていて、他の考え方をしたことが無かったので、自分を責めてばかりいて、結構辛かったです。

でも大好きな銀座から移転したことで、否応なしに自分の考え方を壊すことになり、そしてさらに否応なしに再構築することになったので、荒療治ですが「自分の価値を図るのは売上ではないと、私自身は考えている」という本当の自分の価値観に気付くことができました。

私自身が私の価値を図り、価値を感じ、生きがいだと思えるのは「お客様にどれだけ喜んでいただいたか」です。

自分の価値を図るツールは何?

こういう言葉を聞いたことがあります。

“ お客様からいただくお金、つまり売上は、お客様からいただいた感謝の気持ち。
だからいっぱいいただけるように頑張りましょう! ”

それはそうだと思います。

でもだからと言って、売上は自分の価値を図るツールかというと、そうとは言えない。

お客様からいただいた感謝の気持ち=売上

お客様からいただいた感謝の気持ち=自分の価値

なので、

売上=自分の価値

になりそうなものですが、

私の場合は、

売上≠自分の価値

なんですね。

人によって違うと思いますので、

売上=自分の価値
売上≠自分の価値

のどちらなのかを自分の中で明確にしておかないと、事業のやり方が違ってくるし、私のように、要らないことで一喜一憂してしまう、ということに気付きました。

真っ白な紙を広げた時に真っ先に書きたいことは何?

あり得ない状況になり、自分を一度壊して再構築すること、つまり一度「白紙」になることで、「自分の核」が見えてきますね。

あなたが真っ白な紙を広げた時に、真っ先に書きたいことは何でしょう?

それがきっと、「あなたの核」ですね!

ですので、あり得ない状況から得られること、それは「自分の核」が分かることです!

状況が変わっても、あり得ないことが起きても、不動の「あなたの核」 は何なのか。

不動の「自分の核」を自覚できると、人は強くなり、安定します。

そしてより個性が際立ち、魅力を発信できるようになりますので、選んでいただきたい方から選ばれるようになります!

なんと素晴らしい!!

「あり得ない状況」→「白紙」→「自分の核」は3点1セットですね!

「自分の核」は何か、年度替わりの今、考えやすいタイミングではないかと思いますので、是非、お考えになっていただいて・・・そして##__[お名前]__##様の「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しいです!

本日のカラー戦略的結論

あり得ないことが起きても不動の「自分の核」はなに?

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン034:思い内にあれば色外にあらわる ~お金をかけることがブランディングではない~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

思い内にあれば色外にあらわる
(おもいうちにあればいろそとにあらわる)

こちらの意味は・・・

心の中で思っていることは、自然と言動や態度にあらわれるということ。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

本日はこちらのことわざから、

「自信が無くてオロオロしていても、本当に心の中で思っていることは伝わりますよ!」

ということをお伝えしていきたいと思います!

パトカー初体験から分かったこと

前回のメルマガで、クレジットカードの不正請求被害に遭った話を書きましたら、たくさんのご反響をいただきました。

どうもありがとうございました!

こちらのメルマガは「カラー戦略マガジン」と銘打っておりますが、机上の空論にならないように、カラーの知識と一緒に、それにまつわる私の体験談をお届けしております。

体験談はあくまでも、カラーの知識の「オマケ」なのですが、ご感想をいただくのは、いつも「オマケ」に対しての方が多いです(笑)

もはや「カラー戦略マガジン」と呼ぶのが正しいのか?的な(笑)

でも、私の軸は「カラー」なのと、どちらにしろ、ご感想をいただくことはとても嬉しいので、これからも「カラー戦略マガジン」と名乗っていきます!(笑)

で、「クレジットカードの不正請求被害 」のお話に戻りますが、現在、クレジットカード会社の方で調査中です。

そんな中、ある方に「警察に行ったら?」と言われました。「相談だけでもしてみたら?」と。

そ、そうでした!!

Facebookとクレジットカード会社とのやり取りで疲れ果てていたのと、不正利用された金額が口座から引き落とされる前に気付き、金銭的な損害は無かったので、そういう基本的なことを忘れておりました!

時間のある時に警察に行こうと思いますが、警察に行くって、なんかちょっと怖いですよね。。。

ところで、あなたは、パトカーに乗ったことはありますか?

私はあるんですよ。

あ、悪いことをして捕まったんじゃありませんよ!

むしろ、良いことをしに行ったのです。

当て逃げ事件を目撃しまして、その証言を警察に頼まれ、OKをしたら、私の自宅周辺までパトカーで送迎してくれたのです。

送迎してくれたのは嬉しかったのですが、乗り降りする時に周囲の人にマジマジと見られたのは、恥ずかしかったナ(笑)

当て逃げ事件の目撃証言

私は横浜市の「日吉(ひよし)」という街に住んでいます。

慶応大学のキャンパスがあるので、慶応大学の学生さんがたくさん住んでいる街でもあります。

ある日の帰り道、私が駅からの下り坂を歩いていたところ、数十メートル先に妊婦さんが歩いていました。

離れたところからでも大きなお腹が分かり、「もうすぐ生まれるんだな」という感じでした。

妊婦さんと私が、てくてく下り坂を下っていたところに、若い男性が乗った原付バイクが、後ろからドッドッドッド…と走って来ました。

走って来たというよりは、下り坂の傾斜に車体を任せている感じで、スピードやハンドルをコントロールしている感じが無く、「危ない運転だな~」と思った直後、私の先を歩いていた妊婦さんに、

バーン!!

と当たりました。

妊婦さんは尻もちをつき、バイクの男性はバイクから投げ出され、坂道の上に仰向けにゴロンと横になりました。

バイクは道路の真ん中に倒れました。

私は瞬時に「どっちを助けよう?」と思いましたが、すぐに「妊婦さんだ!」と思い直し、妊婦さんに駆け寄ったところ、妊婦さんが「わぁ~!」と泣きながら、私の腕にしがみついてきました。

見ず知らずの私の腕に、泣きながらしがみついてくるなんて、相当ショックだったのだろうと思います。

妊婦さんに「大丈夫ですか?」と言ったり、背中をさすったりしていたら、妊婦さんに痛いところは無く、ビックリして泣いてしまっただけ、ということをご自分で話してくださったので、ひとまず安心しました。

と同時に、この、道路の真ん中で寝ている「若い男」を、どう成敗してくれようかと、私は怒り心頭になりました。

この頃には「若い男性」と丁寧に呼びたくなかったのですが、その理由は、若い男がなんと飲酒運転で、特にケガも無く、意識もはっきりしていてピンピンしていることが分かったからです。

私が妊婦さんの介抱をしている間に周囲に人が集まり始め、若い男に話しかけているのを横目で見ていたら、酔っぱらってフラフラしているものの、元気そのものだったので。

私は「飲酒運転で他人に、しかも妊婦さんにケガさせんのかぁ~!?」とアタマに来て、なぜか「私が成敗しなければ!」といきり立ち、妊婦さんの介抱を周囲の方にお任せすると、ずんずんとその若い男のもとに歩いて行きました。

そして男の手首をガシッと掴み腕を持ち上げて、男の腕がもげるかというぐらいにブンブンと振りながら、

「ちょっとあんた!!酒臭いんだよ!!」

と言いました。

そしたらその若い男がムクッと起きて、

「あ、俺、バイクを邪魔にならないところにちょっと停めて来ます」

と言って、道路の真ん中に投げ出されたバイクのところに行きました。

そしてバイクに乗って、道路の脇に寄せるのかと思いきや、そのまま逃げちゃったんですよ、またドッドッドッド…って。。。

周囲の男性が何人か「コラ~!」と言いながら追いかけましたが、飲酒運転でもバイクの方が早く、そのまま逃げられてしまいました。

その後警察が来て、目撃者数人に事情聴取を始めたのですが、同じ事件を目撃しているのに、みんな、言うことがバラバラなんです。

何がバラバラかって、証言する原付バイクの「色」が、です。

私は「白」だと言ったのですが、「蛍光の黄緑」と言う人もいれば「黄色」と言う人もいて、特に「蛍光の黄緑」と言う男性があまりにもしっかりと、安定した声色で「蛍光の黄緑でした」と言い切るので、私はだんだんと「白」だという自信が無くなってきて、

「そう言えば、蛍光黄緑だったかもしれないな…。うん、蛍光黄緑だろう!」と、

無理矢理、自分を納得させていました(情けないです…)

妊婦さんが救急車で運ばれ、目撃者は全員、警察に連絡先を聞かれ、その場はそれで終わったのですが、2日後、警察から電話がかかってきました。

用件は、

「バイクで逃げた若い男性が自首して来た。
その男性の話と、実際の状況を照合したいから、警察署まで出向いて証言して欲しい」

というものでした。

目撃者は何人もいて、自信満々に、論理的な口調で証言していた人もいたのに、どうして私だったのかというと、

「話が一番しっかりしていたから」

とのことでした。

それで、パトカーが送迎してくれた冒頭の話になるのです。

警察署に着いてすぐに、一番気になっていた「バイクの色」はなに色だったのか聞いたら、

「白」

とのことで、私の記憶が合っていることが分かったので、安心して、以降は自信をもって証言しました。

自首するかどうかの瀬戸際

警察の方との会話の中で分かったことは、その若い男性は、地方出身の慶応大学の学生さんだったそうです。

事故を起こした日はそのまま逃げてしまったけれど、一人暮らしのアパートに独りでいたら、どうなったのか心配で心配で、翌日こっそり事故現場に行ってみたら、自分を探す看板が立てられていて、怖くて怖くて仕方なくなり、実家の父親に電話をしたとのこと。

そしたら父親がすぐに飛んで来てくれて、父親に付き添われながら自首した、とのことでした。

そんな話をしている時のふとした拍子に、警察の方が、

「せっかく慶応に入れたのに、もうここで人生終わりだよなぁ~」

と言ったのです。(言葉はこれ通りじゃなかったかもしれませんが、意図はこんな感じの発言でした)

でも、私は全くそう思いませんでした。
今も、そう思っていません。

事故を起こした。しかも飲酒運転。←これはとてもとても、悪いこと。

逃げた。←これもとてもとても、悪いこと。

反省して、自首した。←これは良いこと。

父親に付き添われながらだとしても、自首して、罪を償っていくと決めたなら「人生終わり」ではないと思うのです。

飲酒運転で事故を起こしたことや、一度逃げてしまったことは、一生「悔い」として残ると思いますし、もしかしたら、妊婦さんに対して医療費や慰謝料などのお支払いを続けていかなければいけないかもしれません。

でも、自分の罪を認めて、償っていくと決めたこと自体が「人生終わってない」と思いました。

若い男性を擁護するわけではありませんが、ハタチ前後の「自首」は、一生分ぐらいの勇気が要ったのではないでしょうか。

それこそ、

「俺の人生は、もう終わりかもしれない」

と覚悟したかもしれません。

でも、勇気を出して、覚悟を決めたということは「人生終わりじゃない」ですよね。

ちなみに後で聞いたら、妊婦さんも、お腹の中の赤ちゃんも、無事だったそうです。

本当に良かった!!!!!

それと!

証言のために警察署に出向いて、私が拘束された分の時給をいただいたのですよ!

アルバイトじゃないけど、こういうことに、時給って出るんですね!

時給算出の根拠を教えていただきましたが、もともとお金の計算に疎い私なので、3秒で忘れてしまいました(笑)

後日振り込みで、いくらだったか、それも忘れましたが(笑)一の位が「7」円で、中途半端な時給だなぁ~と思ったのは覚えています。

「自信」が無くても「事実」はある

ところで、私は原付バイクの色は「白」だと心の中で思っていました。

「蛍光の黄緑」だと、安定した声色の、論理的口調で言い切る男性に気圧されて、終盤は自信が無くなり、モゴモゴしてしまいましたが、警察が私の話を、他の目撃者の話より「しっかりしていた」と判断したのは、どうも原付バイクの「色」の部分じゃなかったようです。

「話が細かくて、一貫性があった」

と言われました。

蛍光黄緑の男性の自信に気圧されて、自分の記憶に自信が無くなっていたとしても、「原付バイクの色は白」という「事実」は、私の中に残っていたのです。

自信は無くなりかけていたけれど、自分の中の「事実」として、残っていたんですね。

「原付バイクの色は…白」という言葉はモゴモゴしてしまったけれど、私の中に残っていた「事実」が他の言葉と繋がり、「話」という一体感のあるものになり、警察の方に伝わった、ということなのでしょうね。

この体験から、

「自信」が無い

ということと、

自分の心の中に「事実」がある

ということは、別モノなのではないか、と思いました。

もちろん、自分の心の中に「事実」があって、それに自信があれば最強なのですが、自信が無くても、自分の中に「事実」があれば、それは様々な形で外部に伝わるのではないか、と思っています。

例えば、ハタチ前後の社会人デビューして間もない、名刺交換もオロオロで、敬語もおぼつかないド新人だとしても、笑顔だったり、やわらかい声色だったり、こちらの椅子を引いてくれたり、荷物を持ってくれたり、といったきめ細かいお心遣いをいただき、とても感激したことが、私は何度もあります。

それはその方の中に、こちらを歓迎しようと思ってくださる「事実」があるから、オロオロして自信なさげだったとしても、お気持ちはヒシヒシと伝わってくるんですよね。

そしてもっと言うと、なぜ、その方が私にそういう対応ができるのかと言うと、その「会社」が良いからだと思っています。

「企業理念」などに明文化されているかどうかは別としても、その会社の価値観や信念に、

接する人には丁寧に、優しく

という要素が入っているから、その会社で働く方々にもその価値観や信念が浸透し、例えオロオロのド新人だとしても、相手を感激させる対応ができるのだと思います。

本日のお題は、

「思い内にあれば色外にあらわる」

で、意味は、

「心の中で思っていることは、自然と言動や態度にあらわれるということ。」

でしたが、これを法人レベルで捉えると、

会社が心の中で思っていることは、社員の方々の言動や態度で、世間に伝わりますよ。

ということだと思います。

私は「カラー」から派生して、プレゼン資料のUXデザインを行ったり、ロゴマークをデザインしたりなどの「ブランディング」のお仕事をさせていただいておりますが、社員の方々の言動や態度を整えることこそが、大きなブランディングになると思っています!

社員が残念な対応をしてしまい、「御里が知れる」なんて思われたら、それこそ残念ですよね。

逆ブランディングです。涙

お金を出して、何かを買ったり、外部に委託したり、ということで手に入るものはたくさんありますが、

・自分の会社の価値観とはどういうことか
・自分の会社の信念は何か

そして、

・それは経営陣から社員の方々に伝わっているのか
・社員の方々から世間に伝わっているのか

ということを「自分達で改めて考えてみる」ということが、本当はとても尊いことなのではないか、と思います。

冒頭に出てきた飲酒運転の若い男性も、自分の中の「価値観」「信念」という、自分の心の中の「事実」を認めたからこそ、勇気を出して覚悟を決めて、自首をしたのだろうと思うのです。

本日のカラー戦略的結論

思い内にあれば色外にあらわるのは、個人だけでなく法人も

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン033:顔色を読む ~グレーの「アシスト力」に守られる~

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こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

顔色を読む
かおいろをよむ

こちらの意味は・・・

相手の表情から、その人の機嫌の善し悪しを察すること。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

今回は「機嫌の善し悪しを察する」を言い換えて、

「相手の状況や気持ちを慮る」

ということについて、お話ししていきたいと思います!

なんだか尼僧のように尊いことを言っていますが、クレジットカードの不正請求被害に遭ったお話から、今回は始まります。笑

敬語が完璧でも、杓子定規な対応にイライラするのはどうして?

先日、クレジットカードの不正請求被害に遭いました。

Facebookに広告を出していないのに、広告を出した請求をされたのです。

簡単に申し上げますと、誰かが私のカードを不正に使って、Facebookに広告を出したんですね。

不正に使われた回数は64回で、合計金額は25万円ちょっとです。

WEB明細を見て、支払う前に気付いたのでまだ良かったのですが、カード会社の方とお話ししたところ、数字をランダムに組み合わせて15桁のカード番号をつくり出し、誰かのカード番号にヒットしたら、それを不正使用する輩が最近出てきているそうです。

なんと私のカードが、それにヒットしてしまった可能性があるとのこと。

そんなのにヒットしてしまうなんて、すごい確率ですよね!

私はその話を聞いた時「私、キテる!!持ってる!!」と思い、被害に遭っているのに、心が躍りました。

(※「キテる 」とは「運がやって来ている」というような意味で使っています。「持ってる」とは「運を持っている=運が良い」という意味で使っています)

そんなすごい確率でカード被害に遭うのなら、同じように、宝くじに当選する確率の運も持っていると思ったのです!

左に行くか、右に行くかの違いだけで、キテることは事実だと思いました!

(ちょっとアタマが南国ワイキキビーチですみません)

なので張り切って宝くじを買いに行き、さらに張り切って、前後賞狙いで連番を購入してみました!

200円という当選結果でしたが。爆笑

まぁそんな感じで捉えているので、不正請求被害に遭ったことは、別に悲観していません。

お金を支払う前に気付きましたし。

でもその後が、ものすごーーーく面倒で、疲れましたし、イライラもしました。

何にそんなに疲れて、イライラしたかと言うと、Facebookとカード会社とのやり取りにです!

64件も不正使用された明細は、WEBからダウンロードして、エクセルにまとめてありました。

それをFacebookに送って、請求をキャンセルしてもらうとか、犯人を見つけてもらうように言いたかったのですが、問い合わせ窓口の対応が、ものすごく杓子定規で、機械みたいな対応だったのです。実際に機械なのかもしれませんね。

問い合わせフォームがあり、内容を書いて、ファイルを添付するボタンもあるので、エクセルファイルを添付して送信したのですが、

「不正使用された日付と金額を書いて送ってくれないと、調べられません」

と事務的な回答が返ってくるだけだったのです。
(メルマガなので簡潔に書いていますが、実際は、もっと杓子定規で事務的な文章です)

不正使用された内容は、エクセルにまとめて添付しているのに、そのエクセルファイルを開いてくれないのです。

問い合わせフォームに不正使用された日付と金額を64件もベタ打ちするの!? そんな手間なこと、やりたくないよ! と思い、粘り強く、3回ぐらい添付ファイルを送り直してみたのですが、結果は変わらず、最後まで添付ファイルを開いてくれませんでした。泣

埒が明かないので、泣く泣く、64件もの不正請求の明細を、問い合わせフォームに手入力でベタ打ちして送信したところ、

「アカウントを乗っ取られたわけではないので、請求をキャンセルすることはできません。ご理解お願いします」

という血も涙も無い、これまたなにかのフォーマットをコピペしたような、杓子定規な回答が返ってきました。泣

Facebookのアカウントを乗っ取られたわけではないし、誰かにカードを不正利用されたことに関しては、Facebookは無関係なので請求はキャンセルしないよ、ということなんですね。

Facebookの言い分はごもっともです。

でも、直接お話しできる電話の窓口は無いですし、問い合わせフォームの返信は杓子定規で、こちらの状況や気持ちを伝えることができず、添付ファイルを開いてもらうこともできず、その不満を伝えることができないもどかしさもあり、とても疲れました。

しかし、さらに疲れたのが、カード会社とのやり取りです。

Facebookは問い合わせフォームでしかやり取りができず、十分なコミュニケーションを取れなかったことで、とても疲れてしまったのですが、カード会社は逆に、電話でしか、やり取りができなかったのです。

なので、Facebookからの杓子定規な回答を、私が電話で読み上げ、それをカード会社のご担当者が聞き取り、メモるという、、、。

あの、、、Facebookからの回答を転送できれば3秒で終わるのに、この手間は、ナニ・・・?

な・ん・で、電話でしかやり取りできないのカナ・・・?

おまけに一応、私の身辺でカード番号を盗まれた可能性も追わないといけないとのことで、カード会社から簡単な聞き取り調査があったのですが、それがもう、15年前にタイムスリップしたのかと思うぐらい、これまた杓子定規で時代遅れな質問だったのです。

なんと、一発目の質問で、

「目黒さんの周りで、Facebookをやっている方はいますか?」

と聞かれたんですよ!

Facebookをやっていない方もいますが、今の時代、FacebookはメジャーなSNSですよね!

それなのに、やっている方が少数派かのように、

「やっている方はいますか?」

なんて。。。

一瞬ポカンとして、

「・・・みんなやっていますよ?」

と答えると、

「繋がっている方は、何人ぐらいでしょうか」

と返されたんですよ!!

Facebookで繋がっている人の数なんて、パッと答えられるほど、きちんと把握していないので、

「何百人か何千人か分からないけど、いっぱいいますよ!」

と、イライラを抑えながら答えましたが、そんな私をよそに、さらに聞き取り調査は続きました。

カード会社「そのうち親しい方は何人ぐらいでしょうか」

私「・・・(←イライラを抑えている)あ、あのぉ、『親しい』ってどれくらいの関係のことを言うんでしょうか」

カード会社 「時々会うような・・・(←私のイライラに気付き、恐る恐る答えている雰囲気)

私「・・・(←引き続きイライラを抑えている)あ、あのぉ、このご時世、親しくても、あまり会えませんよね??」 

カード会社「あ、は、はい、そ、そうですね。。。」

私「なんのために、こんな質問をされるんですか!!??(←イライラ爆発)」

カード会社「も、申し訳ございません。。。ただ、質問しないといけない決まりがございまして。。。」

つまり、ご担当者も、バカげた質問だなー、今の時代に合っていない質問だなーということは認識しつつも、その質問項目に沿って聞き取り調査を進めることが社内の決まりなので、そうせざるを得なかったようです。

杓子定規で時代遅れな対応が、要らない手間をつくっていますよね。

時間も無駄遣いしているし、お互いのモチベーションも下がります。

「目黒さんの周りで、Facebookをやっている方はいますか?」

 なんて、Facebookが流行り始めた15年前にされる質問だよーオイオイオイオイ。

カード会社の質問項目は、15年間、アップデートされていないということなのでしょうか。

Facebookとのやり取りはもどかしいし、カード会社とのやり取りはバカバカしいしで、いくらアタマが南国ワイキキビーチの私でも、とてもイライラしてしまいました。

でも、今年の私のテーマの1つに、

「外部要因に振り回されない。自分の軸をブレさせない。いつも気持ちを落ち着けている」

ということがあるので、イライラしながらも、必死に気持ちを抑えようとしていました。

そうしましたら、そのうち、カード会社のご担当者に対して、イライラして申し訳なかったな、この方が悪いわけでもないのに。。。という気持ちが湧いてきました。

謝ろうと思い、

「さっきはイライラしてしまって、申し訳ございませんでした」

と言ったら、

「いえいえ、とんでもございません! ご自分のカードが不正利用されて、よく分からない状況なので、イライラされるのはごもっともでございます! どなたでもそうなると思います!」

と、初めてご担当者の「気持ちのこもったお言葉」を聞くことができました。

そして最後は、お互いの間に連帯意識みたいなものが芽生え、仲良しになった雰囲気で、電話を終えることができました。笑

私は接客マナーやビジネスマナーの研修講師もしていますが、気持ちがこもっていない杓子定規な対応は良くないですね、ネットでも電話でも。

たとえ敬語が完璧でも、相手の状況や気持ちを慮らない杓子定規な対応は、相手のストレスを高めるだけだと思いました。

ところで逆に「相手の状況や気持ちを慮る」、これがプレゼン資料上でもできると、相手が理解しやすくなる=売上アップに繋がる、というテクニックがあります!

テクニックと言っても、本当にちょっとしたことなんですけどね。

クレジットカードの不正請求被害のお話から始まりましたが、今回は、

「相手の状況や気持ちを慮る、プレゼン資料のカラー戦略」

をお伝えしたいと思います!

相手を慮る「理解促進ツール」とは

ページ数の多いプレゼン資料ですと、途中で「中表紙」を挟む場合がありますね。

中表紙は、何についてのお話か、どの階層でのお話かを相手に伝える「理解促進ツール」だと思います。

プレゼン資料を印刷してお渡しする場合は、この「中表紙」がホッと一息つける役割も担いますし、まさに、相手の状況や気持ちを慮っている1枚ですね!

しかし、オンライン上のプレゼンだったり、対面の場で大きなモニターを使ってプレゼンする場面では、その中表紙のスライドが出てくると「間が抜ける」「リズムが狂う」状態になる場合もあるのではないでしょうか。

一応、中表紙をスライドとしては見せるけれども、「では次は●●についてのご説明です」と一言だけの説明で、時間にすると1~2秒で、次のスライドに移られる場合が多いのではないかな、と推察します。

緊迫した雰囲気の、限られたプレゼン時間の中で、本当に必要な「間」なのかな、と思いますよね。

また印刷してお渡しする場合には、中表紙があるばっかりに「ページ送りがうまくいかない」ということもあると思います。

例えば、2ページを並びで見せたい、見開きで見せたいから、あと1ページ増やすか減らすかしないといけない、という場合です。

そんな時に「中表紙」のような、あれば便利だけれども、重要度は大して高くないページの存在、というのは悩ましいですよね。

そういう時、中表紙に代わる役割を担ってくれるのが、

グレーの直角三角形で作る「タブ」

なのです!

注目すべきはグレーの「アシスト力」

「グレーの直角三角形のタブ」の作り方は、上の画像のように、グレーの直角三角形に、その「章」(階層やサブタイトルなど)のタイトルを書いて、角を合わせてページの隅に置くだけです。

置くページは、その章の階層下にある全てのページに置いても良いですし、章の最初のページだけに置いても良いと思います。

サンプル画像でご説明しますね。


中表紙です。
(章のタイトル)


中表紙の次のページです。
(章の階層下のページ)

これらの2ページを「グレーの直角三角形」を使って、1ページにまとめることができます。

このグレーの直角三角形が、中表紙の小型版、つまり「タブ」となって、プレゼン資料を見た相手の理解が促進される「目印」となってくれるのです。

つまり、この「グレーのタブ」があるだけで、そのページが何のお話をしているのか、どの章の階層下にあるページなのかが、一目瞭然になります!

そして1ページをまるまる使うわけではないので、「ホッと一息つける」ということはできませんが、「間が抜ける」「リズムが狂う」ということが無くなります!

緊迫した雰囲気の、限られたプレゼン時間の中での、微妙な「間」も無くなります!

ではこの直角三角形のタブの色はなぜ「グレー」なのでしょう。

それはグレーの「あまり目立つ色ではない」という特徴を、逆手に取っているからです。

「あまり目立つ色ではない」ということを言い換えると、グレーは「他の色を邪魔しない、謙虚な色」ということです。

むしろ他の色が目立ちやすいように、アシストしてくれる色なのです!

例えば、iPadのキーボードの色の一つにも「グレー」があります。

私もこのグレーのキーボードを使っていますが、キーボードの色が視界を邪魔しないので、画面に集中できるんですね!

そして当然、キーボードとしての役割も果たしています。

プレゼン資料上では、このグレーのキーボードのような役割を「グレーのタブ」が担ってくれるのです!

そのページが何のお話をしているのか、どの階層下にあるページなのかを伝えながら、そのページの内容に集中させてくれるのです!

一人二役の働きです!

なので、プレゼン資料を見た相手の理解が促進され、引いては、売上アップにも繋がるんですね!

グレーの素晴らしい「アシスト力」ですね!

地下発! パラパラ漫画からスタートしたアイディア

ところで「グレーのタブ」の形がなぜ「直角三角形」なのかは、「ページの隅にピタッとはまるから」です。

実はこの「グレーのタブ」は、ノートのページの隅などに描く、パラパラ漫画から思いついたアイディアです。

私の経験から思いついたアイディアなのですが、以前、ページ数が多いプレゼン資料を印刷して、プレゼン相手に渡したことがありました。

私が帰った後で、プレゼン相手が「あれはどこに書いてあったっけ~?」とパラパラとページをめくることを想定して、一発で目的のページを見つけてもらうにはどうしたら良いかな?と考えながら、プレゼン資料を作りました。

私はすきま産業の自営業なので、

「プレゼン資料をちゃんと見てもらえない」

という底辺からスタートしているんですね。笑

なので、頼まれていなくても、相手がやりやすくなったり、喜んでくださることをいつも考えていまして、地下から地上に上がるために必死です。笑

「プレゼン資料を1枚1枚きれいにめくってもらえなくても、パラパラと軽くめくるだけでも、どこに何が書いてあるか、一発で見つけられるプレゼン資料にするにはどうしたら良いだろう?」

と、必死に考えた結果、パラパラ漫画がヒントになり、グレーの直角三角形を、当初は「しおり」として、ページの隅に置くことを思いつきました。

そして、パラパラとページを軽くめくる時だけではなく、相手の理解も促進してくれる「タブ」として、アイディアは膨らんでいきました。

小さなことですけどね。

どの隅に置くかは自由!

パラパラ漫画からスタートしている「グレーのタブ」なので、どの隅に置くかのルールはありません。

自由です!!

4つあるページの隅の、どこに置いていただいても大丈夫です!

自由にデザインしていただけたらと思います!

最も見やすいのは、サンプル画像のように「左上の隅」ですが、ヘッダーのデザインの関係などで、左上の隅に置くことが難しい場合には、他の隅でも大丈夫です!

相手に喜ばれる行動とは

プレゼンも、プレゼン資料も「相手ありき」のものですから、まずは「相手の状況や気持ちを慮る」ことが大切ですね。

それを「行動」で表現すると、

相手に合わせて、臨機応変に対応する!

ということも、一つなのではないでしょうか。

プレゼン資料を見た相手の、理解促進のために、

●「中表紙」がベストの時には、1ページをまるまる使って中表紙を入れる。

●1ページをまるまる使うことはしたくないけれど、中表紙のような役割のものが欲しい時には「グレーのタブ」を入れる。

どちらも、相手を慮っての判断と対応です。

相手を慮ってのアイディアは、どんどん出していきたいですね!

こんな風に、杓子定規ではない、臨機応変な対応は、相手が喜んでくださることに直結します!

だって「相手を特別扱いしている」ということだから。

相手を慮る臨機応変な対応の一つに、今回ご紹介した「グレーのタブ」を追加していただけたら、とても嬉しいです!

本日のカラー戦略的結論

相手を慮る時は、グレーの力を借りよう!

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン

カラー戦略マガジン032:カラスの濡れ羽色 ~後ろ髪が乱れている女性に注意!~

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色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

烏の濡れ羽色
からすのぬれはいろ

こちらの意味は・・・

髪の毛が、水に濡れた烏の羽のように、真っ黒で艶のあるようす。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

今回はこちらのことわざにちなんで、髪の毛を見ただけで分かる「心に余裕の無い女性社員の見分け方」をお伝えします!

「心に余裕の無い女性社員」に気付いて、フォローすることは、ケアレスミスを防ぐことになり、引いては会社全体の売上アップにも繋がります!

特に男性上司の方、必見ですよ!(笑)

髪の毛から、部屋や財布の状態まで透視できる

今までたくさんの女性の「パーソナルカラー分析」を行ってきた私ですが、自分なりに統計を取ることができたことがあります。

統計、と言いますか、事実です(笑)

それは「後ろ髪が乱れている女性は、部屋が汚い」という事実です。

顔はとても綺麗にメイクされています。

そして前から見る分には、パッと見、髪の毛も整っています。

しかし、後ろから見てみると、髪の毛がボサボサだったり、枝毛だらけだったりする女性は、100%、いえ、200%、部屋が汚いです(笑)

私はハッキリお伝えしますので、そういう女性にパーソナルカラー分析をさせていただいた時には、

「部屋、汚いでしょう?」

とハッキリ聞きます。

そうすると皆さん、

「えーーー!!!なんで分かるんですか!? なんか見えるんですか!? 霊感とかあるんですか!?」

とビックリなさいますが、答えは簡単で、後ろ髪が乱れている女性は、自分の目が届かない部分を、気にする余裕が無いのです。

自分の目が届く範囲を整えるだけで、いっぱいいっぱい。

心に余裕が無いのです。

なので、自分や家族以外の目にさらされることの無い部屋は、まず汚いです。

古くなって劣化した化粧品を、処分せずにゴチャゴチャと溜めてありますし、脱いだ服が地層のように積み上がっています。

お財布の中も、古いレシートや使わないポイントカードでいっぱいです。

靴のかかとも、片側だけ減っていたりします。

このように、目に付きにくい部分が「汚い」または「だらしない」のです。

どうしてここまで分かるかと言うと、かつての私がそうだったので(爆)

私の一番ひどい時は、朝、前の日のメイクを落として、すぐにその日のメイクをしたりとか、スーツのまま、炬燵で寝たりしていました。

もう、お風呂に入って着替えるという、健全な日常生活を送る余裕が無かったんですね。

そんないっぱいいっぱいの生活を経て、今のお仕事に就き、後ろ髪が乱れている女性達に出会うと、かつての私と同じだなぁと思います。

そして彼女達に、

「部屋、汚いでしょう?」

と聞いていったところ、100%の確率で、

「えーーー!!!なんで分かるんですか!?」

と驚かれるので、こりゃもう統計の域を超えて、事実だな、と思った次第です。

で、ここからが本題です!

こういう女性と一緒にお仕事をするうえで、気を付けないといけないのは、

心に余裕が無い=ケアレスミスが多い

という事実です。

例えば、照明の消し忘れとか、FAX番号の打ち間違えとかです。

でもそういう小さなことでも、失敗するとご本人は凹みますし、周りに迷惑をかけて、信用を失うこともありますよね。

なので、一緒に仕事しているメンバーに、後ろ髪が乱れている女性がいたら、そっとフォローしてあげるのが良いのではないかな、と思います。

フォローの仕方は、次のセクションでご案内しますね!

フォローのお声がけはソフトに

私のようにハッキリと、

「後ろ髪が乱れているね」とか、
「部屋、汚いでしょう?」

と言うと、普通はショックを受けるので、言わないでくださいね(笑)

私は「パーソナルカラー分析」を行うという、非日常的な場面で相手を観察する立場なので、ハッキリ言っても受け入れられますが、普通は、日常の場で、一緒に仕事をしているメンバーや上司からそんなことを言われると、ショックを受けたり、はぁ?(怒)と思ったりすると思います。

ですので、

「最近、どう?」
「なんか、困ってること無い?」

と、ソフトにお声がけするのが良いのではないかな、と思います。

フォローする時に、身に着けると良い色がございますので、次のセクションでご紹介しますね!

どんな風にフォローしたいかで、選ぶ色は変わってきますよ!

優しくフォローしたい場合

ピンクのネクタイか、ピンクのスカーフ、ピンクのトップスなど、顔周りに「ピンク」を持ってきましょう!

もし、濃いピンクか薄いピンクかを選べるのであれば、薄いピンクの方が「優しい」雰囲気を出すことができます。

そして、模様は目立たないものか、無地が良いです。

なるべく、純粋なピンクパワーを全開にしたいのです!

そしてその女性に、

「最近、困ってること無い?」

と聞いてあげてください。

そうすると優しさが伝わり、気持ちのうえで甘えさせてあげることもできるのです。

ピンクは優しさを伝えられる天才ですから、その女性は、とてもリフレッシュできると思いますよ!

傾聴でフォローしたい場合

ベージュのネクタイか、ベージュのスカーフ、ベージュのトップスなど、顔周りに「ベージュ」を持ってきましょう!

もし、ベージュが無ければ、茶色でも良いです。

ベージュと茶色の効果の違いは、ベージュの方が明るい印象を与え、茶色の方が安定感や安心感を与えます。

そしてやっぱり、模様は目立たないものか、無地が良いです。

模様に干渉されずに、純粋なベージュ(茶色)パワーを全開にしたいからです!

そしてその女性に、

「最近、困ってること無い?」

と聞いてあげて、徹底的に傾聴してあげましょう!

ベージュや茶色は、自分が脇役になって、相手の話を聴いてあげる時に最適な色です。

相手にリラックス効果を与えられる色なのです。

さらに言うと、良い・悪いのジャッジはせずに、ひたすら話を聴いてあげることで、その方は澱を吐き出すことができます。

もし、良い・悪いのジャッジが必要であれば、その方が澱を全て吐き出した後の、人の意見を受け入れられる余裕ができてからが良いのではないかな、と思います!

フォローのミソ

気持ちに余裕が無い女性のフォローをすることで、彼女のケアレスミスを未然に防ぐことができます。

結果として、お互いに仕事の効率が上がり、充実し、楽しくなります!

「仕事の効率が上がり、充実し、楽しくなる」って、サラッと文章にすると大したことの無いように見えますが、でもその喜びが、次のお仕事の、明日の、活力となって繋がっていきますよね!

日々、その連続ですよね。
そしてその連続で、人生はつくられていきますよね。

なので、「女性の後ろ髪」を観察することは、実は自分の人生にも、お相手の人生にも関わる、ものすごーーーく、大切なことなのです!!

特に、女性の部下の気持ちが分からなくて、扱いに困っている方は、すぐにこの「部下の女性の後ろ髪観察大作戦」を実行してみてくださいね!

でも、あんまりジロジロ見ると逆に嫌われますので、あくまでも、そっと観察してくださいね(笑)

フォローされた女性は、きっと気持ちに余裕ができ、生活も整って、自分に自信も生まれ、もう、後ろ髪は乱れなくなることでしょう!

そして髪の色は黒じゃなかったとしても「烏の濡れ羽色」のようなツヤが生まれ始めたら、フォローは大成功の証です!

「部下の女性の後ろ髪観察大作戦」のゴールです!

これは、ご自分の人生も、お相手の人生も、烏の濡れ羽色のように、ツヤツヤと輝き始めるスタートでもありますね!

本日のカラー戦略的結論

「烏の濡れ羽色」はゴールでもあり、次のスタートでもある

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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カラー戦略マガジン031:嘴が黄色い ~行き詰った時には「黄色」のエネルギーを~

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特許取得の色彩設計師® 目黒潤の「カラー戦略マガジン」を開いてくださり、どうもありがとうございます!

こちらのマガジンでは、古来から伝わることわざや慣用句から「色」が入っているものをピックアップし、現代のカラー戦略で読み解いていきます!

あなたの日々の生活や、ビジネスシーンに活かしていただき、「選ばれ力」をアップしていただけたら、とても嬉しく思います!

色彩設計師® 目黒潤

本日のお題

嘴が黄色い
(くちばしがきいろい)

こちらの意味は・・・

年が若くて経験が浅いことをあざけっていう言葉。
ひな鳥の嘴が黄色いことから。

(出典:ことわざ辞典 ONLINE.)

だそうです。

2019年2月22日の「毎日新聞」の「余録」にも、本日のお題と関係した面白い記事が載っていました。

—————————————————————————-

「くちばしが黄色い」とは未熟なことで、鳥のヒナのくちばしの色に由来する。餌を求めて大きく開いたヒナの口の中も黄色いが、この色と開いた口の形が親鳥の本能を刺激し、餌を与える行動を促すという。

—————————————————————————-

だそうです。

本日はこちらのことわざと、私の失敗談(涙)から、「黄色を使ったコミュニケーション」についてお話ししたいと思います!

「嘴が黄色い」のは私だった

先日、実家の祖母とzoomで話しました。

祖母はお陰様で元気な98歳で、会話もできますし、着替えなど、身の周りのことも一人でできます。

夜9時になると「大変、もう寝なきゃ!」と言ったりして、時間の感覚や生活のリズムもしっかりしています。

そんな祖母だったので、zoomでも楽しく話せると思っていたのですが、今回はちょっとかわいそうなことをしてしまいました。

祖母は、私のことを「潤という名前の子(すみません、祖母から見ると、47歳の私でも「子」なので。。。)」ということは分かっているのですが、私が誰の娘なのか、自分との間柄はなんなのか、その辺の関係性が、すぐには分からなくなっていたのです。

zoomで私と顔を合わせて、キョトンとしている祖母に「●●の娘だよ」とか「おばあちゃんの孫だよ」と言っていたら、徐々に思い出してくれたのですが、それでも終始、分かったような分からないような、いまいち腑に落ちない顔をしていました。

私は祖母と話しながら、祖母がキョトンとしてしまったのは「zoom」のせいもあると気付きました。

話している最中に何度も「帰って来たんか(帰って来たんだね)」とか「道中、寒かったやろ」と、まるで私が帰省して目の前にいるように、声をかけてくるので、なにかおかしいな・・・とは思っていたのですが、後で祖母の傍にいた母に聞いたところ、祖母は、私が隣の部屋にいると思っていたそうです。

そして隣の部屋にいるのに、どうして私が自分の傍に来ないのか、「横浜は寒いよ」と言っているのか、不思議に思っていたそうです。私が隣の部屋にいるとしたら、なぜパソコンのモニタの中に私がいるのか、つじつまが合いませんが、祖母の中では、そう考えた方がつじつまが合っていたのでしょう。

それくらい、祖母の中では、モニタの中の私は「あり得ない」私だったのでしょう。

祖母と話している途中から少し悲しくなり、反省の気持ちが湧いてきました。

いくらzoomが便利だと言っても、大正13年生まれ・98歳の祖母に、いきなり画面越しに話しかけてしまって、祖母を混乱させてしまったということに気が付いたからです。

祖母が混乱するかもしれないということに、想いが至らなかった自分。

世間がzoomに慣れたのもつい最近だというのに、「私はzoomに慣れた」「zoomで話せば便利」という片側の面・自分側の面しか、見えていませんでした。

距離を気にせず、コミュニケーションを取れるようになった、スーパーツール「zoom」。

しかし今回は、コミュニケーションツールとしてふさわしくありませんでした。

「コミュニケーション」って、こういうところから考え直さないとダメですね。

片側の面しか、自分側の面しか、見ていないか?

何を隠そう、「嘴が黄色い」のはこの私でした。

相手への想いやりが未熟でした。

多面的に、重層的に、相手を想える自分でありたいです。

祖母にはその後、ハガキを出しました。

これなら大丈夫です。笑

相手を否定しないことの大切さ

私は20歳前後の時、鼻の中から眉間にかけてポリープができて、全身麻酔の切除手術を受けたことがあります。

(お陰様で良性で、命には全く別状ありませんでした)

大部屋に入院したのですが、その部屋のメンバーに、病院の主のようになっている、長期入院のおばあさまがいらっしゃいました。

こちらのおばあさま、お茶目な愛されキャラで、看護師さんや入院患者達の人気者だったのですが、一点だけ、現実世界とつじつまが合っていないことがありました。

それは何かと言うと、ずーっと、自分の子供をおんぶしていると思い込んでいたことです。

おばあさま曰く、子供の年齢は4歳で、名前は「まぁやん」でした。

いつも周囲に、まぁやんがどうしたこうした、と、まぁやんの近況報告をするし、食事の時も、スプーンでお料理をすくい、後ろをちょっと振り返って、まず一口目は、まぁやんにあげようとしていました。

そして毎回「まぁやん、食べないの?」と宙に向かって何度も聞き、「食べないんだったら、母ちゃんが食べちゃうよ。全くもう」と、少し怒りながら、結局はそのスプーンの一口を自分の口に入れます。

看護師さんにも「まぁやんをお風呂に入れたいから、お湯を沸かして持って来て」と頼んだりしていました。

毎日こんな感じで、架空のまぁやんと共に過ごす日々でした。

でも、周囲の私達は、全く負担にならなかったですし、気味も悪くなかったのです。

なぜならば、「まぁやんなんて、いないよ!」とそのおばあさまを否定するのではなく、「私達には見えていないけれど、そのおばあさまには見えているのだろう」ということにして、みんなでそのおばあさまの言動に合わせ、まぁやんバナシに付き合っていたからです。

(※霊的なこととは違います)

その方がお互いに気持ちがラクで、関係もスムーズでした。

その時私は、「正さない方が良いこともあるのだな」ということを学びました。

「正す」と言うと格式ばった言い方になってしまうのですが、要は、大多数の人に「見えない」ものを「見える」と言う人は、大多数の人と感覚が違うだけで、正しい・正しくないでジャッジできるものじゃない、ということが分かったということです。

なので、そんなことで諍いを起こしたり、ピリピリしたりする必要も無い、ということも分かりました。

「自分の感覚とは違うけれど、こういうこともあるのかもしれない」という寛容性を学べたこの経験は、私にとってとても大きなものでした。

自分の感覚だけが全てじゃない。
自分の見えていることだけが全てじゃない。

自分には分からなくても、見えなくても、「そういうこともあるんだね」と否定しないということも、大切なコミュニケーションだと学びました。

「分かる」とか「見える」ということは、コミュニケーションの答えじゃないんですね、きっと。

実家の祖母とzoomで話した時、zoomは祖母の顔を見せてくれ、声も聞かせてくれましたが、もっと大切だったのは、その奥にある祖母の感覚に、想いを馳せることだったんでしょうね。

黄色のエネルギーは気分転換に最適!

ところで「黄色」を見ると、身体にとても良い効果があります。

「エンドルフィン」というホルモンが分泌され、明るい気持ちになったり、脳が活性化する効果があるのです。

そして身体だけでなく、心にも素晴らしい効果がもたらされます。

「黄色」って、太陽や光をイメージさせる色ですよね。

そして、美味しい果物の色でもあります。

太陽(光)も果物(食べ物)も、人間にとっては、生きるために必要なものですね。

なので人間は「黄色」を見ると、明るく希望に満ちた気持ちになったり、安心したりします。

つまり「黄色」を見た場合の、身体への効果と心への効果を総合すると、

脳が活性化して、明るい気持ちになる

ということなんですね。

こういう素晴らしい効果を持つ「黄色」は、

「この企画、、、今のままでも良いけど、もうひとひねりあると完璧なんだけどな。なにか無いだろうか」

と行き詰まった時に使えます!

くすんでいる黄色ではなく、眩しいくらいの、パッ!と明るい黄色を目にすることが、行き詰まった状況の打開策になるのです!

簡単に申し上げると、黄色は「気分転換をして、打開策を見つけるのに最適!」な色なのです。

特に私のおススメは「黄色を使ったぬり絵」です。

レモンやバナナ、ひよこなど、黄色い色をしているモノの輪郭を、下手でも良いのでサインペンで描いて、その輪郭線の中を黄色のペンや色鉛筆でひたすら塗るのです。

「ぬり絵」なんて子供時代から何十年ぶり、という方が多いのではないでしょうか。

それだけでも童心に帰って癒されるのに、黄色く塗られていく紙面を見ていると、脳が活性化して、明るい気持ちになっていきます!

そしてそのうち、フッと、打開策をひらめいたりします!

お金もかからないですし、場所も取らないですし、スカッと気分転換できて打開策も見つけられる、最高のワークです!

さて、「行き詰まる」というのも、相手あってのハナシですね。

お相手のことを考えて、「もっと良くしたい!」と思っているからこそ、「行き詰まる」のです。

お相手は、こちらが行き詰まっていることを分かっていないかもしれませんし、今度初めてお会いする方で、今はまだお会いしたことの無い方かもしれません。

でも黄色には「分かる or 分からない」「見える(会っている) or 見えない(会っていない)」は関係無いのです!

「気分転換をして打開策を見つけようとする」という、お相手に想いを馳せる方法で、黄色がお相手とのご縁を取り持ってくれますよ!

黄色のエネルギーを使う、時空を超えたコミュニケーションです!

本日のカラー戦略的結論

黄色で時空を超えたコミュニケーションを

現代のカラー戦略で読み解いた「まとめ」

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